5歳ひまわり組2017年度8月のまとめ

健康

発熱と咳で1~2日欠席した子がいたが、回復も早くプールや泥んこに参加でき、殆どの子が夏の遊びを満喫できた。異年齢保育により、他クラスの保育室で過ごした子は、小さい子の手本になるように着替時や身支度の整理を意識していた。歯磨きや手洗いがおざなりになる時には、声を掛け、外から入室した際にタオルで清拭し、汗を拭う心地良さを知らせた。夏休みで生活リズムが変わった様子が見える子には、声を掛けて少しずつ園での過ごし方を取り戻せるようにしていく。

人間関係

異年齢保育期間中は、3歳、4歳の子に優しく接し、生活の仕方を教えて、積極的に世話を行う様子が見られ仲間意識が高まったので、引き続き関わる機会を設けていく。同年齢の子とは「一緒にやろう」と遊び以外の活動も誘い合って進める姿があるが、ふざけて目的が中途半端になったり真似て終わることがあるので、一人ひとりの個性が出せるようにきっかけを伝えていく。みんなで力を合わせることの楽しさと達成感が味わえるように活動を展開していく。

環境

異年齢保育が始まると、持ち物の置き場所や室内での動きに戸惑いがあったが、名前の明記や、ロッカーの空いてる所を見つけて使えるようになる。着替え、給食、午睡、おやつ等の切り替え時には、移動をして分かりやすくしたので活動がスムーズになる。

机上と床上で広げて遊べる場所を作り、充実感を得られるようにした。玩具や絵本の入れ替えをして、季節を感じられる制作を取り入れていく。

言葉

友だちの名前を呼び捨てにして、親近感を持つ子がいる。遊びの道具や玩具を譲り合う言葉も聞かれるが「自分が先」を通して言葉が厳しくなることがあるので、思いやりが持てるように話し方を知らせる。「メガネ」をかけている子にニックネームをつけて呼ぶことがあったので、それぞれ必要な物があることを伝え、悪意がなくても言わないように話をし、相手の思いに気づかせる。小さい子には、散歩時に励ましや優しい言葉が聞かれるようになったので今後も様々な場面で関わりを持てるようにする

表現

それぞれが夏休みに祖父母と過ごしたり、外出先で様々な体験をした事を思い出して皆の前で話したり、絵に描いたり、廃材制作で表す。異年齢で、くもの巣や虫作りも楽しめたので、素材を整えてイメージしたことを形にしやすいように用意する。運動会のポスター制作では、昨年の写真を参考に描き、パラバルーンやリレーをがんばろうとする姿があるので、楽しみながら活動していく。

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