健康
午前寝をせず過ごすことが多くなってきたが、眠くなると保育者に抱っこを求める姿がある。「眠くなったね」「寝ようか」など優しく声をかけ、子守唄を歌ったり、抱いたりしながら安心して眠れるよう、ゆったりと関わっていった。また、平熱が高めの子がいるので、衣服で体温調節をしたり、家庭での様子を聞いたりし、保護者と連携を取っている。
人間関係
側にいるとお互いに触れようとする姿が多くなった。「○○ちゃんだね」「一緒に遊ぼうね」など声をかけながら、顔には手が当たらないように見守り、触れ合いを大事にしていった。
環境
ハイハイや歩いて移動し探索を楽しみ、気になる玩具を手に持って遊ぶ姿が見られた。好きな玩具を取りやすいように環境を整えたり、伝い歩きや歩き始めでバランスを崩しやすいこともあるので、床に落ちている玩具を片付けたりし、安全面に十分に配慮していった。
言葉
興味のある玩具を手に持ち「だっだー」と楽し気な声を発したり、保育者を真似て、「ばぁー」と声を発したりしている。椅子に座ると「マンマ」「ママ」のような、喃語も聞かれるようになった。子どもたちが発する声に耳を傾け「マンマ食べようね」と言葉を添えて応答的に関わっていった。
表現
歌や手遊びに少しずつ興味を示すようになり「いないいないばあっ」「いっぽんばしこ
ちょこちょ」をすると声を出して笑う姿がある。触れ合いあそびを通し、優しく語りかけながら繰り返し遊び、心地よさを感じられるように関わっていった。
食育
後期食だった子も完了リズムに移行した。おやつの際は、二人ともストローマグを持ち喜んでミルクを飲んでいる。離乳食もスティック状の物は摘まんで意欲的に食べたり、口には運べないがスプーンを持ったりしながら喜んで食べている。自分で食べようとする姿を認めながら「カミカミしようね」と噛んで食べることを知らせたり「○○だよ」「美味しいね」と声をかけたりし、楽しい雰囲気の中で食べられるようにしていった。