1歳りす組2017年度4月のまとめ

食事

食べることが好きで手づかみしながら食べる姿が多い。自分で食べている姿を大切にしながらもスプーンを使って食べることに興味が持てるように、一口分をスプーンにとって置いてみたり声を掛けて知らせるようにしていった。

排泄

月齢の大きい子はオムツ交換時にトイレに座る習慣が身に付いているので嫌がらずに座り、排尿が少し出る姿もあった。「おしっこが出たね。良かったね」など声を掛けて喜び、トイレで排尿する感覚が気持ちが良いと感じられるように関わっていきたい。月齢の小さい子は排便時に動きを止めて力んだり、しゃがんだりする姿が見られたので、「うんちが出たね。きれいにしようね。」と優しく声を掛け、きれいになる心地良さを感じられるように接していった。

健康

新しい環境や保育者に慣れるのに時間が必要になり、涙が出て疲れやすくなることから咳や鼻水が出たり、発熱など体調を崩す姿があった。機嫌の良し悪しや検温などで体調の変化を気に掛けていった。

睡眠

新入園児は午前中に眠くなる姿があるが、新しい生活環境にまだ慣れていないため短時間で目が覚めやすく、機嫌も悪いことがあった。不安な気持ちを受け止めながら一対一での関わりを大切にしていくうちにぐずりも減り、昼に一回寝のリズムになってきたが物音や咳込みで目が覚めやすかった。

身体発達

園庭では砂遊びを喜び、砂山に足を踏み入れて上がって行ったり、足が砂の中に沈み込んでいく感覚などを味わいながら遊んだり、型抜きした固まりに触って崩すなど砂の感触をたっぷりと味わいながら遊ぶ姿が多かった。新入園児はずり這いからハイハイ移動になったり、つかまり立ちから伝い歩きも見られ始めた。活発に動き回るので机といすのスペースなど危険が予測される場所に行く時は側について動きを見守っていった。

情緒

新しい環境や保育者に慣れるまでは一対一での触れ合いややりとりを重ねて丁寧に関わっていき、安心感を感じられるようにしていった。機嫌の良い時は喃語が盛んに聞かれたり笑顔を見せてくれるようになり慣れてきている姿が見られた。

言葉

月齢の大きい子は一語文がはっきりと言えることが多くなり、言葉のやりとりを楽しめるようになってきた。子どもが発する言葉に耳を傾けて伝えようとしていることを汲み取ったり、言葉を発することで自分の思いが伝わる喜びや楽しさを味わえるように関わっていきたい。月齢の小さい子は喃語が多いので、ゆっくり、はっきりと話し掛けるようにし、発語を促していきたい。

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