2023年度2月のベアーズだより
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4月1日(火) 天候:晴れ 記録者:中原
1名の新入園児を迎え新年度がスタートした。新入園児は初めての園生活だったが、涙もなく色々な玩具に興味を持ち遊んでいた。在園児も新しい環境になったが、不安な気持ちもなく、年下児の新入園児が泣いていると手を握ってあげたり、顔を撫でてあげたりと優しく接する姿があった。友だちを思う気持ちも育ってきているので、子ども同士の関わりを大切に見守り、楽しく安全に過ごせるよう関わっていきたい。
4月8日(火) 天候:曇り 記録者:中原
1歳児と一緒に園庭で遊んだ。園庭に着くと新入園児も様子がわかり、砂場玩具の入っている箱の所へ行き、興味のある玩具を抱えて、砂場に向かっていた。「カニ」「さかな」と型抜きの名前をつぶやき、型抜きを楽しんでいた。壊れずひっくり返すことができると嬉しそうに「できた」と伝える姿があった。子どもの嬉しい気持ちに共感し、「できたね」「カニさんだね」など声をかけていった。
4月17日(木) 天候:晴れ 記録者:中原
園庭で遊んだ。園庭へ出ることを伝えると、喜んで玄関に向かい靴を履く姿が見られた。ほとんどの子が自分で靴下や靴を履くことができていた。中にはまだ難しい子もあったので、さりげなく手を添えたり、履き方を伝えたりし、ゆっくりと関わっていった。園庭では、砂でご馳走作りを楽しみ、作ったものを言葉で伝えたり、振る舞ったりする姿があった。「ありがとう」「おいしいね」など言葉を添えて返したり、共感したりして伝えたい思いを大切にしていった。保育者が地面に線路を描くと「せんろだ~」と喜び、『せんろはつづくよ、どこまでも』と、歌いながら楽しむ姿があり、微笑ましかった。
4月22日(火) 天候:晴れ 記録者:本池
園庭で遊んだ。虫を見つけるとじっくりと観察する子や興味はあるが怖くて触れることができない子など様々な姿が見られた。「ごはんたべるかな」「砂にもぐったよ」と虫の様子を保育者に伝える子もあった。砂場では、砂山を作る子があった。作っている途中で、年下児に壊されてしまう場面があったが、年下児が別の所へ移動する姿を笑顔で見届け再び作り始めようとする姿があった。「○○ちゃんがお山壊しても優しくしてくれてありがとうね」と年下児への優しい関りを認める言葉をかけたり、一緒に山を作りなおしたりしながら優しい気持ちに寄り添っていった。
健康
寒暖差から鼻水が出る子が多かったが、発熱はなく比較的元気に過ごすことができた。在園児は新しい環境に戸惑うことなく機嫌よく過ごしていたが、新入園児は不安を感じ、登園時、午睡時などで涙がでることがあった。スキンシップを取ったり、子どもの思いを受け込め、言葉にしたりして安心して過ごせるように関わっていった。
人間関係
気の合う友だちと関わって同じ遊びを楽しむ姿が見られた。関わる中で、自分の思い通りにならず、押したり、無理やり玩具を取ろうとしたりする姿があったため、仲立ちをしながら関わり方を伝えていった。また、年下児が新しい環境に慣れず泣いていた時は、頭を撫でたり、手を握ったりと優しい姿が見られた。手を繋いで一緒に歩くことを楽しむなど興味、関心を持っている。
環境
晴れた日は園庭で遊んだり、散歩に出掛けたりし春の自然を感じながら戸外を楽しんだ。色々な玩具で砂遊びを楽しんだり、虫探しをしたりする姿が見られた。保育者も遊びに加わり一緒に虫の観察を楽しんだり、子どもの気付きを受け止め共感しながら関わっていった。
言葉
「○○がしたい」「これ読んで」と自分のして欲しいこと言葉で伝える姿が増えてきた。中には、絵本のタイトルや内容を覚えていて保育者と一緒に楽しんでいる。自分の思いを伝えようとしている時はゆったりと受け止めたり言葉を添えたりしながら思いが満たされるように関わっていった。
表現
保育者の歌に合わせて歌ったり、遊びの中でも口ずさんだりしている。また、音楽に合わせて踊り、思い思いに表現する姿が見られた。保育者も表現豊かに表現して一緒に楽しみながら「上手だね」「楽しいね」など声をかけながら表現する楽しさを味わえるように関わっていった。
食育
メニューによっては野菜が残ることもあるが、食べることが好きな子が多く、「これと、これと、これと」と空っぽになった食器を指差し、おかわりをして意欲的に食べている。様々な食材に触れ味わって食事ができるよう、雰囲気を大切にしながら食べることが楽しめるように関わっている。