3歳さくら組保育日誌バックナンバー

3歳さくら組2022年度12月の保育日誌

12月2日(金)・曇り 本多

劇ごっこを年長組の保育室で行う。実際に道具をおいて見せ場や立ち位置を確認して行うことで、子どもたちも少しずつ自分のすることや、皆で大きな声でセリフをいう姿が見られ、保育者と一緒にカブを抜く動作をする。カブの位置を移動させる事で、子どもたちも動きやすくなる。ピアノの合図を入れるなど子どもたちが自分で動いて、自分で気づきセリフを言う。他のクラスの友だちにも見てもらい、自信へとつなげていく。

 

12月12日(月)・晴れ 本多

園庭で、タイヤを縄で結び、引っ張って遊ぶ姿がある。保育者が、「サンタクロースとトナカイみたいだね」と言うと、サンタ役、トナカイ役に分かれて、「プレゼントを買いにいかなきゃ」「引っ張るよ~」等とその役になり切って楽しむ姿が見られる。『♪赤鼻のトナカイ』を保育者と一緒に歌いながら、クリスマスの雰囲気やごっこ遊びを楽しむ。又、年長児が跳び箱をしているのを見て、自分たちもしてみたくなり、関わりながら身体を動かすことを楽しむ。室内では、お楽しみ会の印象画を描く。自分が経験して印象に残っている物を描く子が多い。楽しかった思い出を友だちと共有しながら、イメージを伸び伸びと膨らませて表現できるように働きかけていきたい。

 

12月26日(火)晴れ 本多

保育者と一緒にかくれんぼや氷鬼をしていると、年長児も加わり一緒に鬼ごっこをする。走るのが速い年長児を全速力で追いかけてタッチしようとする姿が見られる。ルールがまだ分からない児もいるが、友だちや年長児と一緒に過ごすことが楽しく、その児なりに意欲的に楽しんで身体を動かしている姿がある。保育室に入り、手洗い指導の話を聞く。話を集中して、真剣に耳を傾けて聞くことに成長が感じられる。黒く水が汚れていく変化を見て驚き、手洗いの重要性に気付いたようだ。

 

12月28日(木) 晴れ 本多

園庭で遊んでいると、空を見上げ、うろこ雲があるのを見つける。「不思議だね~」「きれいだね~」等、友だちや保育者に話す。自然現象を見て、自分の感じた事を、自分の言葉で周囲に伝えたり、何かに見立てて表現する。言葉の選び方や感じ方に、その児らしさが出ているようにも感じられる。保育室に戻ると、保育室に飾られた、正月飾りの壁面に気づき、「獅子かっこいいね」「きれいだね」と言ったりする。昨年、園で経験した『子ども新年会』での獅子舞を思い出し、「獅子舞怖かった」等と、感想をいう児もいる。自分の体験した事や季節の変化、行事等も気付けるように、働きかけていくと共に、ひとり一人の体験が豊かなものになるように、保育内容も考えていくことが大切だと改めて感じた。…

3歳さくら組2022年度11月の保育日誌

11月2日(水) 晴れ 本多 

数日前から楽しみにしていた、移動動物園。室内に来園する動物たちが貼りだされると、日々楽しみに想像を膨らませて期待している。「野菜持ってきたよ~」「早く行こうよ~」「あっ、ウサギだ!」と嬉しい気持ちが最高潮で、エサ袋を持ち、モルモットやウサギ、ヤギ、ヒツジ、アヒル、ニワトリ等に自分の手からエサをあげている。「食べてくれた!」「毛がふわふわ、カワイイ!」「大きいね~」と保育者や友だちに伝え合っている姿が見られる。事前に動物園の方から、触れ合い方の指導や動物の事についてお話があり、真剣に耳を傾けて注意点を聞く。実際の動物を前にして、その大きさ、匂い、エサを銜えられた力の感触、触ったときの毛ざわりや命の温かさ等を肌で感じ考えるよい機会となった。自然物や生き物に触れる体験が減ってきている中で、自分が体を動かし感じる体験は子どもの成長にとって大きな意味があるのではないかと感じる。明後日は、サツマイモ掘りが予定されているので、より意識して子どもに声に耳を傾け、共感できたらと思う。

 

11月10日(木) 晴れ 本多 

日野中央公園に散歩に出かける。久々に少し距離のある散歩だが、子どもたちは先日の、移動動物園やサツマイモ掘りの様子を嬉しそうに話したり、道々の木々や行きかう車両等に興味を示しながら楽しそうに歩いていく。安全への意識も持てるようになってきたようになり、楽しさを感じている様子も伝わる。公園の広場で2チームに分かれ、リレーを行う。ルールの確認をしながら開始するが、同じチームの友だちを応援する姿も出ている。その後、小さな池がある場所では以前アメンボがいたのだが、水が抜かれており何もない状態に、クラス皆で驚き笑い合って楽しんでいる。普段の園庭とは違って、全速力で走ったり、固定遊具で体を動かして遊んだりする。帰り道は、歩行はゆっくりになるが、最後まで歩き帰園する体力も年齢や体験に応じてついてきたように思う。友だちと一緒に同じ物を見て、同じ気持ちで共感し合う喜びも分かるようになってきている。共通の遊びを数人で共有する場面も増えている中で、友だちと思いの違いも感じている事もある。必要に応じて仲立ちをしていく。

 

11月24日(木) 晴れ 本多 

保育者が園庭で、土作りの準備をしていると、園庭で遊んでいる子どもたちが興味を示し近寄ってくる。「○○もやる!」と言い、土作りを手伝い始める。その様子に気付いた別の子たちもやってきて、皆でやり始める。土をかける子、土を持ってくる子等保育者の言葉を聞きながら、自分が興味のある事、出来ることに意欲的に取り組んでいく姿が見られる。その後、小さな芽が出ていた、カブを丁寧に間引き、生長を期待している嬉しそうな姿が見られた。カブは、お楽しみに会で『大きなカブ』をするので、子どもたちなりに、実際の植物の生長と、自分たちの劇での想像の世界をリンクさせているようにも感じられる。子どもたちが自分で体験することで、より想像力も高め、豊かな表現につながっていくのかな、とも思う。子どもたちが感じる事、そこから生まれる言葉や行動を大切に読み取って日々の保育に活かしていきたいと思う。

 

11月29日(火) 曇り 本多 

今日は、初めて、幼児クラスや他の職員に観られながらお楽しみ会ごっこを行う。初めての広い場所や幕も設置されており、子どもたちはちょっと緊張や戸惑いも感じたかもしれない。お部屋で行う雰囲気との違いに、声も動きも小さかったが、歌は元気に歌う様子が見られた。衣装を身につけると、より気恥ずかしさを感じる子もいたようだった。見られる嬉しさもあり、張り切る姿と同時に、恥ずかしい気持ちも芽生えている様子に成長も感じられた。子どもたちの成長の様子や日々の活動の動き等も取り入れながら、子どもたちのよさが十分に発揮されるように、援助していきたいと思った。…

3歳さくら組2022年度10月の保育日誌

10月11日(火)晴れ 本多

運動会に期待を持ち、笑顔を見せながら登園する。開始まで友達や保育者と運動会の話をしたり、保護者を探したりして過ごす。かけっこで名前を呼ばれる時、緊張からか少しふざけて返事する児もいるが、全速力で走りきり楽しむ。遊戯ではフルーツの衣装を装着し、普段踊らない児も照れ笑いを見せながら踊る。会終了後は、保護者との分離に涙を見せるが、すぐに気持ちを切り替えて4歳児クラスの運動会の応援をする。親子競技の玉入れも保護者と一緒に楽しみながら行うことが出来る。次はお楽しみ会に向けて気持ちを高めながら全員で楽しく参加できるようにしていく。

10月18日(木)曇り 本多

ユニ棒と玉入れ台を使い遊ぶ。子どもたちで話し合いユニ棒の段数を決めて2段、3段と重ねていく。ジャンプ力が付き、ユニ棒に足が引っ掛かる児が減る。また、走りながら勢い付けて走高跳びのようにユニ棒を飛び越える児もいる。ネットの中に夢中でボールを投げるが、最初は中々入らず保育者に抱えてもらいシュートする。繰り返し遊ぶ事で投げ方を少しずつ変えてコツを掴み、ひとりでシュートが成功すると声を出して喜ぶ。「ひまわりになったら上手に入るかな?」と年長児クラスの障害物を思い出す児が数人いる。普段の活動や行事等で、年上児への憧れの気持ちがある事を再認識する。年上児がしている遊びを真似して活動に入ったり、一緒に散歩に行ったりして関わりを持っていく。

10月21日(金)晴れ 本多

冬野菜の苗を見に、ケーヨーデイツーへ散歩に行く。歩きながら「楽しみだね」「買い物行ったことあるよ~」と話す。空に雲が無いことに気付いたり、秋の虫、自然物を発見したりして秋の訪れを感じる。店に着くと果物の苗木や冬野菜の苗の売り場に行き、じっくり観察したり触ってみたりする児もいる。帰園後、どんな苗木や苗を見たか話し、クラスでの冬野菜の栽培は「カブ」と「ほうれん草」に決まる。熱中症警戒アラートや行事等でしばらく散歩に行けずにいたが、今回は季節の移りかわりを感じながら散歩を楽しむことができた。これからも子どもたちの体調や体力に配慮しながら、少しずつ散歩の距離を伸ばしていく。

10月28日(金)曇り 本多

地震を想定した避難訓練に参加する。園庭で遊んでいる時に放送が入ると、落ち着いて保育者のもとに集まる。第一避難場所の西公園では、しゃがみながら枝を触る児が数人いるが全体的にしっかりと保育者の話を聞く。避難訓練終了後、あさがお組と一緒に西公園で秋の自然物(どんぐりや枯れ葉など)を探したり拾ったりする。子どもと同じ背丈ほどの草の中で隠れて遊ぶ児もいる。斜面を上り、長い階段を下りて遊具側へ移動し、バナナ型のスプリング遊具や滑り台で遊ぶ。災害はいつ何時に起きるかわからないため、不安にならない様に避難の仕方を身につけていく。日頃から防災に関する絵本や紙芝居を取り入れ、色々な想定で訓練しておく必要があると感じる。…

3歳さくら組2022年度9月の保育日誌

9月9日(金)晴れ 本多

バス遠足を心待ちに笑顔で登園する。「早く行きたい」「イルカいるかな」等、友逹や保育者と話しながら期待を膨らませている。イルカショーでは手拍子や歓声を上げて笑顔を見せる児や、大きい音や間近で見て驚き保育者の側に着いたり耳を手で抑えたりする児がいる。水族館内では、大水槽や大好きな魚(サメやエイなど)を見つけると「○○だ!」と言いながら水槽にくっつきじっくりと観察をする。魚の目や口の形を見て「怒ってるみたい!」「笑ってるよ!」など感じた事を言葉にする。帰りのバスでは、殆どの児が眠りにつくが、楽しかった思い出を振り返り話す児もいる。生き物が好きな児が多いクラスなので、実際に観ることができてよかった。これからも子どもたちの気づきや発見を大切にしていく。

9月15日(木)曇り 本多

園庭から室内に戻ろうとする際に地震を知らせる放送が入る。その場に座り頭を抑えるが、砂いじりをしたり友達と話したりする児がいる。ヘルメットを被り、避難靴を履いて保育室で待機する。同じ場所にいることが難しく、動きだしてヘルメットを外そうとする児もいる。避難の仕方や約束を伝え、避難靴の着脱を一人でする練習を行う。履き慣れていない靴ではあるが、ほとんどの児が一人で履くことができる。実際に災害が起きた際は、大人も含め子どもたちはパニックになり、保育者の声は耳に入りにくいと予想される。繰り返し避難訓練に参加することで保育者の指示をしっかり聞き、落ち着いて行動できるようにしていく。

9月16日(金)晴れ 本多

昨日、砂の搬入があった砂場で川づくりをする。「砂が柔らかい」と感触を楽しみながら砂山の周りを掘ったり、雨どいやトンネルなどを埋めたりして水を溜まるようにする。傾斜を作った為溜まらない所があるが、子どもたちは、「大きな穴掘ったよ」「たまらないね」と会話しながら楽しみ、玩具や葉が水に流れる様子を見て喜ぶ。3回目の川づくりだが、今までよりも大きく円状に掘ったため、玩具が足りなくて水が溜まりにくかったので、大きさを考えて子ども達と掘るべきだったと反省する。また、他クラス職員のアドバイスで水道に水を汲みに行くのではなく、始めから水を張ったタライを置くべきだった。これからも様々な道具や材料等を使い水遊びを楽しんでいきたい。

9月28日晴れ(水) 本多

年長児と一緒に玉入れをする。保育者が準備している様子を見て、興味を示し「早くやりたい」「楽しみ」と声が聞こえ期待を膨らます。「ロケットペンギン」の歌に合わせて踊り、歌が止まると玉入れ開始する。踊らないで紅白玉を手に持ち、歌が止まるのを待つ児もいる。入室後、井形ブロックと貼り絵をする。絵の具で描いた自分の顔の周りにピンク(クラスカラー)の色画用紙を貼るが、余白に合わせて紙を切る児や大きさを気にせず貼る児がいる。異年齢と関わりながら玉入れを楽しむ事が出来てよかった。明日の運動会リハーサルは、衣装を着る予定なので気持ちを盛り上げ楽しく参加していきたい。…

3歳さくら組2022年度8月の保育日誌

8月12日(金)晴れ 本多

砂場で川を作って遊ぶ。友達や保育者と一緒に長いシャベルを使い、水が流れるように穴を掘る。それからバケツに水を汲んで流すことを繰り返すが、水がすぐに引いてしまうことに気が付き、雨どいを置いて川ができやすいようにする児がいる。その後、玩具や葉っぱを浮かべて遊ぶ。以前川づくりをして遊んだ経験を活かし、水が溜まりやすいように雨どいを活用した事に驚く。水を運んだり、穴を掘ったりみんなで協力しながら川を完成させ、達成感を味わう。次回はビニール袋等も使い川づくりを楽しんでいく。

 

8月19日晴れ(金) 本多

年長児と一緒にシャワ―マット、ビニールプール、水鉄砲で遊ぶ。噴水の高低差を楽しみ、噴水からジョウロやバケツに水を汲んで楽しむ。ビニールプールでは、魚やヒトデなど海の生き物の玩具を浮かべたりして遊ぶ。年長児は噴水やプールよりも水鉄砲で遊ぶ児が多く、各クラスで好きな遊びを楽しんでいる様子。数名は年上児と関わりながら遊ぶが、殆どの児はクラス内で遊ぶ児が多い。これからもお互いにかかわり方を学び、刺激を受けながら成長していけるように、仲良し散歩や遠足等で年長児とグループになって遊ぶ機会をもっていく。

 

8月24日(水) 本多

室内で好きな遊びを選んで遊ぶ。友達と一緒に積み木で家を作ってままごとをしたり、線路に見立てたりしながら遊びを展開していく。その後、簡単なルールがあるスターオセロをして遊ぶ。殆どの児が遊び方を理解し「頑張る」「悔しい」「楽しかった」等の気持ちを友達に伝えている。ルールのある遊びを楽しみながら、問題が生じたら子どもたちで解決の方向になるように援助していく

 

8月30日(火) 本多

年長児と一緒に円になり盆踊りを踊る。いつもと違う雰囲気の中、殆どの児が笑顔を見せながら張り切って踊る。途中で座り込み、友達の踊る様子をながめながら自分のペースで楽しむ児もいる。他のクラスの保育者に「上手だね」と褒められ得意気な表情をする。室内に飾ってある提灯を見て「○○のあった」「おばけちょうちん作ったね」等、友達と話しながら喜びを共有する。提灯作りをしてから、日野まつりへの期待が高まったように思う。回数を重ねるごとに踊る子も増えている。おまつりに向かって子どもたちの様子を保護者に伝え、更に期待をふくらめていく。…

3歳さくら組2022年度7月の保育日誌

7月8日(金)曇り 本多

水遊びをすることを知らせると自らすすんで玩具を片付け、着替え始める。脱いだ衣類をひとりで畳む子や表裏直さない子がいるが、衣類を脱ぐ→汚れ物袋に入れるという流れを殆どの子どもが身に付いている。初めての噴水プールに興味を示し、水が出てくると喜び手を伸ばしたり背中、おしりに当てたりして水の感触を楽しむ。水鉄砲遊びは、前回よりも水の汲みかたに慣れてスムーズに遊ぶ。気温が低くめで他クラスもいたので、噴水の水量を少なくしたが、外気温に合わせて準備をすすめる。

 

7月13日(水)雨のち曇り 本多

保育室にスズランテープを両サイドから張っていくと子どもたちも目を丸くして興味を示す。その際「まだだよ」と子ども同士で声を掛け合う姿がある。体を小さくしてくぐる子や這ったり、跨いだりして遊びを楽しむ。スズンテープに新聞紙をかけ、的に見立ててボール当てをする子もいる。スズランテープは伸縮性ない分、怪我や事故に十分に気を付けて遊ぶことができるように見守る。今後、伸縮性のあるゴムを使った遊びも取り入れていく。新聞紙を使い子ども達なりにいろいろイメージをふくらませ、遊びを発展させていた事に驚き成長を感じる。

 

7月19日(火)曇り時々雨 本多

英語で遊ぼうに参加する。名札を付けると「今日、英語?」「楽しみ!」という声が聞こえる。講師が入室すると、「先生」「ハロー」と声を掛けて挨拶をする。音楽に合わせて体を動かし、動物の真似や色探しゲームをして楽しむ。講師の質問に、子どもなりに考え身振りを交えて日本語や簡単な英単語で答えようとする。その後、室内でカルタや積み木をして遊びゆったりと過ごす。英語であそぼうを楽しみにして、積極的に参加する子が多い。普段の生活の中でも簡単な英語に触れながら楽しんでいくようにする。

 

7月27日(水)晴れ 本多

セミの抜け殻を見つける機会が増え、登園時に大事そうに持ってくる子がいる。園庭にでると

4歳児クラスと関わりながらセミの抜け殻やセミを探す姿があり、「先生!見てみて」と嬉しそうにバケツに集め、服や帽子に付ける。ボールを蹴ったり、フラフープを回したり体を使って遊ぶ子もいる。その後、オクラに水やりをしていると、大きくなった2本のオクラをみつけて収穫する。花が咲いたり閉じたりと生長の変化を見ながら楽しみにしていたので、みんなで喜び合う。これからも植物が生長する姿を通して、どんな花が咲くだろう、どんな実がなるだろうなど探求心が養われるような環境を構成していく。…

3歳さくら組2022年度6月の保育日誌

6月9日(木)曇りのち晴れ 本多

あさがお組と一緒に手をつないで散歩に出かけることを伝えると、笑顔を見せ、「楽しみ」「早く行こう」等の声が聞こえる。公園に着くとプレイパークが開催されていたので参加する。リングを使い大きいシャボン玉を作ったり、うちわでシャボン玉を飛ばしたりして楽しむ。雨どいを使ったボール転がしでは年上児と関りながらコロコロボールが転がっていく様子を見る。タイミングがよくパトカーも来ており、パトカーに乗車する体験をすることができ喜ぶ。帰りに「もっと遊びたい」という声が聞かれたので、プレイパークの日程を把握して参加する機会をもっていく。

 

6月14日(火)雨 本多

三角形の折り紙で笹飾りを作る。指先でのりを取り「このくらい?」と保育者に見せにくる。きれいに縦に真っ直ぐに貼る子や、少しずらしてカーブや丸の形に貼っていく子がいる。糊を塗ること自体を楽しんでいる子は、折り紙を貼るよりも折り紙全面に糊を塗っていくこと楽しむ。長く繋げる子や好きな色を選んで貼る子がいて、さまざまな笹飾りが出来上がる。でんぷん糊は数回使っているのでクラスの半数の子は蓋の淵で量を調整して貼っている。糊の調整が難しい子には、保育者が実際行い視覚からも伝えられるようにしていく。今後、雨の日が続く予報なので、室内で楽しく過ごせる活動を工夫していく。

 

6月16日(木)曇りのち晴れ 本多

地域ジャガイモ堀に参加する。前日に、ジャガイモ堀に行く事を伝えてあったので「ジャガイモ堀だね」「長靴持ってきた」等、期待を膨らまして登園する。軍手を付ける事は難しく保育者が手を添えて付けていく。ジャガイモの茎を引っ張ったり、土を掘ったりしてジャガイモを収穫する。虫がジャガイモと一緒に出てくる時もあったが、興味を示し近くで見る。帰園時はたくさん取れた事を喜び、給食に出ることを楽しみにしている。クラスで栽培している野菜に触れる機会をもち、生長に興味を持って変化する様子を観察していく。

 

6月30日(木)晴れ 本多

水鉄砲で遊ぶと伝えると「水鉄砲!?」と驚き笑顔を見せる。タライ3つを用意して密にならないようにする。最初は、水をくみ上げるが難しく「どうやってやるの?」と聞いていたが、保育者や友達に教えてもらいながら一人で吸い上げ友達や保育者に水を掛け合い楽しむ。泥水をくみ上げる子や電車に見立てて地面にこすりつける子もいる。その後、入室し絵の具遊びをする。コーヒーフィルターに色が滲んで他色が混ざってできるグラデーションを見て「きれい」と言う。これからも、熱中症に気をつけながら、この時季ならではの遊びをとりいれていく。…

3歳さくら組2022年度5月の保育日誌

5月9日(木)曇り 本多

連休明けだが落ち着いて登園し、遊び始める。園庭では鉄棒ブランコや恐竜になりきり追いかけたり戦いごっこをしたりして遊ぶ。室内では、スターオセロで遊ぶ。保育者の話を聞いてから2チームに分かれ、それぞれのチームカラーにカードを返していく。カードの上を歩く事を楽しむ子や何枚か集めてから色を変える子がいる。最後は、子どもたちと保育者と一緒にチームごとのカード枚数を数えていく。殆どの子がルールを理解して楽しむ。歌が流れたらゲーム開始だが、保育者の声掛けを必要とするこが子が数人いる。これからも友達と関わりながら楽しめる活動を取り入れていく。

5月20日(金)曇り 本多

昨日より話していた、なかよし散歩に期待を膨らまし登園する。机の上に置いてあるグループマークの名札を見つけ「先生つけて!」と笑顔で保育者に渡す。年長児と手を繋ぎ北公園へ向かうが、足取りもいつもより軽く感じる。リレーでは、コースを脱線してしまう子もいるが、直線を全速力で走る。じゃんけん列車は見ているだけの子もいたが、保育者に見守られながらじゃんけんをして、長い列車になり喜ぶ。じゃんけんに負けて「やらない」と言う子もいたが、最後まで楽しむことができる。秋の遠足やジャガイモ堀など幼児クラスで行う行事が増えてくるので普段の活動の中に年上児と散歩に出かけたり、ルールのある遊びを楽しんだりする機会を増やしていく。

5月25日(火)晴れ 本多

避難訓練(火災)に参加する。園庭で遊んでいる時に放送チャイムが聞こえる。すぐに保育者の元に集まる子や、遊び続ける子がいる。避難先(西公園)へ向かう途中、散歩に行くと勘違いをして楽しむ姿や手を繋ぐのを嫌がる子もいる。実際に災害を想定することは難しいが「訓練」は「遊びではない」事を丁寧に伝えながら、避難訓練に参加していきたい。また、保育者が話している時、砂遊びをしている子もいるので相手の話を聞くことの大切さも知らせていく。

5月26日(月)晴れ 本多

オクラの苗の購入の為、ケーヨーデイツーへ買い物に行く。途中、洋光台第三小学校で運動の練習(ソーラン節)の様子を見て足を止め、動きを真似たり拍手をしたりする。店では、色々な苗や木に興味を示し、保育者に「この草の名前は何かな?」と聞いたり、飛んできた蝶々を見て「ご飯を食べに来たのかな」と話したりしながら買い物を楽しむ。帰園後、苗を植えると「おおきくなりますように」「たくさんできるかな」等期待を膨らます。子どもたちと皆でオクラの生長の変化と収穫を楽しみにしたい。…

3歳さくら組2022年度4月の保育日誌

4月7(木)晴れ 本多

園庭で各々好きな遊びを楽しむ。のぼり棒の周辺にタイヤとお風呂マットを並べ、車に見立てて「いってきます」「どこに行きたい?」等、会話を楽しみながらドライブごっこして遊ぶ。ベッドに見立てて横になる子もいる。年上児の遊びを模範して、子どもなりに考えて遊びが発展しているように思う。友達と場所やお風呂マットの取り合いで衝突し、言葉で伝えられずに涙を見せて相手に訴えることもある。子どもたちの関わりを見守りながら必要に応じて保育者がお互いの気持ちを代弁していく。

 

4月14日(木)曇り 本多

園庭に出て遊ぶ。気の合う友達を誘いフープ電車をしたり、虫探し(ダンゴ虫)をしたりする。その後、室内でハサミを使い制作をする。ハサミの正しい使い方や、渡し方を伝えてから少人数で行う。「はじめてつかうよ!」「家にあるよ」とハサミに興味を示して取り組む。最初はハサミの開閉が難しかったり、紙を持つ手の移動ができなかったりして苦戦していたが、繰り返し使用していると要領を得て、切ることができるようになる。安全面に配慮し、ハサミを使う前は必ず約束事を伝えていくようにしていく、

 

4月19日(火)晴れ 本多

英語で遊ぼうに参加にする。英語の先生が部屋に入ると緊張して保育者の傍にしがみつくが、遊んでいるうちに表情が和らぐ。英単語を繰り返し言ったり、リズミカルな歌に合わせて動いたりする。色探しゲームでは夢中で部屋中を探し、見つけると「あったよ!」と英語の先生や友達に知らせる。落ち着いて参加しているように思われるが、途中で気持ちが高まり、動きが大きくなる子もいる。色の英単語は日常でも触れているので英語の先生の真似をして「ピンク!」「ブルー!」と大きな声で答える。「またやってみたい」と言う声も聞かれたので、これからも遊びながら英語に親しんでいく。

 

4月25日(月)晴れ 本多

5丁目公園へ行き、子どもたちの希望で「オオカミとネズミ」のゲームをする。オオカミは保育者と一緒に10秒数えてからネズミのシッポを取りに行く。ネズミ役の子たちは取られように必死で走る。取られると悔しい表情を見せる。高月齢児は、挟み撃ちでシッポを取る姿も見られる。帰園時に違うルート通る。保育園の建物が見えると「あ~ここだったのか」と声が聞かれる。今後も帰路を変えて、探検ごっこのような感覚を楽しめる機会をもっていきたい。ルート変更時は出発前に園に連絡する。…

3歳さくら組2021年度3月の保育日誌

3月2日(水)晴れ 五十嵐

幼児3クラスで楽しんだ「なかよし散歩」での思い出を話しながら、卒園する年長児に「ありがとう」「おめでとう」の気持ちを込めてプレゼントを贈ることを話す。割り箸に絵の具で好きな色を塗る。塗り残しがないように丁寧に塗ろうとする。「次、何するのかな?」と次の工程を楽しみにする子がいる。プレゼント制作のコーナーを作り、いつでも興味を持った子が参加できるようにしていく。年長が卒園するということは、自分たちも進級するということを意識しているので、大きくなった実感が味わえるような声掛けをしていく。

3月11日(金)晴れ 五十嵐

いつもと違う広場で遊びたいというリクエストがあり、普段より早いペースで歩く。列から外れることもほとんどなく、交通ルールを意識した歩行ができる。公園では、石の橋を渡ったり、ゴツゴツした岩に登ったりしながら笑顔で遊ぶ。「あれもこれもしたい」と想像が膨らむ。子どもの興味を大切にして十分な時間を取り、無理なくゆったりと過ごしていけるようにする。

3月15日(火)晴れ 五十嵐

春の気候になり、昆虫に興味がある子たちはダンゴ虫探しをする。4歳児に探し方を教えてもらったり捕まえてもらったりして喜ぶ。春の訪れを感じられるような場所に散歩に行き、発見を楽しめるようにしていく。他のクラスがしている遊びが気になり、参加する子が増えているので、担任同士連携を取りながら活動を進めていく。避難訓練では、突然の放送だったが、慌てることなく、保育者の話をよく聞いて行動することができる。その姿を褒めて命を守る行動について丁寧に伝えていく。

3月23日(水)晴れ 五十嵐

夏、秋、冬の季節の変化を同じ公園の草花を観察して感じてきたので、同じ公園に春を探しに行く。手作りのバックを渡すと、自然探しに行くことがわかり、楽しみにする。公園までの道すがら、花が咲いている様子を見つけて、「春、見つけた」と伝え合う。まだ、桜の花などは咲いていなかったが、「もっと暖かくなったら、咲くかもね」と楽しみにする。発見したことをみんなに伝え、共感をしてもらえたことを喜ぶ姿が見られる。まだ、咲いている花は少なかったが、これからの自然の変化を楽しめるように散歩や戸外活動を楽しめるようにしていく。また、共感してもらえるような経験が出来るように、保育者は仲立ちをして、仲間との繋がりを感じられるようにしていく。…