3歳さくら組保育日誌バックナンバー

3歳さくら組2023年度11月の保育日誌

11月2日(木)晴れ 中村
季節の移り変わりを感じながら散歩を楽しむ。
散歩に行くことを知り楽しそうに準備を始める。畑の作物を見ながら野菜の観察をしたり地域の方に手を振ったりしながらゆったりと歩き、公園に着くと広場や汽車の遊具で遊ぶ。栗の実や畑の作物に興味を持ち、秋の自然を見つけることもできたのでこれからも散歩のの回数や距離を延ばして楽しんでいきたい。

11月10日(金)雨のち曇り 中村
役になりきってオペレッタ遊びを楽しむ。自分の演じたい役のダンスを踊ったり、友だち同士とのやり取りを楽しんだりして動きを工夫していく姿が見られる。友達が演じている時には一緒に歌って楽しみ、小さな声で「がんばれ」と応援する児もいる。みんなが興味のある役になりきり、楽しんでいきながら役を決めていこうと思う。

11月16日(木)晴れのち雨 中村
内科健診を受ける。事前に伝えた内科健診の様子に興味をもち、診察を受ける時の約束事を保育者と一緒に考えてみる。診察が始まると、名前と年齢を伝え落ち着いて受け、自分の成長や病気に関する知識が芽生えてきているように感じた。友だち同士でも背を比べたり身体の仕組みの絵本に興味をもつことができた。

11月24日(金)晴れ 中村
絵の具の感触を楽しみながら背景制作をする。
大きな模造紙にスポンジやローラーを使い色を塗ると、「みて、きれいないろでしょ」「にじいろになったよ」と保育者や友だちに伝えて、色が混ざる変化に驚く様子が見られる。劇遊びの背景になる事に「たのしみだね」と嬉しそうにする。衣装や小道具、背景など揃っていくのをみてお楽しみ会に期待を持つ姿が見られる。気持ちを高めながら当日が迎えられるようにしていく。…

3歳さくら組2023年度10月の保育日誌

10月 10日(火) 晴れ  中村
運動会を振り返り、クレヨン画で表現する。「運動会ではどんなことを楽しんだのか」と問うと、ダンスやかけっこ、玉入れなど楽しかった様子を言葉にする子が多い。ダンスの衣装を飾ったり、音楽をかけたりしていると、思い思いに描いていく姿がある。なぐり描きの子も数名いるが、自分の中ではしっかりとイメージしながら描いている。今後はさまざまな画材を使い表現できる機会を作っていく。

10月 18日(金) 晴れ  中村
お風呂マットやタイヤを使い「お家ごっこ」を楽しんでいた友だちの所へ、「警察ごっこ」をしていた友だちが来て、遊びが展開する。今までは保育者に頼り作られた場所で遊んでいたが、最近では言葉でのやり取りを通してイメージを共有し、遊びを発展させていく姿が見られるので、保育者は必要に応じて援助していき遊び込めるようにしていく。

10月 24日(火) 晴れ 中村
さつまいも堀りに参加する。前日から楽しみにする姿が見られたが本格的な芋掘りは初めてだったので、遠慮がちに手を動かしていた子たちも養護学校の生徒さんたちに手伝ってもらうと笑顔が見られようになる。芋が見えてくると喜んで皆に見せては、ツルを引っ張り合ったり大きさを比べたりして、たくさんの芋を掘り上げる。後日、芋を観察したり絵を描いたりして余韻を楽しむ。

10月 31日(火) 曇り 中村
楽しみにしていた移動動物園の朝、「まだかな」「おうまさんのるんだ」と期待感に溢れている。ポニーの乗馬体験では友達を思い「がんばれー」と声を掛け合い緊張する友達を応援する様子が見られた。その後はゆっくり動物に餌をあげ、小さな命あるものを愛おしく見ていたり、そっと撫でたりしながら触れ合って、楽しい時間を過ごしていた。この経験を活かして命の尊さを伝えていきたい。…

3歳さくら組2023年度9月の保育日誌

9月 5日(火) 晴れ  中村

ダンスやストレッチで身体を動かしてから「えいごであそぼう」に参加する。カードを裏返して色を当てるゲームでは、自分の番になることを楽しみに待ち、友だちの答えにも笑顔で聞き入る姿がある。初めて聞く歌のスピードが速く、聞き取れず戸惑う姿があったが、丁寧に援助しながら内容を理解できるように進めていくと、集中して取り組んでいた。

9月 15日(金) 腫れ  中村

ダンスやかけっこを楽しみながら、運動会に期待を持つ。グループごとにダンスを見せ合い、隊形移動を確認すると、職員の動きを見ながらゆっくり体を動かしてみようとする。ダンスの最後のポーズでは、自分で考えたポーズをつくり、「かっこいいでしょう」と笑顔を見せる。これからも、楽しんで身体を動かしていけるように進めていく。

9月  20日(水) 曇り 高島

総合避難訓練に参加してさまざまな避難の仕方を確認する。ヘルメットと避難靴を着用し、保育者の指示を聞き、戸惑いながらも訓練に参加する。ヘルメットと避難靴の着用時は保育者の援助を求める児がほとんどであったが、緊張しながら訓練に参加する姿が見られた。火災や地震などの災害時に、安全に避難する仕方を訓練や紙芝居等の話の中で知らせていく。

9月 28 日(木) 晴れ 中村

園庭に出て4、5歳児クラスの運動会リハーサルを見学する。知っているダンスを一緒に踊ったりリレーや遊戯に声をあげて応援したりする。暑さにより集中がと切れてしまうこともあったが、普段通り楽しんで運動会当日を迎えられるように気持ちを盛り上げていきたい。…

3歳さくら組2023年度8月保育日誌

8月 1日(火) 晴れ  中村
ビックカルタを楽しむ。ひらがなを理解している児は少ないが、茄子の(な)、英語の(え)などと一文字を確認しながら一人一枚は確実に札が取れるように工夫する。探したカルタを喜んで抱えたり、友達に見せたりして楽しんで過ごす。これからも遊びの中から文字に興味をもてるようにしていく。

8月 8日(火) 晴れ  中村
米粉の質感や感触を味わい楽しむ。粉を触り「さらさらしてるね」「てがまっしろだよ」と声が聞こえ、水を入れながら食紅で色を付けてこねていくときには、混ざる色の変化に興味を持つ姿が見られた。異なる色をもつ友達と分け合い、混ぜて色の変化を楽しむ児も多く、今後もさまざまな素材を用いて、感触遊びを楽しめる機会をつくっていく。

8月 18日(金) 晴れ 中村
とうもろこしの皮むきを通して食に興味を持つ。皮のついたトウモロコシを見ると、「おかいものいったときにみたことある」「おひげがかみのけみたいだね」と興味を示す。剥き始めは皮の硬さから、なかなか難しい様子だったが次第に慣れてくると、実の色や様子に驚きながら友達と見せ合い進めていく姿がある。これからも衛生面に十分配慮して、食育の経験を重ねていき、食への興味関心を育んでいきたい。

8月 22 日(火) 晴れ 中村
障子紙を使い、染め紙を楽しむ。事前に折った障子紙も、折り方によってそれぞれに個性が出ている。赤、青、黄緑、桃、黄色の絵の具から好きな色に障子紙を浸していく。紙を広げて絵の具が染まる様子に、「はなびみたい」「きれいだね」と声が聞こえる。色を重ねて染めた児も、綺麗な混色になっていた。同じ技法、同じ色の絵の具でもさまざまな模様ができる面白さを楽しめていた。…

3歳さくら組2023年度6月の保育日誌

6月 1日(木) 晴れ  中村
前日から内科健診を受けることを伝えることで、自分の体や健康に関心をもち安心して診察を受ける。緊張しながらも、自分で年齢と名前を言い、診察が終わるとお礼を言う姿がある。午睡前には友達同士でお腹を見せ合い聴診器やライトに興味を持ったこと、泣かないで受けることが出来たことなどを話している。次回の歯科健診でも図鑑や写真を見て自分の体に興味や関心を持てるようにしていく。

6月 13日(火) 晴れ  中村
裸足になり泥や水の感触を楽しむ。泥んこ遊びをすることを伝えると喜んで着替えて園庭に出る。ブルーシートに溜まった雨水をカップに溜めたり、水たまりで足踏みをしたりしている。砂に混ぜて泥団子を作ると、友達同士で見せ合い並べて大きさに関心をもつ。泥団子がうまく握れる子は、乳児にも見せている。これから外気温が上がり、水の冷たさが心地よくなるので、各クラスと活動日を話し合いダイナミックに楽しめるように計画を立てていく。

6月 23日(火) 晴れ 中村
「英語であそぼう」に参加する。講師の姿が見えると笑顔で「Hello」と笑顔で呼び掛ける姿が見られた。果物の絵カードを見ながら「apple」「orange」「strawberry」等と発音したり、数字も1から5までを繰り返して発音したりする。歌や絵カードを取り入れて楽しむことでほとんどの子が興味をもって楽しんでいた。気持ちが高揚してくると動きが大きくなり、保育者の声が届かなくなってしまう事もあるので、英語の時間を楽しめるように工夫していく。

6月 27日(火) 曇り 中村
はさみを使い、七夕飾りを作る。折り紙に書いた線の上を、保育者と1対1でゆっくり切っていく。はさみを使い慣れている子は勢いよく切っていくので、握り方や開き方を保育者と一緒に行い丁寧に行うことを繰り返す。今回の活動の気付きでは、利き手が右の子も、はさみは左を使う子がいることに気付く。発達や経験、握力の差があるので、安全に気をつけながら、繰り返して経験を重ねていくようにする。…

3歳さくら組2023年度5月の保育日誌

5月 2日(火) 晴れ  中村
交通ルールを皆で意識しながら散歩に出る。歩道の端を歩き、横断歩道を渡る際には信号の色や左右を保育者と一緒に確認する。消防署に着くと元気に挨拶をし、救急車の中を見学する。防火服やホース、機材等を興味深く見ている子が多く「けがをしたらのるんだよね」「ピーポーって、びょういんにいくんだよね」と真剣な表情で消防署の職員に聞く子もいる。横断歩道を渡る時には保育者だけの判断ではなく、信号の色や車が来ているかを問い、子どもたち同士でも確認できるようする。今後も散歩の距離を延ばしながら、交通ルールをしっかり確認し安全に歩くことを知らせていく。

5月 11日(木) 晴れ  中村
夏野菜(なす)の苗を植える。事前になすの苗を観察すると、葉と花の色が違う事や小さいトゲがある事に気付いた子が、友だちに知らせて興味深く観察している。「なすはどこにあるの」と探す姿も見られたので、これから水をあげて世話をすることで実が成る事を知らせる。苗植えには真剣に取り組み保育者の話もよく聞いている。これから水やりをし、生長の様子を記録しながら分かりやすく伝えて栽培を楽しめるようにする。

5月 23日(火) 晴れ 中村
「英語であそぼう」に参加する。講師の姿が見えると笑顔で「Hello」と笑顔で呼び掛ける姿が見られた。果物の絵カードを見ながら「apple」「orange」「strawberry」等と発音したり、数字も1から5までを繰り返して発音したりする。歌や絵カードを取り入れて楽しむことでほとんどの子が興味をもって楽しんでいた。気持ちが高揚してくると動きが大きくなり、保育者の声が届かなくなってしまう事もあるので、英語の時間を楽しめるように工夫していく。

5月 26日(金) 晴れ 中村
園庭に跳び箱を準備する様子を見て興味を示して傍に寄る。手を着くところやジャンプをするタイミングが難しく、何度も挑戦する姿が見られる。興味をもって繰り返すことで次第に慣れてくる子もいるので、引き続き身体を動かして楽しんでいきたい。子どもたちには新しいことで楽しみながら気持ちが高揚する反面、怪我をする危険もあるので安全面には十分気を付けて行うようにする。…

3歳すみれ組2023年度4月の保育日誌

4月4(火)晴れ 中村
「進級を祝う会」に参加する。自己紹介の場面では、大きな声で名前を言える子が多く、驚きと共に成長を感じることができた。恥ずかしそうな表情を見せる子もいたが、保育者が傍にいる事で安心して笑顔を見せていた。これからさまざまな行事や集まりがあるので、期待と楽しみを感じられるような声掛けや、関わり方を工夫していく。

4月11日(火)晴れ 髙島
「英語で遊ぼう」に参加する。興奮気味で落ち着かなかった子どもたちは、外国人講師が入室してくると驚いた表情を見せる。人見知りをする子もいるが、保育者の傍で全体の様子を見ている。保育者が一緒に身体を動かして英単語を繰り返し言ったり、リズミカルな歌に合わせて動いたりすると、ゆっくり参加する姿が見られたので、引き続き、保育者と共に楽しい雰囲気で英語に触れられるようにする。

4月19日(水)晴れ 中村
春の草花を探しに散歩に行く。前日から春の花の写真を見てタンポポやツツジなどを探しに広場へ出かける事を伝えると、「はやくいこうよ」と期待感を示す。広場では「あったよ」「きれいだね」と名前や色、形を観察する。公園に実った梅の実に気付き、拾って並べたり大きさを比べたりして楽しむ姿も見られる。春に咲く花を写真で見るだけでなく、実物を見たり触れたりすることで五感を使った体験をする事ができた。これからも活動に見通しを持ち、楽しみに出来るような工夫をしていく。

4月 26日( 水)雨 中村
ルールのあるゲームを楽しむ。果物の名前のグループに分かれてから、呼ばれたら立ち上がることを繰り返したり、自分の果物を覚えて、呼ばれたら別の椅子に移動したりする事を丁寧に伝えていくことで、ほとんどの子がゲームを理解していく。「またやりたい」との声に、簡単なルールを覚えて、みんなで楽しめる機会をつくっていく。…

3歳さくら組2022年度3月の保育日誌

3月3日(金) 晴れ・本多

園庭で鬼ごっこやタイヤを使って遊んだ後に雛祭り集会に参加する。雛祭りの行事の由来や段飾りごとの役割や道具についての話を聞く。自宅に飾られている児もおり、保育者の問いかけに興味深く身を乗り出すように応えたりしている。当日までに、自分の雛飾りを紙で作り、保育室に飾られている。他学年の子どもたちが作った雛飾りも飾られており、「上手だね~きれいだね~」等と言って友だちと顔を見合わせる。皆で季節の変わり目や春の訪れを感じさせる明るい雰囲気の中で、楽しいひと時を過ごすことが出来た。

 

3月10日(金) 晴れ・本多

リレーで遊んでいた子どもたちに『障害物』を置くことを提案すると、子どもたちがアイディアを出して、置き場所や必要な物を保育者に伝えてくる。遊んでいると、周囲で遊んでいた年長児も加わり、一緒に遊ぶ。年長児は、初め応援していたが、動き方や道具の置き方等のアイディアを出してくれる。が、決して一方的ではなく、年少児の動きに合った物の配置や声を掛けてアドバイスしてくれている。年少児の子どもたちも、年長児の子どもたちの言葉に耳を傾けている。それぞれの年齢に合わせた内容を自分たちで考えて関わり合う姿に双方の成長が感じられた。

 

3月16日(木) 晴れ・本多

2歳児クラスと一緒に、日野中央公園に散歩に出掛ける。自分たちより年下児との散歩は初めてである。自分が手を繋ぐ児を確認しながら、優しく声を掛けたり、ペースを合わせながら歩く姿に成長が感じられる。道中は、保育者を交えながら、会話や季節の変化を感じながら桜や鳥の鳴き声を楽しみながら歩くことができた。広場では、2人ひとくみでのリレーをする。走る歩幅やスピードが違うので、スタート時は、2歳児が少し引っ張られるような姿も見られたが、年少児がすぐに2歳児の相手のペースに合わせて一緒に走るようになって、双方が楽しむ様子が見られた。自分より年下の児に対しての寄り添い方や関わり方も身についていることが嬉しく感じられた。

 

3月27日(月) 晴れ・本多

今日より、進級学年の保育室で過ごす。先週より、4歳児保育室で過ごすことを楽しみにしていた子どもたちだが、保育者が思っていたより落ち着いた様子で過ごし始める。靴箱の位置やロッカーの場所等が変わったので、少し戸惑う児もいたが、変化を楽しんだり、大きくなったことを喜んでいるようにも思える。4歳児の保育室は、これまでの保育室と比べるとスペースが狭いので、一人一人の動き方やケガに気をつけて過ごしていけるように、環境を整えて新年度を迎えたい。

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3歳さくら組2022年度2月の保育日誌

2月3日(金)・曇り 本多

自分で作ったお面と豆入れを持ち、豆まき集会に参加する。年長児の子どもたちが鬼役になってくれることで、笑顔を見せながら、追いかけて豆を投げることを楽しむ。節分の由来の話を聞いたり、鬼の可愛らしいダンスを踊ったりすることで、季節の伝統行事を年少児なりに体験できた。子どもたちが、日々の生活の中で伝統的な行事に触れて経験する機会は昨今減ってきているように思う。保育現場においても、色々な社会の変化や状況即しながら、経験できる場を作っていく。

 

2月8日(木)・曇り 本多

年長ひまわり組と散歩に出かける。子どもたちも「散歩に行きたかったんだ~」「楽しみだね~」と張り切って自分から支度をする。公園の広場では、年長児と一緒に『猛獣狩りゲーム』の遊びを楽しむ。まだ2回目ということもあったが、保育者の声かけや年長児の声かけやリードで一緒に楽しむ事ができた。園外への散歩は子どもたちにとっても特別で嬉しい活動であるように思う。年長児と一緒に歩道を歩いたり、活動を一緒に経験することで、年少児なりに自分で考えて行動したり、関わったりする姿も見られる。異年齢では、双方の育ちにとってよい関わり方ができるように思う。今後も適宜活動を取り入れていきたい。

 

2月15日(水)・曇り 本多

長期欠席してきた児が登園し始め、クラスに活気が戻ってくる。仲の良い友達が欠席で寂し思いで不安になる児もいる。友だちと関わりながら体を動かしたり、協力して遊びを進めることに面白さを感じているようで大きな成長が感じられる。室内では、独楽を回したりブロックで遊ぶ姿が見られ、回し方や作り方を教えあったり、譲り合ったりのやり取りができるようになり、じっくりと遊びに没頭する姿もある。ひな祭りの制作を少しずつ行っているが、道具や物の性質にも気づきながら取り組んでいる。子ども自身の気づきや発見を大切に受け止めながら取り組んでいけたらと感じている。

 

2月24日(金)・曇り 本多

子どもたちが楽しみにしていた『なかよし散歩』に出かける。当日はお弁当水筒を持参し張り切って歩き、弁当の中身やレジャーシートの絵柄を嬉しそうに保育者や友だちに伝えあう。公園では、年長、年中と仲良しグループに分かれて集団でのゲームをする。お弁当を一緒に食べ楽しいひと時を過ごす。手をつないでのフープくぐりのゲームは年少児には難しく、日々の遊びの中で経験する場を設けて見たり、年少児にとってよりふさわしい体の動きのゲームを検討すべきだった。卒園してしまう年長児とより親しく交流・活動できて双方にとって楽しい思い出となったように思う。…

3歳さくら組2022年度1月の保育日誌

1月5日(木)・晴れ 本多

園庭に出ると、「鬼決めしよ~」と友だちに声をかけ、5~6人の子どもが自然に

集まって氷鬼が始まる。年長児がしているように、丸くなりその中央に片足を出し、順番に声をかけ決めていく。全員がルールを理解しているわけではない中で、友達と声を掛け合いながら、やりとりしている姿が見られる。時には、自分の思いが強すぎてトラブルになる事もあるが、保育者が間に入りながらやり取りを支え、遊びを継続させることで、友だちと一緒に過ごす楽しさを味わっている。年長児が、竹馬や独楽、お相撲等をしていると、自分からやってみたいと意欲的に関わっていこうとする姿もある。周囲の環境や年長児の遊び方によく気付けるようになったことに成長が感じられる。子どもたち一人ひとりの興味関心に保育者が気づき、丁寧援助していく。

 

1月10日(火)・晴れ 本多

11月に種まきした、ほうれん草やカブの種から発芽して大きく育ってきた。保育者が土や肥料を持ち様子を見ようとしていると「何しているの?」「それ何?」と興味を示し、それまでしていた遊びを中断して集まってくる。シャベルや手を使いながら土のかたまりや固さ、匂いをかいでみたりして、感触を確かめている。カブの葉が伸びて、大きく生長していることに気づき、「大きくなったね~」「食べれるかな?早く食べたいよ!」「まだ、だめだよ~」等と友だちや保育者に言いながら、成長したカブを友だちと喜びあう。12月の発表会では、『大きなカブ』を題材に劇ごっこを楽しみ、より興味がわき、身近に感じているようだ。日々の子どもたちの生活や遊びに沿いながら、自分たちが育てている意識や、動植物への関心、命の大切さ等も伝えていければと思う。

 

1月17日(火)・曇り 本多

英語で遊ぼうに参加する。年間を通して経験してきているので、朝、活動の予定を伝え英語の名前のバッジをつけると、楽しみにする。しばらく園庭で遊んだ後、年少組の時間になり、保育室で待っていると講師が来る。今日は、臨時の講師で初めての対面であるが、子どもたちはこれまでと変わらず、ニコニコした表情で親しみを持って挨拶をしたり、友だちと話したりしている。英数字を一緒にカウントしたり、ランダムに並んでいるものを数えながら順番に並べたりする。講師の言動を聞きながら、真似てみたり、音楽を聞いて体を一緒に動かして楽しんでいる。出来ると講師と、顔を見合わせてタッチをして喜びあう。人と関係を深めていく中で相手の事や言葉を知ろうとする意欲が大切だと感じる。子どもたちが色々な人や言語に触れ合いながら、その子なりに自分を表現しながら、やり取りする楽しさを経験していければと感じる。

 

1月23日(月)・曇り 細矢

朝から気温が低く、室内で過ごす。子どもたちは自分の好きな遊びを見つけ、遊び始める。自分の好きな道具、物、衣服を見つけ、自分で遊びの場を整える。一つひとつ思いいれがあるように、自分のイメージを実現しようとしているようである。「先生、見て~、ここに座ってね~」と言う。レストランが出来あがり、「先生、何がいいですか?」と尋ねる。保育者がお客さんになり応えると、丁寧に食材を皿に盛り付け、差し出してくれる。遊びの中でのやり取りの中では、役に成りきり、その遊びのイメージを大切にするようになり成長が感じられる。複数の友だちが入ってくると、イメージを共有して遊ぶのはまだ難しい場面もあるので、必要に応じて保育者も遊びに参加しつつ、一人ひとりの遊びを大切にしつつ、友だちとの遊びの共有や関係性をつなげ深めていけるようにしたい。

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