4歳あさがお組保育日誌バックナンバー

4歳あさがお組2024年度5月の保育日誌

5月2日(木) 晴れ 岡田
「ひまわりさんと港南台北公園まで散歩に行くよ」と伝えると「やったー!」と嬉しそうな声があがり、目を輝かせながら仕度をする。公園に着くと沢山のこいのぼりが泳いでおり、「すごーい!」「ピンクかわいい!」「金ぴかなこいのぼりがあるよ!」と保育者に伝えながら楽しむ姿がある。往復で1時間ほどかかる距離だったが「疲れた」などいうこともなく最後までしっかりとした足取りで歩行することができていた。異年齢児との関わりをもつことで、お兄さんたちにしてもらったことを、自分たちも小さい子にやってあげようという気持ちを育めると感じたので、今後も担任で話し合い機会を作っていく。

5月10日(金) 晴れ 岡田
お風呂マットの上に乗ってジャンプをしながら前に進む遊びを、子どもたちが遊び方を見つけて遊んでいると、他のクラスの子たちも「入れて~」と仲間が増え楽しむ姿が見られる。園庭で身体を動かした後は、きゅうりの苗を一緒に植える為に二階のベランダへ行く。一人ずつ土を掘ってもらい苗を植え、土をかけてもらう作業をする。「苗を植えたら終わりかな?」と問いかけると「お水をあげるんだよ!」とどのようにしたら育つのか理解している子もいる。毎日の当番に水やりの仕事をしてもらいながら、野菜に興味を持ってもらえるようにしていきたいと思う。

5月17日(木) 曇りのち晴れ 中村
乳児クラスが園庭へ出てくる前までと約束をして、鉄棒で逆上がりや前回りをして楽しむ。日陰でバスマットを敷いて家を作りおままごとをしたり、乳児と一緒に平均台渡りをして楽しむ。乳児が入室した後は、チーム、走る順番を自分達で決めてリレーを3回戦行う。乳児クラスがいる時は玩具を譲ったり、手伝いや手を引いてあげたりなど、年上児らしい姿が多く見られる。また、鉄棒やリレーなど体を思いきり動かす遊びは乳児クラスがいる間は難しいので、時間を決めてやることで外遊びの中でもメリハリを付けられるようにしている。遊びに夢中で水分補給などが疎かになっている児もいるので、体調に気を付けながら外遊びを楽しめるようにしたい。

5月30日(水) 晴れ時々曇り 中村
暑かったので裸足になって遊ぶ。のぼり棒では、タイヤを使って少しでも上の方から始められるようにするなど自分達で工夫したり、円形ドッジボールでは、傍で遊んでいる乳児クラスがいることを伝えると、「もしあたってもいたくないボールにしよう」と柔らかいボールを用意したりする姿もある。腕や足の力がだんだんと強くなり、体を思った通りに動かせるようになってきたことで、のぼり棒や鉄棒、ドッジボールなどの大きく体を動かす遊びにじっくりと取り組む姿が増えている。楽しさが実感できるようになってくると同意に、遊びや動きに慣れてくる頃が怪我をしやすいので、保育者が傍に付き、安全を確保できるよう配慮する。…

4歳あさがお組2024年度4月の保育日誌

4月1日(月) 雨のち曇り 岡田

新しいクラスになり嬉しい気持ちもありつつ、新しい担任になり緊張した表情を見せる子もいるが、進級のメダルをもらうと嬉しそうに友達と見せ合いっこをする。担任が変わって戸惑いもあるかと思ったが、子どもたちは落ち着いて過ごしていていつも通りの様子だった。今週は子どもたちと多く関わりを持てるように一緒に遊んだり会話をしたりしながら、安心して保育園に通ってもらえるように信頼関係も築いていけるようにする。

 

4月12日(金) 曇りのち雨 岡田

昨日の帰りの会で散歩の話をしていたので、登園すると「今日、お散歩行く?」と楽しみにする子が多くいる。歩行中もひまわり組の子たちと会話をしたり、周りの景色を楽しむ姿がある。公園に着くと花壇の前で記念撮影をしたり、チームに分かれてリレーをし、「がんばれー!」と応援したりして楽しそうな様子もみられる。帰り道で少し雨が降ったりもしたが、ひまわり組と一緒ということで、最後でしっかり歩行することができた。少しずつ距離を伸ばし、遠くの公園への散歩も楽しめるようにしたい。

 

4月18日(木) 曇り 岡田

園庭では、おままごとをしたりお風呂マットで家を作ったりして遊ぶ。園庭に乳児クラスが多く出てきたので、こいのぼりの製作をする事を伝えて片付けを始める。自由遊びをしながら、順番で折り紙をちぎって紙コップに貼りこいのぼりの体を作っていく。作業をする様子を見て「私もやりたい」と興味津々な子もいる。来週に子どもの日の集いがあるので、そこに向けてこいのぼりの製作を進めていき、行事に興味をもてるようにしたい。

 

4月24日(水) 雨 中村

新聞紙や広告の中から好きな物を一枚選んで自分の島とし、保育者対子どもたちでジャンケンをする。勝ちとあいこはそのままで片足キープ、負けたら乗っている新聞紙(広告)を半分に折っていき、最後まで落ちないようにするゲームを楽しむ。保育者に勝ちたいという気持ちが強く、さり気なく後出しをする子もいる。ルールを素早く理解し、有利になる方法を見つけるこがいることに驚いたが、引き続き楽しめるようにする。ほとんどの子はルールを理解していたが、勝っても負けても新聞紙を折っている児や、負けたことが分かっていない子もいたので、何度も遊び込んでいき、楽しめるようにしたい。…

4歳あさがお組2023年度3月の保育日誌

3月8日(金) 雨のち晴れ 萩原
登園から「今日はお別れ会だよね」「お仕事、何をする?」「プレゼントはいつ渡す?」と楽しみにしている。会では、順番にマイクを持って司会をしたり、ゲームの進行をしたりする。初めは緊張の様子があったが、徐々に慣れていき自信をもって取り組むことができる。写真立てやランチョンマットのプレゼントを渡した時には、相手児の表情をよく見ており、「喜んでくれていた」と嬉しそうに話している。会の内容から進行、プレゼント作りなど子どもたちが考え、話し合い作り上げていく。今週は準備の為に忙しくはあったが、今日の会で5歳児が喜び、3歳児も楽しんでいる様子を見て、喜びや達成感を味わうことができたようだ。また、自分たちでできることがわかり、自信にも繋がったように感じる。今回の取り組みを糧として、年長に進級する期待に繫げていけるよう援助していきたい。

3月14日(木) 晴れ 萩原
月曜日にA児が発端となって海賊ごっこを始まったことから、海賊をテーマにしたごっこ遊びや制作遊びが展開されていく。今日は『海賊運動会』として、3歳児と共に障害物競争や大玉運びなどの運動遊びをする。3歳児と4歳児で対抗戦にしたり、ペアを作って協力して進めたりしてゲームを進めていく。ゲーム中は気持ちが昂る様子もあったが、ゴール前ではペアになっている3歳児を気遣うような姿も見られる。3~4名で始めた海賊ごっこが、さまざまな遊びの形となり広がりを見せている。今日の活動では、イメージを共有し遊びに反映させていく面白さを味わうことができたと思う。前期にこのような活動ができていれば、後期の運動会・お楽しみ会などにも流れを繋げていくことができたのではないかとも思う。今年度はあと2週間ではあるが、さらに遊びを深めていけるよう考えていきたい。

3月21日(木) 晴れ 萩原
5歳児の卒園を祝う会のリハーサルに参加する。普段から歌やお別れの言葉などが聞こえてきていたこともあり、関心を持っている。レッドカーペットが敷かれたり、ひな壇が設置されたりして特別感のある環境に驚く姿もある。事前に内容を知らせることはしていなかったが、卒園児が入場する時には優しく拍手をしたり、将来の夢や歌の時にはしっかりと聞こうとしたりしている。兄や姉がいる児は、DVDで観たことがあり会の内容や雰囲気を概ね知っているが、大半の児はおたのしみ会ともまた異なる雰囲気を感じ取り、大切な場であると理解したようである。年長児との別れを理解し、進級にさらなる期待をもつことができるよい機会となったと思う。これから、期待とともに不安も生じるかと思うので、安心や自信をもって進級に向けていけるよう関わっていきたい。

3月27日(水) 晴れ 萩原
前回、円海山に散歩に出かけた時には、山の入り口の広場までだったので、山道を入っていくことに大きな期待をもち出発する。遠くに見える海や富士山に喜びの声をあげ、これから進む山道への期待が増していく。前日までの雨によるぬかるみや、大きな石ででこぼことした道、丸太の階段など、子どもたちにとっては歩きにくい道だが、初めて見る草木や実、キノコなど、さまざまな発見を楽しみながら、跳ねるように歩いている。これまでの散歩では、公園に出掛けることが多く、整備された環境の中で遊ぶことが多かったと思う。前回に続き2回目の円海山への散歩となったが、これまでに経験のない豊かな自然に触れる楽しさを子どもたちの表情や動き、言葉から感じ取ることができる。『保育』では、安全を優先することになるが、子どもたちの心が動き、のびのびと身体を動かせる環境、子ども自らが興味や関心をもてる環境、意欲を育める環境を提供していきたい。…

4歳あさがお組2023年度2月の保育日誌

2月5日(月) 曇りのち雪 萩原
天気予報で雪の予報がでており、子どもたちは「何時になったら雪が降るのか」「積もったら雪合戦や雪だるま作りをしたい」など降雪に期待を膨らませている。給食時に雪が降り始めると、喜んで見ている。午睡までの短時間ではあったが、園庭に出てみると、雪を手のひらにのせたり洋服や帽子についた雪を観察したり空に向かって口を開けてみたりと思い思いに雪に触れ楽しんでいる。この冬は暖冬で、最近になってようやく寒さや冬らしさを感じられるようになる。その季節ならではの自然現象に触れ、好奇心や探求心を育むことができるよう、貴重な機会を逃さず保育に取り組んでいきたい。

2月9日(金) 晴れ 萩原
節分の鬼のお面づくりをした時から「鬼探しの冒険に行こう」と話しており、兄や姉が円海山に行った話を聞いている児は「円海山に鬼探しだ」と期待を膨らませている。鬼のお面をかぶって出発準備をすると気持ちが高まり、意気揚々と歩いている。山の入口では木のトンネルや雪が残る山道など、雰囲気を感じ取ることができる。山に入ると、太い木の枝が折れていたり、大きな木が切られて積まれたりしているのを見て「これはきっと鬼の仕業だね」とイメージし、友達と話して楽しんでいる。今年度は感染症の拡大防止もあり、豆まき集会を縮小して行ったので、楽しみ方を変えてみる。『鬼』はイメージを共有しやすく、また円海山のうっそうとした雰囲気もイメージに合致したこともあり、鬼探しの冒険のテーマで十分に楽しめたと思う。今回は、初めてだったのでいっしんどう広場までだったが、次回は山の中のコースを歩き、豊かな自然を十分に味わえるようにしたい。

2月19日(月) 曇り時々雨
日野中央特別支援高校の畑にて、地域の畑の会の皆さんと、じゃがいもの種イモの植え付けをする。「じゃがいもから角のように芽が出る」ことを話すと、不思議そうな顔をしているが、実際に発芽し始めている種イモを手にすると、じっと観察し「これが伸びていくのか」と理解することができる。マルチが敷かれていた為、土は被せにくかったようだが、畑の会の方の声掛けや友達と確認し合って植え付けることができる。じゃがいもの芽について、中には家庭で料理の手伝いをしている時に見たことがあると話す児もいたが、ほとんどの児が初めて目にするものであった。今日、植え付けたものは生育の経過を見ることができないので、クラスでも発芽や芽・根が伸びていく様子を間近で見ることができるようにしてみたいと思う。また、食や栄養への関心に繋げていけるよう援助していきたい。

2月27日(火) 晴れ  萩原
以前より、進級やそれに伴う年長児の卒園などの話をしている。兄や姉がいる児が多いこともあり、卒園・入学について理解している児が多い。今日は、お別れ会の内容についての話し合いをする。A児が「皆でゲームをしたら楽しいと思う」と話したことをきっかけに、これまで取り組んできたさまざまなゲーム遊びが挙げられる。その中から、戸外遊び向きのもの、室内向きのものと分けて考え、天候に応じた活動内容を決めていくことができる。年明けから、折に触れて進級のことを話してきたこともあり、「お別れ会はあさがお組の子どもたちが主体となって進める」と伝えると、気持ちが高まり、話し合いでも普段より活発に意見が出される。今後、詳細についても考えていくが、子どもたちのアイディアや思いを取り入れ、自分たちで作り上げ、喜んでもらえる達成感や充実感を存分に味わえるように援助していきたい。…

4歳あさがお組2023年度1月の保育日誌

1月5日(金) 晴れ 萩原
年明けの登園で、友達と久しぶりに会えたことを喜び、積極的に遊びに誘い入れている。園庭では、A児と保育者が相撲をしいているのを見て、6名での相撲ごっこが始まる。B児がテレビで観た相撲を思い出し、土俵を描いたり、軍配代わりのしゃもじを持って行司役をしたりすることで一緒に遊んでいる児にもイメージが広がっていき、楽しさが共有されていく。少し前までは、身体を押し合って『相撲ごっこ』としていたものが、B児から発信されたイメージの共有によって遊びが深まり楽しさも増していく。他者とイメージを共有し、それを一緒に体現する楽しさを存分に楽しめるよう必要な援助をしていきたい。また、来週以降羽根つきやこま回し、凧揚げにも取り組み、伝統遊びを十分に楽しんでいきたい。

1月17日(水) 晴れ 萩原
3~4名の児が花壇の縁を平均台のようにして遊んでいたのをきっかけに、ドーンジャンケンが始まる。前の児のジャンケンの勝敗が決まるまで待ちきれず、飛び出してしまう場面があったが、徐々にルールを理解していき、皆で楽しめるようになる。円形ドッジボールでは、徐々にルールを難しくしていく。当てられる悔しさよりもゲームの楽しさを感じて取り組んでいる様子がうかがえる。ルールのある遊び、集団遊びが活発になってきており、新しいゲーム遊びにも興味をもち積極的に参加する。ドーンジャンケンでは、簡単なゲームながらもチーム替えを繰り返しながら長い時間楽しむことができた。これから、子どもたちのアイディアが加わってさらにゲームに楽しさが増すことを期待しつつ、新しいゲーム遊びも積極的に取り入れていきたい。

1月22日(月) 曇り 萩原
5歳児と一緒に散歩に出かける。公園までの道のりでは、5歳児と会話を楽しみ、ミカンや柚、レモンなどの果実やそれを食べるリスを見て気付いたことを知らせ合っている。公園では長い階段の駆け上がりをした後、広場周囲の斜面で遊ぶ。大小さまざまな木の間を走り抜けて鬼ごっこをしたり、『冒険ごっこ』としてツツジの生垣のトンネルをくぐったりして楽しんでいる。今日は、自由に身体を動かして遊ぶことをねらいとして、港南台北公園を選ぶ。斜面にはさまざまな木や木の実、切株などがあり身体を巧みに動かして遊んだり、見立て遊びをしたりして楽しんでいる。整備された公園や遊具の広場とは違う、自然ならではの良さを感じられたことと思う。いきいきと遊ぶ子どもたちの表情を見て、自然の中で遊ぶ機会の大切さを改めて感じる。

1月31日(水) 晴れ 萩原
鬼のお面に続き、豆入れを作る。封筒や色画用紙、プラカップ、廃材などを使って各々作り始める。色画用紙を二つ折りにして袋を作って装飾したり、空き箱を複数組み合わせてバッグを作ったりしている。持ち手を付ける為に穴をあけたいという児には、パンチを提供してみる。見たことはあるが、使ったことはないと話し、穴があく様子を観察しながら使ってみる。お面作りでは、皆準備されている材料だけを使って制作していたが、今回はC児が「リボンが欲しい」と要求したことをきっかけに、次々と新しい材料を求めるようになる。4月から廃材を使った制作が活発だったようだが、その経験も活かされていると感じる。スズランテープの切りにくさなど、素材によっては扱いにくいものもあったが、友達と一緒に考えてみたり試行錯誤してみたりする姿が印象的だった。達成感や満足感を得られるように援助していきたい。…

4歳あさがお組2023年度12月の保育日誌

12月 1日(金) 晴れ  萩原
今日から12月となり、カレンダーを確認して「お楽しみ会が近づいてきたね」と友達同士で話し合っている。合奏や劇への意欲も高まっており、「ブレーメンしようよ!!」と声があがる。台詞を覚えきれていない友達には、同じ役の児が教えたりゆっくりと思い出したりしながら劇を進めていく。お楽しみ会まで1週間となり、楽しみや期待の高まりがうかがえる。また、自分が褒められると喜び、他の友達が頑張っている姿を捉えて褒める姿もある。個の表現を高めていくとともに、さらに「友達と一緒に目標に向かって取り組む楽しさ」を感じられるよう、援助していく。

12月11日(月) 曇り 萩原
登園すると、土曜日のお楽しみ会の感想や保護者に褒められたことなどを嬉しそうに話している。お土産のコマやすごろくで遊んだ児が多く、園庭遊びでは早速こま回しに挑戦している。他、ごっこ遊びや砂遊び、追いかけっこなど2~3名の少人数で分かれて好きな遊びをしている。今日は欠席児が多く、いつものような身体を動かす集団遊びでなく、個や少人数の集まりでの落ち着いた遊びの展開となる。これから、じっくりと落ち着いた遊びと活発な集団遊びでバランスをとって遊びを取り入れていけるよう、遊びの提供や環境設定を工夫していきたい。

12月13日(水) 晴れ  萩原
区の資源循環局の方による出前講座『かるがも教室』で、ごみの分別やリサイクルについての話を聞く。家庭でごみを出す時に分別していることを思い出し、「プラ」「紙ごみ」など話している。資源ごみを装置付きの箱に入れると、リサイクル後の物になってでてくる。その変化を楽しみながら、「どうしたらそうなるのか」と考える児もいる。クラスではごみの捨て方が雑になったり、ティッシュやハンドペーパーをどんどん使って捨てたりすることが気になって声掛けしていた折りの出前講座で、子どもたちに分かりやすく、また興味を持ちやすい進行になっていてとても良かったと思う。終了後にティッシュを見つめながら「これが牛乳パックからできているのか」としみじみと話す児もいる。子どもたちにできる身近なことから取り組んでいけるよう考えていきたい。

12月28日(木) 晴れ 萩原
年末で休みに入る児が多く、8名の登園となる。朝は寒かったものの徐々に暖かくなったので園庭でゆったりと過ごす。それぞれ友達を誘い合い、鬼ごっこ・ごっこ遊び・ボール遊び・砂遊びなど好きな遊びに取り組む。
集団遊びが盛んになっている反面、意見や思いが合わずにぶつかり合いが生じることが多々ある。今日は一人一人が落ち着いて過ごしている為、友達の言葉に耳を傾け、意見をすり合わせて遊びを進めていくことができていたように感じる。1月以降は進級を踏まえ、さらに集団を意識できるよう遊びや活動の援助をしていきたい。…

4歳あさがお組2023年度11月の保育日誌

11月 9日(木) 晴れ  萩原
港南台中央公園に散歩に出かける。「家族で行ったことがある」と話し、くじらの遊具や間近で見られる電車を楽しみに意気揚々と歩いている。少し遊具で遊んだ後に、プレイパークの竹林に入る。竹でできた滑り台や斜面の上り下りを繰り返し楽しむ。斜面では上るのは勢いでいけるが、下りる時にはバランスをとるのが難しかったり、どんぐりが落ちていて滑りやすかったりするものの、お尻をついて滑り台のように下りたりして、難しさを楽しむ姿があった。前期は厳しい暑さなどにより、長距離の散歩に行くことが難しかったようだが、10月以降散歩先の距離を徐々に伸ばしている。今日の歩行距離は、子どもたちが思ったよりも長く、疲れを感じたようだった。しかし、竹林という子どもたちにとっては自然に囲まれた場所に、疲れを上回る楽しさを感じている。近辺では整備された公園が多いが、今後歩行距離を伸ばしていき、円海山など豊かな自然の中を歩けるようにしたい。

11月 13日(月) 曇り  萩原
お楽しみ会に向けて、歌『あしたははれる』をうたっている。歌詞の情景がイメージしやすい歌で、「雲に乗り飛んで行くからね」の部分を特に楽しんでおり、その場面を共同作品として作ることになる。今日は青空をイメージして模造紙全体を水色の絵の具で塗っていく。筆で塗るため隙間なく塗るのは大変だが、「こっちにまだ白いところがあるよ」など友達同士で声を掛け合って進めていく。全体を塗り終えると「次は雲を描こう」と期待を膨らませている。毎日歌をうたっていくなかで、友達と一緒にうたう楽しさを感じつつある。メロディーの楽しさだけでなく、その情景を共有することができ、作品づくりに繫げていくことができる。お楽しみ会に向けての活動において、さまざまな表現を楽しみつつ、友達と一緒に目標に向かって取り組んでいく楽しさや充実感を味わえるようにしたい。

11月 16日(木) 晴れ 萩原
内科健診を受ける。健診前に「お腹(心臓)の音を聞いたり、口の中(喉)を見てもらったりして、健康状態を確認してもらう」ことを話すと、お腹や胸に手を当てて神妙な表情を見せる児もいる。健診では緊張している児もいたが、しっかりと受け答えをして診てもらうことができる。この数週間で、感染症ではないものの発熱や咳の児が増えている。手洗いやうがいの声掛けをしていくと、してはいるものの雑になりがちである。改めて健康に過ごす為の習慣をしっかりと身につけることができるよう、絵本や紙芝居など分かりやすいものを使って知らせていきたい。また、クラス全体的に食への関心が薄く感じるので併せてバランスよく食べることの大切さも伝えていく。

11月 27日(月) 晴れ 萩原
お楽しみ会まであと2週間だと伝えると、「見てもらえる日が近づいている」ことが分かり、皆喜び、期待を膨らませている。劇遊びでは保育者が言うのを復唱したり覚えた台詞を言ったりしながら進めていく。これまでに読んできた絵本を基にストーリーを作っていった。子どもたちは、絵本に出てきた動物の台詞をそのまま劇に取り入れたい気持ちが強くあるが、台詞を覚える難しさも感じる。泥棒と対峙する場面での見せ場は欠かせないとのこと。子どもたちの思いを大切にしつつ、無理なく劇をすすめられるよう、進め方を考えた…

4歳あさがお組2023年度10月の保育日誌

10月 6日(金) 晴 萩原
いよいよ明日が運動会となり、「おじいちゃんやおばあちゃんも見に来てくれる」「ママと親子ゲームをする」と友達同士で話し合う姿が見られる。そこで、招待状作りを提案してみるとそれぞれが見せたい場面を考え、描き始める。リレー、遊戯の他、親子競技への期待が大きいようで、想像して描いている。描き終えるとどんな言葉を添えて渡すかを友達と話し合っている。コロナによる規制がなくなり、参加する家族人数が増え子どもたちの喜びも増している。中には「ドキドキする」と緊張を伝える児もいる。招待状作りでは、小さな紙ではあったが、それぞれの想いが込められている。友達と一緒に運動会を楽しみ、成長を感じられる一日になってくれることを願う。

10月 13日(金) 晴れ  萩原
3・4歳児室を開放して形板遊びをする。初めにそれぞれ形板を好きなように扱って遊ぶ。平面で構成遊びをしたり、ごっこ遊びの場を作ったりしている。その後、2チームに分けてゲーム形式で遊びを進めていく。四角と三角の板をそれぞれ積み上げるゲームでは、三角のチームで思うように積むことができず苦戦する場面もあったが、数名がアイディアを出し、チーム皆で協力して試してみようとする。他、ルールを変えながらゲームを進めていくと、友達を応援したり成功を共に喜んだりする姿が見られる。生活や遊びのさまざまな場面で、友達に対して些細なことで注意したり指摘したりする姿が多く見られる。友達との関わりが複雑になっていく時期でもある。遊びの中で友達の良いところに気づいたり、友達と協力して目標を達成したりする遊びや活動を積極的に取り入れていきたい。

10月 18日(水) 晴れ  藤原
ひまわり組と一緒に洋光台北公園へ散歩に行く。道端の草花を見て「秋がいっぱいだね」と季節を感じている。公園に着き広場で走った後、どんぐりを拾ったり、だるまさんがころんだをしたりして遊ぶ。遊具では、ネットを渡り、滑り台をして、はしごを登る。初め、どのようにして登るか分からなかったので保育者が見本を見せると挑戦してみる。頑張っている児に応援をしたり、できた児に拍手をしたりして褒める児もいた。公園に着くまでに葉っぱやキンモクセイの香りを嗅いで秋の季節を感じることができる。また、公園では、広場でのびのびと走り回ったり、どんぐり拾いをしたり、ゆっくりと遊びを楽しむことができる。遊具では、難しいことに挑戦してみるなど意欲的に取り組んでいたので怪我をしないように気を付けながら、色々な経験ができるようにしていく。

10月 31日(火) 曇り 萩原
移動動物園に参加する。友達同士で「どんな野菜を持って来たか」「どの動物にエサをやりたいか」など話し、気持ちの高まりが見受けられる。実際に動物を目の前にすると、その迫力に驚いたり『どう近づいたらよいのか』と緊張したり戸惑ったりし、なかなか近づけずにいる。ヒヨコからモルモット→うさぎと徐々に大きい動物と関わっていき、慣れてくるとヤギやヒツジ、ポニーなどの大きな動物を間近にしてエサやりを楽しめるようになる。園庭にでる前に、それぞれの動物の特性を話しつつ『動物も皆と同じ命をもっている。物ではないので優しく丁寧に関わる』ことを伝える。初めのうちは、怖さを感じたり思うように抱っこやエサやりができなかったりすることで戸惑いが大きくあったが、徐々に触れられるようになり、可愛さを感じられるようになる。先週よりクラスでは、当番の役割で飼育している亀におやつをやっている。生き物を身近に感じ、命の大切さを知ることができるよう援助していきたい。…

4歳あさがお組2023年度9月の保育日誌

9月4日(月)雨  藤原
ひまわり組と一緒にダンスをした後、「スターオセロゲーム」をする。クラス対抗で行い、2回とも負けるが「悔しいけど、次は勝つからね」と意気込む。部屋に戻り、「沈没ゲーム」で、ラバーマットを船に見立て、保育者が「ちんぼつ」と言ったら、違う船に移動するゲームを行う。途中で「サメ役をする」とサメになって追いかける児がいてゲームが盛り上がる。「沈没ゲーム」では、保育者がオニになって追いかけていたが、見学していた児が「サメになって追いかける」と自ら考案をすることでゲームの展開ができたので、子どもたちの意見を取り入れながら行うことで面白くなったのでよかった。集団遊びゲームをする中でルールなどを子どもたちと決めて遊び、協調性を持てるようにしていく。

9月12日(火)晴れ 藤原
避難訓練で避難靴を履く。放送が入る前に避難靴の履き方を伝えたため、戸惑うこともなくスムーズに履く姿が見られる。初めて非常用滑り台を滑って園庭へ避難する。順番待ちをしている時も口を手で覆い、静かに待ち、滑り台を滑る。ひまわり組の運動会遊戯を見せ合い、「ひまわりさん、かっこいいね」と憧れの目で見る。また、ひまわりさんにもあさがお組の運動会遊戯を見せる。避難訓練で初めて非常用滑り台を滑ったが、上手に滑ることが出来た。避難靴を履いたり、非常用滑り台を滑ったりなどの経験をすることで災害時に慌てることがないように備えることが大切だと感じた。ひまわり組と運動会遊戯を見せ合うことでやる気や目標のきっかけにもなるので、今後もお互いに見せ合い運動会に向けて気持ちを盛り上げていく。

9月22日(金)晴れ 藤原
登園してくると、「お弁当を持って来たよ」「サメいるかな」などと水族館に行くことを楽しみに保育者や友だちと話す。バスの中でも外の景色を見たり、友達との会話をしたりして楽しむ。新江の島水族館に着き、イルカショーでは真剣な表情で観て手拍子をしたり、イルカがジャンプすると歓声をあげたりして楽しむ。水族館の生き物に、夢中になり発見した物を保育者に伝える。遠足の嬉しさから、水族館に着くと大きな声で喜んだり、まわりを見ることが難しく来場者にぶつかったりしてしまうことが多かったが、友達と楽しい経験をすることができ良かった。さまざまな海の生き物を近くで見ることで、興味が広がり活動に幅が広がるよう工夫をしていく。また、友達との経験を増やしていき、今後の行事に向けて、団結力を強めていく。

9月26日(火)晴れ 藤原
園庭でリレーをする。バトンを次の人に渡さずに2周走る児がいる。始めに走り終わったら隣にある三角コーンに座ることや走る時の約束事を話すと、約束事を守る。ログハウスの中で砂で作ったケーキで誕生会ごっこをしたり、ボールや鬼ごっこをしたりして遊ぶ。バス遠足の思い出画で白い画用紙を渡すと、水族館での様子を思い出しながら思い思いに描く。リレーでは、始める前に約束事を話したことでスムーズに行えた。他クラスの応援もあり、より一層、頑張る姿が見られた。ログハウス中で友だち同士でごっこ遊びを楽しむが、意見の食い違いでトラブルになることがあるので様子を見ながら自分たちで解決できるようにしていく。思い出画では、自分で考えて描く児も多くいたが、何を描いたらよいか分からず戸惑う児がいたので絵本や図鑑を見るなど好きな絵を描く時間を増やしていく。…

4歳あさがお組2023年度8月の保育日誌

8月1日(火)晴れ後雷雨 細矢
短い時間だが、園庭に出て水に親しみ、水遊びを行う。猛暑の為、外遊びができなかったので、園庭に出るのを喜び、身支度も、自分たちで行う。園庭では、水や土、その他の動植物にも目を向け、友だちと発見したりして楽しむ。すぐに着替えて行おうとする様子に成長を感じる。園庭になかなか出る事が出来なかったので、水遊びだけでなく、外の自然に触れるのを楽しんでいる感じがした。欠席していた児が登園してきたので、友だち同士のやり取りが増え、楽しんでいる様子が見られた。

8月7日(月)晴れ時々曇り 萩原
ムーブメントの形板を出すと、形や色を皆で確認してからそれぞれで遊びはじめる。色を揃えて1列に並べる児、模様のように並べてみる児から、水泳の飛び込み台をイメージして、高く積んで水泳ごっこをする児と、それぞれのイメージで遊びを展開していく。ある程度、個での遊びに取り組んだ後、形板を島に見立てて島渡りゲームをしてみる。友達の遊びや気付きをきっかけに自分のイメージをつくっていく児や、友達とイメージを共有して遊びを広げていく児と、それぞれ4歳児らしい姿が見受けられる。また、ムーブメントは勝敗をつけない遊びでもあるので、これから経験を積んでいくなかで、友達とアイディアや気付きを認め合ったり褒め合ったりして、仲間意識が高まっていくことを期待する。

8月17日(木)晴れ 細矢
数人が集まって相談して遊びが始まる。担任と一緒に、以前から進めていた劇ごっこに取り組む。自分がやりたい役の動き方や台詞をメンバーが集まって相談している。時に、イメージがぶつかりトラブルになることもあったが、何とかお話の最後まで終える。最後まで出来たことに、皆で喜びあった。個で遊んでいたことが、数人の集団になり、又、クラス全体の動きにも気付き、自分から主体的に参加する姿が出てきた。友だちの動きを見ていたり、自分ができる事を考えている様子の児もいて、その子なりの表現の仕方や友だちとのつながり、活動への接続が出来ていけるように、今後も支えていきたい。

8月24日(木)晴れ 細矢
ひまわり組と一緒に盆踊りの練習をする。年長組が太鼓の練習の音が聞こえると、その様子を覗きに行き、「年長さん、太鼓してたよ~」と他児に伝え合って、憧れを持ってその姿を見る様子が見られる。年長組と合同になると、盆踊りの曲が鳴ると、自然に身体が動き出し、楽しみながら踊る姿が見られた。日野まつりに向けて、年長組が活動をしている姿を多く見るようになってきた。子どもたち自身も、周囲の様子に気付き、自然と意識が向いているように思う。自分たちが出来ることを自信を持って表現する姿もある中で、年長児の姿は良い刺激を生んでいるように思う。子どもたち自身がやってみようという思いを大切にしていきたい。…