3歳さくら組保育日誌バックナンバー

3歳さくら組2023年度5月の保育日誌

5月 2日(火) 晴れ  中村
交通ルールを皆で意識しながら散歩に出る。歩道の端を歩き、横断歩道を渡る際には信号の色や左右を保育者と一緒に確認する。消防署に着くと元気に挨拶をし、救急車の中を見学する。防火服やホース、機材等を興味深く見ている子が多く「けがをしたらのるんだよね」「ピーポーって、びょういんにいくんだよね」と真剣な表情で消防署の職員に聞く子もいる。横断歩道を渡る時には保育者だけの判断ではなく、信号の色や車が来ているかを問い、子どもたち同士でも確認できるようする。今後も散歩の距離を延ばしながら、交通ルールをしっかり確認し安全に歩くことを知らせていく。

5月 11日(木) 晴れ  中村
夏野菜(なす)の苗を植える。事前になすの苗を観察すると、葉と花の色が違う事や小さいトゲがある事に気付いた子が、友だちに知らせて興味深く観察している。「なすはどこにあるの」と探す姿も見られたので、これから水をあげて世話をすることで実が成る事を知らせる。苗植えには真剣に取り組み保育者の話もよく聞いている。これから水やりをし、生長の様子を記録しながら分かりやすく伝えて栽培を楽しめるようにする。

5月 23日(火) 晴れ 中村
「英語であそぼう」に参加する。講師の姿が見えると笑顔で「Hello」と笑顔で呼び掛ける姿が見られた。果物の絵カードを見ながら「apple」「orange」「strawberry」等と発音したり、数字も1から5までを繰り返して発音したりする。歌や絵カードを取り入れて楽しむことでほとんどの子が興味をもって楽しんでいた。気持ちが高揚してくると動きが大きくなり、保育者の声が届かなくなってしまう事もあるので、英語の時間を楽しめるように工夫していく。

5月 26日(金) 晴れ 中村
園庭に跳び箱を準備する様子を見て興味を示して傍に寄る。手を着くところやジャンプをするタイミングが難しく、何度も挑戦する姿が見られる。興味をもって繰り返すことで次第に慣れてくる子もいるので、引き続き身体を動かして楽しんでいきたい。子どもたちには新しいことで楽しみながら気持ちが高揚する反面、怪我をする危険もあるので安全面には十分気を付けて行うようにする。…

3歳すみれ組2023年度4月の保育日誌

4月4(火)晴れ 中村
「進級を祝う会」に参加する。自己紹介の場面では、大きな声で名前を言える子が多く、驚きと共に成長を感じることができた。恥ずかしそうな表情を見せる子もいたが、保育者が傍にいる事で安心して笑顔を見せていた。これからさまざまな行事や集まりがあるので、期待と楽しみを感じられるような声掛けや、関わり方を工夫していく。

4月11日(火)晴れ 髙島
「英語で遊ぼう」に参加する。興奮気味で落ち着かなかった子どもたちは、外国人講師が入室してくると驚いた表情を見せる。人見知りをする子もいるが、保育者の傍で全体の様子を見ている。保育者が一緒に身体を動かして英単語を繰り返し言ったり、リズミカルな歌に合わせて動いたりすると、ゆっくり参加する姿が見られたので、引き続き、保育者と共に楽しい雰囲気で英語に触れられるようにする。

4月19日(水)晴れ 中村
春の草花を探しに散歩に行く。前日から春の花の写真を見てタンポポやツツジなどを探しに広場へ出かける事を伝えると、「はやくいこうよ」と期待感を示す。広場では「あったよ」「きれいだね」と名前や色、形を観察する。公園に実った梅の実に気付き、拾って並べたり大きさを比べたりして楽しむ姿も見られる。春に咲く花を写真で見るだけでなく、実物を見たり触れたりすることで五感を使った体験をする事ができた。これからも活動に見通しを持ち、楽しみに出来るような工夫をしていく。

4月 26日( 水)雨 中村
ルールのあるゲームを楽しむ。果物の名前のグループに分かれてから、呼ばれたら立ち上がることを繰り返したり、自分の果物を覚えて、呼ばれたら別の椅子に移動したりする事を丁寧に伝えていくことで、ほとんどの子がゲームを理解していく。「またやりたい」との声に、簡単なルールを覚えて、みんなで楽しめる機会をつくっていく。…

3歳さくら組2022年度3月の保育日誌

3月3日(金) 晴れ・本多

園庭で鬼ごっこやタイヤを使って遊んだ後に雛祭り集会に参加する。雛祭りの行事の由来や段飾りごとの役割や道具についての話を聞く。自宅に飾られている児もおり、保育者の問いかけに興味深く身を乗り出すように応えたりしている。当日までに、自分の雛飾りを紙で作り、保育室に飾られている。他学年の子どもたちが作った雛飾りも飾られており、「上手だね~きれいだね~」等と言って友だちと顔を見合わせる。皆で季節の変わり目や春の訪れを感じさせる明るい雰囲気の中で、楽しいひと時を過ごすことが出来た。

 

3月10日(金) 晴れ・本多

リレーで遊んでいた子どもたちに『障害物』を置くことを提案すると、子どもたちがアイディアを出して、置き場所や必要な物を保育者に伝えてくる。遊んでいると、周囲で遊んでいた年長児も加わり、一緒に遊ぶ。年長児は、初め応援していたが、動き方や道具の置き方等のアイディアを出してくれる。が、決して一方的ではなく、年少児の動きに合った物の配置や声を掛けてアドバイスしてくれている。年少児の子どもたちも、年長児の子どもたちの言葉に耳を傾けている。それぞれの年齢に合わせた内容を自分たちで考えて関わり合う姿に双方の成長が感じられた。

 

3月16日(木) 晴れ・本多

2歳児クラスと一緒に、日野中央公園に散歩に出掛ける。自分たちより年下児との散歩は初めてである。自分が手を繋ぐ児を確認しながら、優しく声を掛けたり、ペースを合わせながら歩く姿に成長が感じられる。道中は、保育者を交えながら、会話や季節の変化を感じながら桜や鳥の鳴き声を楽しみながら歩くことができた。広場では、2人ひとくみでのリレーをする。走る歩幅やスピードが違うので、スタート時は、2歳児が少し引っ張られるような姿も見られたが、年少児がすぐに2歳児の相手のペースに合わせて一緒に走るようになって、双方が楽しむ様子が見られた。自分より年下の児に対しての寄り添い方や関わり方も身についていることが嬉しく感じられた。

 

3月27日(月) 晴れ・本多

今日より、進級学年の保育室で過ごす。先週より、4歳児保育室で過ごすことを楽しみにしていた子どもたちだが、保育者が思っていたより落ち着いた様子で過ごし始める。靴箱の位置やロッカーの場所等が変わったので、少し戸惑う児もいたが、変化を楽しんだり、大きくなったことを喜んでいるようにも思える。4歳児の保育室は、これまでの保育室と比べるとスペースが狭いので、一人一人の動き方やケガに気をつけて過ごしていけるように、環境を整えて新年度を迎えたい。

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3歳さくら組2022年度2月の保育日誌

2月3日(金)・曇り 本多

自分で作ったお面と豆入れを持ち、豆まき集会に参加する。年長児の子どもたちが鬼役になってくれることで、笑顔を見せながら、追いかけて豆を投げることを楽しむ。節分の由来の話を聞いたり、鬼の可愛らしいダンスを踊ったりすることで、季節の伝統行事を年少児なりに体験できた。子どもたちが、日々の生活の中で伝統的な行事に触れて経験する機会は昨今減ってきているように思う。保育現場においても、色々な社会の変化や状況即しながら、経験できる場を作っていく。

 

2月8日(木)・曇り 本多

年長ひまわり組と散歩に出かける。子どもたちも「散歩に行きたかったんだ~」「楽しみだね~」と張り切って自分から支度をする。公園の広場では、年長児と一緒に『猛獣狩りゲーム』の遊びを楽しむ。まだ2回目ということもあったが、保育者の声かけや年長児の声かけやリードで一緒に楽しむ事ができた。園外への散歩は子どもたちにとっても特別で嬉しい活動であるように思う。年長児と一緒に歩道を歩いたり、活動を一緒に経験することで、年少児なりに自分で考えて行動したり、関わったりする姿も見られる。異年齢では、双方の育ちにとってよい関わり方ができるように思う。今後も適宜活動を取り入れていきたい。

 

2月15日(水)・曇り 本多

長期欠席してきた児が登園し始め、クラスに活気が戻ってくる。仲の良い友達が欠席で寂し思いで不安になる児もいる。友だちと関わりながら体を動かしたり、協力して遊びを進めることに面白さを感じているようで大きな成長が感じられる。室内では、独楽を回したりブロックで遊ぶ姿が見られ、回し方や作り方を教えあったり、譲り合ったりのやり取りができるようになり、じっくりと遊びに没頭する姿もある。ひな祭りの制作を少しずつ行っているが、道具や物の性質にも気づきながら取り組んでいる。子ども自身の気づきや発見を大切に受け止めながら取り組んでいけたらと感じている。

 

2月24日(金)・曇り 本多

子どもたちが楽しみにしていた『なかよし散歩』に出かける。当日はお弁当水筒を持参し張り切って歩き、弁当の中身やレジャーシートの絵柄を嬉しそうに保育者や友だちに伝えあう。公園では、年長、年中と仲良しグループに分かれて集団でのゲームをする。お弁当を一緒に食べ楽しいひと時を過ごす。手をつないでのフープくぐりのゲームは年少児には難しく、日々の遊びの中で経験する場を設けて見たり、年少児にとってよりふさわしい体の動きのゲームを検討すべきだった。卒園してしまう年長児とより親しく交流・活動できて双方にとって楽しい思い出となったように思う。…

3歳さくら組2022年度1月の保育日誌

1月5日(木)・晴れ 本多

園庭に出ると、「鬼決めしよ~」と友だちに声をかけ、5~6人の子どもが自然に

集まって氷鬼が始まる。年長児がしているように、丸くなりその中央に片足を出し、順番に声をかけ決めていく。全員がルールを理解しているわけではない中で、友達と声を掛け合いながら、やりとりしている姿が見られる。時には、自分の思いが強すぎてトラブルになる事もあるが、保育者が間に入りながらやり取りを支え、遊びを継続させることで、友だちと一緒に過ごす楽しさを味わっている。年長児が、竹馬や独楽、お相撲等をしていると、自分からやってみたいと意欲的に関わっていこうとする姿もある。周囲の環境や年長児の遊び方によく気付けるようになったことに成長が感じられる。子どもたち一人ひとりの興味関心に保育者が気づき、丁寧援助していく。

 

1月10日(火)・晴れ 本多

11月に種まきした、ほうれん草やカブの種から発芽して大きく育ってきた。保育者が土や肥料を持ち様子を見ようとしていると「何しているの?」「それ何?」と興味を示し、それまでしていた遊びを中断して集まってくる。シャベルや手を使いながら土のかたまりや固さ、匂いをかいでみたりして、感触を確かめている。カブの葉が伸びて、大きく生長していることに気づき、「大きくなったね~」「食べれるかな?早く食べたいよ!」「まだ、だめだよ~」等と友だちや保育者に言いながら、成長したカブを友だちと喜びあう。12月の発表会では、『大きなカブ』を題材に劇ごっこを楽しみ、より興味がわき、身近に感じているようだ。日々の子どもたちの生活や遊びに沿いながら、自分たちが育てている意識や、動植物への関心、命の大切さ等も伝えていければと思う。

 

1月17日(火)・曇り 本多

英語で遊ぼうに参加する。年間を通して経験してきているので、朝、活動の予定を伝え英語の名前のバッジをつけると、楽しみにする。しばらく園庭で遊んだ後、年少組の時間になり、保育室で待っていると講師が来る。今日は、臨時の講師で初めての対面であるが、子どもたちはこれまでと変わらず、ニコニコした表情で親しみを持って挨拶をしたり、友だちと話したりしている。英数字を一緒にカウントしたり、ランダムに並んでいるものを数えながら順番に並べたりする。講師の言動を聞きながら、真似てみたり、音楽を聞いて体を一緒に動かして楽しんでいる。出来ると講師と、顔を見合わせてタッチをして喜びあう。人と関係を深めていく中で相手の事や言葉を知ろうとする意欲が大切だと感じる。子どもたちが色々な人や言語に触れ合いながら、その子なりに自分を表現しながら、やり取りする楽しさを経験していければと感じる。

 

1月23日(月)・曇り 細矢

朝から気温が低く、室内で過ごす。子どもたちは自分の好きな遊びを見つけ、遊び始める。自分の好きな道具、物、衣服を見つけ、自分で遊びの場を整える。一つひとつ思いいれがあるように、自分のイメージを実現しようとしているようである。「先生、見て~、ここに座ってね~」と言う。レストランが出来あがり、「先生、何がいいですか?」と尋ねる。保育者がお客さんになり応えると、丁寧に食材を皿に盛り付け、差し出してくれる。遊びの中でのやり取りの中では、役に成りきり、その遊びのイメージを大切にするようになり成長が感じられる。複数の友だちが入ってくると、イメージを共有して遊ぶのはまだ難しい場面もあるので、必要に応じて保育者も遊びに参加しつつ、一人ひとりの遊びを大切にしつつ、友だちとの遊びの共有や関係性をつなげ深めていけるようにしたい。

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3歳さくら組2022年度12月の保育日誌

12月2日(金)・曇り 本多

劇ごっこを年長組の保育室で行う。実際に道具をおいて見せ場や立ち位置を確認して行うことで、子どもたちも少しずつ自分のすることや、皆で大きな声でセリフをいう姿が見られ、保育者と一緒にカブを抜く動作をする。カブの位置を移動させる事で、子どもたちも動きやすくなる。ピアノの合図を入れるなど子どもたちが自分で動いて、自分で気づきセリフを言う。他のクラスの友だちにも見てもらい、自信へとつなげていく。

 

12月12日(月)・晴れ 本多

園庭で、タイヤを縄で結び、引っ張って遊ぶ姿がある。保育者が、「サンタクロースとトナカイみたいだね」と言うと、サンタ役、トナカイ役に分かれて、「プレゼントを買いにいかなきゃ」「引っ張るよ~」等とその役になり切って楽しむ姿が見られる。『♪赤鼻のトナカイ』を保育者と一緒に歌いながら、クリスマスの雰囲気やごっこ遊びを楽しむ。又、年長児が跳び箱をしているのを見て、自分たちもしてみたくなり、関わりながら身体を動かすことを楽しむ。室内では、お楽しみ会の印象画を描く。自分が経験して印象に残っている物を描く子が多い。楽しかった思い出を友だちと共有しながら、イメージを伸び伸びと膨らませて表現できるように働きかけていきたい。

 

12月26日(火)晴れ 本多

保育者と一緒にかくれんぼや氷鬼をしていると、年長児も加わり一緒に鬼ごっこをする。走るのが速い年長児を全速力で追いかけてタッチしようとする姿が見られる。ルールがまだ分からない児もいるが、友だちや年長児と一緒に過ごすことが楽しく、その児なりに意欲的に楽しんで身体を動かしている姿がある。保育室に入り、手洗い指導の話を聞く。話を集中して、真剣に耳を傾けて聞くことに成長が感じられる。黒く水が汚れていく変化を見て驚き、手洗いの重要性に気付いたようだ。

 

12月28日(木) 晴れ 本多

園庭で遊んでいると、空を見上げ、うろこ雲があるのを見つける。「不思議だね~」「きれいだね~」等、友だちや保育者に話す。自然現象を見て、自分の感じた事を、自分の言葉で周囲に伝えたり、何かに見立てて表現する。言葉の選び方や感じ方に、その児らしさが出ているようにも感じられる。保育室に戻ると、保育室に飾られた、正月飾りの壁面に気づき、「獅子かっこいいね」「きれいだね」と言ったりする。昨年、園で経験した『子ども新年会』での獅子舞を思い出し、「獅子舞怖かった」等と、感想をいう児もいる。自分の体験した事や季節の変化、行事等も気付けるように、働きかけていくと共に、ひとり一人の体験が豊かなものになるように、保育内容も考えていくことが大切だと改めて感じた。…

3歳さくら組2022年度11月の保育日誌

11月2日(水) 晴れ 本多 

数日前から楽しみにしていた、移動動物園。室内に来園する動物たちが貼りだされると、日々楽しみに想像を膨らませて期待している。「野菜持ってきたよ~」「早く行こうよ~」「あっ、ウサギだ!」と嬉しい気持ちが最高潮で、エサ袋を持ち、モルモットやウサギ、ヤギ、ヒツジ、アヒル、ニワトリ等に自分の手からエサをあげている。「食べてくれた!」「毛がふわふわ、カワイイ!」「大きいね~」と保育者や友だちに伝え合っている姿が見られる。事前に動物園の方から、触れ合い方の指導や動物の事についてお話があり、真剣に耳を傾けて注意点を聞く。実際の動物を前にして、その大きさ、匂い、エサを銜えられた力の感触、触ったときの毛ざわりや命の温かさ等を肌で感じ考えるよい機会となった。自然物や生き物に触れる体験が減ってきている中で、自分が体を動かし感じる体験は子どもの成長にとって大きな意味があるのではないかと感じる。明後日は、サツマイモ掘りが予定されているので、より意識して子どもに声に耳を傾け、共感できたらと思う。

 

11月10日(木) 晴れ 本多 

日野中央公園に散歩に出かける。久々に少し距離のある散歩だが、子どもたちは先日の、移動動物園やサツマイモ掘りの様子を嬉しそうに話したり、道々の木々や行きかう車両等に興味を示しながら楽しそうに歩いていく。安全への意識も持てるようになってきたようになり、楽しさを感じている様子も伝わる。公園の広場で2チームに分かれ、リレーを行う。ルールの確認をしながら開始するが、同じチームの友だちを応援する姿も出ている。その後、小さな池がある場所では以前アメンボがいたのだが、水が抜かれており何もない状態に、クラス皆で驚き笑い合って楽しんでいる。普段の園庭とは違って、全速力で走ったり、固定遊具で体を動かして遊んだりする。帰り道は、歩行はゆっくりになるが、最後まで歩き帰園する体力も年齢や体験に応じてついてきたように思う。友だちと一緒に同じ物を見て、同じ気持ちで共感し合う喜びも分かるようになってきている。共通の遊びを数人で共有する場面も増えている中で、友だちと思いの違いも感じている事もある。必要に応じて仲立ちをしていく。

 

11月24日(木) 晴れ 本多 

保育者が園庭で、土作りの準備をしていると、園庭で遊んでいる子どもたちが興味を示し近寄ってくる。「○○もやる!」と言い、土作りを手伝い始める。その様子に気付いた別の子たちもやってきて、皆でやり始める。土をかける子、土を持ってくる子等保育者の言葉を聞きながら、自分が興味のある事、出来ることに意欲的に取り組んでいく姿が見られる。その後、小さな芽が出ていた、カブを丁寧に間引き、生長を期待している嬉しそうな姿が見られた。カブは、お楽しみに会で『大きなカブ』をするので、子どもたちなりに、実際の植物の生長と、自分たちの劇での想像の世界をリンクさせているようにも感じられる。子どもたちが自分で体験することで、より想像力も高め、豊かな表現につながっていくのかな、とも思う。子どもたちが感じる事、そこから生まれる言葉や行動を大切に読み取って日々の保育に活かしていきたいと思う。

 

11月29日(火) 曇り 本多 

今日は、初めて、幼児クラスや他の職員に観られながらお楽しみ会ごっこを行う。初めての広い場所や幕も設置されており、子どもたちはちょっと緊張や戸惑いも感じたかもしれない。お部屋で行う雰囲気との違いに、声も動きも小さかったが、歌は元気に歌う様子が見られた。衣装を身につけると、より気恥ずかしさを感じる子もいたようだった。見られる嬉しさもあり、張り切る姿と同時に、恥ずかしい気持ちも芽生えている様子に成長も感じられた。子どもたちの成長の様子や日々の活動の動き等も取り入れながら、子どもたちのよさが十分に発揮されるように、援助していきたいと思った。…

3歳さくら組2022年度10月の保育日誌

10月11日(火)晴れ 本多

運動会に期待を持ち、笑顔を見せながら登園する。開始まで友達や保育者と運動会の話をしたり、保護者を探したりして過ごす。かけっこで名前を呼ばれる時、緊張からか少しふざけて返事する児もいるが、全速力で走りきり楽しむ。遊戯ではフルーツの衣装を装着し、普段踊らない児も照れ笑いを見せながら踊る。会終了後は、保護者との分離に涙を見せるが、すぐに気持ちを切り替えて4歳児クラスの運動会の応援をする。親子競技の玉入れも保護者と一緒に楽しみながら行うことが出来る。次はお楽しみ会に向けて気持ちを高めながら全員で楽しく参加できるようにしていく。

10月18日(木)曇り 本多

ユニ棒と玉入れ台を使い遊ぶ。子どもたちで話し合いユニ棒の段数を決めて2段、3段と重ねていく。ジャンプ力が付き、ユニ棒に足が引っ掛かる児が減る。また、走りながら勢い付けて走高跳びのようにユニ棒を飛び越える児もいる。ネットの中に夢中でボールを投げるが、最初は中々入らず保育者に抱えてもらいシュートする。繰り返し遊ぶ事で投げ方を少しずつ変えてコツを掴み、ひとりでシュートが成功すると声を出して喜ぶ。「ひまわりになったら上手に入るかな?」と年長児クラスの障害物を思い出す児が数人いる。普段の活動や行事等で、年上児への憧れの気持ちがある事を再認識する。年上児がしている遊びを真似して活動に入ったり、一緒に散歩に行ったりして関わりを持っていく。

10月21日(金)晴れ 本多

冬野菜の苗を見に、ケーヨーデイツーへ散歩に行く。歩きながら「楽しみだね」「買い物行ったことあるよ~」と話す。空に雲が無いことに気付いたり、秋の虫、自然物を発見したりして秋の訪れを感じる。店に着くと果物の苗木や冬野菜の苗の売り場に行き、じっくり観察したり触ってみたりする児もいる。帰園後、どんな苗木や苗を見たか話し、クラスでの冬野菜の栽培は「カブ」と「ほうれん草」に決まる。熱中症警戒アラートや行事等でしばらく散歩に行けずにいたが、今回は季節の移りかわりを感じながら散歩を楽しむことができた。これからも子どもたちの体調や体力に配慮しながら、少しずつ散歩の距離を伸ばしていく。

10月28日(金)曇り 本多

地震を想定した避難訓練に参加する。園庭で遊んでいる時に放送が入ると、落ち着いて保育者のもとに集まる。第一避難場所の西公園では、しゃがみながら枝を触る児が数人いるが全体的にしっかりと保育者の話を聞く。避難訓練終了後、あさがお組と一緒に西公園で秋の自然物(どんぐりや枯れ葉など)を探したり拾ったりする。子どもと同じ背丈ほどの草の中で隠れて遊ぶ児もいる。斜面を上り、長い階段を下りて遊具側へ移動し、バナナ型のスプリング遊具や滑り台で遊ぶ。災害はいつ何時に起きるかわからないため、不安にならない様に避難の仕方を身につけていく。日頃から防災に関する絵本や紙芝居を取り入れ、色々な想定で訓練しておく必要があると感じる。…

3歳さくら組2022年度9月の保育日誌

9月9日(金)晴れ 本多

バス遠足を心待ちに笑顔で登園する。「早く行きたい」「イルカいるかな」等、友逹や保育者と話しながら期待を膨らませている。イルカショーでは手拍子や歓声を上げて笑顔を見せる児や、大きい音や間近で見て驚き保育者の側に着いたり耳を手で抑えたりする児がいる。水族館内では、大水槽や大好きな魚(サメやエイなど)を見つけると「○○だ!」と言いながら水槽にくっつきじっくりと観察をする。魚の目や口の形を見て「怒ってるみたい!」「笑ってるよ!」など感じた事を言葉にする。帰りのバスでは、殆どの児が眠りにつくが、楽しかった思い出を振り返り話す児もいる。生き物が好きな児が多いクラスなので、実際に観ることができてよかった。これからも子どもたちの気づきや発見を大切にしていく。

9月15日(木)曇り 本多

園庭から室内に戻ろうとする際に地震を知らせる放送が入る。その場に座り頭を抑えるが、砂いじりをしたり友達と話したりする児がいる。ヘルメットを被り、避難靴を履いて保育室で待機する。同じ場所にいることが難しく、動きだしてヘルメットを外そうとする児もいる。避難の仕方や約束を伝え、避難靴の着脱を一人でする練習を行う。履き慣れていない靴ではあるが、ほとんどの児が一人で履くことができる。実際に災害が起きた際は、大人も含め子どもたちはパニックになり、保育者の声は耳に入りにくいと予想される。繰り返し避難訓練に参加することで保育者の指示をしっかり聞き、落ち着いて行動できるようにしていく。

9月16日(金)晴れ 本多

昨日、砂の搬入があった砂場で川づくりをする。「砂が柔らかい」と感触を楽しみながら砂山の周りを掘ったり、雨どいやトンネルなどを埋めたりして水を溜まるようにする。傾斜を作った為溜まらない所があるが、子どもたちは、「大きな穴掘ったよ」「たまらないね」と会話しながら楽しみ、玩具や葉が水に流れる様子を見て喜ぶ。3回目の川づくりだが、今までよりも大きく円状に掘ったため、玩具が足りなくて水が溜まりにくかったので、大きさを考えて子ども達と掘るべきだったと反省する。また、他クラス職員のアドバイスで水道に水を汲みに行くのではなく、始めから水を張ったタライを置くべきだった。これからも様々な道具や材料等を使い水遊びを楽しんでいきたい。

9月28日晴れ(水) 本多

年長児と一緒に玉入れをする。保育者が準備している様子を見て、興味を示し「早くやりたい」「楽しみ」と声が聞こえ期待を膨らます。「ロケットペンギン」の歌に合わせて踊り、歌が止まると玉入れ開始する。踊らないで紅白玉を手に持ち、歌が止まるのを待つ児もいる。入室後、井形ブロックと貼り絵をする。絵の具で描いた自分の顔の周りにピンク(クラスカラー)の色画用紙を貼るが、余白に合わせて紙を切る児や大きさを気にせず貼る児がいる。異年齢と関わりながら玉入れを楽しむ事が出来てよかった。明日の運動会リハーサルは、衣装を着る予定なので気持ちを盛り上げ楽しく参加していきたい。…

3歳さくら組2022年度8月の保育日誌

8月12日(金)晴れ 本多

砂場で川を作って遊ぶ。友達や保育者と一緒に長いシャベルを使い、水が流れるように穴を掘る。それからバケツに水を汲んで流すことを繰り返すが、水がすぐに引いてしまうことに気が付き、雨どいを置いて川ができやすいようにする児がいる。その後、玩具や葉っぱを浮かべて遊ぶ。以前川づくりをして遊んだ経験を活かし、水が溜まりやすいように雨どいを活用した事に驚く。水を運んだり、穴を掘ったりみんなで協力しながら川を完成させ、達成感を味わう。次回はビニール袋等も使い川づくりを楽しんでいく。

 

8月19日晴れ(金) 本多

年長児と一緒にシャワ―マット、ビニールプール、水鉄砲で遊ぶ。噴水の高低差を楽しみ、噴水からジョウロやバケツに水を汲んで楽しむ。ビニールプールでは、魚やヒトデなど海の生き物の玩具を浮かべたりして遊ぶ。年長児は噴水やプールよりも水鉄砲で遊ぶ児が多く、各クラスで好きな遊びを楽しんでいる様子。数名は年上児と関わりながら遊ぶが、殆どの児はクラス内で遊ぶ児が多い。これからもお互いにかかわり方を学び、刺激を受けながら成長していけるように、仲良し散歩や遠足等で年長児とグループになって遊ぶ機会をもっていく。

 

8月24日(水) 本多

室内で好きな遊びを選んで遊ぶ。友達と一緒に積み木で家を作ってままごとをしたり、線路に見立てたりしながら遊びを展開していく。その後、簡単なルールがあるスターオセロをして遊ぶ。殆どの児が遊び方を理解し「頑張る」「悔しい」「楽しかった」等の気持ちを友達に伝えている。ルールのある遊びを楽しみながら、問題が生じたら子どもたちで解決の方向になるように援助していく

 

8月30日(火) 本多

年長児と一緒に円になり盆踊りを踊る。いつもと違う雰囲気の中、殆どの児が笑顔を見せながら張り切って踊る。途中で座り込み、友達の踊る様子をながめながら自分のペースで楽しむ児もいる。他のクラスの保育者に「上手だね」と褒められ得意気な表情をする。室内に飾ってある提灯を見て「○○のあった」「おばけちょうちん作ったね」等、友達と話しながら喜びを共有する。提灯作りをしてから、日野まつりへの期待が高まったように思う。回数を重ねるごとに踊る子も増えている。おまつりに向かって子どもたちの様子を保護者に伝え、更に期待をふくらめていく。…