健康
進級したことに喜びや期待を感じ、張り切って身の回りの事を自分でしようとする。自分でやってみようという意欲を大切にしながら、丁寧にやり方を伝え、必要に応じて援助する。「むっくりくまさん」「色探しゲーム」「転がしドッチボール」などで簡単なルールのある遊びを楽しんでいるので、今後も様々な運動遊びを取り入れていく。季節の変わり目で、鼻水や咳が出る子が多いので、家庭と連絡を取りながら健康に過ごせるようにする。
人間関係
好きな遊びを通して、友達との関わりを楽しむ。幼児クラスになり異年齢児との関わりも増えてくるので、行事や活動を通して親しみを持ちながら楽しめるようにしていく。遊びの中で、言葉よりも先に行動で気持ちを表現する場面もあるのでお互いの気持ちを代弁しながら見守っていく。
環境
天候の良い日には、散歩に出かけ草花や虫など春の自然に触れる。保育者も一緒に触れ、子どもたちの驚きや発見に共感していく。室内では、おままごとやブロックなど好きな遊びを楽しむ。
子どもたちの見立て遊びを大事にしながら、保育者も一緒に遊びの幅を広げられるようにする。
言葉
保育者や友達との会話を楽しみ、散歩の後は「たのしかった」「また、いこうね」と気持ちを言葉で伝えている。してほしい事やしたい事を自分で伝えたり、傍にいる子が代弁したりする。保育者との信頼関係の中で、子ども一人一人の思いを丁寧に汲み取り、表現方法を知らせていく。
表現
「こいのぼり」のうろこをクレヨンで塗り絵をして、「こいのぼり」の形の台紙にそのウロコをのりで貼り、こいのぼり制作をする。身近な用具や素材に触れ、用具の使い方を確認しながら、子どもたちのやってみようとする姿を大事にし、満足感を味わえるようにしていく。