4歳あさがお組保育日誌バックナンバー

4歳あさがお組2023年度1月の保育日誌

1月5日(金) 晴れ 萩原
年明けの登園で、友達と久しぶりに会えたことを喜び、積極的に遊びに誘い入れている。園庭では、A児と保育者が相撲をしいているのを見て、6名での相撲ごっこが始まる。B児がテレビで観た相撲を思い出し、土俵を描いたり、軍配代わりのしゃもじを持って行司役をしたりすることで一緒に遊んでいる児にもイメージが広がっていき、楽しさが共有されていく。少し前までは、身体を押し合って『相撲ごっこ』としていたものが、B児から発信されたイメージの共有によって遊びが深まり楽しさも増していく。他者とイメージを共有し、それを一緒に体現する楽しさを存分に楽しめるよう必要な援助をしていきたい。また、来週以降羽根つきやこま回し、凧揚げにも取り組み、伝統遊びを十分に楽しんでいきたい。

1月17日(水) 晴れ 萩原
3~4名の児が花壇の縁を平均台のようにして遊んでいたのをきっかけに、ドーンジャンケンが始まる。前の児のジャンケンの勝敗が決まるまで待ちきれず、飛び出してしまう場面があったが、徐々にルールを理解していき、皆で楽しめるようになる。円形ドッジボールでは、徐々にルールを難しくしていく。当てられる悔しさよりもゲームの楽しさを感じて取り組んでいる様子がうかがえる。ルールのある遊び、集団遊びが活発になってきており、新しいゲーム遊びにも興味をもち積極的に参加する。ドーンジャンケンでは、簡単なゲームながらもチーム替えを繰り返しながら長い時間楽しむことができた。これから、子どもたちのアイディアが加わってさらにゲームに楽しさが増すことを期待しつつ、新しいゲーム遊びも積極的に取り入れていきたい。

1月22日(月) 曇り 萩原
5歳児と一緒に散歩に出かける。公園までの道のりでは、5歳児と会話を楽しみ、ミカンや柚、レモンなどの果実やそれを食べるリスを見て気付いたことを知らせ合っている。公園では長い階段の駆け上がりをした後、広場周囲の斜面で遊ぶ。大小さまざまな木の間を走り抜けて鬼ごっこをしたり、『冒険ごっこ』としてツツジの生垣のトンネルをくぐったりして楽しんでいる。今日は、自由に身体を動かして遊ぶことをねらいとして、港南台北公園を選ぶ。斜面にはさまざまな木や木の実、切株などがあり身体を巧みに動かして遊んだり、見立て遊びをしたりして楽しんでいる。整備された公園や遊具の広場とは違う、自然ならではの良さを感じられたことと思う。いきいきと遊ぶ子どもたちの表情を見て、自然の中で遊ぶ機会の大切さを改めて感じる。

1月31日(水) 晴れ 萩原
鬼のお面に続き、豆入れを作る。封筒や色画用紙、プラカップ、廃材などを使って各々作り始める。色画用紙を二つ折りにして袋を作って装飾したり、空き箱を複数組み合わせてバッグを作ったりしている。持ち手を付ける為に穴をあけたいという児には、パンチを提供してみる。見たことはあるが、使ったことはないと話し、穴があく様子を観察しながら使ってみる。お面作りでは、皆準備されている材料だけを使って制作していたが、今回はC児が「リボンが欲しい」と要求したことをきっかけに、次々と新しい材料を求めるようになる。4月から廃材を使った制作が活発だったようだが、その経験も活かされていると感じる。スズランテープの切りにくさなど、素材によっては扱いにくいものもあったが、友達と一緒に考えてみたり試行錯誤してみたりする姿が印象的だった。達成感や満足感を得られるように援助していきたい。…

4歳あさがお組2023年度12月の保育日誌

12月 1日(金) 晴れ  萩原
今日から12月となり、カレンダーを確認して「お楽しみ会が近づいてきたね」と友達同士で話し合っている。合奏や劇への意欲も高まっており、「ブレーメンしようよ!!」と声があがる。台詞を覚えきれていない友達には、同じ役の児が教えたりゆっくりと思い出したりしながら劇を進めていく。お楽しみ会まで1週間となり、楽しみや期待の高まりがうかがえる。また、自分が褒められると喜び、他の友達が頑張っている姿を捉えて褒める姿もある。個の表現を高めていくとともに、さらに「友達と一緒に目標に向かって取り組む楽しさ」を感じられるよう、援助していく。

12月11日(月) 曇り 萩原
登園すると、土曜日のお楽しみ会の感想や保護者に褒められたことなどを嬉しそうに話している。お土産のコマやすごろくで遊んだ児が多く、園庭遊びでは早速こま回しに挑戦している。他、ごっこ遊びや砂遊び、追いかけっこなど2~3名の少人数で分かれて好きな遊びをしている。今日は欠席児が多く、いつものような身体を動かす集団遊びでなく、個や少人数の集まりでの落ち着いた遊びの展開となる。これから、じっくりと落ち着いた遊びと活発な集団遊びでバランスをとって遊びを取り入れていけるよう、遊びの提供や環境設定を工夫していきたい。

12月13日(水) 晴れ  萩原
区の資源循環局の方による出前講座『かるがも教室』で、ごみの分別やリサイクルについての話を聞く。家庭でごみを出す時に分別していることを思い出し、「プラ」「紙ごみ」など話している。資源ごみを装置付きの箱に入れると、リサイクル後の物になってでてくる。その変化を楽しみながら、「どうしたらそうなるのか」と考える児もいる。クラスではごみの捨て方が雑になったり、ティッシュやハンドペーパーをどんどん使って捨てたりすることが気になって声掛けしていた折りの出前講座で、子どもたちに分かりやすく、また興味を持ちやすい進行になっていてとても良かったと思う。終了後にティッシュを見つめながら「これが牛乳パックからできているのか」としみじみと話す児もいる。子どもたちにできる身近なことから取り組んでいけるよう考えていきたい。

12月28日(木) 晴れ 萩原
年末で休みに入る児が多く、8名の登園となる。朝は寒かったものの徐々に暖かくなったので園庭でゆったりと過ごす。それぞれ友達を誘い合い、鬼ごっこ・ごっこ遊び・ボール遊び・砂遊びなど好きな遊びに取り組む。
集団遊びが盛んになっている反面、意見や思いが合わずにぶつかり合いが生じることが多々ある。今日は一人一人が落ち着いて過ごしている為、友達の言葉に耳を傾け、意見をすり合わせて遊びを進めていくことができていたように感じる。1月以降は進級を踏まえ、さらに集団を意識できるよう遊びや活動の援助をしていきたい。…

4歳あさがお組2023年度11月の保育日誌

11月 9日(木) 晴れ  萩原
港南台中央公園に散歩に出かける。「家族で行ったことがある」と話し、くじらの遊具や間近で見られる電車を楽しみに意気揚々と歩いている。少し遊具で遊んだ後に、プレイパークの竹林に入る。竹でできた滑り台や斜面の上り下りを繰り返し楽しむ。斜面では上るのは勢いでいけるが、下りる時にはバランスをとるのが難しかったり、どんぐりが落ちていて滑りやすかったりするものの、お尻をついて滑り台のように下りたりして、難しさを楽しむ姿があった。前期は厳しい暑さなどにより、長距離の散歩に行くことが難しかったようだが、10月以降散歩先の距離を徐々に伸ばしている。今日の歩行距離は、子どもたちが思ったよりも長く、疲れを感じたようだった。しかし、竹林という子どもたちにとっては自然に囲まれた場所に、疲れを上回る楽しさを感じている。近辺では整備された公園が多いが、今後歩行距離を伸ばしていき、円海山など豊かな自然の中を歩けるようにしたい。

11月 13日(月) 曇り  萩原
お楽しみ会に向けて、歌『あしたははれる』をうたっている。歌詞の情景がイメージしやすい歌で、「雲に乗り飛んで行くからね」の部分を特に楽しんでおり、その場面を共同作品として作ることになる。今日は青空をイメージして模造紙全体を水色の絵の具で塗っていく。筆で塗るため隙間なく塗るのは大変だが、「こっちにまだ白いところがあるよ」など友達同士で声を掛け合って進めていく。全体を塗り終えると「次は雲を描こう」と期待を膨らませている。毎日歌をうたっていくなかで、友達と一緒にうたう楽しさを感じつつある。メロディーの楽しさだけでなく、その情景を共有することができ、作品づくりに繫げていくことができる。お楽しみ会に向けての活動において、さまざまな表現を楽しみつつ、友達と一緒に目標に向かって取り組んでいく楽しさや充実感を味わえるようにしたい。

11月 16日(木) 晴れ 萩原
内科健診を受ける。健診前に「お腹(心臓)の音を聞いたり、口の中(喉)を見てもらったりして、健康状態を確認してもらう」ことを話すと、お腹や胸に手を当てて神妙な表情を見せる児もいる。健診では緊張している児もいたが、しっかりと受け答えをして診てもらうことができる。この数週間で、感染症ではないものの発熱や咳の児が増えている。手洗いやうがいの声掛けをしていくと、してはいるものの雑になりがちである。改めて健康に過ごす為の習慣をしっかりと身につけることができるよう、絵本や紙芝居など分かりやすいものを使って知らせていきたい。また、クラス全体的に食への関心が薄く感じるので併せてバランスよく食べることの大切さも伝えていく。

11月 27日(月) 晴れ 萩原
お楽しみ会まであと2週間だと伝えると、「見てもらえる日が近づいている」ことが分かり、皆喜び、期待を膨らませている。劇遊びでは保育者が言うのを復唱したり覚えた台詞を言ったりしながら進めていく。これまでに読んできた絵本を基にストーリーを作っていった。子どもたちは、絵本に出てきた動物の台詞をそのまま劇に取り入れたい気持ちが強くあるが、台詞を覚える難しさも感じる。泥棒と対峙する場面での見せ場は欠かせないとのこと。子どもたちの思いを大切にしつつ、無理なく劇をすすめられるよう、進め方を考えた…

4歳あさがお組2023年度10月の保育日誌

10月 6日(金) 晴 萩原
いよいよ明日が運動会となり、「おじいちゃんやおばあちゃんも見に来てくれる」「ママと親子ゲームをする」と友達同士で話し合う姿が見られる。そこで、招待状作りを提案してみるとそれぞれが見せたい場面を考え、描き始める。リレー、遊戯の他、親子競技への期待が大きいようで、想像して描いている。描き終えるとどんな言葉を添えて渡すかを友達と話し合っている。コロナによる規制がなくなり、参加する家族人数が増え子どもたちの喜びも増している。中には「ドキドキする」と緊張を伝える児もいる。招待状作りでは、小さな紙ではあったが、それぞれの想いが込められている。友達と一緒に運動会を楽しみ、成長を感じられる一日になってくれることを願う。

10月 13日(金) 晴れ  萩原
3・4歳児室を開放して形板遊びをする。初めにそれぞれ形板を好きなように扱って遊ぶ。平面で構成遊びをしたり、ごっこ遊びの場を作ったりしている。その後、2チームに分けてゲーム形式で遊びを進めていく。四角と三角の板をそれぞれ積み上げるゲームでは、三角のチームで思うように積むことができず苦戦する場面もあったが、数名がアイディアを出し、チーム皆で協力して試してみようとする。他、ルールを変えながらゲームを進めていくと、友達を応援したり成功を共に喜んだりする姿が見られる。生活や遊びのさまざまな場面で、友達に対して些細なことで注意したり指摘したりする姿が多く見られる。友達との関わりが複雑になっていく時期でもある。遊びの中で友達の良いところに気づいたり、友達と協力して目標を達成したりする遊びや活動を積極的に取り入れていきたい。

10月 18日(水) 晴れ  藤原
ひまわり組と一緒に洋光台北公園へ散歩に行く。道端の草花を見て「秋がいっぱいだね」と季節を感じている。公園に着き広場で走った後、どんぐりを拾ったり、だるまさんがころんだをしたりして遊ぶ。遊具では、ネットを渡り、滑り台をして、はしごを登る。初め、どのようにして登るか分からなかったので保育者が見本を見せると挑戦してみる。頑張っている児に応援をしたり、できた児に拍手をしたりして褒める児もいた。公園に着くまでに葉っぱやキンモクセイの香りを嗅いで秋の季節を感じることができる。また、公園では、広場でのびのびと走り回ったり、どんぐり拾いをしたり、ゆっくりと遊びを楽しむことができる。遊具では、難しいことに挑戦してみるなど意欲的に取り組んでいたので怪我をしないように気を付けながら、色々な経験ができるようにしていく。

10月 31日(火) 曇り 萩原
移動動物園に参加する。友達同士で「どんな野菜を持って来たか」「どの動物にエサをやりたいか」など話し、気持ちの高まりが見受けられる。実際に動物を目の前にすると、その迫力に驚いたり『どう近づいたらよいのか』と緊張したり戸惑ったりし、なかなか近づけずにいる。ヒヨコからモルモット→うさぎと徐々に大きい動物と関わっていき、慣れてくるとヤギやヒツジ、ポニーなどの大きな動物を間近にしてエサやりを楽しめるようになる。園庭にでる前に、それぞれの動物の特性を話しつつ『動物も皆と同じ命をもっている。物ではないので優しく丁寧に関わる』ことを伝える。初めのうちは、怖さを感じたり思うように抱っこやエサやりができなかったりすることで戸惑いが大きくあったが、徐々に触れられるようになり、可愛さを感じられるようになる。先週よりクラスでは、当番の役割で飼育している亀におやつをやっている。生き物を身近に感じ、命の大切さを知ることができるよう援助していきたい。…

4歳あさがお組2023年度9月の保育日誌

9月4日(月)雨  藤原
ひまわり組と一緒にダンスをした後、「スターオセロゲーム」をする。クラス対抗で行い、2回とも負けるが「悔しいけど、次は勝つからね」と意気込む。部屋に戻り、「沈没ゲーム」で、ラバーマットを船に見立て、保育者が「ちんぼつ」と言ったら、違う船に移動するゲームを行う。途中で「サメ役をする」とサメになって追いかける児がいてゲームが盛り上がる。「沈没ゲーム」では、保育者がオニになって追いかけていたが、見学していた児が「サメになって追いかける」と自ら考案をすることでゲームの展開ができたので、子どもたちの意見を取り入れながら行うことで面白くなったのでよかった。集団遊びゲームをする中でルールなどを子どもたちと決めて遊び、協調性を持てるようにしていく。

9月12日(火)晴れ 藤原
避難訓練で避難靴を履く。放送が入る前に避難靴の履き方を伝えたため、戸惑うこともなくスムーズに履く姿が見られる。初めて非常用滑り台を滑って園庭へ避難する。順番待ちをしている時も口を手で覆い、静かに待ち、滑り台を滑る。ひまわり組の運動会遊戯を見せ合い、「ひまわりさん、かっこいいね」と憧れの目で見る。また、ひまわりさんにもあさがお組の運動会遊戯を見せる。避難訓練で初めて非常用滑り台を滑ったが、上手に滑ることが出来た。避難靴を履いたり、非常用滑り台を滑ったりなどの経験をすることで災害時に慌てることがないように備えることが大切だと感じた。ひまわり組と運動会遊戯を見せ合うことでやる気や目標のきっかけにもなるので、今後もお互いに見せ合い運動会に向けて気持ちを盛り上げていく。

9月22日(金)晴れ 藤原
登園してくると、「お弁当を持って来たよ」「サメいるかな」などと水族館に行くことを楽しみに保育者や友だちと話す。バスの中でも外の景色を見たり、友達との会話をしたりして楽しむ。新江の島水族館に着き、イルカショーでは真剣な表情で観て手拍子をしたり、イルカがジャンプすると歓声をあげたりして楽しむ。水族館の生き物に、夢中になり発見した物を保育者に伝える。遠足の嬉しさから、水族館に着くと大きな声で喜んだり、まわりを見ることが難しく来場者にぶつかったりしてしまうことが多かったが、友達と楽しい経験をすることができ良かった。さまざまな海の生き物を近くで見ることで、興味が広がり活動に幅が広がるよう工夫をしていく。また、友達との経験を増やしていき、今後の行事に向けて、団結力を強めていく。

9月26日(火)晴れ 藤原
園庭でリレーをする。バトンを次の人に渡さずに2周走る児がいる。始めに走り終わったら隣にある三角コーンに座ることや走る時の約束事を話すと、約束事を守る。ログハウスの中で砂で作ったケーキで誕生会ごっこをしたり、ボールや鬼ごっこをしたりして遊ぶ。バス遠足の思い出画で白い画用紙を渡すと、水族館での様子を思い出しながら思い思いに描く。リレーでは、始める前に約束事を話したことでスムーズに行えた。他クラスの応援もあり、より一層、頑張る姿が見られた。ログハウス中で友だち同士でごっこ遊びを楽しむが、意見の食い違いでトラブルになることがあるので様子を見ながら自分たちで解決できるようにしていく。思い出画では、自分で考えて描く児も多くいたが、何を描いたらよいか分からず戸惑う児がいたので絵本や図鑑を見るなど好きな絵を描く時間を増やしていく。…

4歳あさがお組2023年度8月の保育日誌

8月1日(火)晴れ後雷雨 細矢
短い時間だが、園庭に出て水に親しみ、水遊びを行う。猛暑の為、外遊びができなかったので、園庭に出るのを喜び、身支度も、自分たちで行う。園庭では、水や土、その他の動植物にも目を向け、友だちと発見したりして楽しむ。すぐに着替えて行おうとする様子に成長を感じる。園庭になかなか出る事が出来なかったので、水遊びだけでなく、外の自然に触れるのを楽しんでいる感じがした。欠席していた児が登園してきたので、友だち同士のやり取りが増え、楽しんでいる様子が見られた。

8月7日(月)晴れ時々曇り 萩原
ムーブメントの形板を出すと、形や色を皆で確認してからそれぞれで遊びはじめる。色を揃えて1列に並べる児、模様のように並べてみる児から、水泳の飛び込み台をイメージして、高く積んで水泳ごっこをする児と、それぞれのイメージで遊びを展開していく。ある程度、個での遊びに取り組んだ後、形板を島に見立てて島渡りゲームをしてみる。友達の遊びや気付きをきっかけに自分のイメージをつくっていく児や、友達とイメージを共有して遊びを広げていく児と、それぞれ4歳児らしい姿が見受けられる。また、ムーブメントは勝敗をつけない遊びでもあるので、これから経験を積んでいくなかで、友達とアイディアや気付きを認め合ったり褒め合ったりして、仲間意識が高まっていくことを期待する。

8月17日(木)晴れ 細矢
数人が集まって相談して遊びが始まる。担任と一緒に、以前から進めていた劇ごっこに取り組む。自分がやりたい役の動き方や台詞をメンバーが集まって相談している。時に、イメージがぶつかりトラブルになることもあったが、何とかお話の最後まで終える。最後まで出来たことに、皆で喜びあった。個で遊んでいたことが、数人の集団になり、又、クラス全体の動きにも気付き、自分から主体的に参加する姿が出てきた。友だちの動きを見ていたり、自分ができる事を考えている様子の児もいて、その子なりの表現の仕方や友だちとのつながり、活動への接続が出来ていけるように、今後も支えていきたい。

8月24日(木)晴れ 細矢
ひまわり組と一緒に盆踊りの練習をする。年長組が太鼓の練習の音が聞こえると、その様子を覗きに行き、「年長さん、太鼓してたよ~」と他児に伝え合って、憧れを持ってその姿を見る様子が見られる。年長組と合同になると、盆踊りの曲が鳴ると、自然に身体が動き出し、楽しみながら踊る姿が見られた。日野まつりに向けて、年長組が活動をしている姿を多く見るようになってきた。子どもたち自身も、周囲の様子に気付き、自然と意識が向いているように思う。自分たちが出来ることを自信を持って表現する姿もある中で、年長児の姿は良い刺激を生んでいるように思う。子どもたち自身がやってみようという思いを大切にしていきたい。…

4歳あさがお組2023年度6月の保育日誌

6月14日(月) 曇り・髙島
5歳児が発掘ごっこで遊んでいる姿を見て、「先生一緒に掘ろう」と並んで埋まっている石を掘る。5歳児が三角コーンを並べ、工事現場に見立てると、三角コーンを用意し真似する。大きな石を見つけると夢中になって掘る。年上児の遊びを見て、真似して遊びを展開する姿が見られた。やってみたい、やってみようという気持ちを大切にじっくりと遊ぶ時間を大切にしたい。ルールのある遊びや友だちと相談したりして遊びを進めていけるように見守り、必要な時は助言をしていくようにする。

6月16日(木) 晴れ・細矢
園庭で泥遊びを行う。活動を行うことを伝えると喜び、身支度の準備を整えていく。年少時では、難しかった衣服を畳むことも、自分なりに畳んで、確認している。園庭にある大きな水溜りに、大きな歓声が上がり、勢いよく飛び跳ねる児もいれば、汚れることを懸念して、躊躇する児もいる。シャベルで道をつくったり、山や団子を友だちと作ったりして、泥の感触を楽しむ。泥に関わっていく様子は、一人ひとり様子は様々である。ダイナミックな動きだけでなく、よりじっくり自然物に触れ合う体験を大切にしていきたい。

6月20日(火) 曇り・髙島
英語で遊ぼうが行われる。講師がカードや音楽の準備をすると、講師の周りに集まり、期待を持って参加をする。動物や果物のカードゲームでは、絵が見えると自信を持って単語を伝え講師とハイタッチを楽しみ、喜ぶ。英語に興味を持つ児と、難しく感じる児の差が大きく保育者が一緒に楽しく参加することが難しい面がある。英語のリズム遊びでは、楽しい気持ちが高揚し動きが大きくなってしまうので、様子を見守りたい。

6月26日(月)曇り・細矢
室内で制作遊びをする。色々な形や大きさの物ををそれぞれが選んでいる。自分が綺麗な物、面白い形のものを見つけると、保育者や友だちに見せ合ってイメージを語る様子がある。制作活動の進め方において、個々の育ちや興味関心に応じて進めているが、全体的に制作活動が好きな児が多く、友だちと一緒に進めようとする姿も出てきた。得意な児が友だちがに教えて手伝ってあげることで、より関わりも深まるように感じられる。それぞれが得意な事、好きな事を発揮できるように、働きかけていきたい。…

4歳あさがお組2023年度5月の保育日誌

5月1日(月) 曇り時々晴れ・髙島
園庭で円形ドッジボールをする。ボールを取れない児や、ボールに当たってしまった児等で、涙を見せる様子の児もいたが、繰り返し参加して伸び伸びと身体を動かす。繰り返し遊ぶことで、ルールが共通に認識され、友だちと確認しあいながら遊びを自分たちで進めている。保育者も一緒に楽しむ事で、より興味を持って参加する姿があった。涙を見せる児や不安な表情を見せる児、ルールの理解が難しい児には、多く声を掛け、自信を持って参加できるように心がける。ルールのある遊びを楽しむことの経験を積み重ねていき、友だちとの関わりを深めていけるように今後も活動を工夫していく。

5月11日(木) 晴れ・細矢
野菜(パプリカ)の苗を皆で植える。昨日、植えることや苗を紹介していたので、楽しみに活動に取り組む。保育者が植え方や育て方を伝えていくと、真剣な表情で話を聞く。皆で大切に育てていくことを確認しつつ、順番に土を掘ったり、水をかけたりして作業を進める。作業を進めながら、大きくたくさんの実がなること想像して期待を膨らませている様子が見られた。植物や生き物をよく観察する姿が出てきた。細かい部分にも良く気づき、保育者や友だちと見合い確認しあう姿がある。実際に手で触れたり、見たり、匂いをかいだりする生の体験を今後も大切にしたい。

5月15日(月) 雨・細矢
朝から雨が降っており、室内で過ごす。折り紙をする児、文字盤を見ながら友だちと相談して手紙を書く児、粘土でパンやピザ、ケーキを作る児等、思い思いに自分の好きな遊びを見つけて、落ち着いて過ごす。自分の遊びのイメージを相手に伝えて、やり取りする姿があり、友だちのしていることにも関心を持ちながら遊ぶ。遊びが途切れることなく、落ち着いて過ごす。雨の日の過ごし方については、安全に過ごせるように事前に、皆で確認しあっている。子どもたち自身が意識して動き方や遊び方を考えて過ごせるようになる。

5月26日(金)晴れ・細矢
子どもたちから「先生、大縄跳びしたい!」と言う。園庭の端に縄を結び、保育者が縄を動かす。すでに跳べる児がいて、その姿を見て「○○ちゃんすごいね!」と友だちの姿をじっと見つめる。保育者が、跳び方のコツや動きを伝えると、それを意識して動こうとしている。子どもたちが自分で考えて遊びや遊びの場を作り、遊びを進めようとする姿が出てきた。子どもたち自身が試行錯誤を繰り返し、遊びの体験を通して、友だちとやり取りの経験を積んでいけることを、今の大きなねらいとして、安全に注意しながら見守っていきたい。…

4歳あさがお組2023年度4月の保育日誌

4月4日(水) 晴れ・細矢

進級を祝う会が行われる。あさがお組になったことを喜び、「あさがお組さん~」と呼びかけられると、元気に返事をして応える。少し緊張する様子の児も見られるが、他学年の前でも、自分の名前をはっきりと言うことができ、やり取りしてその場を楽しもうとする姿が見られ、他学年と一緒にいる喜びも感じているようだ。会で貰ったメダルを大事そうに首にかけ、友だちと見せ合いながら喜び合う姿が印象的だった。子どもたちが「あさがお組になったんだから…」と、自分で意識して、生活の身支度を整える姿に成長が感じられる。子どもたち一人ひとりの意欲的な思いを受け取り、日々の生活を積み重ねていきたい。

4月13日(木) 晴れ・細矢

園庭のログハウスで、女児数人が集まりお家ごっこをする。始めは2人で行っていたのが、次第に人数が集まり、4~5人になりやり取りする。お互いのイメージがあり、言葉で伝えているが、人数が多くなるとイメージにズレが生じてくる。保育者が間に入りながらやり取りを整理すると、納得した様子で又ごっこを始める。男児は自然物や生き物に夢中である。草花の根元を根気よく見続け、ダンゴムシを探している。大きいもの、小さいものを見つけ、色や動きに関心を示し、友だちに見せている。友だちと一緒に遊びを経験する中で、言葉でやり取りすること、じっくり観察すること等で一つの遊びが継続して行われている姿が見られる。男児と女児で遊びや関心事の違いも見られるのも興味深いと感じる。

4月20日(木)晴れ・細矢

自然物への関心が高まり、ダンゴムシ、アリ、草花等をじっくり観察している児が多く見られる。園庭のどこに何がいるが、どんな草花が生えているかを考えて、自分の興味のある物を選んで関わっている。一つの物をじっくり眺める児もいれば、小さな実をたくさん集める児もいて、それぞれの興味関心の持ち方を個性が表れている。自分だけでなく、友だちにも自分の物を見せたり、話したりする中で、その物により関心や愛着がわいているようである。「それ、大きいね!」「「○○君にあげる」「それ、どこにいたの?」とやり取りしあっている。実際に自分が見つけ、手に触れて経験した実感を大切にしながら、周囲の身近な自然環境や生き物への親しみと感性が育まれるように援助していきたい。

4月26日(水)雨・細矢

朝から雨が降っており、室内で過ごす。多くの児が年長児のひまわり組の部屋で遊ぶ。年長児と一緒に遊具で遊ぶ児もいれば、年長児がしているのを真似て自分なりに取り組んでいる児もいる。年長児も自分たちの遊具である事から、声をかけながら、遊び方や片付け方を伝えてくれている。年長児の子どもたちが声をかけてくれることで、自然と社会的なルールやマナー、振る舞い方も学んでいるようで、大切な経験であると感じる。色々な児との関わりは、自分とは違う考え方にも触れる良い経験なので、皆で過ごす機会も大切にしていきたい。

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4歳あさがお組2022年度3月の保育日誌

3月6日(木) 晴れ  中野

園庭では、氷鬼やドッジボール、ままごとなどで遊ぶ。氷鬼で「鬼になりたくない」と言う子がいるが、友達に「そういうゲームだからね」と教えられる場面がある。ドッジボールでは、ボールに当たって外野へ行くのを渋っていた子が友達から「当てたらまた中に入れるよ」と声を掛けられ、ゲームを続行する様子が見られる。ルールと分かっていながらも気持ちの整理がつかない子もいるが、周囲の子が励まそうとする姿があり、友達同士助け合うことが増えたように感じる。様子を温かく見守り、優しく接する姿を周囲の子にも分かるように褒めて自信に繫げたり、他の子への刺激になるようにしたりする。遊びの経験を重ね、自信を持って進級できるようにしていく。

 

3月17日(金) 曇り  中野

あさがお組が主催してお別れ会が行われる。年長児のために少しずつ準備を重ねてきたので、今日を楽しみに登園してくる。自分と同じ席の子のランチョンマットを丁寧に並べたり、招く側として3歳・5歳児を誘導したり、それぞれの役割に責任を持って挑もうとする気持ちが伝わってくる。園庭では玉入れ・ボール運びゲームを楽しんだ後、室内で3クラス合同で給食を食べる。幼児合同で遊ぶ楽しさを存分に味わい、会終了後は達成感を感じる子が多く、「もっとひまわりさんと遊びたい」「もっとお別れ会をしたい」と口にする。お別れ会へ期待を膨らませて当日を迎えることが出来た。全員が自分の役割を果たそうとする姿に成長を感じると共に、これから年長児になろうとする意気込みも感じる。ゲームも大いに楽しみ、笑顔が多く見られ、温かな雰囲気の中で会を進めることが出来て、子どもたちも満足することができたようだ。「祝ってあげたい」という思いを皆で実現することが出来て、良い経験となった。

 

3月22日(水) 晴れ  中野

さくら組と一緒に散歩に行く。手繋ぎで歩く時はリードする場面もあり、年長児としてのどう接すればいいか考えようとする姿が見られる。公園では斜面の山を上り下りして遊んだり、氷鬼をしたりして楽しむ。自分の力量を考えながらどこの斜面に挑戦しようか考えている。遊具側に移動して好きな遊びを楽しむ。自分の技量に挑戦するボルダリングに人気が集中する。斜面を苦手とする子も、自分の力で最後までしようとする。危険が伴うので、十分な見守りや遊び場の厳選を行いながらも、挑戦する気持ちを応援して楽しめるように配慮する。20度を超える天候なので、十分な水分補給と休息の時間を持つようにし、家庭にも薄手の衣服の用意を呼び掛ける。

 

3月27日(月) 晴れ  中野

本日からひまわり組保育室での生活が始まる。普段から行き来していたので、落ち着いてはいるが、物の配置などで混乱する場面がある。好きな遊びにじっくり取り組む姿が見られ、楽しんでいる。ひまわり組へのメッセージカード作りは女児が積極的に参加する。男児は部屋遊びを満足するまで楽しんだ子から少しずつ参加する。給食はスペースが広くなったことで配膳に余裕があり、ゆったりとした雰囲気の中で友達と一緒に食事を楽しんでいる。普段からひまわり組の玩具を借りているので、部屋を移動して好きな時に自由に取り組める喜びを感じる。「~していい?」と一つ一つ確認する子もいるが、大まかな約束事を皆で決めて自分が好きな事に十分取り組めるように配慮する。まだ、動線に慣れていないので活動は余裕を持って行うようにして、安心して新しい生活に慣れていけるようにしていく。…