健康
蒸し暑い日が続いたため、エアコンで室温や湿度を調整したり、こまめに水分補給をしたりして体調に配慮していった。紙パンツを替える際、紙パンツが濡れていない子がいたので、「おしっこに行ってみようか」と声をかけ、トイレに座らせてみると、成功する子もいた。「おしっこ出たね」「気持ちよかったね」などと声をかけ、快適に過ごせるようにしていった。
人間関係
友だちに関心を持ち、関わろうとする姿が増えてきたため、「かわいいね」「一緒に遊ぼうか」などと声をかけ、子ども同士の関わりを見守っていった。中には、自分の遊びを邪魔されることを嫌がり、押し倒したり、引っ張ったりする姿があったため、「一緒に遊びたかったんだね」「優しくだね」などと声をかけ、友だちと一緒に遊ぶ楽しさが味わえるように仲立ちしていった。
環境
ジッパー付きの袋に絵の具や寒天を入れて、感触遊びをした。袋の上から絵の具や寒天に触れ、伸びたり、小さく潰れたりしていく様子や冷たさを味わった。その変化に「あーっ」と声を上げ、保育者に伝えようとしながら遊ぶ姿が見られたので、「冷たくて気持ちいいね」「違う色になったね」などと声をかけ、子どもたちの気付きに共感していった。
言葉
喃語や片言で言葉を発して、自分の思いや気づいたことを保育者や友だちに伝えようとする姿があった。中には自分の思いを伝えたいが、まだ上手く伝わらずに押したり、引っ張ったりする強引な姿もあった。子どもたちの思いをくみ取りながら、「○○がしたかったね」「貸してって言ってみようか」などと声をかけたり、言葉にできた時には、「上手にお話しできたね」「お友だちとお話するの楽しいね」などと言葉を発する楽しさが味わえるように丁寧に関わっていった。
表現
音楽が流れてくると思い思いに体を揺らし、手を叩いて表現する姿が見られた。また、紙芝居やお話も興味を持って見ようとする姿が見られるようになってきた。興味あるダンスや絵本を用意し、体や言葉で表現する楽しさを味わえるよう関わっていった。
食育
どの子も意欲的に手づかみやスプーンで食べようとする姿が増えてきている。眠気から食事が進まなくなる子や好きな物だけおかわりを欲しがる子がいた。一人一人の様子を見ながら、早めに食べられるようにしたり、「○○もおいしいよ」と声をかけたりして楽しい雰囲気の中で食べられるように見守っていた。