2歳すみれ組2022年度3月の保育日誌

3月2日(木) 雨のち晴れ  中村

ボールに絵の具を付けて転がし、模様付けをする。二人ずつ順番でやることを聞き、早くやりたくて保育者の後ろで友達の制作の様子を見ながら名前を呼ばれるのを待つ子もいる。実際にボールを転がして模様が描かれている様子を見て歓声をあげたり「はやくやりたいね」「〇〇ちゃんはあおにしよー」とそれぞれの思いを口にする。6色の中から好きな色の絵の具を3色選び、箱の中で転がして模様付けをする。色を選ぶ時に指さしではなく子ども自身に色の名前を言ってもらう。手腕の動かし方や模様の有無の把握能力なども見る事が出来た。もっとやりたいという声があったので、また機会を作り楽しめるようにする。

 

3月7日(火) 晴れ  中村

幼児クラスの英語で遊ぼうを見に行くと聞き、嬉しそうにする。以前さくらの部屋で遊んだ時に「英語見に行こうね」と話をしていたので、「はやくいこ」「たのしみだね」と嬉しそうに話を聞く。初めは緊張した表情だったが歌に合わせて体を動かしたり、知っている単語がでてきたりすると目を輝かせ、声も出るようになり、色探しゲームでは嬉しそうに参加する。緊張していた子も「ぶるーだって」「ぐりーん!」と知っている単語に一気に緊張がほぐれ後半は楽しそうな笑顔が見られてよかった。参加し終わった後も子ども同士で単語を言い合う姿があり、楽しかった様子が伺える。進級への緊張感をほぐしつつ、進級することへの期待感を持てるようにしていく。

 

3月16日(水) 晴れ  菊池

3歳児と手を繋いでもらい元気よく歩く。歩くペースがやや早かったが、笑顔も見られ前との間隔が開くと「いくよ」と声を掛けてもらい詰める姿がある。公園では、1本のリングバトンをさくら組と一緒に持ってリレーごっこをする。転ぶ姿も見られたが、すぐ立ち上がって走るなど、頑張る姿もある。バトンを握って一緒に走り終えると笑顔が見られる。その後は分かれて、斜面で蟻をさがす。帰りは疲れてしまい無言であったが、泣くこともなく最後まで手を繋いで歩く姿に成長を感じる。今後も幼児との交流を行い進級への期待を膨らませていく。

 

3月27日(月) 曇り  山野

本日よりさくら組保育室で生活をする。保育室がかわったことで進級や成長を実感でき、嬉しそうにしている。散歩では桜やたんぽぽが咲いている事に気が付いて友達と「きれいだね」と言葉を交わしたり、小さな虫を探したりと、春の訪れを感じる事ができた。生活面では給食後の下膳など、今までと変わった部分が多いが、保育者に「ここ?」「こうやるの?」と問いかけたり、友達と教えあったりしながら少しずつ慣れようとする。また、給食を食べている際には窓から見えた桜の木を「きょう、みにいったよね」と嬉しそうに話す。移動初日ということで不安そうにする様子は見られなかったが、気持ちを受け止めながら安心できる環境で過ごせるようにする。

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