4歳あさがお組2023年度12月の保育日誌

12月 1日(金) 晴れ  萩原
今日から12月となり、カレンダーを確認して「お楽しみ会が近づいてきたね」と友達同士で話し合っている。合奏や劇への意欲も高まっており、「ブレーメンしようよ!!」と声があがる。台詞を覚えきれていない友達には、同じ役の児が教えたりゆっくりと思い出したりしながら劇を進めていく。お楽しみ会まで1週間となり、楽しみや期待の高まりがうかがえる。また、自分が褒められると喜び、他の友達が頑張っている姿を捉えて褒める姿もある。個の表現を高めていくとともに、さらに「友達と一緒に目標に向かって取り組む楽しさ」を感じられるよう、援助していく。

12月11日(月) 曇り 萩原
登園すると、土曜日のお楽しみ会の感想や保護者に褒められたことなどを嬉しそうに話している。お土産のコマやすごろくで遊んだ児が多く、園庭遊びでは早速こま回しに挑戦している。他、ごっこ遊びや砂遊び、追いかけっこなど2~3名の少人数で分かれて好きな遊びをしている。今日は欠席児が多く、いつものような身体を動かす集団遊びでなく、個や少人数の集まりでの落ち着いた遊びの展開となる。これから、じっくりと落ち着いた遊びと活発な集団遊びでバランスをとって遊びを取り入れていけるよう、遊びの提供や環境設定を工夫していきたい。

12月13日(水) 晴れ  萩原
区の資源循環局の方による出前講座『かるがも教室』で、ごみの分別やリサイクルについての話を聞く。家庭でごみを出す時に分別していることを思い出し、「プラ」「紙ごみ」など話している。資源ごみを装置付きの箱に入れると、リサイクル後の物になってでてくる。その変化を楽しみながら、「どうしたらそうなるのか」と考える児もいる。クラスではごみの捨て方が雑になったり、ティッシュやハンドペーパーをどんどん使って捨てたりすることが気になって声掛けしていた折りの出前講座で、子どもたちに分かりやすく、また興味を持ちやすい進行になっていてとても良かったと思う。終了後にティッシュを見つめながら「これが牛乳パックからできているのか」としみじみと話す児もいる。子どもたちにできる身近なことから取り組んでいけるよう考えていきたい。

12月28日(木) 晴れ 萩原
年末で休みに入る児が多く、8名の登園となる。朝は寒かったものの徐々に暖かくなったので園庭でゆったりと過ごす。それぞれ友達を誘い合い、鬼ごっこ・ごっこ遊び・ボール遊び・砂遊びなど好きな遊びに取り組む。
集団遊びが盛んになっている反面、意見や思いが合わずにぶつかり合いが生じることが多々ある。今日は一人一人が落ち着いて過ごしている為、友達の言葉に耳を傾け、意見をすり合わせて遊びを進めていくことができていたように感じる。1月以降は進級を踏まえ、さらに集団を意識できるよう遊びや活動の援助をしていきたい。

育児あれこれ