2023年度2月のベアーズだより
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4月2日(水) 天候:曇り 記録者:本池
新年度が始まり、新入園児はまだ慣れないこともあるため、登園時には保護者と離れる際に涙が出る子はあった。しかし、昨日に比べ環境や玩具に興味を持ち、遊ぼうとする姿が見られる時間が増えてきているように感じた。子どもたちのリズムに合わせながらそれぞれの好きな遊びや興味の持てるものを一緒に見つけていけたらと思う。
4月9日(水) 天候:晴れ 記録者:本池
園周辺へ散歩に出かけた。初めての散歩で散歩車に乗る際に戸惑う様子も見られたが、保育者が「お花が咲いているかな?」「ちょうちょ、飛んでいるかな?」など声をかけたり、歌を歌ったりすることで次第に落ち着き、楽しみにしている様子が見られた。子どもの体調や様子を見ながら天候の良い日には戸外へ出て自然物と触れ合っていけたらと思う。
4月17日(木) 天候:晴れ 記録者:本池
園庭へ出る準備を自分でやりたいという姿が見られるようになり、様子を見守ったり、必要に応じて援助したりしていった。園庭では砂遊びに慣れてきた様子でスコップや型抜きを使いながら遊ぶ姿が見られた。年上児の様子を見ながら真似をして楽しむ姿があった。「上手にできたね」と声をかけると手を叩いて喜ぶ姿があった。子どもたちが自信をもって活動できるような言葉かけをし、関わっていった。
4月25日(金) 天候:曇り 記録者:本池
室内でソフト積み木と六角積み木を合わせた一本橋で遊んだり、マットとフープを組み合わせ乗り物に見立てたものに乗ったりして楽しんだ。一本橋では、両側から渡ろうとする姿が見られた。「スタートはこちらですよ、どーぞ」と片側に保育者が座り誘うと、一方向から渡ろうとする姿が見られ始めた。マットの乗り物では年上児が運転手になって『バスごっご』の歌を歌う様子に相槌を打つ姿が見られた。保育者も遊びに参加し一緒に歌ったり、リズムをとったりしながら遊びを盛り上げていった。子どもたちの世界観を邪魔しないように参加し、安全に遊べるように側で見守ったりしていった。
健康
新入園児の中には慣れない環境での疲れもあってか、午前に睡眠をとる子がいたため、一人一人のリズムに合わせて睡眠をとることで機嫌よく過ごせていた。子どもと充分にスキンシップをとったり、家庭と密に連携をとったりしながら安心して過ごせるように心がけた。徐々に生活リズムに慣れてきて、午前に睡眠していた子も昼食後にしっかりまとめて睡眠ができるようになった。中には昼食前に眠くなる子もあったので、少し早めに食べ始めたり休息をとって食事をしたり、一人一人に合わせて対応できるように心がけた。
人間関係
新入園児の中には、保護者と離れる際に不安になり涙が出てしまうこともあった。安心できるように園での楽しい活動を想像できるような声かけをして迎え入れた。少しずつ環境に慣れて保育室内での行動範囲が広がり、好きな玩具や絵本などをもって保育者の膝に座るようになってきた。子どもたちの求めることに応えたり側で見守ったりしながら一人一人との関わりを大切にした。
環境
天候が良い日には戸外へと出かけ、草花や砂、虫などの自然物と触れ合った。砂遊びに慣れていない子に対しては、口に入れたり、顔にかかったりしないように気をつけながら見守った。まだハイハイでの移動や、歩行が不安定な子もいるため、遊具の高さに気をつけて運動遊びをした。
言葉
指差しや喃語で保育者に伝えようとする姿が見られた。指差す方向に目線を合わせ「これかな?」と声かけをしたり、前後の活動の様子から伝えようとしていることを汲み取ったりしながら会話の楽しさを感じられるように関わった。
表現
手遊びや歌絵本に合わせて、保育者や年上児の模倣をしながら楽しむ姿が見られた。身振りや手振りでもっとやりたい気持ちが汲み取れることもあったので、音楽や絵本の楽しさが伝わるように保育者も一緒に繰り返し楽しんだ。粘土遊びでは、口に入れてしまいそうになる姿が見られた。少人数ずつで安全に楽しめるように、側で見守った。
食育
園生活に慣れるまでは全く口にしない子もいた。少し時間をずらしたり、静かで落ち着いた環境になったりすると食べられることもあったので、一人一人に合わせて様子を見ながら進めていった。少しずつ環境にも慣れ、手づかみやスプーンで喜んで食べられるようになってきた。おやつや昼食の時間だと分かると進んで手を洗いに行く姿も見られるようになり、食べたい気持ちが伺えた。