1歳りす組2022年度5月のまとめ

健康

朝晩と日中で気温差がある日が続き、体調を崩す子が多く見られた。保護者と家庭や園での様子を伝え合いながら、こまめに水分補給をしたり、衣服の調整をしたりして、一人一人の体調の変化に留意していった。

身の回りのことに少しずつ興味を持ち始め、手洗いや食後の口拭きを自分でしようとする姿が見られるようになってきた。「自分でやってみたい」という思いを大切にしながら、必要に応じて援助を行った。

人間関係

友だちへの関心が増え、近くに行って友だちの遊びを見たり、手を繋いで歩こうとしたりする姿が見られた。一方で、思いを言葉にすることが難しく、玩具の取り合いやトラブルになる場面もあった。「使いたかったみたいだよ」「貸して、だね」などと保育者が互いの思いを代弁して仲立ちとなっていった。

環境

天候の良い日は、園庭に出て砂遊びを楽しんだ。月齢の大きい子は、砂でごちそうを作って食べる真似をしたり、砂が地面に落ちる様子が面白く、何度も砂を入れたバケツをひっくり返したりして楽しむ姿があった。月齢の小さい子は、園庭中を歩いて探索を楽しんでいた。虫にも興味があり、近づいて見たり、触ってみようとしたりする姿もあった。一緒に探したり、楽しさに共感したりして、生き物や自然物に親しめるよう関わっていった。

言葉

月齢の大きい子は、「先生」「おかわり、ちょうだい」などと単語や二語文で自分の思いや要求を伝えようとする姿が見られた。月齢の小さい子は、表情や喃語を発して思いを表現していた。思いを汲み取りながら、「○○だね」と言葉に表して思いが伝わる喜びが味わえるよう関わっていった。

表現

保育者の動きを真似して、手や全身を使って手遊びや体操をしたり、体を揺らしたりして楽しむ姿が見られた。好きな歌や手遊びを「チューリップ」「アンパンマン」などと言ってリクエストする子もいた。子どもたちの気に入った童謡や手遊びを保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりして、表現することの楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

食事への意欲が高く、手づかみやスプーンですくったりして自分で食べ進めようとする子が多く見られた。空になった皿を保育者に差し出し、おかわりを要求する姿もあった。「いっぱい食べられたね」「おいしいね」などと声を掛け、楽しい雰囲気で食事ができるようにしていった。

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