4歳あさがお組2023年度11月の保育日誌
11月 9日(木) 晴れ 萩原
港南台中央公園に散歩に出かける。「家族で行ったことがある」と話し、くじらの遊具や間近で見られる電車を楽しみに意気揚々と歩いている。少し遊具で遊んだ後に、プレイパークの竹林に入る。竹でできた滑り台や斜面の上り下りを繰り返し楽しむ。斜面では上るのは勢いでいけるが、下りる時にはバランスをとるのが難しかったり、どんぐりが落ちていて滑りやすかったりするものの、お尻をついて滑り台のように下りたりして、難しさを楽しむ姿があった。前期は厳しい暑さなどにより、長距離の散歩に行くことが難しかったようだが、10月以降散歩先の距離を徐々に伸ばしている。今日の歩行距離は、子どもたちが思ったよりも長く、疲れを感じたようだった。しかし、竹林という子どもたちにとっては自然に囲まれた場所に、疲れを上回る楽しさを感じている。近辺では整備された公園が多いが、今後歩行距離を伸ばしていき、円海山など豊かな自然の中を歩けるようにしたい。
11月 13日(月) 曇り 萩原
お楽しみ会に向けて、歌『あしたははれる』をうたっている。歌詞の情景がイメージしやすい歌で、「雲に乗り飛んで行くからね」の部分を特に楽しんでおり、その場面を共同作品として作ることになる。今日は青空をイメージして模造紙全体を水色の絵の具で塗っていく。筆で塗るため隙間なく塗るのは大変だが、「こっちにまだ白いところがあるよ」など友達同士で声を掛け合って進めていく。全体を塗り終えると「次は雲を描こう」と期待を膨らませている。毎日歌をうたっていくなかで、友達と一緒にうたう楽しさを感じつつある。メロディーの楽しさだけでなく、その情景を共有することができ、作品づくりに繫げていくことができる。お楽しみ会に向けての活動において、さまざまな表現を楽しみつつ、友達と一緒に目標に向かって取り組んでいく楽しさや充実感を味わえるようにしたい。
11月 16日(木) 晴れ 萩原
内科健診を受ける。健診前に「お腹(心臓)の音を聞いたり、口の中(喉)を見てもらったりして、健康状態を確認してもらう」ことを話すと、お腹や胸に手を当てて神妙な表情を見せる児もいる。健診では緊張している児もいたが、しっかりと受け答えをして診てもらうことができる。この数週間で、感染症ではないものの発熱や咳の児が増えている。手洗いやうがいの声掛けをしていくと、してはいるものの雑になりがちである。改めて健康に過ごす為の習慣をしっかりと身につけることができるよう、絵本や紙芝居など分かりやすいものを使って知らせていきたい。また、クラス全体的に食への関心が薄く感じるので併せてバランスよく食べることの大切さも伝えていく。
11月 27日(月) 晴れ 萩原
お楽しみ会まであと2週間だと伝えると、「見てもらえる日が近づいている」ことが分かり、皆喜び、期待を膨らませている。劇遊びでは保育者が言うのを復唱したり覚えた台詞を言ったりしながら進めていく。これまでに読んできた絵本を基にストーリーを作っていった。子どもたちは、絵本に出てきた動物の台詞をそのまま劇に取り入れたい気持ちが強くあるが、台詞を覚える難しさも感じる。泥棒と対峙する場面での見せ場は欠かせないとのこと。子どもたちの思いを大切にしつつ、無理なく劇をすすめられるよう、進め方を考えた…