3歳さくら組保育日誌バックナンバー

3歳さくら組2022年度8月の保育日誌

8月12日(金)晴れ 本多

砂場で川を作って遊ぶ。友達や保育者と一緒に長いシャベルを使い、水が流れるように穴を掘る。それからバケツに水を汲んで流すことを繰り返すが、水がすぐに引いてしまうことに気が付き、雨どいを置いて川ができやすいようにする児がいる。その後、玩具や葉っぱを浮かべて遊ぶ。以前川づくりをして遊んだ経験を活かし、水が溜まりやすいように雨どいを活用した事に驚く。水を運んだり、穴を掘ったりみんなで協力しながら川を完成させ、達成感を味わう。次回はビニール袋等も使い川づくりを楽しんでいく。

 

8月19日晴れ(金) 本多

年長児と一緒にシャワ―マット、ビニールプール、水鉄砲で遊ぶ。噴水の高低差を楽しみ、噴水からジョウロやバケツに水を汲んで楽しむ。ビニールプールでは、魚やヒトデなど海の生き物の玩具を浮かべたりして遊ぶ。年長児は噴水やプールよりも水鉄砲で遊ぶ児が多く、各クラスで好きな遊びを楽しんでいる様子。数名は年上児と関わりながら遊ぶが、殆どの児はクラス内で遊ぶ児が多い。これからもお互いにかかわり方を学び、刺激を受けながら成長していけるように、仲良し散歩や遠足等で年長児とグループになって遊ぶ機会をもっていく。

 

8月24日(水) 本多

室内で好きな遊びを選んで遊ぶ。友達と一緒に積み木で家を作ってままごとをしたり、線路に見立てたりしながら遊びを展開していく。その後、簡単なルールがあるスターオセロをして遊ぶ。殆どの児が遊び方を理解し「頑張る」「悔しい」「楽しかった」等の気持ちを友達に伝えている。ルールのある遊びを楽しみながら、問題が生じたら子どもたちで解決の方向になるように援助していく

 

8月30日(火) 本多

年長児と一緒に円になり盆踊りを踊る。いつもと違う雰囲気の中、殆どの児が笑顔を見せながら張り切って踊る。途中で座り込み、友達の踊る様子をながめながら自分のペースで楽しむ児もいる。他のクラスの保育者に「上手だね」と褒められ得意気な表情をする。室内に飾ってある提灯を見て「○○のあった」「おばけちょうちん作ったね」等、友達と話しながら喜びを共有する。提灯作りをしてから、日野まつりへの期待が高まったように思う。回数を重ねるごとに踊る子も増えている。おまつりに向かって子どもたちの様子を保護者に伝え、更に期待をふくらめていく。…

3歳さくら組2022年度7月の保育日誌

7月8日(金)曇り 本多

水遊びをすることを知らせると自らすすんで玩具を片付け、着替え始める。脱いだ衣類をひとりで畳む子や表裏直さない子がいるが、衣類を脱ぐ→汚れ物袋に入れるという流れを殆どの子どもが身に付いている。初めての噴水プールに興味を示し、水が出てくると喜び手を伸ばしたり背中、おしりに当てたりして水の感触を楽しむ。水鉄砲遊びは、前回よりも水の汲みかたに慣れてスムーズに遊ぶ。気温が低くめで他クラスもいたので、噴水の水量を少なくしたが、外気温に合わせて準備をすすめる。

 

7月13日(水)雨のち曇り 本多

保育室にスズランテープを両サイドから張っていくと子どもたちも目を丸くして興味を示す。その際「まだだよ」と子ども同士で声を掛け合う姿がある。体を小さくしてくぐる子や這ったり、跨いだりして遊びを楽しむ。スズンテープに新聞紙をかけ、的に見立ててボール当てをする子もいる。スズランテープは伸縮性ない分、怪我や事故に十分に気を付けて遊ぶことができるように見守る。今後、伸縮性のあるゴムを使った遊びも取り入れていく。新聞紙を使い子ども達なりにいろいろイメージをふくらませ、遊びを発展させていた事に驚き成長を感じる。

 

7月19日(火)曇り時々雨 本多

英語で遊ぼうに参加する。名札を付けると「今日、英語?」「楽しみ!」という声が聞こえる。講師が入室すると、「先生」「ハロー」と声を掛けて挨拶をする。音楽に合わせて体を動かし、動物の真似や色探しゲームをして楽しむ。講師の質問に、子どもなりに考え身振りを交えて日本語や簡単な英単語で答えようとする。その後、室内でカルタや積み木をして遊びゆったりと過ごす。英語であそぼうを楽しみにして、積極的に参加する子が多い。普段の生活の中でも簡単な英語に触れながら楽しんでいくようにする。

 

7月27日(水)晴れ 本多

セミの抜け殻を見つける機会が増え、登園時に大事そうに持ってくる子がいる。園庭にでると

4歳児クラスと関わりながらセミの抜け殻やセミを探す姿があり、「先生!見てみて」と嬉しそうにバケツに集め、服や帽子に付ける。ボールを蹴ったり、フラフープを回したり体を使って遊ぶ子もいる。その後、オクラに水やりをしていると、大きくなった2本のオクラをみつけて収穫する。花が咲いたり閉じたりと生長の変化を見ながら楽しみにしていたので、みんなで喜び合う。これからも植物が生長する姿を通して、どんな花が咲くだろう、どんな実がなるだろうなど探求心が養われるような環境を構成していく。…

3歳さくら組2022年度6月の保育日誌

6月9日(木)曇りのち晴れ 本多

あさがお組と一緒に手をつないで散歩に出かけることを伝えると、笑顔を見せ、「楽しみ」「早く行こう」等の声が聞こえる。公園に着くとプレイパークが開催されていたので参加する。リングを使い大きいシャボン玉を作ったり、うちわでシャボン玉を飛ばしたりして楽しむ。雨どいを使ったボール転がしでは年上児と関りながらコロコロボールが転がっていく様子を見る。タイミングがよくパトカーも来ており、パトカーに乗車する体験をすることができ喜ぶ。帰りに「もっと遊びたい」という声が聞かれたので、プレイパークの日程を把握して参加する機会をもっていく。

 

6月14日(火)雨 本多

三角形の折り紙で笹飾りを作る。指先でのりを取り「このくらい?」と保育者に見せにくる。きれいに縦に真っ直ぐに貼る子や、少しずらしてカーブや丸の形に貼っていく子がいる。糊を塗ること自体を楽しんでいる子は、折り紙を貼るよりも折り紙全面に糊を塗っていくこと楽しむ。長く繋げる子や好きな色を選んで貼る子がいて、さまざまな笹飾りが出来上がる。でんぷん糊は数回使っているのでクラスの半数の子は蓋の淵で量を調整して貼っている。糊の調整が難しい子には、保育者が実際行い視覚からも伝えられるようにしていく。今後、雨の日が続く予報なので、室内で楽しく過ごせる活動を工夫していく。

 

6月16日(木)曇りのち晴れ 本多

地域ジャガイモ堀に参加する。前日に、ジャガイモ堀に行く事を伝えてあったので「ジャガイモ堀だね」「長靴持ってきた」等、期待を膨らまして登園する。軍手を付ける事は難しく保育者が手を添えて付けていく。ジャガイモの茎を引っ張ったり、土を掘ったりしてジャガイモを収穫する。虫がジャガイモと一緒に出てくる時もあったが、興味を示し近くで見る。帰園時はたくさん取れた事を喜び、給食に出ることを楽しみにしている。クラスで栽培している野菜に触れる機会をもち、生長に興味を持って変化する様子を観察していく。

 

6月30日(木)晴れ 本多

水鉄砲で遊ぶと伝えると「水鉄砲!?」と驚き笑顔を見せる。タライ3つを用意して密にならないようにする。最初は、水をくみ上げるが難しく「どうやってやるの?」と聞いていたが、保育者や友達に教えてもらいながら一人で吸い上げ友達や保育者に水を掛け合い楽しむ。泥水をくみ上げる子や電車に見立てて地面にこすりつける子もいる。その後、入室し絵の具遊びをする。コーヒーフィルターに色が滲んで他色が混ざってできるグラデーションを見て「きれい」と言う。これからも、熱中症に気をつけながら、この時季ならではの遊びをとりいれていく。…

3歳さくら組2022年度5月の保育日誌

5月9日(木)曇り 本多

連休明けだが落ち着いて登園し、遊び始める。園庭では鉄棒ブランコや恐竜になりきり追いかけたり戦いごっこをしたりして遊ぶ。室内では、スターオセロで遊ぶ。保育者の話を聞いてから2チームに分かれ、それぞれのチームカラーにカードを返していく。カードの上を歩く事を楽しむ子や何枚か集めてから色を変える子がいる。最後は、子どもたちと保育者と一緒にチームごとのカード枚数を数えていく。殆どの子がルールを理解して楽しむ。歌が流れたらゲーム開始だが、保育者の声掛けを必要とするこが子が数人いる。これからも友達と関わりながら楽しめる活動を取り入れていく。

5月20日(金)曇り 本多

昨日より話していた、なかよし散歩に期待を膨らまし登園する。机の上に置いてあるグループマークの名札を見つけ「先生つけて!」と笑顔で保育者に渡す。年長児と手を繋ぎ北公園へ向かうが、足取りもいつもより軽く感じる。リレーでは、コースを脱線してしまう子もいるが、直線を全速力で走る。じゃんけん列車は見ているだけの子もいたが、保育者に見守られながらじゃんけんをして、長い列車になり喜ぶ。じゃんけんに負けて「やらない」と言う子もいたが、最後まで楽しむことができる。秋の遠足やジャガイモ堀など幼児クラスで行う行事が増えてくるので普段の活動の中に年上児と散歩に出かけたり、ルールのある遊びを楽しんだりする機会を増やしていく。

5月25日(火)晴れ 本多

避難訓練(火災)に参加する。園庭で遊んでいる時に放送チャイムが聞こえる。すぐに保育者の元に集まる子や、遊び続ける子がいる。避難先(西公園)へ向かう途中、散歩に行くと勘違いをして楽しむ姿や手を繋ぐのを嫌がる子もいる。実際に災害を想定することは難しいが「訓練」は「遊びではない」事を丁寧に伝えながら、避難訓練に参加していきたい。また、保育者が話している時、砂遊びをしている子もいるので相手の話を聞くことの大切さも知らせていく。

5月26日(月)晴れ 本多

オクラの苗の購入の為、ケーヨーデイツーへ買い物に行く。途中、洋光台第三小学校で運動の練習(ソーラン節)の様子を見て足を止め、動きを真似たり拍手をしたりする。店では、色々な苗や木に興味を示し、保育者に「この草の名前は何かな?」と聞いたり、飛んできた蝶々を見て「ご飯を食べに来たのかな」と話したりしながら買い物を楽しむ。帰園後、苗を植えると「おおきくなりますように」「たくさんできるかな」等期待を膨らます。子どもたちと皆でオクラの生長の変化と収穫を楽しみにしたい。…

3歳さくら組2022年度4月の保育日誌

4月7(木)晴れ 本多

園庭で各々好きな遊びを楽しむ。のぼり棒の周辺にタイヤとお風呂マットを並べ、車に見立てて「いってきます」「どこに行きたい?」等、会話を楽しみながらドライブごっこして遊ぶ。ベッドに見立てて横になる子もいる。年上児の遊びを模範して、子どもなりに考えて遊びが発展しているように思う。友達と場所やお風呂マットの取り合いで衝突し、言葉で伝えられずに涙を見せて相手に訴えることもある。子どもたちの関わりを見守りながら必要に応じて保育者がお互いの気持ちを代弁していく。

 

4月14日(木)曇り 本多

園庭に出て遊ぶ。気の合う友達を誘いフープ電車をしたり、虫探し(ダンゴ虫)をしたりする。その後、室内でハサミを使い制作をする。ハサミの正しい使い方や、渡し方を伝えてから少人数で行う。「はじめてつかうよ!」「家にあるよ」とハサミに興味を示して取り組む。最初はハサミの開閉が難しかったり、紙を持つ手の移動ができなかったりして苦戦していたが、繰り返し使用していると要領を得て、切ることができるようになる。安全面に配慮し、ハサミを使う前は必ず約束事を伝えていくようにしていく、

 

4月19日(火)晴れ 本多

英語で遊ぼうに参加にする。英語の先生が部屋に入ると緊張して保育者の傍にしがみつくが、遊んでいるうちに表情が和らぐ。英単語を繰り返し言ったり、リズミカルな歌に合わせて動いたりする。色探しゲームでは夢中で部屋中を探し、見つけると「あったよ!」と英語の先生や友達に知らせる。落ち着いて参加しているように思われるが、途中で気持ちが高まり、動きが大きくなる子もいる。色の英単語は日常でも触れているので英語の先生の真似をして「ピンク!」「ブルー!」と大きな声で答える。「またやってみたい」と言う声も聞かれたので、これからも遊びながら英語に親しんでいく。

 

4月25日(月)晴れ 本多

5丁目公園へ行き、子どもたちの希望で「オオカミとネズミ」のゲームをする。オオカミは保育者と一緒に10秒数えてからネズミのシッポを取りに行く。ネズミ役の子たちは取られように必死で走る。取られると悔しい表情を見せる。高月齢児は、挟み撃ちでシッポを取る姿も見られる。帰園時に違うルート通る。保育園の建物が見えると「あ~ここだったのか」と声が聞かれる。今後も帰路を変えて、探検ごっこのような感覚を楽しめる機会をもっていきたい。ルート変更時は出発前に園に連絡する。…

3歳さくら組2021年度3月の保育日誌

3月2日(水)晴れ 五十嵐

幼児3クラスで楽しんだ「なかよし散歩」での思い出を話しながら、卒園する年長児に「ありがとう」「おめでとう」の気持ちを込めてプレゼントを贈ることを話す。割り箸に絵の具で好きな色を塗る。塗り残しがないように丁寧に塗ろうとする。「次、何するのかな?」と次の工程を楽しみにする子がいる。プレゼント制作のコーナーを作り、いつでも興味を持った子が参加できるようにしていく。年長が卒園するということは、自分たちも進級するということを意識しているので、大きくなった実感が味わえるような声掛けをしていく。

3月11日(金)晴れ 五十嵐

いつもと違う広場で遊びたいというリクエストがあり、普段より早いペースで歩く。列から外れることもほとんどなく、交通ルールを意識した歩行ができる。公園では、石の橋を渡ったり、ゴツゴツした岩に登ったりしながら笑顔で遊ぶ。「あれもこれもしたい」と想像が膨らむ。子どもの興味を大切にして十分な時間を取り、無理なくゆったりと過ごしていけるようにする。

3月15日(火)晴れ 五十嵐

春の気候になり、昆虫に興味がある子たちはダンゴ虫探しをする。4歳児に探し方を教えてもらったり捕まえてもらったりして喜ぶ。春の訪れを感じられるような場所に散歩に行き、発見を楽しめるようにしていく。他のクラスがしている遊びが気になり、参加する子が増えているので、担任同士連携を取りながら活動を進めていく。避難訓練では、突然の放送だったが、慌てることなく、保育者の話をよく聞いて行動することができる。その姿を褒めて命を守る行動について丁寧に伝えていく。

3月23日(水)晴れ 五十嵐

夏、秋、冬の季節の変化を同じ公園の草花を観察して感じてきたので、同じ公園に春を探しに行く。手作りのバックを渡すと、自然探しに行くことがわかり、楽しみにする。公園までの道すがら、花が咲いている様子を見つけて、「春、見つけた」と伝え合う。まだ、桜の花などは咲いていなかったが、「もっと暖かくなったら、咲くかもね」と楽しみにする。発見したことをみんなに伝え、共感をしてもらえたことを喜ぶ姿が見られる。まだ、咲いている花は少なかったが、これからの自然の変化を楽しめるように散歩や戸外活動を楽しめるようにしていく。また、共感してもらえるような経験が出来るように、保育者は仲立ちをして、仲間との繋がりを感じられるようにしていく。…

3歳さくら組2021年度2月の保育日誌

2月10日(木)雨のち雪 五十嵐

身体測定をすることを伝えると、「大きくなっているかな?」「小さくなっていたらどうしよう。」という話が聞こえてくる。保育者が、「大きくなっているよ」と言うと、とても嬉しそうにする。身体測定をすることで、自分の成長を確認する姿が見られた。今後の進級に向けて、「大きくなる」ことを実感していける経験をしていく。その後、室内でスペースマットを使い遊ぶ。皆でマットを繋げて遊び始めると、ワニ、怪獣、サメがいるよ!と想像を周りに伝えながら楽しむ。保育者も一緒になりながら楽しんでいくことで、次々に遊びが広がっていく。ごっこあそびが楽しめるように十分な時間をつくっていく。

 

2月16日(水)晴れ 五十嵐

1月に西公園前を散歩した時、「この木は、桜の木?」と興味を持ち、咲いたらみんなでお花見しようと約束をする。梅の花が咲いたので、西公園に見に行く。一本一本の木に、様々な色の花が咲いていることに気付いて、周りを見渡す。保育者が「匂い、するかな?」と木に近づくと、同じように匂いを嗅ぎ始めて「ここ、いいにおいするよ!」と伝え合う。天候もよく、心地よさを感じられる一日だったので、梅の木を観察して、より春を意識した散歩をすることが出来た。公園の高台へ行くと、富士山を見ることが出来て、「ひのふじだ!!」と以前公園の砂場で作った砂山と重ね合わせる姿が見られた。子どもたちの発見から自然に触れて季節の変化を感じられるようにする。

 

2月25日(金)晴れ 五十嵐

幼児3クラスで、洋光台南公園へ散歩に行く(なかよし散歩)。いつもは散歩時にはつけていないバッチをつけていると「楽しみ!」という声が多く聞かれる。異年齢児で、3グループに分けてゲームや宝物探しをする。クラスの友達ではない子との触れ合いで緊張している子もいるが、皆嬉しそうにする。公園では、自由遊びを楽しむ時間もあり、年上児の遊びを真似しながら十分に体を動かす姿も見られる。散歩では、年長児にサポートしてもらい、会話を楽しむ。年上児との交流の中で、進級することを実感していけるようにする。

 

2月28日(月) 五十嵐

年上児がドッチボールをしている様子を見て、ボールを投げて遊び始める。その様子を見て園庭に円を描き、中あてをする。始めは、保育者が外野になり、ルールを説明しながら一緒に遊ぶ。その姿を見て、ルールがわかり、数名の興味がある子が参加する。外野になったり、内野になったりしながら転がして遊ぶと、「楽しいね」という声が聞こえる。他クラスの様子を見て、興味を持ち、同じような遊びをすることを楽しむ。子どもの興味を大切にしながら、環境を整えていく。…

3歳さくら組2021年度1月の保育日誌

1月7日(金)晴れ 五十嵐

昨日雪が降り、本格的に積もった雪を見るのが初めてなので、昨日から家庭で雪だるまを作ったり、雪かきをしたりする子がいる。園庭に出ると、新雪の雪を見つけて集めたり、手で丸めたりして「冷たいね」「ゆき、楽しいね」とはしゃぐ姿が見られる。たらいに張った氷を手に取り、「これ、すごいね!」と見せ合い、喜ぶ。雪や泥で手が汚れることを心配する子もいたが、遊びに夢中になり、楽しむ。初めての体験で、新たな発見をして喜んでいる。様々な経験を積むことで、色々な学びをしていけるようにする。

1月14日(金)晴れ 五十嵐

散歩に行くことがわかると、それまで使っていた玩具を積極的に片付けて、進んで支度をする。公園では、子ども同士でルールを決めて鬼ごっこを始める。保育者がそのルールを言葉で丁寧に他の子に伝えることで、みんなで遊び始める。「鬼になりたくない」と言う子もいるので、保育者も一緒にゲームに参加し、楽しめるようにしていく。その後、木の生えている場所を探索すると、「おおかみ、見ているよ」とお楽しみ会で行った表現遊びが始まる。イメージを膨らませて遊びが広がるような声掛けをしていく。

1月17日(月)晴れ 滝澤

リレーをしようと数人を誘うと、皆「やりたい!」と言って参加してくる。ちゅーりっぷ組の子や保育者が応援してくれるのを見て張り切って列に並ぶ姿が見られ、ルールを丁寧に伝えると理解し笑顔で走ったり友達を応援したりする。園庭に出ている人数が少ない時間帯など、他のクラスとも調整しながら繰り返し楽しんでいきたい。生活の流れは基本的にあまり変わらないが、「次はなにするの?」と毎回保育者に聞いたり声掛けを待ったりする子がいる。自分で考えて行動したり、自分の思いを発信していったりしていけるように、すぐに答えを出すのではなく一緒に考えたり、発信を待てる時間の余裕を持つよう心掛ける。

1月24日(月) 五十嵐

先週、体調不良の子も多かったので、子どもの様子に合わせてゆったりと過ごす。園庭で過ごした子は、タイヤにロープをかけて、サンタクロースとトナカイに扮し、ごっこ遊びをする。鈴の音の真似をして、クリスマスの雰囲気を作り出す子もいる。室内では、鬼のお面を作る。はさみで、初めて緩やかな曲線を切ると、子どもたちから「むずかしいね」という声も聞かれたが、一生懸命に取り組み、出来た時は「やった!」と嬉しそうにする。一人一人の取り組み方に合わせて援助し、達成感が感じられるような声掛けをしていく。…

3歳さくら組2021年度12月の保育日誌

12月6日(月)くもり 五十嵐

おたのしみ会に向けた活動では、衣装が完成し、喜んで試着をする。2歳児にお客さんになって、見てもらうことを伝えると、嬉しそうにする。ひまわり組の保育室で繰り返し、演技などをすることで、環境に慣れてきて、楽しんで参加している。セリフや動きを忘れてしまうと、周りの子がそっと教える場面が見られる。自信を持って参加している姿を褒めていくとともに、不安な場面でも自信を持てるような声掛けをしていく。歌では、歌詞を間違えてしまうという不安が見られるので、過度な励ましを避けて見守ったり支えたりする。

12月13日(月)晴れ 五十嵐

散歩に行くことがわかると、「どこにいくの?」と楽しみにする。ツリーやサンタを見つけるたびに立ち止まり楽しむことで、次第に自分達で探し始める。「みてみて!!」と発見を共有しする。クリスマスや正月などの行事を通して、季節ならではの体験をする。興味があるものを見つけたら、一緒に調べたり観察したりしていく。散歩へ行くのが久しぶりだった為、途中で靴がぬげたり、転んだりしてしまう子もいる。散歩での約束を確認しながら、子どもたちの散歩のペースを大切にしながら歩いていく。

12月22日(水)晴れ 五十嵐

大掃除をすることを伝えると、「頑張るぞ」と気合いを入れる。やりたいと積極的に取り組む子もいれば、途中玩具で遊ぶ始める子もいる。「ここの棚、お掃除お願いね」と声を掛けると、一生懸命に取り組む。終わると、「きれいになったよ!」と満足そうにする。本棚の片付けでは、背表紙が見えるように片付けることを伝えると、友達と確認しながら棚に戻している。掃除が終わり、玩具や荷物が片付くと、「やったぁ!!」と友達と喜び合う。疲れたと口にする子もいるが、満足そうな姿も見られる。普段片付けをしたがらない子も、周りの子が取り組んでいる姿を見て、掃除をし始める。子どもたちが出来ることは任せていくことで、達成感を感じ、様々な活動を積極的に楽しめるようにしていく。

12月28日(火)晴れ 五十嵐

5歳児が園にある芋畑から、霜柱をもってきたのを見せてくれたことに興味を示す。その後芋畑に行き、霜柱を探す。寒さが深まり、固くなった土や霜柱を持ち、「つめたい!!」と感触を楽しむ。寒さを体感し、その後園庭の砂場に「温泉」を掘る。みんなで入れるようにと大きくしたり、玩具を持ってきて浮かべたりする。つり遊びなど、遊びが広がっていく。

冬の自然を感じる季節になり、発見を楽しむ姿が見られる。子どもの発見に共感しながら、一緒に観察したり調べたりしていく。ごっご遊びが広がりを見せているので、子どもの様子を見ながら、一緒に参加したり声掛けをしたりして遊びをじっくりと楽しめるようにしていく。…

3歳さくら組2021年度11月の保育日誌

11月2日(火)晴れ 五十嵐

移動動物園があることを知らせ、動物園からの手紙を掲示すると子ども同士での会話が弾む。朝から「まだかな?」と動物達が来るのを楽しみにする。始めは、やぎやヒツジの元気な姿に驚く子もいるが、えさを食べる様子を見ると「わたしも」と餌やりに参加する。保育者と一緒に餌やりをしたり、友達の楽しそうな様子を見たりすることで、徐々に自分から餌をあげるようになる。小動物の背中を撫でたり、ポニーに笑顔で乗ったりして楽しむ姿も見られる。ポニーに乗れなかった子も、モルモットの背中を優しく撫でて、触れ合いを楽しむ。子どもの様子に合わせて、保育者の援助の仕方を変えることで、興味を持ち触れ合う姿が見られる。

11月11日(木)晴れ 五十嵐

ユニ棒や平均台で、サーキットを作る。まず、興味を持った子、数名が遊び始める。始めは、平均台を前に「こわい」という子もいたが、保育者が手を繋いで一緒にゆっくり歩くことで、一人で渡れるようになる。二本の平均台を跨いで歩く子、一本を慎重に歩き進める子、カニ歩きをする子がいる。他の遊びを楽しんでいた子も、他児の様子を見て試してみる姿が見られる。少しずつ自信をつけて、一人で平均台を渡ろうと頑張る子もいる。出来る様になったことで達成感を感じ、自信をつけている。このような経験を積んでいけるように、子どもたちの成長発達を把握して、環境を整えていくようにする。

11月19日(金)晴れ 五十嵐

火災の避難訓練に参加する。園庭で自由遊びをしている時間だったが、放送が聞こえづらく戸惑う子もいた。職員が声掛けをしに行くことで、避難訓練だということに気付き、行動する。火事だとわかると、口元を抑えて煙を吸わないようにしている。西公園への避難になり、始めは話をする子もいたが、徐々に状況がわかり、真剣な表情を見せる。今回は火災の避難訓練だったが、いつどこで起こるかわからないので、絵本などを使い、保育者の話を聞いて行動していけるようにする。保育者も真剣に参加していくことで、訓練の大切さがわかるようにしていく。

11月25日(木)晴れ 五十嵐

お楽しみ会に向けて、動物になりきった表現遊びをする。自分がやってみたい役が決まり、遊びの中で保育者に質問されること(「好きな食べ物は?」「どんな泣き声なの?」)に答えることを楽しんでいる。答えがわからなくても、他の子も一緒に考えて答えることで回を重ねるごとに自信を見せる。その姿を褒めていくことで、お楽しみ会への期待を持てるようにしていく。表現遊びの中で行うダンスや楽器遊び、サーキット遊びなども張り切って参加している。一人で発表することに緊張感を見せている子もみんなが傍にいることで、笑顔が見られる。友達と一緒に活動する楽しさを味わい、遊びを広げていくようにする。…