4歳あさがお組保育日誌バックナンバー

4歳あさがお組2024年度12月の保育日誌

12月6日(金) 晴れ 中村
中学校へ行くと聞き、小学校訪問のことを思い浮かべているのか期待感に目を輝かせる。実際に中学生のいる競技場へ行くと、想像よりも背の高い学生たちに圧倒されて顔が強張っていたが、読み聞かせや風船などで遊び始めると笑顔が見られる。中学校へ赴いての交流は初めてだったので子どもたちの反応がどうなるか気になる部分もあったが、思っていたよりも早い段階で楽しそうな声が聞こえてきたので安心した。「またいきたいね」と喜ぶ声が多くあったので、また機会があったら是非参加したい。

12月11日(水) 晴れ 中村
保育者と一緒に劇について考え、海の中はどんな色なのかを話し合い、青、水色、黄色、黄緑、白の5色の絵の具を筆、トイレットペーパーの芯、プリンカップ、スポンジ、プチプチ、切った箱など色々な道具を使って模造紙を塗り、海を表現する。手足が絵の具まみれになっても気にせず楽しそうに取り組み、後片付けの掃除も自分たちで行う。塗るたびに色が混ざり変化していく様子を友達と発見し、楽しみながら取り組むことができた。使う道具も子どもたちが持ってきていた身近にある廃材から用意したことで、塗り方や扱い方(転がす、スタンプするなど)を工夫している様子もみられてよかった。

12月19日(木) 晴れ 中村
まだ見てもらっていなかったすみれ組に「エビカニクスみにきてね」と書いた招待状を届け、見に来てもらう。他のクラスの子も見に来ていたので、緊張した様子はあったが、昨日同様大きな声で台詞を言い、身振り手振りも大きく動かして表現する。段々と台詞や動きに自信が着いてきて、人前で演技し披露する面白さを実感しているように思う。合唱の歌詞が少し混同しがちで、間違えていても大きな声の友達に引っ張られてしまっているので、直前に一緒に振り返りをしたりして確認をしていく。

12月26日(木) 晴れ 岡田
園庭で好きな遊びを楽しんだ後、部屋の大掃除をする。4月からお世話になっている部屋なので、感謝の気持ちを持って丁寧に掃除ができると良いねと伝えると、一人一枚雑巾をもち、椅子・机・窓・玩具の棚、自分のロッカー、玩具ときれいに拭いていく。「勇気100%」を流すと歌いながらノリノリで取り組み、最後は全員で床の雑巾がけをして大掃除を締めくくる。保育者が伝えていない場所も「ここも拭いた方がいいよね?」と気付いたり、休みの子の分の椅子やロッカーを掃除してくれる子もいたりと、周りのことも考えて行動してくれる姿がよかった。…

4歳あさがお組2024年度11月の保育日誌

11月7日(木) 晴れ 中村
初めて四角いコートを用意し、しっかりとしたルールでドッジボールを行う。ルールを説明しながらなのでスムーズに試合進行はできていなかったが、年長児がやっていたドッジボールという事で喜んで遊ぶ。当たった後の移動先や外野の動き、ボールの判別などはまだ難しい子は多いが、3回戦を行った時点でクラスの半数以上が参加をし、楽しんでゲームをしていた。細かい動きなどは回数を重ね、楽しみながら少しずつ身につけていけるようにしていきたい。

11月14日(木) 曇り 岡田
「○○です。よろしくお願いします。」と歯科医に伝えてから保育者の膝に座って検診を受ける。検診の後は、ひまわり組と散歩に出かける。プレイパークを開催していて三輪車や落ち葉のプール、ブランコなどで遊ぶ。保育園にはない遊具がたくさんあり興味を持って遊び、落ち葉のプールではたくさんの落ち葉に喜んでいた。年長児と一緒に散歩に出かけられることが増えてきて、年長児に引っ張ってもらいつつも「行くよ」と年長児に声をかけて歩く姿も見られるようになる。年長児に教えてもらったことを生かして年下児にも優しくしてあげられるようにしていけたらと思う。

11月21日(木) 雨 中村
お楽しみ会でやる予定のミュージカル「エビカニクス」をペープサートで見る。流れている楽曲に合わせて体を揺らしたり、面白そうだねと反応を示す。やりたい役のアンケートを取ると、圧倒的にエビ役とサメ役が人気で保育者が人気だと思っていた役とは違い驚いた。その後、歌う歌のアンケートを取ったり、合奏で使う予定のハンドベルを実際に鳴らして遊んだりしてみる。約一か月後にお楽しみ会が控えているので、午前の活動の時間をたっぷりと使ってお楽しみ会についての話し合いを行った。ハンドベルは、扱い方を丁寧に伝えたことで真剣な表情で手に取っていたので、扱いに気をつけながら楽しく取り組めるようにしていきたい。

11月28日(木) 晴れ 中村
園庭では、職業体験に来た中学生に興味津々で話し掛けたり一緒に遊んでもらったりして嬉しそうにする児がいる。入室後は、お楽しみ会の装飾で使うツリーに飾り付けるためのオーナメントを折り紙で作る。ベル、サンタ、靴下、星の中から選び、種類ごとに声をかけたので、それぞれ希望した物の時に集まり保育者と一緒に挑戦する。難しい折り方の時は保育者が手伝ったが、ほとんど自分で折ることができる。折る過程で指先の細やかな動きが必要になったり、想像力を働かせていくことが必要になっていくので、今後も遊びの中や制作の一部として取り入れていく。…

4歳あさがお組2024年度10月の保育日誌

10月4日(金) 雨のち曇り 岡田
園庭で運動会のリハーサルをする予定だったが、雨が降ってきてしまい急遽室内での練習になる。毎日ダンスの練習をしていることもあり振り付けはほぼ覚えているが、隊形移動になると自分の場所が分からなくなってしまう子がいる。真剣になり過ぎて表情が固くなってしまう子が多く見られるので、間違えてもいいから楽しく笑顔で踊る方が良い事を伝える。隊形移動は、Ⅴ字の体形の時には目印を付けて分かりやすくしようと思う。

10月9日(水) 雨 中村
幼児の部屋を広げてスペースを確保し、2歳、3歳、5歳の前でダンスを披露する。初めてすべての衣装を身につけて踊ってみると、ポンチョがあることで振りが小さい子は踊りにくそうな印象もあったが、間違えてもいいから振りを大きく笑顔で元気いっぱいに踊った方が格好良く見えるよと伝えると、大きく手を動かして踊っている。隊形移動もスムーズにできるようになり、子ども同士で声を掛け合う姿もある。本番まであと少しなので、根を詰め過ぎないようにしながら、楽しく当日を迎えられるようにする。

10月16日(水) 晴れ時々曇り 中村
園庭全体を使えたので全員でリレーをした後入室し、身体測定を済ませ、運動会の思い出を描画する。「リレーにして、○○くんと○○くんかくの」「デカパンでよーいどんしたよね」と友達と楽しそうに会話をしながら描き進めていき、完成後にはどんな場面を描いたのかを前に出て発表する。前回の水族館の時よりも描こうとしているものが明確で、友達と話しながら「リレーの時は○○があったよね?」と情報交換をしながらどんどん描き進めていた。これからも描画をする機会を定期的に作り、自分の想像している物や考えなどを言葉や形にして表現できるようにしていきたい。

10月24日(木) 晴れ 中村
園庭で遊んでいると消防車が到着し、「えー!なんで!?」「かっこいいね!」と喜んでいる中で始まった避難訓練だったが、パッと切り替えしっかりと保育者の話を聞き避難する。消防署の方の説明を聞いたり、質問に答えたりと積極的に参加する姿があるが、消防車との記念撮影では少し緊張した表情になる。保育者が訓練用の消火器を使用して使い方を実際に体験する様子を見て、応援したり「マリオみたいだったね」と興味を示す。普段の口頭での説明も大事だが、実際に見て学ぶことでより分かりやすく印象に残るので良い経験になったと思う。…

4歳あさがお組2024年度9月の保育日誌

9月5日(金) 晴れ 岡田
日野まつりで終わりの言葉を練習した後、さくら組と一緒に「ラーメン体操」「かえるのたいそう」「昆虫太極拳」「エビカニクス」を踊る。「新聞島ゲームをしたい」とのリクエストがあったのでそれぞれ新聞紙を取りゲームをするが、ジャンケンのルールがまだ理解が難しい子もいる。「ジャンケンであいこと負けたら新聞紙を1回折ってね」とその都度伝えているようにしているが、自分の出した手を保育者に聞いてくる姿が多く見られる。保育者が何を出しているのか自分たちで確認をしつつ、少しずつジャンケンのルールを理解出来るようにしていきたい。

9月11日(水) 晴れ 中村
氷を使って不思議なことをすると保育者から聞き「なにするんだろうね」と目を輝かせる。食べ物をテーマにし、水性ペンで自由画帳に自分の好きな食べ物を描いていく。ある程度描けたところで各テーブルに氷が入った皿を用意し、自分が描いた絵の上に氷を滑らせ色が滲んでいく様子を楽しむ。線から色を伸ばして色塗りをする子や複数色で描き色の混ざりを観察する子など、それぞれ楽しみ方を見つけて遊ぶ。月曜日に色水遊びをしていたこともあり、ペンと氷を使うとにじんだ部分が混ざって色が変わることに気付く子もいた。単発でも楽しむことができる遊びではあるが、前後の活動に絡めたり、関連性を持たせたりして子どもたちの気付きを引きだしていけるようにしたい。

9月18日(水) 晴れ 中村
ひまわり組と手を繋いで小学校まで歩き、到着後、二つのグループに分かれてそれぞれ小学生に案内され、ボールを使ったゲームをいくつか用意してくれているエリアと図書室で絵本や紙芝居の読み聞かせをしてくれるエリアをそれぞれ20分くらいで交代して楽しむ。初めは緊張した表情だったが、ゲームで褒められたり、知っている手遊びをしたりして笑顔が見られるようになる。兄弟がいる子は、来たことあると嬉しそうに話したり、帰り際に卒園児が声を掛けてくれたりと交流時以外でも楽しめていた。年長になる前に小学校との交流の機会を得られることはなかなかないので、良い経験になったと思う。

9月27日(金) 雨 中村
ひまわり組に店番のやり方を教わったり、一緒に準備をしたりしてひのまつりの支度をする。頭にねじり鉢巻きを付けると「かっこいいね」と嬉しそうにし気合が入り、練習した時よりも元気な声で呼び込みをしたり、自分で考えた台詞でさくら組に接客をし、景品がなくなると「やったー」と喜ぶ。お面をつけてお客の番になると、「どこにいこうかな…」と嬉しそうに迷う様子もある。当初の開催日よりもかなりの日数が経ってしまったが、子どもたちは楽しみに待ち期待感に目を輝かせて当日を迎える。店番もそれぞれがしっかりとこなし、自分の役割に責任感をもって取り組んでいる様子が伺える。真剣に取り組む店番と思いきり楽しむお客役のメリハリがあった事で一時間近く行っていたが、最後まで集中することができていたので良かった。…

4歳あさがお組2024年度8月の保育日誌

8月1日(木) 晴れ 岡田
「今日の予定は…」と朝の会で話そうとすると「とうもろこしの皮むきをする!」と昨日帰りの会で伝えたことを覚えている。手洗いを済ませ、給食室までとうもろこしを取りに行き、一人2本ずつ受け取ると、色を見て「キュウリみたい」と言う子もいる。皮は柔らかくむきやすいところ、固くて苦戦するところもあったが友達と協力したり、工夫をしたりして剥き「できた!」と嬉しそうに見せる。進級後初めての食育体験だったが、昨年度にもやったことがあったので、子どもたちも戸惑う様子もなく楽しそうだった。今後も様々な食育体験を通して、食べるだけではない食に興味をもてるようにしていく。

8月9日(金) 晴れ 中村
寒天遊びの説明をしながら、何色と何色を混ぜようか、どんなパフェにしようかなど期待感に溢れる会話が聞こえる。おままごとの包丁やスプーンを使いながら、プリンカップやプラコップに盛り付けたり、手で握ったり潰したりして感触を楽しむ。昨年度もやっていた遊びなので、前日に保育者が話をすると楽しみだねと期待感に目を輝かせていた。やったことある遊びでも期間を空けて再度やってみることで、以前とは違う遊び方を見つける様子もあり、成長を感じる場面があり良かった。まだまだ暑さは続くので、室内でも涼しさを感じられるような遊びを提供できるように工夫していく。

8月15日(木) 晴れ 伊藤
2歳児クラスで、「ジャンボリミッキー」「バナナクン体操」「動物体操」をしてから、テラスで一緒に氷遊びをする。4つのタライに赤、青、黄、緑の氷を入れると、嬉しそうに触り「冷たい」「気持ちいいね」と声が出る。透明カップや皿に色を組み合わせて「ジュースが出来たよ」や色が混ざって変化するのを見て「この緑とこの緑違うね」などの気付きが聞こえ、更に混ぜたり、友達と見せ合って楽しむ。お盆で人数が少なかった事もあり、年下児と合同保育になったが、2歳児室に入ると年上児として格好良い所をみせようと張り切って踊ったり、氷遊びやその後の遊びの中でも気に掛ける姿がある。今後も担任同士で協力し、交流の機会を増やしていきたい。

8月26日(月) 晴れ 中村
あさがお組は、ひのまつりで個人製作を飾らない代わりに何か大きなものを作ろうという事になり、祭りをイメージしやすい金魚すくいの場面を作っていく。プチプチやネット、トイレットペーパーの芯や紙コップ、プリンカップに青、水色、黄緑の絵の具をつけて大きな紙にスタンプをして金魚すくいの水を表現する。ある程度スタンプが出来たら使った道具を持って園庭に移動し、水遊びをしながら自分たちで洗って片付けもする。水の部分は筆で塗れば簡単だが折角なので、様々な道具を使ってスタンプをすることで塗り方にランダム性を持たせて表情がでるようにした。また、後片付けも自分たちですることで道具を大切に使う気持ちも育めたらと思う。…

4歳あさがお組2024年度7月の保育日誌

7月5日(金) 晴れ 岡田
七夕集会に参加する。七夕とはどんな話なのかパネルシアターを見ながら保育者の話に耳を傾けていた。お当番には、七夕飾り制作の発表をしてもらい緊張しつつも他のクラスの前で堂々と話すことができた。大きな笹をクラスに飾り、友達同士で「どんなことを書いたのか」七夕飾りを見て「私は紫の船にしたよ」「僕は青」など会話を楽しむ姿がよく見られ、日本の行事に楽しみながら興味を持てたので良かった。

7月10日(水) 晴れのち曇り 中村
水遊びで使う的を保育者が作っている様子を覗いてみたり、一緒に色を塗ったりする。いつも通り友達と水を掛け合ったり、水車で遊ぶほかに、園庭の壁とログハウスに貼られたビニール袋の的にめがけてバケツや水鉄砲で水を掛けて楽しむ。水遊びの幅を広げる為に、ビニール袋にペンで描いた的を作る。保育者が描いていると興味を示し手伝いたいと言う子や的の形のアイデアを言う子がいる。今回は保育者が主導で大きな的を作ったが、次回はトレーなどを使って個人用の的を作ってみたいと思う。

7月17日(水) 曇り 岡田
小学生との二回目の交流がある。小学生が部屋に入ってくると思ったよりも身長が高く「大きいね」と少し緊張している表情が見られたが、一緒に遊んだ「ジャンケン列車」で自ら声を掛けに行ったり積極的に関わる姿も見られた。その後も、自己紹介をしたり好きな動物を伝え合ったりして楽しむことが出来た。緊張で自分からいくことが難しい子には保育者が付き添い、小学生たちの会話の中に入れてもらったりジャンケン列車では一緒にジャンケンができるように声をかけたりする。外部との交流は、良い経験になったと思う。

7月23日(火) 晴れ 中村
全員で忍者道のキュウリを見に行き、葉が枯れてしまっていることや実がなっていることを一緒に確認する。実がなってからかなりの日数が経っていたが、これ以上大きくなる見込みはなかったので観察用にツタなどを回収する。保育者がカッターを使って解体した実の断面を見て、粒々がある事や穴が空いている事を発見したり、枯れていてもまだチクチクしていることや蔓の巻きがすごい事、匂いがスイカに似ていることなどに気付く。以前の給食で食べた事も含め五感を使ってキュウリを観察することができたが、種について少し子どもたちの理解が薄かったので、冬野菜の栽培時には種で挑戦してみてもよいかもしれない。…

4歳あさがお組2024年度6月の保育日誌

6月5日(水) 晴れ 岡田
前日に散歩に行くことを知らせていたので「今日お散歩行くよね?」と期待感に目を輝かせる子やひまわり組に「一緒に手繋ごう?」と自ら声を掛けている子など、楽しみにしているのが伝わってくる。公園では大型固定遊具で思いきり体を動かして遊び、帰り道では「お腹空いた~」と友達と言い合う姿もあるが、最後まで頑張って歩行する。散歩を喜んでいるが、横断歩道を渡る時など周りを見ていない子が多いので、交通安全や信号などに意識をもてるように声かけをしていく。

6月13日(木) 曇り 中村
ちゅーりっぷ組と交流をする。大きな声を出さない事など遊ぶときの約束を皆で確認し、4人ずつ約20分程0歳児保育室に遊びに行く。初めは表情も動きもぎこちなかったが、だっこや触れ合いをしていくと緊張もほぐれ楽しむ様子が見られる。以前、園庭で少し一緒に過ごす時間があったときに、もっと一緒に遊びたいと言ったことから、交流の機会を作ることができた。バギーに乗っている姿を見ることはあったが、実際に一緒に遊ぶことはほとんどなかったので、良い機会と経験になったと思う。

6月18日(火) 雨 岡田
廃材を選んだり、新しいマスキングテープを使ったりして考えたものを作っていく。ハサミの使い方にも少しずつ慣れてきて「こう持つんだよね?」と保育者に確認しながら上手に切っていく。マスキングテープが上手く切れずに苦戦している姿も見られたが、「やってあげるよ」と子ども同士で助け合う姿もある。今回新しくマスキングテープという素材を用意し、子どもたちが自由に使えるようにしていたが、切り方が難しいようで引っ張って切ろうとする子が何人も見られる。指先の使い方が難しいようなので、手を添えたりしながら丁寧に伝えていく。

6月25日(火) 曇り 中村
金曜日が雨で延期になっていたじゃがいもほりへ行く。昨年度はたまねぎの収穫だったので、じゃがいも掘りは初めてなこともあり、「はやくやりたいね」と期待に胸を膨らませる。軍手をつけ、高校生のクイズに参加してから収穫をする。初めは遠慮がちに見えるじゃがいもだけを拾っていたが、掘って見つける楽しさを段々と理解し、「ここにあるよ」「いっしょにてつだって」と声を掛け合い、20分程じゃがいも掘りをする。自分の周りで見つけられなくなったら移動し、友達と協力して掘って見つける楽しさを味わえたと思う。育てる、収穫、実食を通して様々な食材に興味を持てるようにしていきたい。…

4歳あさがお組2024年度5月の保育日誌

5月2日(木) 晴れ 岡田
「ひまわりさんと港南台北公園まで散歩に行くよ」と伝えると「やったー!」と嬉しそうな声があがり、目を輝かせながら仕度をする。公園に着くと沢山のこいのぼりが泳いでおり、「すごーい!」「ピンクかわいい!」「金ぴかなこいのぼりがあるよ!」と保育者に伝えながら楽しむ姿がある。往復で1時間ほどかかる距離だったが「疲れた」などいうこともなく最後までしっかりとした足取りで歩行することができていた。異年齢児との関わりをもつことで、お兄さんたちにしてもらったことを、自分たちも小さい子にやってあげようという気持ちを育めると感じたので、今後も担任で話し合い機会を作っていく。

5月10日(金) 晴れ 岡田
お風呂マットの上に乗ってジャンプをしながら前に進む遊びを、子どもたちが遊び方を見つけて遊んでいると、他のクラスの子たちも「入れて~」と仲間が増え楽しむ姿が見られる。園庭で身体を動かした後は、きゅうりの苗を一緒に植える為に二階のベランダへ行く。一人ずつ土を掘ってもらい苗を植え、土をかけてもらう作業をする。「苗を植えたら終わりかな?」と問いかけると「お水をあげるんだよ!」とどのようにしたら育つのか理解している子もいる。毎日の当番に水やりの仕事をしてもらいながら、野菜に興味を持ってもらえるようにしていきたいと思う。

5月17日(木) 曇りのち晴れ 中村
乳児クラスが園庭へ出てくる前までと約束をして、鉄棒で逆上がりや前回りをして楽しむ。日陰でバスマットを敷いて家を作りおままごとをしたり、乳児と一緒に平均台渡りをして楽しむ。乳児が入室した後は、チーム、走る順番を自分達で決めてリレーを3回戦行う。乳児クラスがいる時は玩具を譲ったり、手伝いや手を引いてあげたりなど、年上児らしい姿が多く見られる。また、鉄棒やリレーなど体を思いきり動かす遊びは乳児クラスがいる間は難しいので、時間を決めてやることで外遊びの中でもメリハリを付けられるようにしている。遊びに夢中で水分補給などが疎かになっている児もいるので、体調に気を付けながら外遊びを楽しめるようにしたい。

5月30日(水) 晴れ時々曇り 中村
暑かったので裸足になって遊ぶ。のぼり棒では、タイヤを使って少しでも上の方から始められるようにするなど自分達で工夫したり、円形ドッジボールでは、傍で遊んでいる乳児クラスがいることを伝えると、「もしあたってもいたくないボールにしよう」と柔らかいボールを用意したりする姿もある。腕や足の力がだんだんと強くなり、体を思った通りに動かせるようになってきたことで、のぼり棒や鉄棒、ドッジボールなどの大きく体を動かす遊びにじっくりと取り組む姿が増えている。楽しさが実感できるようになってくると同意に、遊びや動きに慣れてくる頃が怪我をしやすいので、保育者が傍に付き、安全を確保できるよう配慮する。…

4歳あさがお組2024年度4月の保育日誌

4月1日(月) 雨のち曇り 岡田

新しいクラスになり嬉しい気持ちもありつつ、新しい担任になり緊張した表情を見せる子もいるが、進級のメダルをもらうと嬉しそうに友達と見せ合いっこをする。担任が変わって戸惑いもあるかと思ったが、子どもたちは落ち着いて過ごしていていつも通りの様子だった。今週は子どもたちと多く関わりを持てるように一緒に遊んだり会話をしたりしながら、安心して保育園に通ってもらえるように信頼関係も築いていけるようにする。

 

4月12日(金) 曇りのち雨 岡田

昨日の帰りの会で散歩の話をしていたので、登園すると「今日、お散歩行く?」と楽しみにする子が多くいる。歩行中もひまわり組の子たちと会話をしたり、周りの景色を楽しむ姿がある。公園に着くと花壇の前で記念撮影をしたり、チームに分かれてリレーをし、「がんばれー!」と応援したりして楽しそうな様子もみられる。帰り道で少し雨が降ったりもしたが、ひまわり組と一緒ということで、最後でしっかり歩行することができた。少しずつ距離を伸ばし、遠くの公園への散歩も楽しめるようにしたい。

 

4月18日(木) 曇り 岡田

園庭では、おままごとをしたりお風呂マットで家を作ったりして遊ぶ。園庭に乳児クラスが多く出てきたので、こいのぼりの製作をする事を伝えて片付けを始める。自由遊びをしながら、順番で折り紙をちぎって紙コップに貼りこいのぼりの体を作っていく。作業をする様子を見て「私もやりたい」と興味津々な子もいる。来週に子どもの日の集いがあるので、そこに向けてこいのぼりの製作を進めていき、行事に興味をもてるようにしたい。

 

4月24日(水) 雨 中村

新聞紙や広告の中から好きな物を一枚選んで自分の島とし、保育者対子どもたちでジャンケンをする。勝ちとあいこはそのままで片足キープ、負けたら乗っている新聞紙(広告)を半分に折っていき、最後まで落ちないようにするゲームを楽しむ。保育者に勝ちたいという気持ちが強く、さり気なく後出しをする子もいる。ルールを素早く理解し、有利になる方法を見つけるこがいることに驚いたが、引き続き楽しめるようにする。ほとんどの子はルールを理解していたが、勝っても負けても新聞紙を折っている児や、負けたことが分かっていない子もいたので、何度も遊び込んでいき、楽しめるようにしたい。…

4歳あさがお組2023年度3月の保育日誌

3月8日(金) 雨のち晴れ 萩原
登園から「今日はお別れ会だよね」「お仕事、何をする?」「プレゼントはいつ渡す?」と楽しみにしている。会では、順番にマイクを持って司会をしたり、ゲームの進行をしたりする。初めは緊張の様子があったが、徐々に慣れていき自信をもって取り組むことができる。写真立てやランチョンマットのプレゼントを渡した時には、相手児の表情をよく見ており、「喜んでくれていた」と嬉しそうに話している。会の内容から進行、プレゼント作りなど子どもたちが考え、話し合い作り上げていく。今週は準備の為に忙しくはあったが、今日の会で5歳児が喜び、3歳児も楽しんでいる様子を見て、喜びや達成感を味わうことができたようだ。また、自分たちでできることがわかり、自信にも繋がったように感じる。今回の取り組みを糧として、年長に進級する期待に繫げていけるよう援助していきたい。

3月14日(木) 晴れ 萩原
月曜日にA児が発端となって海賊ごっこを始まったことから、海賊をテーマにしたごっこ遊びや制作遊びが展開されていく。今日は『海賊運動会』として、3歳児と共に障害物競争や大玉運びなどの運動遊びをする。3歳児と4歳児で対抗戦にしたり、ペアを作って協力して進めたりしてゲームを進めていく。ゲーム中は気持ちが昂る様子もあったが、ゴール前ではペアになっている3歳児を気遣うような姿も見られる。3~4名で始めた海賊ごっこが、さまざまな遊びの形となり広がりを見せている。今日の活動では、イメージを共有し遊びに反映させていく面白さを味わうことができたと思う。前期にこのような活動ができていれば、後期の運動会・お楽しみ会などにも流れを繋げていくことができたのではないかとも思う。今年度はあと2週間ではあるが、さらに遊びを深めていけるよう考えていきたい。

3月21日(木) 晴れ 萩原
5歳児の卒園を祝う会のリハーサルに参加する。普段から歌やお別れの言葉などが聞こえてきていたこともあり、関心を持っている。レッドカーペットが敷かれたり、ひな壇が設置されたりして特別感のある環境に驚く姿もある。事前に内容を知らせることはしていなかったが、卒園児が入場する時には優しく拍手をしたり、将来の夢や歌の時にはしっかりと聞こうとしたりしている。兄や姉がいる児は、DVDで観たことがあり会の内容や雰囲気を概ね知っているが、大半の児はおたのしみ会ともまた異なる雰囲気を感じ取り、大切な場であると理解したようである。年長児との別れを理解し、進級にさらなる期待をもつことができるよい機会となったと思う。これから、期待とともに不安も生じるかと思うので、安心や自信をもって進級に向けていけるよう関わっていきたい。

3月27日(水) 晴れ 萩原
前回、円海山に散歩に出かけた時には、山の入り口の広場までだったので、山道を入っていくことに大きな期待をもち出発する。遠くに見える海や富士山に喜びの声をあげ、これから進む山道への期待が増していく。前日までの雨によるぬかるみや、大きな石ででこぼことした道、丸太の階段など、子どもたちにとっては歩きにくい道だが、初めて見る草木や実、キノコなど、さまざまな発見を楽しみながら、跳ねるように歩いている。これまでの散歩では、公園に出掛けることが多く、整備された環境の中で遊ぶことが多かったと思う。前回に続き2回目の円海山への散歩となったが、これまでに経験のない豊かな自然に触れる楽しさを子どもたちの表情や動き、言葉から感じ取ることができる。『保育』では、安全を優先することになるが、子どもたちの心が動き、のびのびと身体を動かせる環境、子ども自らが興味や関心をもてる環境、意欲を育める環境を提供していきたい。…