2025年度9月のベアーズだより
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8月4日(月) 天候:曇り 記録者:中原
室内で過ごした。レゴブロックを組み立て、電車に見立てると「米子駅でーす」「京都駅でーす」と駅名をつぶやきながら走らせていた。また、電車の上に食材を並べると「ごちそう列車です」と伝える姿もあり、子ども同士でやりとりを楽しんでいる姿を見守っていった。0歳児がレゴブロックで作った電車に手をかけると、怒ったような表情になっていたが、玩具を手渡してあげる姿があり、成長を感じた。「ありがとう」「優しいね」など声をかけ認めていった。
8月12日(火) 天候:雨 記録者:中原
室内に積み木のジャンプ台、マットの山、でこぼこ道を作り楽しんだ。子どもたちの活動を予測し、スペースを広く設けていたので、混雑することなく、跳んだり、歩いたりを十分に楽しめていた。床に並べていたフラフープを両足跳びで移動する姿があった。「うさぎさんみたいだね」「ぴょんぴょん」と声をかけると両手を頭の上にし、うさぎになりきって跳ぶ姿があり微笑ましかった。
8月21日(木) 天候:晴れ 記録者:中原
寒天に触れて感触遊びを楽しむ。ジッパー付き袋に入った3色の寒天を見ると「これがいい」と好きな色の寒天を選び、袋の上から手で触れたり、頬に当てたりし、「冷たい」「ゼリーみたい」と感触を楽しんでいた。袋の中で色が混ざり合うと「なんでこんな色になったんだろう」と色の変化に気づき楽しむ姿も見られた。「どんな色が好き」と歌いながら友だちに問いかける姿もあり、色に関心を持っていたようだった。「冷たいね」「色がかわったね」など声をかけながら、感触遊びを一緒に楽しんでいった。
8月28日(木) 天候:晴れ 記録者:中原
昨日までの猛暑が少し和らぎ、久しぶりに園庭で水遊びを楽しむことができた。タライの水に触れると「冷たいね」と1歳児に話しかけ微笑み合ったり、タライからジョウロで水を汲み、水車にかけて回転する様子を楽しんだりしていた。また、お椀に砂と水をすくい入れると、かき混ぜてごちそうを作り楽しむ姿が見られた。「カレーができたよ」「大盛ですよ」「○○ちゃん、ご飯だよ。早くおいで」など、言葉のやり取りも聞かれた。水や泥の感触を十分に楽しめるように色々な玩具を用意し、安全面に注意しながら一緒に楽しんでいった。
健康
衣服の着脱を自分でしようとする姿が多く見られるようになった。ズボンの着脱は、スムーズにできるようになったが、上服は違う所から手を出したり、前後が反対になったりする姿が見られた。難しい部分は一緒にやってみたり、自分でしようとしたりしている時は、時間をかけて見守っていき、一人でできたという自信に繋げていった。
人間関係
「一緒にあそぼ」と友だちに声をかけ、同じ遊びを楽しんだり、友だちが遊んでいる様子を見て真似たりする姿が見られた。自分の思いが通らず、友だちの遊びを邪魔してしまいトラブルになることもあった。子どもたちの様子に合わせて仲立ちをしながら、一緒に遊ぶ楽しさに共感したり、楽しい雰囲気を作ったりして関わりをじっくり楽しめるようにしていった。
環境
梅雨がすぐに明け、猛暑が続いたため水遊びを思うように楽しむことができなかった。室内でも夏ならではの遊びが楽しめるように、食紅で色付けした氷を用意して遊んだり、トイレットペーパーの芯を使って、黒い画用紙に絵の具でスタンプをしたりして花火の製作を楽しみ、夏の雰囲気を味わっていった。
言葉
自分の思いを言葉ではっきりと伝えることができるようになってきた。絵本に出てくる内容もそのまま覚え、保育者より先に言葉にする姿もあった。「○○だね」「よく知ってるね」など声をかけ、話したい気持ちに共感していった。また、気を引くためか、わざと嫌なことを言ったり、行動をしたりする姿があった。思いを汲み通り、尊重してもらえていることも感じられるように関わっていった。
表現
花火の製作の際には、夜空に上がる花火を思い描き「ドンドンドン」「パンパンパン」など花火の音を発しながら楽しむ姿があった。花火を連想した言葉に共感し「きれいな花火ができたね」「いろんな色があるね」など言葉をかけ認めていった。また、画用紙に自由にお絵描きをすると、人の顔を描いたり、黒線を描き、雨を表現したり、黄色で「太陽だよ。暑いよ」と、つぶやいたりしながらイメージしたものを思い思いに描いて楽しんでいた。「○○なんだね」「すごいね」など子どもからの言葉に耳を傾けながら共感し、描くことの楽しさが味わえるように関わっていった。
食育
今までより少し高いテーブル、ひじ掛けのない椅子に移行した。体を横に向けてしまうことはあったが、喜んで座り、友だちと会話をしたり「おいしい」と頬に手を当てたりして食べていた。好き嫌いが少し見られるようになり、口に入れても出したりする姿が見られた。暑い時期で食欲が落ちることも配慮し、自分で食べている姿を認めながら楽しい雰囲気で食べられるように関わっていった。