2歳すみれ組保育日誌バックナンバー

2歳すみれ組2022年度8月の保育日誌

8月3日(水)晴れ 平本

体調不良や都合休みの子がおり、9名と少ない人数で過ごす。4歳児保育室にあるままごと玩具を借りて遊ぶ。両面棚を使用し、ままごと、描画のコーナーを作りそれぞれの場でじっくり遊ぶ。ままごとでは、包丁をつかって食材を切ったり、フライパンで焼いたりして調理をする。また、メニュー表を保育者に見せて「なににしますか」と注文を聞いたり店員になりきって遊ぶ姿もあったので、やりとりが楽しめるようにイメージが広がる言葉かけをしながら一緒に遊んでいく。

 

8月10日(水)晴れ 山野

レゴブロックや絵本をバケツに入れ「お祭り行って来るよ~」などといった声を子ども同士でかけあって見立て遊びをする。保育者に「わたあめ買ってきて」などおつかいを頼まれ「わかった」と答えると、持っていたプラレールをおみやげに見立てて渡す。保育者に新聞紙で簡易マイクを作ってもらい、牛乳パック積み木の上に立って一緒に歌を歌う。室内玩具で遊んだ後、机やマットを使ってサーキットを作る。トンネルくぐりが一ヶ所しかなく混雑していたため、二箇所に増やして対応する。マットを離れた位置に置いておくと、友達と一緒に寝転がり一息つく場面も見られた。子どもが自由に遊びを選べる環境を工夫する。

 

8月18日(木)雨のち曇り 菊地

保育者がペットボトルを振ると水に色がついている事に驚き、喜ぶ顔が見られる。個々にペットボトルを持ちタライの色水をすくったりカップに入れた水をペットボトルに入れたりする。最初は単色を喜んで「きいろ」など名前を話していたが、色が混ざると「ぶどうになった」など、違う色に変わることを発見し、見立て遊びをする。今回初めてだったので子どもの様子を見守ったが、発見や発する言葉に応じて遊びが発展していくようにする。色を混ぜたり、ボトルに入れ続けたりと一人でじっくり遊ぶ子もいれば友達と一緒に遊ぶ子もいる。遊ぶ前に話をしたので口に入れようとする姿はほとんどなかったが、口に入れることも考えられるので安全に遊べるように留意する。

 

8月30日(火)曇り 山野

園庭に出ると誰からともなく走り、かけっこをする。「よういドン!」と合図をすると、保育者の元をゴールと子どもたちで決めて改めて走る。スタートを白線に変えたことでよりイメージが膨らんだのか、何度も繰り返しかけっこを楽しむ。その後他クラス児が並べて遊び終えたタイヤの上に風呂マットを敷いてベッドのようなものを作ると、友達と寄り添ってくつろぐ姿も見られる。友達と関わって遊ぶ姿が増えている。思いの違いでトラブルになる事もあるので、子どもの想いを互いに伝えるなどの援助をしていく。

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2歳すみれ組2022年度7月の保育日誌

7月7日(木) 曇りのち晴れ 菊池

七夕集会で、織姫や彦星などが出てくると「おなじ」と言ってクラスの七夕飾りを指差す子がいたり、「たなばたさま」の歌を歌ったりする。クラスのみの会になるが楽しんで参加することができたので、今後も感染症の様子を見ながら行事の参加の仕方を考えていき、伝統文化や季節の行事に触れる・知る機会を作っていく。その後、園庭で保育者と数名の子が鬼ごっこ「むっくりくまさん」をして遊ぶ。手を繋ぎながら歌を歌ったり、「くまさんおきて」とやりとりを楽しんだりする。また、保育者がクマになりきって追いかけると喜んで逃げる。、遊びながら簡単なルールを知らせ、追いかける・追いかけられるを楽しむ。

 

7月13日(火) 雨 山野

室内で新聞紙を使って遊ぶ。最初は、破くことを楽しんでいたが、保育者が様々な遊び方を見せると真似をして遊び、丸める、投げる、集めるなど、遊びが発展していく。保育者や友達と一緒に新聞紙を集めると、「せーの!」という掛け声で放り投げて遊ぶことを楽しむ。新聞紙を片付ける際、子どもと一緒に大きな袋へ集める。袋の口を結んで大きな玉を作ると、「ボール」と言って楽しむ。数が少なかったため小さい袋を用意し、十分な数のボールを作れるように用意して新聞紙ボールで遊べるようにする。

 

7月21日(木) 晴れ 平本

園庭で水遊びをする。噴水シャワーを初めて使用すると、最初は、外から眺めたり、下から出てくる水を入れ物で受け取ったりして、慎重に遊び出す。保育者が手足を伸ばして水に触れたり、水溜まりを叩いたりして遊んでみせると、真似をして全身で水を浴びながら楽しむ。初めてのことに興味はもっているものの、積極的に遊びだす子はいなかったので、初めて行うことは、保育者が楽しく遊ぶ姿を見せたり、楽しさが伝わるような言葉掛けをしたりして関わっていくことが必要であると感じる。今後も様々な遊び方の水遊び玩具を用意して、全身で水の感触を楽しめるようにしていく。

 

7月29日(金) 晴れ 菊池

園庭に出て、砂場で保育者が山を作り始めると、一緒に作ったり、足で踏んで崩したりすることを楽しむ。その後、魚釣り玩具や小麦粉粘土、大型井型ブロックで遊ぶ。魚釣りでは、魚にマジックテープがついている所に釣竿が付くようにして集中して釣る。小麦粉粘土遊びでは、丸めたりちぎったりと感触を楽しむだけでなく作ったものに命名する。暑さ指数を確認して滞在時間を考えたり、水分補給をこまめに行ったりして、室内遊びばかりになってしまわないよう、短い時間でも外に出られる工夫をしていく。手先を使った遊びを集中して遊ぶ姿があるため、これからもじっくり遊べる環境を整えたり、様々な手先を使った遊びを出したりしていく。…

2歳すみれ組2022年度6月の保育日誌

6月9日(木) 曇りのち晴れ 菊池

ピーマンの水やりを楽しむ様子があり、水をやることを伝えると急いで靴を履き替えて笑顔で参加し「もう一回やる」との声が聞かれる。花が咲くなど変化がでてきたら更に関心を高められるようにする。園庭では滑り台や平均台渡りを楽しむ。平均台渡りでは10cmの高低差を付けてみるが、想定より渡れており、20cmの高さから飛び降りると笑顔が見られ、何度も行う子もいる。ログハウスではお風呂マットで扉を作り家に見立て、おままごとが始まる。子どもたちで楽しめるようになるが、保育者が仲間に入ることで遊びが膨らみ、誕生日の歌を歌いあう姿がみられた。蟻やダンゴムシを探し、友達と入れ物を覗いている。

 

6月16日(木) 曇り 平本

地面が湿っていたため、裸足になって遊ぼうと誘う。数名の子は嫌がっていたが、ほとんどの子は「きもちい」「つめたいね」と、湿った土の冷たさや感触を楽しむ。砂場で大きな砂山を作ると、シャベルを使って砂を盛り付けたり、穴を深く掘ったりする。すると、ジャンプして穴に飛び込んだりすることを繰り返す。泥遊びや水遊びの機会が増えてくるので泥や水の感触を感じながら遊びを楽しめるように関わっていく。入室する前に、見通しを持って行動できるような声掛けをすると、積極的にズボンを脱いだり足洗をしようとする子が多かった。自分でやろうとする意欲を大切にしながら見守ったり、見通しを持って行動できるように、分かりやすい言葉で伝えていく。

 

6月22日(水) 曇り 平本

散歩へ行く。9:30過ぎの登園の子が数名いたため、全員で散歩に行けるように出発時間を遅らせ、近場で散歩をする。久しぶりであったため喜んで歩いているが、転倒したり、靴が脱げたりする子が多い。小学校の給食室前を通ると「いいにおいがするね」「今日のご飯なにかな」と保育者や友達と話したりする。気温が高くない日は散歩をして、様々な場所や道中を歩く経験をしたり、距離を伸ばしたりして歩く楽しさを感じられるようにしていく。子どもたちの歩幅が違うため、間隔をあけながら十分に歩けるように配慮していく。

 

6月27日(月) 晴れ 菊池

模造紙5枚を机や窓に貼り、クレヨンを一本持って描く。最初に「どんな色がすき」の絵本を読んだことで興味をもって描き始める。立てかけてある机が人気だったのでもう一台増やすと、そちらへ移動して、机の縁や高い場所に興味をもって描く子もいる。「おんなじ」とクレヨンの色が同じことを喜び合う姿もある。手を縦横自在に動かし20分集中して行う。すぐに飽きるかと思ったが、クレヨンの曲を流したり保育者も一緒に描いたりすることで興味が続いたと思われる。大きな紙も嬉しかったようである。導入や興味を持続させることが大切なので、今後も遊びが広がるような関わりを心がける。これから高温注意報などで、外に出られないことが多くなると思われるので、室内遊びを充実させていく。…

2歳すみれ組2022年度5月の保育日誌

5月6日(月) 晴れ  菊池

連休明けの登園であるが、体調を崩したり機嫌の悪かったりする子はおらず元気に過ごす。友達と一緒にアリを探したり、お風呂マットを並べて遊んだりすることを楽しむ。幼児が虫を捕まえると「むし」と言って一緒に見たり、幼児の遊びを真似してタイヤにお風呂マットを置いて座ったりする。連休明けの疲れが出ることを考え、体調の変化にも気付けるように、職員間で声を掛け合いながら見守っていく。友達と一緒に遊ぶことが増える一方、同じものを使用したくて友達の玩具に手が伸びることもあるので、保育者が仲立ちしながら一緒に遊び、楽しく遊べるようにする。

 

5月11日(水)晴れ 平本

園庭で遊ぶ子と散歩に行く子に分かれて遊ぶ。散歩用ロープを使って初めての散歩のため7名の少人数で普段よりもゆっくり歩きながら散歩をする。公園では、すべり台で遊んだり、探索遊びをしたりする。園庭では、散歩用ロープに掴まって歩いたり、ユニ棒と平均台を、跳ぶ・渡るなどして体を動かして遊んだりする。歩く速さを普段よりもゆっくり歩いたため、怪我無く安全に散歩ができた。公園では、花を見つけて摘むことを楽しんでいたので、今後、手作りバックを用意して探索遊びや植物集めをより楽しめるようにする。また、明日の天候が良ければ、今回園庭で遊んでいた子が散歩用ロープを使って散歩を経験できるようにする。散歩の際転倒に留意しながら、並ぶ順番や子供の配置に配慮しながら行っていく。

 

5月19日(木) 晴れ  平本

気温が高かったため、水分補給をこまめに行う。1歳児が巧技台を使ってジャンプ遊びをしており、遊びに加わる。保育者の手に掴まりながら跳んだり、一人で跳んだりする。2階テラスにてピーマンの苗植えを見る。子供たちには事前に知らせていたため、興味を持ちながら見たり、おおきくなあれとおまじないを言ったりする。気温が高くなることが予想できるため、服装の調節や水分補給を行ったりして元気に過ごせるようにする。やってみようという気持ちに寄り添いながら、体を動かした遊びの設定をしたり、発達にあった運動遊びを考えたりする。夏野菜の栽培を通して、今後は子どもたちと一緒に水やりをしたり生長していく様子を見たりして食育へ繋げられるように関わる。

 

5月27日(金) 雨 菊池

たんぽぽ組とすみれ組に分かれて遊ぶ。同じ場で遊ぶ子や、たんぽぽ組の子を気にして、関わろうとする。今年度初めてたんぽぽ組と交流であり、弟妹のいる子は、自ら関わろうとして興味をもっている姿があるため、兄弟児を通しての交流する機会を増やせるようにする。他クラスの職員と連携しながら、保育室や廊下などを活用して、十分に室内遊びを楽しめるように工夫する。その後、制作遊びであじさい作りをする。初めてでんぷん糊を使用する。先日子どもたちが丸めた花紙を台紙に糊付けする。糊が手に付くのを気にする子もいるが、台紙いっぱいに貼ると笑顔で保育者に見せる。…

2歳すみれ組2022年度4月の保育日誌

4月1日(金) 雨のち晴れ 菊池

新年度で担任が変わるものの、落ち着いて過ごす。好きな玩具で遊んだり保育者と一緒に絵本を見たりして過ごす。リズム遊びをする事を伝えると、喜び玩具を片付ける。ドングリの歌に合わせて転がり、うさぎの真似をして両足を揃えて飛んでいる。「もう1回」と何度もリクエストして笑顔で跳んでいる。トンネルを用意すると「ばあ」と言いながら体を出したり、中に入ってトンネルを揺らしたりと、友達と同じ遊びを喜ぶ。リズム遊びは久しぶりだったが保育者と一緒に楽しく動く。ジャンプは以前より安定して出来るようになってきたので今後も年齢に合ったリズム遊びを取り入れていく。

 

4月8日(金) 晴れ 菊池

散歩に行くことを知ると喜んで支度をする。公園でシャボン玉を飛ばすと、追いかけたり葉に付いたシャボン玉を触ったりする。たんぽぽの花や綿毛を見つけたり鳩を追いかけたりなど広場での遊びを楽しむ。帰りはバスを見ながら公園の周りを通って保育園まで元気に歩く。広場では走ったり、草花を見つけたりと春の自然を楽しむことができた。シャボン玉だけでなく、しっぽ取りの紐など遊べるものを用意すると更に遊びが広がったと思う。西公園の周りを喜んで歩いている。子どもの様子を見ながら距離を延ばす散歩をする。

 

4月12日(火) 晴れ 平本

晴天であったが、園庭に蜂が出現したため、室内で遊ぶ。坂道、一本橋、ジャンプ遊びのサーキットを設定すると、四つ這いで上り下りしたり、バランスをとって渡ったりする。更にテラスを開放し、遊び場を広げると、好きな絵本を見る。室内では車の玩具や木製レールなどで遊び、それぞれの場でゆったりと遊びながら過ごす。気温が上がり、蜂が増える時期になってきたので、戸外で遊ぶ時には服装など注意を払う。サーキット遊びでは、這う、跳ぶ、跨ぐなどの動きを室内遊びでも遊べるよう、保育の内容を工夫する。また、テラスを開放することで、遊び場が広がり、個々のスペースを十分にとってゆったりと遊べたり、自分で好きな遊び場を選んで遊ぶことができた。今後もテラスや廊下などの場所を活用しながら保育をしていく。

 

4月22日(金) 晴れ 藤原

園庭へ行くと、好きな玩具を手に取り遊び始める。タイヤの山を作ると四つ這いでよじ登ったり、バランスを取ってタイヤの上を歩いたりして遊ぶ。てんとう虫を見つけて、「てんとう虫、いた」と保育者に知らせる。砂で型抜きやままごと遊びをして楽しむ。タイヤの山で遊んでいる様子を遠くで見ている子がいたので保育者が誘いかけると、嬉しそうに登り始める。繰り返し遊ぶうちにコツを掴み、一人で登り始める。様々な遊びに関心が持てるように環境を整える。…

2歳すみれ組2021年度3月の保育日誌

3月1日(火) 晴れ  平本

前日から新しいワニさん公園に散歩に行くことを知らせると、登園時から散歩を楽しみにしている。初めて行く公園には、ワニのすべり台やカマキリの綱渡り、ジャングルジムなど様々な遊具があり、好きな遊具を選びながら遊ぶ。ジャングルジムで遊ぶことは初めてだが、保育者が遊び方を見せると、全身を使いながら潜たり、上り下りしたりして遊ぶ。今までの散歩の中で一番長い距離ではあったが、途中で座り込むことなく最後まで歩き続ける。帰り道では、「疲れた」と言う子もいたが、もう少しで「○○が見えるよ」「今日の給食は○○だよ」と期待が持てるような声掛けをすると、張り切って歩く。公園で遊ぶ時間が十分に確保できるように、出発時間を検討していく。

 

3月10日(木)晴れ 齊木

近くの西公園に散歩に出かけ、車の往来を楽しめるように大通りを通るコースで向かう。江ノ電バスが通ると「オレンジ色のバスだ」と喜び手を振る。公園では、うめの花びらを拾って手の平に乗せて「フー」と吹いたり、オオイヌノフグリの花を摘んだりして遊ぶ。坂道にさしかかると、ほとんどの子が走り出す。お友だちとぶつかることがないよう同じ方向に走ることを伝え、転倒による怪我のないように保育者の立ち位置に配慮して見守る。最後に広場に並び「ヨーイドン」の合図で元気よく駆け出す。暖かい日が多くなったので、子どもたちと遊びながら春を探す活動をとりいれていく。

 

3月14日(月) 晴れ 中村

広域避難所になっている洋光台第三小学校の方へ散歩に出かける。気が合う友達と手を繋ぐために「○○ちゃんこっちだよ」と声をかけ合う姿がみられる。小学校が見えてくると「○○のおねえちゃんいるかな」と話し、グランドで行なっている小学生の体育の様子を興味津々でながめる。小学校裏の壁に生えた苔を両手で押してみたり、指先でそっと触れたり「ふわふわだ」「いっぱいあるよ」と言いながら何度も感触を楽しむ。身近だがあまり行っていな場所だったので小さな発見を子どもたちと一緒に共有することができて良かった。まだいった事のない道があるので、これからも新しい発見をする楽しさを味わえるようにしたい。

 

3月22日(火)雨 平本

幼児クラスで『英語で遊ぼう』があり、それぞれのクラスへすみれ組の5名ほどに分かれて見学をする。名札を付けると嬉しそうに保育者に見せ「さくらさんみたいだね」と言いながら期待感をもって参加する。初めての経験で緊張しながら見学する子、積極的に参加する子がいる。室内ではコーナーに遊びを分けて好きな遊びをして過ごす。来年度から行う英語の時間に見学することで、さくら組になったら楽しいことができる、という期待感に繋げられることができた。「たのしかった」「もっとやりたかった」と言う子がおり、来週も英語の時間があるので、興味の持っている子の気持ちを受け止められるよう、幼児の担任と相談をする。布パンツを穿く子が増えているので、紙パンツで過ごしている子が興味を持てるような関りをしていく。…

2歳すみれ組2021年度2月の保育日誌

2月7日(月) 晴れ  齊木

休園後の登園では、殆どの子が笑顔で登園していたが、母子分離に時間を要する子も数名いる。園庭で、砂遊びやタイヤ遊びなどで遊ぶ。室内ではひな人形の制作をする。好きな色の花紙を選び、紙コップに張り付ける。朝の受け入れで、一人一人に声を掛けながら視診を行なう。新に設置した自動泡石けんに機に興味を示し、いつもよりすすんで手洗いを行っていたる。洗い残しも見られたので傍で見守る。園庭では走ったり、ボールを使ったりして楽しむ姿が見られたので、体を動かす遊びが楽しめるように環境を整える。

 

2月10日(木)雨時々雪 平本

ローラー、スポンジ、筆、タンポの4種類の道具を選んで色塗りをする。子どもたちが決めた色の絵の具を用意し、青、赤、ピンク、水色、緑の中から好きな色を選ぶ。道具を使って自分の手の平に色を塗り、スタンプ遊びをする。指先を使った細かい動きをする制作活動が続いていた為、大きな用紙を用意し、立って行うと、全身を使って思いきり色塗りをする。様々な道具を用意すると、使い方を知ったり、塗り方に違いがある事に気付いたりすることができた。手を洗う時に色付いた石鹸に気付き、触れたり、泡を立てたりすることを楽しんでいる。気温に考慮しながら泡遊びを保育に取り入れていきたい。

 

2月18日(金) 晴れ 中村

ひまわり組と一緒に豆まきごっこをする。鬼の面と三方を身に付け、期待感を持つ。ひまわり組の鬼が現れると、豆をまく子や保育者の傍に行き身を隠す子など様々な反応を見せる。自分たちで作った面や三方を身に付けて意気揚々としていたが、ひまわり組の鬼が目の前に現れると顔を強張らせる子が多い。会が終わると「おに○○せんせいだね」「こわくなかったよ」と言う声も聞こえ、笑顔を見せる。コロナウィルスによる休園で節分の集いができなかったため、時期はずれてしまったが、新聞豆を楽しく投げ行事を行なうことができて良かった。

 

2月24日(木) 晴れ 中村

日野中央公園まで散歩に行く。遊具が工事中で遊べなかったので「きしゃぽっぽこうえんあそべるかな?」と期待感を持って歩く。片道約25分の道のりだったが、友達とのおしゃべりや歌を歌ったりしながら最後まで歩く。滑り台やスプリング遊具などで存分に楽しむ。半数近くの子が友達と二人で往復の道のりを歩行することができていたので、行きと帰りの道を少し変えると、景色や気持ちにも変化をもたせ、歩行を最後まで楽しめるように工夫する。…

2歳すみれ組2021年度1月の保育日誌

1月6日(木) 曇りのち雪 中村

園庭に出ると雪を集めようと手を広げる子や、口を開ける子など様々な方法で雪に触れている。幼児から虫メガネを借り、雪を見て楽しんでいる子もいる。昨日の時点で雪の予報があったので、昨日の活動中にバケツやコップに水を入れて凍るか実験をしたが、凍るほど気温が下がらなかったようで水のままだった。子どもたちと一緒に確認すると「みずだ…」「こおりないね」と悲しむ声もあったが、「あしたまたみにきたらいいんじゃない?」と言う子の意見でそのまま明日まで置いておくことになる。子どもたちの発想を大切にすることで明日へ連続した活動を行うことができ良かった。

 

1月12日(水) 晴れ 平本

紙皿に丸シールを貼ってコマを作る。友達と一緒に回したり、回る様子を見たりすることを楽しむ。その後、手作りのカードを使って簡単なカルタ遊びをする。以前はシールをまばらに貼っている姿から、列に並べてシールを貼ったり、大小と大きさの異なるシールの上に重ねて貼ったりするようになる。子ども自身でシールの貼り方を工夫しながら遊ぶ姿や反応に気付き制作をより楽しめるように関わっていく。また、季節ならではの伝承遊びを子どもたちで作り遊ぶ機会を設けられてよかった。今後も一緒に遊びながら、行事や伝承遊びを楽しむ。

 

1月17日(月) 晴れ 齊木

西公園の遊具側へ散歩する。子ども同士で歩くペアは、前列の友達を確認しながらついて歩く。公園の固定遊具を使用する前に、一人の保育者が消毒をする。すべり台ははしご側から上りすべる子が多く、バナナ型のスプリング遊具をしたり、シーソーを楽しんだり、全身を使って遊びを楽しむ姿が見られる。体全体を使う喜びを伴った遊びは、運動に関わる諸機能を発達させると共に、子どもが自分の体で様々な感覚を体験することをもたらすことができるので、これからも一緒に楽しんでいきたい。

 

1月27日(木) 晴れ 中村

ひな飾りの紙コップを見て「なにこれ」「○○ちゃんピンクにする」と興味を持ち、意欲を見せる。筆を使ってのりを紙コップに塗り、自分達でちぎった花紙を一枚一枚丁寧に貼ったり、纏めて貼ったりなどそれぞれ自由に貼り付けて楽しむ。のりを使う手と花紙を扱う手をしっかり分けて進める子や全ての工程を両手でやる子など、花紙を貼る工程一つでそれぞれの個性が見える。手にのりがつくと怪訝な表情を浮かべる子も居るが、以前のように涙を流したり作業を止める子はおらず成長を感じる。後期になり制作の工程が増えたり細かくなったりして難しく感じる部分もあるが、集中して取り組んでいる。今後も子どもたちの興味を引き出せるような活動を考えていきたい。…

2歳すみれ組2021年度12月の保育日誌

12月3日(金)晴れ 齊木

身支度を済ませて園庭で遊ぶ。靴の着脱も可能となり、履けずに困っている友達に気づいて手伝う姿が見られる。保育園の隣で家を建てていることに興味を示し、大工さんになりきりシャベルを使ってログハウスの壁をトントンして遊ぶ。ユニ棒や平均台を用意していると一緒に並べている。ユニ棒を両足で跳んだり、平均台でバランスをとりながら渡ったりする。砂場では、枯れ葉を混ぜて『葉っぱご飯』を作りままごとで遊ぶ。それぞれ好きな場所で好きな遊びを楽しむ姿が見られたのでこれからもいろいろな遊びを選択して楽しむことができるように環境を整えていく。

 

12月13日(金)晴れ 中村

保育室で大そうじごっこをする。一人一枚雑巾を受け取ると、自分のマークが付いている椅子を「ピカピカになったよ」「ここも拭くよ!」と嬉しそうに窓や床を拭いたり、保育者と一緒に競走して拭いたり、遊びながら掃除を楽しむ。普段、保育者が掃除をしている様子に興味を示し、テーブル拭きなどをお願いすると喜んでいたので活動に取り入れる。子どもたちが自分で身の回りの物をきれいにすることで、毎日使う遊具や備品などを大切にする意識を養うよい機会になった

 

12月⒖日(木)晴れ 中村

お楽しみ会ごっこをすることに期待感をもって登園する。劇遊びのお面をかぶり準備をすると、落ち着かない様子の子もいる。緊張からか歌の声は小さかったが、手遊びやダンスでは楽しそうに参加する。サンタが登場すると驚きで動きが止まる子や保育者の陰に隠れる子がいるが、プレゼントを貰うと笑顔となる。緊張や気持ちの高揚、普段とは違う雰囲気という事もあり、マイクを投げる等今までやったことのない行動が出たりしたが、子どもたちの気持ちの表し方なのだと受け止める。最後まで楽しそうに参加する姿をみることが出来よかった。今後も友達の前に出て何か披露するなどの機会を活動に取り入れ、人前で発表をする楽しさや充実感を味わえるようにしていく。

 

12月22日(水)晴れ 平本

人形を入れる箱に入って遊ぶ姿があったので、段ボール箱を用意して遊ぶ。自分で好きな大きさの段ボール箱を選び、トンネルにしてくぐったり、箱型にして中に入り「ばあ」と顔を出したり、大きなダンボールを家に見立てて2,3人で一緒に入ったりする。室内だがダイナミックに体を動かして遊んでいる。次回はより安全に遊ぶことができるように、室内以外の廊下などの広い場所を確保する。また、切れやすい為、箱の端に布ガムテープを巻き付るなど工夫をする。…

2歳すみれ組2021年度11月の保育日誌

11月2日(火) 平本

移動動物園がやってくることを知らせると、楽しみにしながら支度をする。ポニーの乗馬は、ほとんどの子が楽しみにしている。乗馬している友達を見たり、手を振ったりする。また、モルモットやヒヨコをカゴに入れ、膝の上に置いて野菜をあげたり、優しく撫でたりする。昨年度は、大きい動物を見て不安になる姿が見られたが、保育者や友達が楽しそうに触れ合う姿を見て、ほとんどの子が喜んで触れ合う。ポニーの乗馬に時間が掛かり、全ての動物を十分に見ることができなかったため、時間配分を考慮しながら行っていく。

 

11月12日(金) 平本

園舎の横にある畑にて、5歳児と一緒にさつまいも掘りをする。子どもたちが採りやすいように、事前に葉やつるを刈る。また、芋掘りに関するパネルシアターを行い、芋がどこにあるか話したり、採り方を分かりやすく伝えたりすると、戸惑う事なく全員参加する。採れた芋を保育者や友達、5歳児に喜んで見せる。収穫後、芋つるで綱引きや縄跳び、しっぽ取り遊びをしたり、つるをリボンや冠に見立てたりして遊ぶ。芋の葉やつるは処分するのではなく、遊びに繋げ、実際に栽培物に触れたり、遊びの道具に見立てたりして遊ぶ経験ができた。今回の収穫した経験を食育に繋げていきたい。

 

11月16日(火) 齊木

起伏のある道を歩いて散歩する。枯れ葉を踏みしめカサカサ音を立てながら歩くことを楽しんだり、落葉した木をみて「葉っぱさんないね」と友達や保育者に気付いた事を話したりする。電車が通るのを見ることができ喜んで手を振る。保育者に見守られながら子どもたちだけで手を繋いで歩くことが増える。散歩を楽しみながら、晩秋の季節を感じることができた。落ち葉は滑りやすいので、気をつけながら見守る。寒くなり上着のポケットに手を入れて歩く子もいるが転倒したときにすぐに手が出ないので危険であることを伝えていく。

 

11月25日(木) 中村

消防署まで散歩に行く。歩行しながらクリスマス飾りなど見つけたものを友達や保育者に伝え会話を楽しむ。消防署では、ホースやノズル、防火服に触れたり、消防車を間近で見たりする。また、署に戻ってきた救急車を見て喜ぶ。到着時はシャッターが閉まり、消防車を直接見る事ができなかったが、消防士の方のご好意で中を見学する。今までで一番の遠距離の散歩だったが、消防車や救急車を見たいと言う気持ちが“歩こう”という意欲に繋がった。 “○○を見に行く”などわかりやすい目的があると子どもたちも、その目標に向かって期待感をもつ事ができるので、今後も明確に分かりやすく伝え、目的を共有しながら活動を楽しめるようにしていく。…