3歳さくら組保育日誌バックナンバー

3歳さくら組2025年度7月の保育日誌

7月2日(水) 曇り 中野
役所職員の方がパペットを使った交通安全教室を開催してくれた。普段の生活の中で体験することも含まれていたので、身を前に乗り出しながら真剣に話を聞く。自転車に乗る時は大人もヘルメット着用することを聞くと、保護者がしていない事を気にして「教えてあげなきゃ」と言う子もいる。お土産にキーホルダーを貰い嬉しそうにする。「保育園の門から飛び出さない事」など子どもたちにとってもイメージしやすい内容だったのも集中力を持って聞くことが出来た理由かと思う。これを良い機会として皆で話し合ったり、散歩が再開できる様になったら道路の渡り方など実際に体験したりして、交通安全に対しての興味と理解を深めていきたい。

7月11日(金) 曇り 中野
楽しみにしていた祭りの日なので、朝から「今日はお祭りだよね」と嬉しそうにする。普段と違う室内の雰囲気に緊張する様子はあるが、「いらっしゃいませ」と4歳児に声を掛けられ、スタンプを押してもらったり、お土産を貰ったりすると緊張がほぐれて夢中で出し物を楽しむ。最後は幼児クラス合同で盆踊りもする。会終了後は「楽しかったね」と友達との話しが盛り上がる姿を見て祭りの雰囲気を十分楽しめたようで良かったと思う。4歳児さんが優しく接してくれたので、子どもたちも安心した様子で参加することが出来たとともに、憧れの気持ちも芽生えているように感じる。異年齢で参加する行事の大切さを改めて感じさせられた。今後もイメージを持って来年の姿への期待感がもてるようにしていきたい。

7月23日(水) 晴れ 中野
2階テラスで水遊びを行う。水鉄砲でカーテンに水を飛ばし、どこまで高く飛ばせるか競争し夢中になって遊ぶ。自分で水を入れられない子もやり方を教わると出来るようになり、楽しそうに遊び始める。入室後は自由遊びをして過ごす。普段の水遊びは2クラス合同で広い場所で行っているが、今回はスペースが限られているもののじっくり遊び込むことができたように感じる。泥で衣服が汚れることがなかったこともあり、シャワー後の入室もスムーズだった。暑い日だったので水にふれることができ、さっぱりした気持ちを味わう事が出来よかった。遊び前後の水分補給を十分に行ない、ゆっくりと休息をとっていく。

7月28日(月) 晴れ 中野
「ちんぼつ」と言われたら用意してあるマットの上に乗るゲームをする。始めは大きなマットで全員が乗り、慣れてくると小さなマットになる。「チョコレート」「チンパンジー」など「ち」のつく言葉で間違って座ってしまう事も面白かったようで笑い合っている。話しを聞こうとする力を刺激する遊びを取り入れてみる。また、二人ずつしか乗れない・マットの枚数を少しずつ減らすなど少しずつルールを変えながら遊んでみるが、ルールを理解し集中して楽しむ姿が目立ち良かったと思う。遊び後はエノキの房分けの調理体験もする。丁寧に分けながら香りを嗅いだり、「家でもお手伝いしてるよ」など感じた事を自由に言葉にしながら体験を楽しむ。体験をした後は、給食の食材に何が使われているか気にする子が増えている。今後も給食職員と相談しながら調理体験を取り入れ、食への興味を深められるようにしていく。…

3歳さくら組2025年度6月の保育日誌

6月4日(水) 晴れ 中野
ごみ収集業者の方が来て、分別方法やその大切さを教えてくれる。牛乳パックの枚数によってポケットティッシュや箱ティッシュにリサイクルされることなどわかりやすく教えてくれ、子どもたちも納得した様子だった。シュゴレンジャーやイーオくんの登場にびっくりする子もいるが最後は皆でダンスを踊り、楽しさを全身で表現する。ゴミ収集車前で記念撮影もする。ペットボトルから薬の成分がとれるなど大人でも知らなかった情報もあり、ごみを分別する大切さを知る良い機会となった。キャラクターの登場にびっくりし、ダンスをしていなかった子もいるが、その子たちには保育者が寄り添い声を掛ける配慮をした。子どもたちは話に耳を傾け興味を持っていたようなので、ごみを少なくする方法や何にリサイクルされるのかを話題の一つに挙げていき、物を大切にする気持ちへと繋げていきたいと思う。

6月12日(木) 晴れのち曇り 中野
歯科健診を受ける。健診前は「痛くないよ」「口を開けるだけだよ」と友達に言いながら自分に言い聞かせる子もいる。緊張はあるが殆どの子が泣かずにしっかり口を開け、診察後は「ありがとうございました」とお礼を言う。健診後にクリアファイルシアターで歯磨きの大切さを伝えると皆が関心を持ち聞き入っている。口腔内を見てもらうことに慣れている子も多く、落ち着いている姿を見て、日頃から歯科医に診てもらう習慣の大切さを改めて感じた。健康や安全に関しての紙芝居を好む傾向にあるので、様々な機会で今後も口腔内の健康の事を伝えていきたいと思う。

6月18日(水) 晴れ 中野
今季初めての水遊びに期待を膨らませている。泥んこ服の着替えや始末の仕方を確認しながら用意する。水を掛けられても怖がる子はなく、ホースで水を撒く職員に向かって行ったり、水鉄砲で友達や担任と水を掛け合ったりして、大いにはしゃいでいる。動線や職員間の役割を十分確認し、安全に水遊びを行えるようにする。数が足りない玩具もあるので早急に用意し、充実した水遊びが出来るようにしていく。子どもたちは短時間ながらダイナミックに遊べたことで満足感が高かったようなので、今後も体に負担を掛けないように短時間・十分な休息をとる事を意識しながら水遊びを楽しんでいく。

6月23日(月) 晴れ 中野
3・4歳児室を使い、広々したスペースで2チームに分かれてボール運びゲームを行う。始めは様々な色を運び、慣れてきたら赤だけ・青だけとそれぞれのチームに色を指定する。違う色が入っていることに気付いた子がカゴの外に出す。玉入れのように最後は皆で数を数え大盛り上がりとなる。ゲームは両チームとも勝負が拮抗していたので引き分けとなり、普段勝負で負けると大泣きする子も泣かずに楽しめた様子だった。「楽しかった」「またしたい」との言葉も聞かれ、また楽しみたいと思う。ゲーム後は七夕飾り作りを楽しむ。ハサミで切った折り紙をのりで繋ぎ合わせている。ハサミ・でんぷん糊の使い方を丁寧に伝え、楽しみながら一緒に作り、物を作る面白さを味わえるようにしていく。…

3歳さくら組2025年度5月の保育日誌

5月8日(木) 晴れ  中野
新入園児と初めて散歩に行き、在園児は目的地に何があるか教えてあげながら歩く。公園では階段を上り下りし、リスを探したり松ぼっくりを探してみたりして散策をする。プレイパークが開催されており、シャボン玉や玩具、乗用車玩具もある。遊び足りないほどあれこれ興味が移り、夢中になって遊ぶ。新入園児に対してわからないことを教えてあげようとする姿があり、友達同士で学び教え合う大切さを改めて感じさせられた。プレイパークでは大きなシャボン玉に大喜びする姿もあったので、今後の夏の遊びにも取り入れ、園内でも楽しめるよう企画したい。

5月15日(木) 晴れ  中野
昨日夕方に近隣花屋に買いに行った苗の植え付けを行う。数日前から楽しみにしていたので、期待感が膨らみ、興味を持ってプランターの土入れを手伝う。「どうして土を入れるの?」「ナス採れたら天ぷらにしたい」と発言する。「ふかふかの布団を作ってあげるとナスが喜んで大きくなるよ」と伝えると「喜んでるかな?」と土をそっと入れている。ナスの茎が紫色になっていることに気付くなど、それぞれの発見があった。感じたことを他の子にも伝え、良い気付きをしたことを褒めて自信に繋げられるようにしていきたいと思う。野菜の栽培を通して世話をする大切さや食に対する興味へと繋げていきたい。

5月23日(金) 曇り  中野
園庭から早めに入室し室内遊びをする。リトミックではやりなれた遊びなので表情にも余裕が感じられる。音楽を聴くと「あ!亀だ」と気付いてポーズをとる。中には参加をしないで、友達の様子を見ているが、好きなポーズの時は参加する子もいる。フルーツバスケットは鬼役になりたがる子が多く、着座せずに友達に席を譲り合う姿が見られる。リトミックは他の音楽も用意し、今までしなかった動きも楽しんでいきたいと思う。体の様々な個所を動かすことが苦手な子もいるので、普段の遊びから取り入れていくようにしたい。ゲーム遊びは子どもたちの思いをくみ取りながら、見学していたい子も場所を確保し、安心して過ごせられるようにしたり、ゲームの進行では状況を見て臨機応変に対応したりしてそれぞれが満足できるようにしていく。

5月27日(火) 曇り  中野
英語で遊ぼうに参加する。オシェーン先生の姿が見えると「来た!」と言って喜び、「今日は何するの?」と親しげに声を掛ける。色を英語で言ってみると赤のカードを見て、赤から連想させるイチゴやタコの名前を出し、講師が苦笑する場面もあり子どもらしい発想力をみせている。英語後はぬり絵やラキューなど自分で選んだ遊びを楽しむ。講師発語後に続けて真似て英語を言うことはまだ難しく、担任が率先して声を出し、やり取りに慣れていけるようにしていく。楽しんで英語講師と交流している姿は微笑ましく、今後も楽しみながら英語に触れあっていく。…

3歳さくら組2025年度4月の保育日誌

4月1日(火) 雨 中野
進級し新しい環境に戸惑いも感じられるが、前担任の伊藤保育士が入っていてくれたことで安心した表情が見られる。祝う会では進級のメダルを首にかけてもらうと嬉しそうな笑顔が見られ、何をして遊びたいかを皆の前に出て発表する。恥ずかしそうにする子・堂々と答える子がいるが質問にはしっかり答えている。その後は室内で自由遊びをして過ごす。進級に対する期待感を感じている子が多く、ブロックやお絵描きなどしたい遊びで必要な物をしっかり取り揃えて、子どもたちの期待に応えていきたい。伊藤保育士が場から離れると不安そうな表情になる子もいるので、新しい担任とも信頼関係を早く築けるように丁寧に関わっていく。

4月10日(木) 晴れ 中野
追いかけっこ・鬼ごっこなど簡単なルールのある遊びを楽しんでいるグループと電車などでじっくり遊ぶグループと分かれて遊んでいる。タイヤ遊びからバスごっこになるなど、子どもたちの発案で遊びが次々に展開されている。花びらを利用した砂遊びに夢中になっている子もいて、花びらが風で飛ばないように上から砂を掛けたり、型抜きで固めたり工夫する姿がある。鬼ごっこでは子どもたちなりの思いがあり、途中で遊びから抜けてしまう事もある。保育者も一緒にルールを伝えながら集団遊びの楽しさを伝えられるようにしていきたい。

4月16日(水) 晴れ 中野
4歳児と共に散歩に行く。公園内は利用者がいなかったので、広場を大きく使い追いかけっこをする。端で木の間を葉っぱや木の実など拾って探索したり、斜面を駆け下りたりする子もいる。仲の良い子同士、手を繋いで花壇を見に行く姿も見られる。帰りは「給食何かな」と会話しながら、坂道が続く中でもしっかり歩いて帰園する。お互いに声を掛けながら早歩きをするなど、歩調に合わせて歩くことができていると感じる。公園内は途中から他園の園児も利用し始めたので、混じらないように距離感を持って過ごすようにし、公園内にいても常に人数把握に努めた。広場を走り回り、思う存分に体を動かし遊べたことで、子どもたちからも満足感を感じる。今後も積極的に散歩を楽しんでいきたい。

4月23日(水) 雨 中野
大きなポイを使い、風船を転がしたり掬って運んだりするゲームで遊ぶ。「よーいドン」の掛け声でスタートする。風船が思わぬ方向に行ってしまうのを追いかけたり、手で押さえたりしてそれぞれの方法で運び、遊びに慣れてくると友達の応援をする余裕も見られる。簡単なルールのある遊びを楽しんでみた。チーム戦を想定していたが、子どもの様子を見て個人で遊ぶようにする。遊びに慣れてきたので、次回行う時はチーム戦にして競う楽しさを感じられるようにしてみたいと思う。その後、はじき絵遊びを行う。絵の具に興味を持つ子が多く、クレヨン部分を絵の具がはじくことに気付き夢中で塗っている。はじき絵は絵の具の色が濃かったので仕上げでペーパーで絵の具の色を押さえ、下のクレヨンが見やすいようにする。出来上がった作品はこいのぼりにして室内に飾り、季節を感じられるようにする。…

3歳さくら組2024年度3月の保育日誌

3月3日(月)雨 五十嵐
今日がひな祭りということがわかり、集まることを楽しみにしている。ひな祭り会では、初めてお会いする音楽の先生が前に立つと、驚く様子も見られたが、きれいな歌声に聞き入っている。歌も初めて聞くような童謡もあったが、皆で一緒に歌うことで、雰囲気を楽しみながら参加している。今後も、みんなで歌を歌う時間を作り、童謡やわらべ歌に触れられるようにしていく。

3月11日(火)晴れ 五十嵐
英語で遊ぼうでは、「新しいゲームをするよ!」と英語の講師が話すと、嬉しそうにしている。2チームに分けて、一人ずつ皆の前に出てきて、色探しゲームをする。皆の前でも、進んで行動し、ゲームが楽しくて、「once more」とリクエストをしている。簡単なルールなので、迷うことなく行動し、勝ち負けを楽しむ姿も見られた。以前より講師の言葉を繰り返し、英語を話す子が増えて、英語の時間を楽しんでいる。園庭遊びでは、リレーをすると、自分達で順番を覚えようとしたり、チーム分けをしようとしたりする姿が見られるので、子どもたちが自分たちで遊びを進めている姿を見守り、様子を見ながら援助していく。

3月18日(火)晴れ 五十嵐
卒園式のリハーサルがあることを知らせると、「見に行く!」と言う子が多い。卒園児が入場する際は、拍手をしたり、一緒に歌を口ずさんだりして参加している。5歳児が、将来の夢を話す場面では、自分が大きくなったらなりたいものを口々に話し合っている。自然に拍手を始めたり、前をみてじっと参加したりして、卒園式の雰囲気を感じている様子が見られる。憧れのひまわり組の姿を見て、卒園児が歌う歌を口ずさむだけではなく、手話にも興味を持ち、一緒に手を動かしている。卒園まであと数週間だが、年長児との交流を持ち、卒園を祝う気持ちを持ちながら、進級を意識していけるようにする。

3月24日(月)くもり 岡田
5歳児と一緒に四ッ切り公園に散歩へ行く。5歳児がリードしてくれたことで、楽しく会話をしながら歩いている。公園に着くとゲーム「猛獣狩りにいこうよ」をする。5歳児が率先して行動し、グループを作ってくれたことで、3歳児もスムーズにゲームに参加することが出来る。自由遊びでは、ダンゴ虫やドングリを見つけたり、追いかけっこをしたりして遊ぶ。
散歩中、横断歩道を渡る時には手を上げ忘れたり、周りを見ずに渡ろうとしたりすることがあるので、左右見てから渡れるように繰り返し伝えていく。沢山体を動かして過ごしたので、その後の給食では、いつもより良く食べている姿が見られる。…

3歳さくら組2024年度1月の保育日誌

1月6日(月)曇り 岡田
お正月休みにどんなことをしたか・どこにお出かけしたのか一人一人発表する。人前で発表することに少し緊張する様子が見られ、声が小さくなってしまう子もいたが「公園に行った」「ゲームセンターに行った」「ジュース買ってもらった」など思い出を保育者や友達に伝えていた。「私(僕)も公園行ったよ」と会話を楽しむ姿が見られた。事前に休みの日にどんなことをしたのか保育者や友達と話す時間を設けて一緒に楽しめる雰囲気を作るようにする。自分が体験したことを伝えることも大切だが、相手の話にも耳を傾けて聞けるような機会を設けていきたい。

1月15日(水)晴れ 中村
園庭に出ると砂場やログハウスなどそれぞれ好きな場所に友達と集まり、おままごとなどを始める。風が吹いて寒さを感じていたので、日なたで走ると体が温まることを知らせると、おいかけっこやヒーローごっこをして体を動かす。入室前にはあさがお組と混合チームを作り、リレーごっこをする。バトンの受け渡しなど上手にでき、応援も盛り上がりなかなか接戦の勝負になる。数名が白線の内側を走っていたが、バトンの受け渡しがスムーズに出来ていている。寒い日がはまだまだ続くので体を動かしてできる遊びのバリエーションを増やしていく。

1月22日(木)晴れ 五十嵐
人形劇を楽しみにし、導入の手遊びから、笑顔になり、劇団の方の出し物に引き込まれている。人形の動きに合わせて、体を動かしたり拍手をしたりしている。知っている歌が聞こえてくると拍手をしたり、人形を見て友達と「かわいい」と話したりする。「3枚のお札」では、山姥の表情にびっくりする様子もあったが、物語を真剣に聞く様子が見られる。一時間の間も、飽きることなく、物語の世界を楽しんでいる。長い物語でも、集中する姿が見られるので、今後も色々な昔話や物語に触れていく。

1月28日(火)晴れ 五十嵐
昨日から楽しみにしていた「英語で遊ぼう」では、講師が入室すると「ハロー」「グットモーニング」と元気よく挨拶する。いつもの挨拶歌も、一緒に円に歩きながら楽しむことで、「もう一回!!」とリクエストしている。ガードを壁に貼り、講師の言った絵カードに書かれている動物をボールで当てるゲームでは、自分の番を心待ちにする様子が見られる。体を動かしたり、歌ったりすることで英語の時間をより楽しんでいる。講師の先生の楽しそうな様子に引き込まれて、積極的に参加する子が多い。保育者も一緒に楽しみながら参加し、英語に親しめるようにしていく。…

3歳さくら組2024年度12月の保育日誌

12月2日(月)晴れ 五十嵐
「くれよんのくろくん」の話にちなんで、くれよんを使ってスクラッチをする。筆圧が弱く、うまく色が出ない子もいたが、塗りつぶした黒色の下から色が見えると、「わあ!!」と嬉しそうにする。「くれよんのくろくん」の話が分かり、同じように描く子もいれば、好きなように色を塗る子もいる。割り箸で、スクラッチをすると少しずつ色が出てきて、「「花火」になった!!」と友達や保育者に見せ合っている。衣装などの準備を進め、お楽しみ会に期待を持てるようにしていく。

12月10日(火)晴れ 五十嵐
前日から楽しみにしていた食育(こんにゃくちぎり)では、見本の大きさが分かると、どんどんと自分でこんにゃくをちぎっていく。「先生、これくらい?」と確認しながら、徐々に見本の大きさになるようにちぎる。最初は引っ張ってしまい、うまくちぎれなかったこんにゃくも、何回か繰り返すうちに、うまくちぎれるようになり、「もっと、やりたい!」という子が多く居る。こんにゃくを普段食べない子も、嬉しそうに参加している。明日の給食で出る予定なので、楽しみにできるような声掛けを行ない、食材に興味が持てるようにしていく。

12月18日(水)晴れ 五十嵐
お楽しみ会のリハーサルでは、0,2歳児の子どもたちや職員が見に来る。手遊び、楽器遊びでは、歌が早くなってしまいがちだが、子どもたちは楽しそうに歌っている。休みの子が多く居たことや観客が多かったことで、緊張する子もいたが、友達と一緒に演じたり歌ったりすることで、助け合う様子や自信が見られるようになる。他のクラスの職員に「かわいかった」と言われて嬉しそうにしている。皆の前で立つことに慣れていけるよう、色々な機会を設けていく。

12月25日(水)晴れ 五十嵐
園庭では、キャンプごっこをしておままごとをしたり、三角コーンを並べて、輪投げをしたりしている。保育者が大繩を出すと、興味を示す子が多く、ヘビに見立てて跳んだり足で縄を捕まえたりする。縄とびにも慣れてきたので、順番に一人ずつ縄跳びを跳ぶ。縄が来てもタイミングが合わないこともあるが、自分たちなりにリズムを取りながら、跳ぶ姿が見られる。縄跳びに興味を示しているので、今後も挑戦していくようにする。その際は、安全に遊ぶためのルールを必ず知らせていく。大掃除では、「やる!!」と気合いを見せて丁寧に取り組む子もいれば、あそこもここもと色々なところが気になり、雑巾を持ち、拭きにいく子もいる。年末、年始にかけての行事に興味が持てるようにしていく。…

3歳さくら組2024年度11月の保育日誌

11月6日(水)曇り 五十嵐
移動動物園では、どんな動物が来るのかな?と話をしていると、「ペンギン」「ぞう」など好きな動物を答える子が多い。ポニーに乗せてもらうと、笑顔が見られる。色々な動物に触れ、「目が赤いね」、「人参、食べているよ」と発見を伝えている。触れるのが苦手な子も、保育者が手を添えると、触れることが出来ている。ウサギが気に入った子は、ウサギを観察しながらエサをあげたり、チャボに触れたくて、追いかけっこをしながら楽しんだりしている。野菜を沢山食べてくれるのが嬉しくて、保育者に「見て見て!」と伝えている。生き物に優しく接する経験を、今後も大切にしていく。

11月13日(水)晴れ 五十嵐
園庭では、昨日4歳児が穴を掘っていた場所を見つけて、掘り始める。ある程度掘り進めると、おままごとの玩具を隠して、宝物探しをしている。砂遊びでは、砂の中から貝殻や色々な石が出てくるのを楽しむ子もいれば、料理をたくさん作って保育者とやりとりをすることを楽しむ子もいる。羽根つきが気に入り、友達や保育者と遊び始める。羽子板になかなか羽根が当たらないが、心地よい音がするのを楽しんでいる。それぞれが気に入った遊びを見つけてじっくりと遊んだり、数人の集団で遊んだりしている。一人一人が満足して過ごせるように環境を整えていく。

11月20日(水)雨 五十嵐
5歳児の部屋から玩具を借りてきて、おままごとをしている。冷蔵庫を出すと、中に食材を入れて、冷やしてから料理をしたり、レンジなどで温めたりして楽しんでいる。ご飯作りもひと手間加わり、遊びが広がって行く。玩具の数が限られていることもあり、友達とトラブルになる。自分の気持ちを受け入れてほしくて、泣いて訴える子がいる。気持ちの切り替えが出来るような環境を作っていく。

11月25日(月)晴れ 五十嵐
散歩に行くことが分かると、「やったー!!」と歓声を上げている。4歳児に「歩くよ!」と声を掛けられて、サポートされながら歩く。公園では、黄色のちょうちょを追いかけて広場を走ったり、ドングリや虫を観察したりしている。ちょっとした斜面を見つけて、ドングリを転がし、「どんぐり祭り」と称して遊んだり、その斜面を登ったり下ったりして楽しんでいる。4歳児に優しくサポートしてもらい、嬉しそうに歩いている。道すがら、見つけたクレーン車や重機に気を取られる場面が見られたが、保育者に声を掛けられると列に戻り歩いている。斜面を登ったり下ったりする場面では、楽しさから友達とぶりそうになる場面が見られたので、動線を一緒に考えながら、のびのびと遊べるようにしていく。…

3歳さくら組2024年度10月の保育日誌

10月2日(水)晴れ 五十嵐
運動会のかけっこの練習で、初めてゴールテープを使い、走る。見本に年長に走ってもらうことで、戸惑う様子もなく、走り抜けることが出来る。暑い一日だったので、室内に戻り、着替えをしてから、万国旗の制作をする。自分の顔を鏡で見て、髪の毛の色や長さを確認しながら、自分達で画用紙の色を選び、ちぎって張る。自分の顔を鏡で見ることで、目の形や色、髪の毛の長さに違いに気付いて、友達と話ながら制作をしている。出来た作品を見せ合う姿が見られたので、運動会で飾る前に、保育室に飾る。他の職員や他クラスの子に褒められて、嬉しそうにする姿が見られる。

10月7日(月)くもり 五十嵐
初めて運動会の入場行進を園庭で行う。保育者の見本を見ながら、手足を大きく動かして、歩いている。「はじめの言葉」は、少し緊張した様子の子もいる。周りにいる観客に拍手をしてもらえることで、徐々に笑顔が見られる。かけっこでは、繰り返し練習していたからか早さも早くなり、「早かったでしょ?」と嬉しそうに聞きている。保育者も笑顔で、練習を一緒に楽しむことで、子どもたちも運動会に期待を持ち、過ごせるようにしていく。玉入れやかけっこ、遊戯なども、練習というより遊びの中で、楽しんでいる様子が見られる。自信を持つような声掛けと同時に、楽しめるような声掛けも行っていく。

10月16日(水)晴れ 五十嵐
5歳児と手を繋ぎ、散歩へ行く。洋光台北公園に到着すると、木を登っているリスを見つけて、目で追いかけたり、指を指したりしている。公園では、ドングリを探すことを楽しみにしていた子が多く、すぐに探し始める。色々な形のものや穴が開いているものがあり、「リスが食べたのかな?」と子ども同士で話し合う場面が見られる。このような機会を大切にして、子どもたち同士の関わりを楽しめるようにしていく。自然に触れ合い、遊びに取り入れやすい時期なので、戸外で過ごす時間を増やしていく。

10月22日(火)晴れ 齊木
講師が入室すると、「ハロー」と言いながら駆け寄る子がいる。動物のカードを見ながら「エレファント」「ベアー」など講師を真似て発音する。その後、音楽に合わせて走ったり、ジャンプしたり、眠ったり一緒に踊って表現することを楽しむ。発言したことを褒められて、「わたしも」と積極的に参加している。何度か繰り返し、理解している言葉は自信をもって発音する子が多い。保育者も一緒に英語を楽しみながら、子どもたちが積極に活動できるようにしていく。英語で遊ぼうの活動に興味を示さない子もいるので、少しずつ誘っていきたい。

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3歳さくら組2024年度9月の保育日誌

9月2日(金)晴れ 五十嵐
4歳児と一緒に泥遊びをする。園庭に出ると、4歳児がホースの水を大胆に浴びている姿を見て、同じように水を掛けて欲しくて集まってくる。タライを出して遊ぶが、自分でバケツを持ち、砂場でゆったりと泥遊びをしている子もいる。片付けの仕方も覚えてきて、進んで片付けを行おうとする。異年齢児で過ごすことで、大胆に遊ぶことが増える。2クラスで過ごせる環境を整えながら、のびのびと過ごせるようにしていく。身の回りのことを自分で行うのがスムーズになってきているので、その姿を褒めながら、自信を持ち行動できるようにする。暑さを感じる日もあるので、休息と水分補給を必ず取り入れて、健康に過ごせるようにする。

9月10日(火)晴れ 五十嵐
「先生来ないかな?」と英語の講師が来ることを楽しみにしている。英語で色の表現することにも慣れてきて、保育室の中のものや自分達の洋服の色を指差し、嬉しそうに参加している。ABCの歌も、講師の言葉を真似て歌うようになる。初めて取り組むことには、難しさを感じているが、繰り返し楽しんでいる曲や内容には反応も良い。講師に「グッジョブ!」と言われることが嬉しくて、保育者に照れた笑顔を見せている。子どもたちの様子に合わせて、保育者も一緒に参加していくことで、英語の時間を楽しめるようにしていく。

9月19日(木)晴れ 五十嵐
室内での保育中に大規模な地震が起こり、避難し、その後保護者に子どもを引渡す訓練を行う。地震が起きたという放送を聞くと、保育者の声掛けに合わせて、机の下に避難したり、ヘルメットを被ったりしている。避難靴を履くことは2回目だが、自分で履こうとする姿が見られる。避難訓練の際は、保育者の話を聞いて行動することが分かり、保育者の話を聞いている。いつ、どんな災害が起きるか分からないので、災害が起こった時には落ち着き、保育者の話を聞いて行動できるようにしてく。

9月27日(金)雨 五十嵐
昨年度の「ひのまつり」の様子を覚えていて、楽しみにしている。4歳児が店番をしているところに、自分から行く子もいれば、迷っている子もいる。迷っている子も、どの店に行くかが決まれば、4歳児にサポートしてもらい、嬉しそうに参加している。スタンプカードがいっぱいになると、保育者に見せて、誇らしげな表情が見られる。最後に盆踊りを幼児3クラスで踊ると、楽しい雰囲気の中、笑顔で踊っている。今後も、毎日の活動を楽しみにできるように、子どもたちと話をしながら、活動を進めていく。

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