1歳たんぽぽ組2023年度8月の保育日誌

8月 9日(水) 晴れ  菊池
初めて大きな紙で絵の具遊びをする。保育者が支度をしている時から興味を持ち、筆を貰うとすぐに色を塗ってみようとする児が多くいる。最初は小さく描いていたが次第に大きな動きで描いていく。他、タンポ押しや手に絵の具をつけて手形をつけて楽しむ児もいる。絵の具に触れることを嫌がる児がいると想定していたが、殆どの児が絵の具に触れることができる。手に絵の具がついたことで終わりにする児もいるが、高月齢の児を中心に集中して楽しむことができたので、今回は1色だけにしたが、色を増やしたり絵の具に触れたりする機会を多くすることで、感触や表現することを楽しめるようにしていきたい。

8月 17日(木) 晴れ  城間
0歳児クラスと一緒にリズム遊びをする。保育者の伴奏に合わせて歌を歌ったり、身体を動かしたりして遊ぶ。知っている曲が流れると一緒になって歌う児もいる。初めての活動ではあったが興味を示し、保育者の真似をしながら子ども同士で顔を見合わせて笑い合う姿が見られる。保育者同士で動きの確認をしてよりのびのびと身体を動かしたり、動物になりきって遊んだりすることを楽しんでいけるようにしていきたい。また、音楽やリズムを積極的に取り入れて皆で楽しめるようにしていきたい。

8月 25日(金) 晴れ  齊木
新聞紙遊びをする。保育者から新聞紙を一枚受け取ると、ビリビリ破いたり、丸めたりして遊び始める。床に寝転び、細かい新聞を上からかけてもらったり、ビニール袋に集めて詰めたものに耳や目を付け、ウサギ・クマ、恐竜を作ったりして遊ぶ。両手を器用に使い自分でちぎっているが、指先を使ってちぎることが難しい児には、切り込みを入れて渡すと裂くようにして破いて楽しんでいる。また、新聞紙を自由に破いたり丸めたりしながら、ビリビリという音や紙と紙がこすれ合う時のカシャカシャという音、感触や形の変化を楽しんでいきたい。

8月 30日(水) 晴れ 萩原
網くぐりや洗濯ごっこなどのいくつかの遊びを設定してみる。網くぐりでは、四つ這いや腹這いになって網を潜り抜けたり、網越しに友達と顔を見合わせたりして遊んでいる。サーキット遊びの一つとして取り入れようと考えていたが、子どもたちが興味をもつのが早く、多人数が集まってしまったので、網くぐり単独にして十分に遊べるようにする。今後は、サーキット遊びとして、巧技台なども組み合わせて高低差をつくることで、身体の動きを考えたり、巧緻性を育んだりできるよう、取り入れていきたい。洗濯ごっこでは、ベビーバスや洗濯ばさみなどを用意すると、タオルや人形の服を洗う真似をして、干している。保育者や友達の真似をしたり、家庭での経験を思い出したりして、イメージを共有しながら遊ぶことができる。中には、ベビーバスに人形を入浴させて、体を拭くような様子も見られる。イメージを共有できるよう保育者が仲立ちし、表現して楽しめるよう援助したい。

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