1歳たんぽぽ組2019年度3月のまとめ

食事

苦手な食材を友だちの食べる姿を見て少し口に入れてみたり、食べてみようとする子や完食した器を見せて「ぴかぴかなったよ」と嬉しそうに見せる子がいる。量を事前に調節することで食べる楽しさを味わえるようにしていく。

睡眠

気に入った絵本や玩具を持ち、自分の布団に自ら入って入眠する。一人一人の様子に応じて、トントンしたり背中をさすったりして入眠に誘うと安心して心地よく入眠する。音楽を流して落ち着いて入眠できる環境を整えていく。

排泄

個人差はあるが、「でた」と言って排泄を知らせ自らトイレに行ったり、午睡明けにタイミングが合うとトイレで排尿したりすることがある。布パンツに興味を持っている子もいるので、紙パンツの上から履いてみたりしながら布パンツへの移行を保護者と相談し少しずつ進めていく。

健康

鼻水が出たことに気づき「はなみず」と知らせ自分でティッシュを取りに行く子、友だちの鼻を見て渡してあげたり、拭いてあげたりする子がいる。感染症への対策として手洗いを今まで以上に丁寧に行い、加湿器やエアコンを活用し、室温、温度、換気に留意し快適に過ごせるようにする。

身体発達

戸外に友達や保育者と手を繋いで出掛け、電車を見たり遊具で遊んだりして散歩を楽しむ。指先を上手に使えるようになってきて、ほとんどの子が靴下や靴を自分で履き、中には友達の手伝いをする子もいる。活動の中に指先を使う遊びや体を沢山動かす遊びを取り入れて発達を促していく。

情緒面

自分の思いが伝わらなかったり、上手く表現できないと涙を流して訴えたりする姿がある。部屋が進級クラスの部屋になり、環境も変わることで不安になることもあるので、一人一人の様子に合わせて丁寧に関わり安心して過ごせるように興味を持っているおもちゃで保育者も一緒に遊ぶ。

言葉

指差ししたものと発語した言葉が一致したりして、友達や保育者とのやり取りを喜ぶ姿がある。「三匹のこぶた」や「三匹ちょんちょんはりねずみ」などの紙芝居を見て、出てくる動物の名前を言ったり、歌を歌ったりしながら楽しむ。子どもの話したい気持ちや伝えたい気持ちを大切にし、ゆったりとした落ち着いた雰囲気の中で、子どもの自由なつぶやきや言葉を大切に応答していく。

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