食事
後期食を食べている子は、つまみやすい食材の大きさにしていくことで、小皿から食材をつかみとって口に運び、自ら意欲的に食べる姿があった。また、完了食へ移行した子は、スプーンを手にもち食べようとしていた。「モグモグじょうずだね」「おいしいね」などと声掛けをして楽しい雰囲気で食べられるようにしていった。
排泄
おむつ交換時は、途中で起き上がろうとしたりする子やパンツを下げようとすると嫌がってぐずる子もいたので、好きな玩具を用意したり、やさしく声をかけたりしながら、おむつ交換をしていった。
健康
汗をかき、首周りをかゆがってかいていた。肌の清潔に配慮し、タオルを濡らして汗を拭きとり、かゆみの軽減をはかった。突発性発疹で、体調を崩して欠席が続いた。機嫌の良し悪しや食事の摂取量など、体調の変化を見逃さないように気をつけていった。
睡眠
起床時間が早い子は、給食を早めに食べて、昼食後は十分に睡眠がとれるようにしていった。途中で目が覚めて機嫌が悪い時は、背中をさすったり、抱っこしたり、おんぶしたりして安心して再入眠できるようにしていった。5分間隔の睡眠チェックをきちんと行い、安全面に配慮していった。
身体発達
つかまり立ちから手を離して少しずつ歩けるようになり、下半身の力もついてきた。転倒したり、物にあたって打撲したりしないよう、子どもの動きを側につき見守った。十分に体を動かして遊べるように環境を整えたりして、安全面に配慮していった。
情緒
慣れた保育者が側を離れると、保育者を求めて甘え泣きをする姿が見られた。甘えたい思いを受け止めつつ、玩具や絵本などで遊びへの興味を引き出せるよう関わっていった。また、棚などに隠れて「バアー」と顔を出して保育者とのやりとりを楽しんでいた。泣き止まない時は、落ち着くまで抱っこをして安心感を持ち落ち着いて過ごせるようにしていった。
言葉
様々なあそびの際中で盛んに喃語を発し、保育者に伝えようとする姿が見られた。子どもの興味や関心を受け止めていき、満足して遊べるように保育者が笑顔で繰り返したり、声をかけたりして、やりとりが楽しいと感じられるように関わっていった。