健康
月初めはRSウィルスに罹り、休む子が多くいた。登園後も咳や鼻水の出る子もあったため、家庭と連絡を密に取り、健康状態の把握や体調の変化に迅速に気が付けるようにしていった。後半には、便が緩いためか、お尻がかぶれる子もあった。便が出た際にはすぐにオムツを替え、清潔にして様子を見ていった。
人間関係
年上児の遊びを真似て遊ぼうとする子や年下児と関わって遊ぼうとする子など様々だった。同年齢同士でも追いかけ合ったり、同じ玩具を使って一緒に遊ぼうとしたりする姿が多く見られた。中には、特定の保育者を求めて泣くような姿もあったため、安心して過ごすことができるようにしていった。
環境
体調不良や天候の関係により、水遊びのできる機会が少なく、室内で過ごすことが多かった。室内を仕切り、2歳児と過ごしたり、0歳児と過ごしたりと様々な環境を設けていった。机のスペースでの粘土やお絵描き、パズルなどにも興味を持つ子が多くいたが、遊び方が分からず、口に入れたり、床に投げたりする姿があった。保育者間で連携を取りながら側で一緒に取り組んでいき、物の使い方や、遊び方を知らせていった。
言葉
徐々に知っている単語が増え、気持ちを一語文で伝えようとする姿が多く見られるようになった。伝えたいことを汲み取りながら、代弁したり、相づちを打ったりすると嬉しそうに微笑む姿もあった。子どもたちの言葉にしっかりと耳を傾け、丁寧に思いに応えていくようにしていった。
表現
絵本を読み始めると興味を持ち、近づいていく姿が増えてきた。歌絵本では、一緒に体を揺らしながら歌おうとしたり、手を叩いたりして楽しんでいた。読んでほしい絵本があると自分で持って保育者に手渡すことも増えた。ゆっくり丁寧に読むことで楽しさを感じられるようにしていった。また、音楽が流れ始めると、月齢の小さい子たちも保育者を真似て踊れるようになってきた。目線を合わせながら踊ったり触れ合ったりすることで楽しさを味わえるように関わっていった。
食育
体調不良後や夏の暑さの疲れからか、早めに眠たくなるような様子があった。そのため、普段は完食する子も食事が進まず残すことがあった。子どもの様子に合わせて保育者が側につき、援助することにより食べる意欲が出てくる様子が見られた。またその中で、スプーンを持つ手に保育者が手を添えて「こうやって持つよ」と声をかけ、食具の使い方も知らせながら見守るようにしていった。