健康
寒暖差から鼻水が出る子が多く、自ら「鼻」と知らせる子がいた。「鼻が出たね」「きれいにしようね」と声をかけて拭き取ったり、子どもたちの様子を見ながら細めに拭き取ったりし気持ち良く過ごせるようにしていった。日差しの暖かい日には園庭へ出て、砂遊びや追いかけっこを楽しみ、しっかりと体も動かしていった。また、てんとう虫を見つけ知らせる姿があり、子どもたちの発見に共感し、見つけた喜びを友だちと共有したり、春の訪れを感じられることができるように言葉かけをしたりしていった。
人間関係
友だちとの関わりが増え、一緒に同じ遊びを楽しむ姿が多く見られた。ブロックで作った電車を一緒に走らせて楽しんでいるが、場所や玩具の取り合いなどで自分の
思いが通らずトラブルになることがあった。「貸してほしかったんだね」「○○ちゃんも使いたかったんだね」とお互いの気持ちを受け止めながら、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じられるように仲立ちをしていった。
環境
ひなまつりお楽しみ会では大きなおひなさまの製作を楽しんだ。年上児と一緒に製作の説明を聞くと、好きな色の折り紙の所に行き、それぞれ思い思いにちぎっていた。大きくちぎったり細かくちぎったりして折り紙の破れる感触を楽しんでいた。保育者が折り紙を貼る様子を見て興味を持ち積極的に楽しむ姿が見られた。中には自分の好きな折り紙の色を伝えていた。場所の取り合いになることもあったので子どもたちの思いを受け止めたり順番を考えたりしながら環境を整え楽しく製作ができるようにしていった。
言葉
友だちの名前を呼んだり、やりたいことやして欲しいことなどを言葉で伝えたりできるようになってきた。二語文から簡単な会話をもできるようになってきている。
また、歌を覚え口ずさみながら遊ぶ姿があり「上手だね」「よく知っているね」と褒めたり認めたりしながら、保育者も一緒に口ずさみ楽しんでいった。
表現
歌の絵本を喜び、『できるかな?あたまからつまさきまで』の絵本では、動物の動作を覚え、表情豊かに表現したり体を揺らしリズムをとったりして楽しむ姿も多い。また、ブロックで電車や車を考えながら組み立て走らせている。友だちの作ったものが欲しくなり取ろうとする姿が見られるので「○○ちゃんもつくろうか」と声をかけ、同じものを使いたい、一緒に遊びたいなどの気持ちを受け止めていった。
食育
椅子に座ると「食べたいな」と食べるのを楽しみにして意欲的に食べている。スプーンの柄を上からわしづかみするように握り、お皿を持って食べる姿が見られる。これからも子どもの意欲を大切にしながら、スプーンの使い方、食器に手を添えることなど声をかけ知らせていきたい。