1歳たんぽぽ組2023年度9月の保育日誌

9月 1日(金) 晴れ  萩原

部屋で盆踊りをする。アンパンマンのお面を見ると「あんぱん!!」「ぱんまん!!」と喜ぶ。お面があることで皆気持ちが高まっていき、笑顔でいきいきと踊っている。その後、2階のお祭り会場に向かう。中には3・4歳児室に入ると戸惑いや緊張で保育者の傍から離れるのが難しい児も数名いる。事前に少人数ずつ幼児クラスの太鼓や盆踊りを見に行って、お祭りの雰囲気を感じたり、階段のぼりや2階の部屋の環境に慣れたりしておくべきだったと反省する。それぞれのコーナー遊びでは、5歳児や保育者に促されてまんべんなくコーナーをまわる児がいれば、好きな遊びを繰り返し楽しむ児もいる。それに対して、5歳児も個に応じて声の掛け方を変えたり、ゆったりと関わってくれたりしてくれたことで、1歳児も十分に楽しむことができ良かったと思う。

9月 7日(木) 曇り  菊池

園庭に出て遊ぶ。ままごとや車など好きな玩具を持ち、友達と同じ遊びをしようとする姿が見られる。また、幼児が遊ぶ姿を見て真似しようとする児もいる。ままごと遊びではタイヤをテーブルにしたり、草を抜いて「やさい」と言ったりと見立て遊びが多くみられる。保育者も一緒に遊び、言葉掛けをすることにより遊びの広がりが見られたので、発想を大事にしながら遊びが広がるような声掛けなどを行っていく。今日は暑さが落ち着き、園庭でゆったりと遊ぶことができる。これから戸外遊びがしやすい気候になると思われるので、ゆっくり外遊びを楽しみたい。

9月 13日(水) 晴れ 城間

新聞遊びをする。ちぎったり、動物の尻尾に見立ててズボンに挟むなど保育者の真似をして遊んだり、ロッカーに新聞を集めて入れして楽しむ。新聞を一人一人ビニール袋に詰めるようにすると、袋の入り口に引っ掛かって苦戦する児や小さくちぎって工夫する姿が見られる。その袋に保育者が更に水を加えると揉んだり顔に当てたりして楽しんでいる。これまで、新聞遊びを何度か行ってきたことで、その経験から「顔作りたい」「パラパラしたい」と思いを伝えることが増えてきている。更に、新聞に水を足してその感触を感じさせる遊びを行ってみる。新しい感触に、じっくり遊んだり、肌にくっつけて冷たさを感じたりする姿が見られたのでこれから新聞粘土などを取り入れて遊びを広げていきたい。

9月 22日(金) 曇り時々雨  齊木

園庭で遊ぶことを伝えると喜び、自分で靴下を履こうとするが、うまく足が入らず保育者に助けを求める児もいる。一人一人に丁寧に靴下の履き方を知らせ、できないところはさり気なく手助けをして次の意欲につなげていく。園庭に出ると、砂場の玩具箱からシャベルや容器を選び、ログハウスの中でままごとをして遊ぶ。花壇で保育者と一緒にダンゴムシ探しをしたり、両手で鉄棒に掴まり少しの間ぶら下がって遊んだりする。玩具の取り合いも見られるが、自分の気持ちを話せる言葉で伝える姿も少しずつ見られて成長を感じる。それぞれの気持ちを理解し、言葉の使い方、やり取りの仕方など、一人一人にあった対応を心がけていく。また、子どもの動きを把握して、安全に遊べるように見守る。

育児あれこれ