1歳りす組月のまとめバックナンバー

1歳りす組2024年度4月のまとめ

健康

家庭と連携を図りながら、ゆったりと慣らし保育の時間を伸ばしていくことで、早い段階から新しい環境に慣れ、好きな玩具で遊んだり、保育者とのスキンシップを喜んだりする姿が見られた。環境の変化からくる疲れか、鼻水が出る子がいた。家庭や園での様子をこまめに伝え合いながら、検温したり、水分補給をしたりして一人一人の体調の変化に対応していった。新入園児の中には、新しい生活リズムに馴染めず、午前中眠くなる子や午睡から早く目覚める子どもがいたため、一人一人の睡眠リズムに合わせて対応していくように心がけていった。

人間関係

新入園児は、新しい環境に対する不安から泣いて抱っこを求めていたが、甘えたい気持ちや欲求を受け止め、一対一でゆったりと関わっていった。少しずつ園生活にも慣れ安心して保育者に見守られながら、一人遊びを楽しむようになってきた。好きな遊びをする姿を見守りながら、引き続きゆったりと関わっていった。また、進級児の中にも不安を感じ、抱っこを求める姿があったため、一対一での関わりを大切にしていった。

環境

晴れた日は園庭で外遊びを楽しんでいった。フェンス越しに見える貨物列車やトラックなどに興味を示し、目で追って「あ、あ」と指差ししたり、手を振ったりする姿が見られた。また、色々な玩具で砂遊びを楽しんだり、色々な場所に歩いて行き探索を楽しんだりする姿も見られた。歩行が不安定で転びやすいことがあるので、安全面に十分配慮しながら見守っていった。

言葉

保育者と触れ合って遊ぶ中で、自分の思いを指差しや単語で伝える姿があった。子どもたちの思いをくみ取りながら、「○○だったね」「○○しようか」などと、言葉に置きかえ、やりとりする楽しさが味わえるように丁寧に関わっていった。

表現

音楽や保育者の歌に合わせて体を揺らしたり、手をたたいたりして保育者の真似をしながら思い思いに表現する姿が見られた。保育者も一緒に楽しみながら、「楽しいね」「もう一回やってみようか」などと声をかけながら、表現する楽しさを味わえるよう関わっていった。こいのぼりの製作では、絵の具を使ったスタンプ遊びを楽しんだ。興味を示し楽しんでスタンプする姿があったため、色々な素材や用具を取り入れて楽しんでできるように環境を整えていきたい。

食育

入園当初は新しい環境に馴染めず泣いている子どももいたが、給食の時間になり「ご飯食べようか」と声をかけると涙が止まり、椅子に座って手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿が見られた。自分で食べる姿を認めながら、「おいしいね」「もぐもぐしようね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食べられるように見守っていた。…

1歳りす組2023年度3月のまとめ

健康

寒暖差が激しく、咳、鼻水の出る子はいたが、比較的どの子も元気に登園していた。天候の良い日には、園庭に出て太陽の光に当たったり、しっかりと体を動かして遊んだりして元気よく過ごしていった。季節の変わり目で体調を崩しやすくなるため、保護者と情報共有しながら対応をしていった。

人間関係

保育者に甘えたい気持ちから抱っこを求めたり、「先生と」などと言い一緒に何かをやることを求めたりする姿があった。子どもからの要求をしっかりと受け止めながら、友だちとの関わりも楽しめるように仲立ちをしていった。「これ使う?」「これも使っていい?」などと友だち同士で声をかけようとする姿も見られるようになっているため、声をかけ合う姿を見守っていった。

環境

天候が不安定な日が続いたこともあり、室内で過ごすことが多くなった。室内を広々と使い、好みの遊びを自由に選択できる環境を整えていった。机上での遊びでは、製作遊びに挑戦したり、パズルやままごと遊びに集中して取り組んだりして過ごしていた。興味を示す遊びが十分に楽しめるように側に付いたり、集中して遊ぶことができるよう棚で仕切り、コーナーを設けたりして環境を整えて見守っていった。

言葉

絵本を自分なりに読んだり、保育者の読み聞かせを真似たりと一人一人楽しんでいた。友だちとのやりとりもどんどん増えてきており、「これ一緒にしよう」「あっちで遊ぼう」などと遊びに誘い合って楽しんでいった。

表現

前月に続きダンスを好み楽しんでいた。新しい曲にも触れ、楽しみ方が広がっていったように感じた。
机上遊びでは、のりを使った製作遊びやお絵描きなどを通して表現することを楽しんでいった。友だちや保育者と作った物を見せ合って楽しむ子どもたちだった。顔を描いた際には、目や口の位置を理解してかける子もいた。それぞれの製作物をしっかりと受け止め、作る楽しさを伝えていけるように関わっていった。

食育

スプーンや手掴みで口に運び、比較的落ち着いてよく食べていた。中には、食材の好き嫌いが見られるようになり、和え物や汁物が残る子も出てきた。無理なく楽しんで食べられるように声をかけたり、援助をしたりしていった。また、食べたい気持ちから口にいっぱい詰め込む子もあるため、よく噛んで食べるよう声をかけていった。…

1歳りす組2023年度2月のまとめ

健康

手洗い、着脱、片付けなど、身の回りのことに興味を示し、「自分で」と積極的に行う姿が増えている。保育者が手伝おうとすると嫌がることもある。衣服を着る際に、前後が逆になったり、手洗いの際に、泡や水で遊び始めたりすることもある。自分でできる喜びが感じられるように見守っていき、さりげなく援助していった。

人間関係

友だち同士で言葉でのやり取りを楽しみ、一緒に同じ遊びをすることがより増えている。やり取りがスムーズにいかない時には、手が出てしまうことがある。思いが通らない時には、双方の気持ちに寄り添った対応をしていった。また、甘えたいときには保育者に抱っこなどを求める姿もある。落ち着いて過ごすことができるよう抱っこをしたり、一緒に遊んだりしていった。

環境

天候が良く暖かい日もあり、散歩に出かけることができた。年上児と一緒に誘導ロープを持って歩いたり、散歩車に乗って景色を眺めたりと楽しんでいた。乗り物に興味を示し、「トラック大きいね」「電車どこ?」などと感じたことを伝えようとする姿もあった。今後、暖かくなる日が増えるため散歩に出かけ、様々な発見の機会を設けていけたらと思う。
室内では、様々な素材の紙に触れた。「これは何?」「ペラペラしてる」と興味を示し、丸めたり、千切ったりと遊ぶ子どもたちだった。宙を舞う様を見ると、「ひらひら~!」「きれいだね」と喜んでいる様子だった。子どもたちの様子に合わせて遊び方を展開していった。

言葉

友だちや保育者とごっこ遊びのように遊び、簡単な言葉でのやりとりを楽しんでいる。絵本や紙芝居では、真似て言葉を発したり、絵を見て気付いたことや感じたことを発したりと楽しんでいる。子どもたちの発する言葉に丁寧に反応して共感したり、わかりやすく絵本や紙芝居を読んだりと意識をしていった。

表現

体を動かすことを好み、CDデッキを見つけると近くに集まり、好みの曲を繰り返し要求している。曲が流れると、嬉しそうに踊り、最後にポーズを決めると、「かわいいでしょ!」などと保育者や友だちと見せ合って楽しんでいた。一緒に踊り、楽しさを共有できるような声をかけていった。

食育

食の好みが出てきており、見た目が苦手なものには手を付けようとしない様子がある。好みのものを食べ終えると、お皿を積み重ねたり、苦手なものをお茶などに混ぜたりする姿が見られている。何が苦手なのかを尋ねたり、汲み取ったりしていき、子どもたちの気持ちを尊重し、無理強いせずに声をかけていった。…

1歳りす組2023年度1月のまとめ

健康

急な寒さからか咳や鼻水の出る子が多く、中には目やにの出ている子もいた。体調の変化に留意し、変わった様子が見られた時には検温するなどをして様子を見ていった。年末年始の休みを終えたころから、体力がついてきた為か、なかなか寝付けないような様子が見られている。保育者が側に付き、背中をさすったり、トントンしたりと安心して眠れるよう、対応をしていった。

人間関係

他児の遊びが気になり、使っている玩具を横から何も言わずに取ってしまったり、壊してしまったりする姿がある。また、友だちと遊びたい気持ちが強く「○○ちゃんと遊びたい」と思いが伝わらないと泣きながら訴える様子も見られる。相手の気持ちを代弁して伝えたり、気もちの伝え方を知らせたりしながら対応していった。

環境

気温の低い日や雪の降る日もあり、園庭や室内で雪や氷に触れて遊んだ。園庭での氷遊びの際には、「冷たいねー」と言いながら興味津々の子どもたちだった。雪遊びをした際には、雪で遊ぶことを知らせると「やったー」「雪だー」と喜ぶ子どもたちだった。雪上を歩くことに慣れておらず、園庭に着くと立ち止まってしまう子や「怖い」と訴える子もいた。保育室内にも雪を持ち込んで楽しめるようにしたり、保育者が手を引き一緒に歩いたりすることで徐々に慣れ、雪遊びを楽しんでいた。

言葉

休み明けから言葉数が増え、言葉がはっきりとしてきたように感じた。保育者や友だちの真似をしながら話そうとする姿も多く見られていた。子どもたちの発するつぶやきや問いかけに丁寧に応え、単語をゆっくりはっきりと発音するように話しながらやりとりの楽しさを味わえるようにしていった。

表現

年上児を真似て、自分なりにブロックを組み立てたり、ままごとをしたりと楽しむ姿が増えてきた。組み立てたブロックを乗り物に見立てて動かすなど、見立て・つもり遊びを楽しむ子どもたちだった。より子どもたちのイメージが膨らむように言葉を添えたり、一緒に遊びを楽しんだりしていった。

食育

意欲的に食事をしているが、食事中に突然立ち上がったり、足が上がってしまったりする子がいる。都度、「もうごちそうさまかな」「床に足ペッタンできるかな」などと声をかけていき、繰り返し伝えるようにしていった。…

1歳りす組2023年度の12月のまとめ

健康

溶連菌感染症に罹ったり、下痢便や軟便が出たりする子はいたが比較的元気に登園していた。食事前の手洗いをしっかりと呼びかけ、清潔な状態で食事ができるようにしていった。
衣服の着脱や靴を履くなど、身の回りのことを自分でしようとする姿も見られた。前後、左右の違いや難しいところは、さり気なく援助し、自分でできた達成感や満足感が味わえるようにじっくりと関わっていった。

人間関係

友だちへの関心が深まり、一緒に遊ぼうとする姿がより増えてきている。自分の思いを言葉や仕草で伝えようとするが、思いが伝わらず押したり、叩いたりと自分の気持ちをコントロールできない姿や相手の思いを受け入れられない姿があった。トラブルになりそうな時には、お互いの気持ちを代弁したり、相手の思いを伝えたりしながら仲立ちをしていった。

環境

室内で過ごすことが多く、ままごとやマット遊び、ダンスなどを楽しむ子どもたちだった。また、クリスマス会にも参加し、季節の行事を楽しんだ。室内の装飾を見て「キラキラ~」「サンタさんだ」などと興味津々の様子だった。雪が降る日には、外を眺め、「雪が降ってる~」と嬉しそうに話す姿もあった。季節の変化を室内でも楽しめるように環境を整えていけたらと思った。

言葉

月齢の小さい子も発語する機会が増え、言葉で伝えようとしている。単語は、はっきりと話すこともあるが、ゆっくりと話す姿も多く見られるため、ゆったりとした環境でそれぞれの声に耳を傾け、応答をしていった。中には、文章をしっかりと話す子もいる。話すことの楽しさをより味わうことができるように保育者も一緒に会話を楽しんでいった。

表現

しっかりと体を動かすようなダンスを好み、飛び跳ねながら踊ることを楽しんでいる。手遊びなど遊び歌にも興味津々の様子があり、保育者と一緒に楽しむ子どもたちだった。様々な手遊びや遊び歌を取り入れ、伝えていき、一緒に楽しんでいけたらと思う。

食育

スプーンで食べようとする姿は増えてきたが、まだ手掴みで食べることもある。引き続き側で見守り、無理のないように声をかけていきたい。おやつ後は自分で使った食器を片付け、口拭きをする姿があった。自分でしようとする姿を認め、難しい所は手を添えながら、意欲に繋げていった。…

1歳りす組2023年度12月のまとめ

健康

溶連菌感染症に罹ったり、下痢便や軟便が出たりする子はいたが比較的元気に登園していた。食事前の手洗いをしっかりと呼びかけ、清潔な状態で食事ができるようにしていった。
衣服の着脱や靴を履くなど、身の回りのことを自分でしようとする姿も見られた。前後、左右の違いや難しいところは、さり気なく援助し、自分でできた達成感や満足感が味わえるようにじっくりと関わっていった。

人間関係

友だちへの関心が深まり、一緒に遊ぼうとする姿がより増えてきている。自分の思いを言葉や仕草で伝えようとするが、思いが伝わらず押したり、叩いたりと自分の気持ちをコントロールできない姿や相手の思いを受け入れられない姿があった。トラブルになりそうな時には、お互いの気持ちを代弁したり、相手の思いを伝えたりしながら仲立ちをしていった。

環境

室内で過ごすことが多く、ままごとやマット遊び、ダンスなどを楽しむ子どもたちだった。また、クリスマス会にも参加し、季節の行事を楽しんだ。室内の装飾を見て「キラキラ~」「サンタさんだ」などと興味津々の様子だった。雪が降る日には、外を眺め、「雪が降ってる~」と嬉しそうに話す姿もあった。季節の変化を室内でも楽しめるように環境を整えていけたらと思った。

言葉

月齢の小さい子も発語する機会が増え、言葉で伝えようとしている。単語は、はっきりと話すこともあるが、ゆっくりと話す姿も多く見られるため、ゆったりとした環境でそれぞれの声に耳を傾け、応答をしていった。中には、文章をしっかりと話す子もいる。話すことの楽しさをより味わうことができるように保育者も一緒に会話を楽しんでいった。

表現

しっかりと体を動かすようなダンスを好み、飛び跳ねながら踊ることを楽しんでいる。手遊びなど遊び歌にも興味津々の様子があり、保育者と一緒に楽しむ子どもたちだった。様々な手遊びや遊び歌を取り入れ、伝えていき、一緒に楽しんでいけたらと思う。

食育

スプーンで食べようとする姿は増えてきたが、まだ手掴みで食べることもある。引き続き側で見守り、無理のないように声をかけていきたい。おやつ後は自分で使った食器を片付け、口拭きをする姿があった。自分でしようとする姿を認め、難しい所は手を添えながら、意欲に繋げていった。…

1歳りす組2023年度11月のまとめ

健康

急激な冷え込みのせいか、鼻水が増えたり、発熱があったりする子が見られた。また、便が緩くなる子もいた。感染症の流行しやすい時期でもあるため、それぞれの健康状態をしっかりと把握しながら室内の温度調節をして過ごしていった。

人間関係

友だちと関わりたい気持ちからか、自分の持っている玩具を「どうぞ!」と言いながら無理に押し付けようとする姿がある。貸したい気持ちと自分の遊びを続けたい気持ちの互いの思い汲み取り仲立ちや代弁をし、気持ちを尊重しながら対応をしていった。

環境

園庭では、落ち葉に触れて遊ぶ機会を作っていった。空に撒いたり、バケツに集めたりしながら自分なりに遊ぶ子どもたちだった。「カサカサ音がするよ」「ごちそうを作ってみよう」などと遊び方を展開していくことで自然物を使った遊びをより楽しんでいた。散歩に出かける機会を設けることが難しかったため、職員の体制を整えながら散歩を楽しめる環境を作っていけたらと思う。

言葉

言葉のやり取りをしながら友だちと遊ぶことを喜ぶ姿が増えている。年上児や保育者の発する言葉を真似ようとする姿が多いため、保育者の発する言葉も一段と丁寧にしていくように心掛けていった。年上児の言葉がきついこともあるため、保育者が丁寧に言い直すなどして伝えていくようにしていきたい。

表現

絵本や紙芝居を集中して見ている姿が見られる。特に、反復のある絵本はどの子も興味津々で、一緒にかけ声をかけたり仕草を交えたりしながら楽しんでいた。好みの絵本を手に取ると、保育者の読み聞かせの真似をする姿もあった。

食育

食事に意欲的ではあるが、好みでない食材があると口から出してしまう様子もある。無理強いはせずに様々な食材に触れられるように援助をしていった。また、食事中に椅子の上に足が上がってしまったり、他児のトレーが気になり手を伸ばしたりしようとする子もいる。「これは、お友だちのだよ」などと優しく声をかけ伝えていった。スプーンの持ち方を意識する年上児を見て、「こう?」などと保育者に持ち方を訪ねる子もいた。保育者が援助しながら持ち方を伝えていき、姿勢にも自然と意識できるように関わっていった。…

1歳りす組2023年度10月のまとめ

健康

オムツ交換の際トイレに誘うと、意欲的にトイレに座ってみようとする姿が見られる。タイミングが合うと排尿できる子もいたため、ゆったりと見守っていった。
寒暖差が激しくなってきているため、長袖での登園をしてくる子も多いが、日中園で過ごしている間に頬を赤くして暑そうに遊んでいる姿も見られた。服装や空調を調節していき、体調の変化にも留意していった。

人間関係

友だちを呼んで一緒に遊ぼうとしたり、同じ遊びを始めたりと楽しみながら過ごしている。「貸して」「どうぞ」などと言葉や仕草で思いを伝えようとする姿があるが、思いが上手く伝わらないことがあると追いかけまわしたり、叩いたりという姿も見られる。「一緒に遊びたいね」「貸してあげたかったね」などと思いを汲み取りながら気持ちを代弁していった。環境  天候の良い日が多く、園庭に出て過ごすことが多くあった。保育者や年上児を真似て草花を取ったり、ままごと遊びをしたりと楽しむ子どもたちだった。しゃぼん玉を飛ばすと目で追っていったり、走って追いかけたりと楽しんでいた。自然物に触れたり、体を動かしたりと思い思いに遊びに集中する姿があった。

言葉

二語文が出てきており、言葉で伝えようとする子や喃語や仕草で伝えようとする子など様々な姿がある。言葉が少しずつはっきりしてきており、伝えようとしていることが理解できるようになってきた。ゆっくりと復唱しながら話をしていき、応答的な関わりを楽しむことができるようにしていった。

表現

年上児が運動会に向けたダンスを踊っている姿を見て、一緒に踊って楽しむ子どもたちだった。繰り返しやっていくうちに友だちや保育者と顔を見合わせて踊り、笑い合って楽しんでいた。絵本や紙芝居、シアター遊びにも興味津々で、不思議そうに「なんだ」と言ったり、「楽しみだね」と言ったりと表情や仕草も加えて表していた。

食育

意欲的にスプーンを使って食べようとする姿が増えてきた。「スプーン上手だね」などと声をかけ、意欲を損なうことのないように見守っていった。中には面白がって手掴みで食べ出すような子どもの姿もあったため、側に付き「スプーンはどこかな?」などと声をかけ、難しそうにしている際には、手を添えたり、食べやすい量をすくっておいたりし、自分でしようとしていることを大切にし見守っていった。…

1歳りす組2023年度9月のまとめ

健康

夏の暑さがやや落ち着き、戸外での活動ができる日が増えた。走ったり、遊びに夢中になったりとまだ汗をかくことが多かったため、しっかりと水分補給を行っていった。また、室内では、室温の変化が激しかったため、エアコンの調整をこまめに行いながら快適に過ごすことができるようにしていった。 おやつ後には、使い終わったお皿やコップを自ら片付けようとする子が多い。自分で口や手を拭くことはまだ難しく、拭かないまま遊び始めようとしてしまうため「口を拭こうね」と側に付き援助し、清潔に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちと追いかけ合ったり、年下児の頭をなでたりと関わって一緒に遊ぶことを楽しんでいる。その反面、玩具を使う際には、同じものが使いたくなり、黙って取ったり、取られたことが嫌で相手を叩いてしまったりすることがある。それぞれの気持ちに寄り添いながら関わっていった。

環境

戸外で活動できる日が増え、水遊びを行うこともできた。やや水に抵抗のある子もいたため、じっくり慣れていけるように関わっていった。タライに入った水の中に砂を入れ、泥水にしたり、泥を手の平で触ったりと水の変化や感触をしっかりと楽しむ子どもたちだった。

言葉

気になるものや人を指差し、「これは?」と保育者に尋ねたり、「○○ちゃんはどこ?」「○○はどれ?」などと尋ねられると「これ」と指差ししたりする。絵本が好きで、同じ絵本を何度も読んでほしいと要求する子も多い。言葉がはっきりしない子が多いため、ゆっくりと丁寧に発音しながら伝えていくことに留意していった。
表現  好みの音楽を要求し流してもらうと喜んで踊ったり、掛け声に合わせて声を発したりと楽しむ。「楽しいね」「上手だね」などと声をかけると、嬉しそうに笑顔を向けたり、恥ずかしがったりしながら表現することを楽しんでいる。

食育

スプーンを使うことを促すとスプーンを手に握り、使おうとする姿が多いが、まだ食材をすくうことが難しいためか、反対の手でつかみ食べをすることのほうが多い。スプーンですくって置いておくと口に運んで食べることができるため、さりげなく援助しながら食事を進めていった。食材を全て食べ終えるとお皿を積み重ねたり、床に投げたりという様子も見られたため、側に付き「終わったね」「おかわりが食べたいのかな」などと声をかけ、思いを汲みながら見守っていった。…

1歳りす組2023年度8月のまとめ

健康

手足口病が流行し体調を崩す子があった。夏の疲れや気温差も少し感じられるようになったためか鼻水がよく出る子もいた。こまめに鼻水を拭き清潔に過ごせるようにし、水分補給もしっかりと行いながら様子を見ていった。検温や室温管理もこまめに行い、体調の変化に留意していった。
トイレに座ることに興味を持つ子もおり、座って排尿があると「出たよ」と伝える姿もあった。「すごいね」「出たね」などと声をかけ心地よさや喜びに共感しながら見守っていった。

人間関係

友だちや年上児の遊びに興味を持ち一緒に遊ぼうとし、黙って玩具を取ろうとする姿が見られた。「一緒に遊びたいね」「同じものを探そうか」などと気持ちに共感しながら仲立ちをしていった。「貸してって言おうね」と声をかけると言葉や仕草で伝えようとする姿もあったため、十分に認めながら友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わえるように関わっていった。

環境

外気温が高い日や天候の悪い日が続き、外での水遊びが難しく室内遊びの日が続いた。パズルや粘土などの机上での遊びが多くなる中で遊び方も理解できるようになり、遊び方に変化が見られるようになってきた。積み木やマットなどを使った運動遊びでは年上児を真似て両足で跳ぼうとする子もいた。安全に遊べるように側に付き見守り、楽しさに共感していった。年上児や保育者が一緒に楽しむことで遊び方が広がっていき、より楽しむことができていた。

言葉

要求や気づいたことをはっきりと話すことができ保育者とのやりとりを楽しむ子や喃語や片言で伝えようとする子など様々な姿が見られる。しっかりとそれぞれの発語に耳を傾け一緒にやり取りを楽しんだり、伝えたいことを汲み取りはっきりと発音したりし発語を促していったりとそれぞれに合った応答をしていった。

表現

氷遊びでは、頬に手を当て「冷たいよ」と言ったり、冷たさに驚き、ゆっくりと触れようとしたりしながら楽しんでいた。保育者が氷を砕く様子を見て喜んだり、溶けて水になっていく様子をじっくり観察したりする姿もあった。「水になった」「小さくなった」と保育者に伝える子もあった。子どもの気づきに共感したり共有したりしながら見守っていった。

食育

どの子も意欲的に食べており保育者が介助しようとすると嫌がり、自分で好みのものを口に運んでよく食べている。食べられるようになった食材が増えた子、苦手が出てきた子など様々な様子がある。「○○もおいしいよ」「いっぱい食べられたね」などと声をかけ、楽しさや喜びを感じながら食事ができるように関わっていった。…