0歳ひよこ組月のまとめバックナンバー

0歳ひよこ組2017年度7月のまとめ

食事

新入園児は園での食事にも慣れ、機嫌良く離乳食を食べたり、ミルクを飲む姿が見られるようになった。また完了食を食べている子ども達は、手づかみ食べをしながらいろいろな食材を意欲的に食べている。スプーンにも興味を持ち、スプーンを使って食べてみようとする姿も見られた。食材を口にたくさん入れたり、噛まずに飲み込んでしまう姿も見られるので、「モグモグだよ」などと声を掛けたり、保育者が口を動かして見せながら、口を動かして少しずつ食べていけるように促していった。

排泄

おむつ交換を嫌がることなく交換出来ている。途中で起き上がろうとする姿もあるので、玩具を持たせたりしながら、すばやくおむつ交換をしていけるようにしていった。

健康

暑さや疲れから体調を崩す子の姿も見られた。家庭と十分に連携を取りながら、こまめに検温したり、子どもの様子を気を付けて見ていくようにした。また気温の高い日が続き、室温や湿度を調節したり、こまめに水分補給を行って健康面に気を付けていった。

睡眠

午前中や夕方に眠くなったりと子どもによっていろいろな姿が見られた。また眠りが浅く、泣いて目が覚める子の姿も見られた。子どもの睡眠リズムを把握し、安心して寝付けるように抱っこしたり体をさすったりしながら関わっていった。室温や湿度にも留意し、心地良く眠れるように環境を整えていった。

身体発達

ずり這いやお座り、ハイハイや伝い歩きなどいろいろな体勢で遊ぶことを楽しんでいた。また歩けるようになった子はいろいろな場所へ行き、歩く事を楽しむ姿が見られた。また指先で小さいものを掴もうとしたり、手先を使って遊ぶ姿も見れるようになり、子ども達の発達に合わせて玩具を用意していった。子どもの移動範囲も広くなってきたので、保育者間で声を掛け合いながら、子どもから目を離さずに危険のないように側で見守っていくようにした。

情緒

新入園児は笑顔を見せながら、機嫌良く遊ぶようになった。継続児は嫌なことがあったり、甘えたい時は保育者を求める姿が見られていた。子ども一人ひとりの気持ちを受け止めていきながら、やさしく声を掛けたり、抱っこをしながら関わっていった。

言葉

機嫌良く遊びながら盛んに喃語を発したり、指差しをする姿が見られている。また保育者の言葉掛けを理解して動作や喃語を返したりと、やりとりも出来るようになった。保育者も子どもの喃語に応えたり、真似をしたりしながらやりとりを楽しんでいった。…

0歳ひよこ組2017年度6月のまとめ

食事

新入園児は園での食事にも慣れ、機嫌良く離乳食を食べたり、ミルクを飲む姿が見られるようになった。1歳を迎えた子ども達は完了リズムから完了食へ移行した。家庭での様子を聞きながら、無理なく進めていった。食べることを喜び、お皿に手を伸ばして食材を自分で口に運んだり、意欲的に食べているが、食材を口にたくさん入れたり、噛まずに飲み込んでしまう姿も見られた。「モグモグだよ」などと声を掛けたり、保育者が口を動かして見せながら、口を動かして少しずつ食べていけるように促していった。

排泄

おむつ交換を嫌がることなく交換出来ている。途中で起き上がろうとする姿もあり、玩具を持たせたり、声を掛けながらすばやくおむつ交換をしていけるようにしていった。

健康

感染症が出たり、長引いて休む子どもの姿が見られた。家庭と十分に連携を取りながら、こまめに検温したり、子どもの様子を気を付けて見ていくようにした。また蒸し暑い日も多くなり、室温や湿度を調節したり、こまめに水分補給を行っていった。

睡眠

午前中や夕方に眠くなったりと子どもによっていろいろな姿が見られた。また少しずつ睡眠時間も長くなり、しっかりと午睡出来る姿も見られるようになってきた。子ども一人ひとり睡眠のリズムを大切にし、室温や湿度にも気を付けながら、快適に眠れるように関わっていった。

身体発達

ずり這いをして玩具に手を伸ばしたり、ハイハイやつかまり立ちをして活発に探索を楽しんでいた。また自分で立ち上がり、数歩歩けるようになった子の姿も見られた。いろいろな玩具に興味を持ったり、指先を使って遊ぶ姿も見られるようになり、子どもの発達に合わせた玩具を近くに用意していった。子どもの移動範囲も広くなってきたので、保育者間で声を掛け合いながら、子どもから目を離ずに危険のないように側で見守っていくようにした。

情緒

新入園児は機嫌良く遊んだり、保育者の顔を見て笑顔も見せるようになった。継続児は保育者の側から離れて一人遊びを楽しむ姿も増えてきた。またうまくいかなかったり、思い通りにいかないと泣いて訴える場面も見られた。子ども一人ひとりの気持ちも受け止めながら抱っこをしたり、ゆったりと関わっていく時間を大切にしていった。

言葉

機嫌良く遊びながら盛んに喃語を発したり、言葉を掛けると、うれしそうに喃語で応える姿が見られていた。保育者も子どもの喃語を真似して返したり、声を掛けて関わっていった。また保育者の言葉掛けを理解して動作を返したりと、やりとりも楽しめる姿もみられるようになった。…

0歳ひよこ組2017年度5月のまとめ

食事

新入園児も園での食事に慣れ、離乳食を喜んで食べるようになった。お皿に手を伸ばし、食材を握って自分で口に運びながら、食べようとする姿が見られていた。小皿に食材を移したりしながら、自分で食べようとする意欲を大切にしていった。食事中に涙が出たり、早く食べたいと訴えたりといろいろな姿が見られ、一人ひとりの様子に合わせて対応していったり、優しく声を掛けていった。

排泄

おむつ交換を嫌がることなく交換出来ているが、横になることに不安を感じて、涙が出る姿も見られた。交換の前後に「パンツ変えようね」「きれいになって気持ちいいね」などと声を掛けながら、手早くおむつ交換を行っていった。

健康

園生活の疲れや気温の変化から体調を崩す姿も見られていた。なかなかすっきりと治らず、長引く子もいた。家庭とも連携を取りながら、こまめに検温をしたり、日中の様子など気を掛けながら過ごしていった。

睡眠

保育者に抱っこやおんぶをしてもらって安心して寝付くが、睡眠時間が1時間程度で泣いて目が覚めてしまう姿が多く見られた。再び眠りに入ることもあるが、目が覚めやすかった。汗をかいて目が覚める姿もあり、快適に眠れるように室温に配慮したり、衣服の調節を行っていった。

身体発達

活発にハイハイをして探索を楽しんだり、つかまり立ちや伝い歩きをする姿が見られていた。またボールや玩具を投げたり、振ったりして遊ぶ姿も見られた。危険の無いように環境を整えたり、興味を持ちそうな玩具を用意していった。

情緒

新入園児は涙が多く、保育者に抱っこされて過ごす事が多かったが、慣れてくると笑顔を見せて機嫌良く遊ぶ姿が増えていった。不安になったり涙が出るときには、抱っこやおんぶをしながら安心出来るように関わっていった。保育者との関係も出来てきて、関わりを喜んだり、側で安心して遊ぶ姿も見られていた。

言葉

喃語が盛んに聞かれるようになり、玩具に触れながら喃語を発したり、保育者が言葉を掛けると、うれしそうに喃語で応える姿が見られていた。子どもの喃語に言葉で返したり、喃語の真似をしたりしながらやりとりを楽しんでいった。…

0歳ひよこ組2017年度4月のまとめ

食事

離乳食は後期食へ移行した。お皿に手を伸ばし、食材を握って自分で口に運んで食べようとする姿が見られている。小皿に食材を移したりしながら、自分で食べようとする意欲を大切にしていった。また丸のみにならないように保育者も口を動かして見せたり、「モグモグおいしいね」などと声を掛けながら、口を動かして食べていけるように働きかけていった。

排泄

おむつ交換を嫌がることなく交換出来ている。交換の前後に「パンツ変えようね」「きれいになって気持ちいいね」などと声を掛けながら替えていった。

健康

園生活の疲れや気温の変化から体調を崩す姿も見られていた。家庭での様子を聞きながら、こまめに検温をしたり、日中の様子など気を掛けながら過ごしていった。

睡眠

保育者に抱っこやおんぶをしてもらって安心して寝付くが、睡眠時間が1時間程度で泣いて目が覚めてしまう姿が多く見られた。再び眠りに入ることもあるが、目が覚めやすかった。眠くなる時間は日によっていろいろなので、子どもの様子を見ながら関わっていった。

身体発達

ハイハイ移動が盛んになったり、棚につかまり立ちをする姿が見られるようになる。危険がないよう側で見守ったり、環境を整えていった。

情緒

継続児ということもあり、機嫌よく過ごした。保育者に抱っこを求めたり、保育者の元にハイハイをして行ったり、保育者との関わりを喜んでいた。子どもとの一対一での関わりを大切にしながら、安心して過ごせるように関わっていった。

言葉

玩具に触れながら盛んに喃語を発したり、保育者があやしたり言葉を掛けると、うれしそうに喃語で応える姿が見られていた。喃語に反応し言葉で返したり、喃語を真似して言ったりしながらやりとりを楽しんでいった。…

0歳ひよこ組2016年度3月のまとめ

食事

好きな物はもっと食べたいと茶碗を差し出したり、無くなったおかずのスペースを指差してアピールする姿がある。子どもたちの欲求を満たしながら、食べ過ぎにならないように配慮していった。

排泄

トイレから戻ってくると紙パンツをはこうとせずに遊びに行こうとしたり、保育者が追い掛けてくるのが分かっていてわざとパンツをはこうとしない姿が見られる。オムツ交換が遊びにならないように声を掛けて知らせていった。

健康

手洗いの蛇口をひねって水を出せるようになった子は、自分なりに手を洗おうとする姿があるのでその姿を大切にし、不十分なところは援助していった。

睡眠

1歳を過ぎた子は昼に1回寝のリズムになり、布団に横になっての入眠にも慣れ始めてきた。2回寝する子も途中でぐずるが、抱っこされると落ち着いて再眠ができるようになり、午睡のリズムが一定になってきたように感じる。

身体発達

月齢の大きい子はズボンや紙パンツをはいたり脱いだりすることに興味が出てきてやってみる姿があった。初めは思うようにできなくて途中で止めたり飽きたりすることもあったが、少しずつやり方を覚えてきて、着脱ができるようになってきた。月齢の小さい子はハイハイが上達してよく動き回ったり、つかまり立ちからの着地もスムーズにできるようになってきた。

情緒

友だちが遊んでいる物が欲しくて取って逃げ回る姿が多くなる。少し待つと返しに来てくれることもあるが、友だちが追い掛けてくる姿を面白がっているような面も見られる。取られてしまい嫌な思いをしている友だちの姿を伝えたり、欲しい物は探してみることを知らせて一緒に探したりして仲立ちをしていった。

言葉

月齢の大きい子は一語文で思いを伝えられるようになってきているので丁寧に受け止めていき、言葉を発することの楽しさや伝わることの喜びが感じられるように接していきたい。月齢の小さい子はまだ発語はあまりないが、保育者の声掛けに対して「うん」と返事を返す姿はある。喃語は沢山聞かれるので受け止めて応えたり、ゆったりとした口調で話し掛けたりして発語を促せるように関わっていきたい。…

0歳ひよこ組2016年度2月のまとめ

食事

離乳食の子はそれぞれ移行食に進み、モグモグと口を動かして上手に飲み込めるようになったり、小皿に取り分けた食材をつまみ取って口に運び、自分で食べることにも慣れてきている。

排泄

月齢の小さい子は便意をもよおすと動きを止めて力む姿があるので、「うんち出たね。お尻をきれいにしようね」と声を掛け、きれいになる気持ち良さを感じられるように関わっていった。月齢の大きい子はまだトイレで排尿することはほとんどないが、午睡後紙パンツに出ていない時にトイレで排尿できることがあったので、子どもの様子に合わせてトイレに誘っていくようにしていった。

健康

咳や鼻水が続いたり、中耳炎に罹る子がいた。室温に加えて厚着をしていることもあり、少し体温が高めになることがあったので水分補給や機嫌の良し悪しなど体調の変化に気を付けながら関わっていった。

睡眠

月齢の小さい子は寝ぐずりが多く、睡眠時間が短いとぐずぐずと不機嫌な姿が多い。午睡中にもぐずり出すことが多く、抱っこされると安心して落ち着くので再眠出来るようにゆったりと接していった。

身体発達

月齢の小さい子は棚に手を掛けてつかまり立ちをしたり、机や椅子の方に寄って行き、机に上がったり椅子を引き動かしたりと動きが活発になってきた。まだバランスを崩しやすいので遊び場所を移動したり、側について危険のないように見守っていった。月齢の大きい子は衣服の着脱を自分でしたがる姿が出てきて保育者の援助を嫌がることもあった。意欲はあってもなかなかできない所もあるので、声掛けして着方を知らせるように関わっていった。

情緒

月齢の小さい子は園生活に慣れて機嫌良く過ごせるようになった。甘えて抱っこを求めてくる時や眠くなるとぐずり出すので、それぞれの欲求に合わせて対応していった。また、年上の子が声を掛けてくれたり関わってくれることを喜び笑顔を見せるので、お互いに楽しくなり、良い関係性が見られている。

言葉

月齢の大きい子は言葉を発そうとする姿が増え、ゆっくりと正確に言葉を発し伝えようとしている。子どもの伝えようとする言葉にゆったりと耳を傾けていき、思いを受け止めるように関わっていった。…

0歳ひよこ組2016年度1月のまとめ

食事

離乳食の子は好きな物は喜んで食べるが、苦手な物が口に入ると泣き出してしまう姿が見られた。無理にはせずに食べられる物から与えていった。ミルクを飲めなかった子は少しずつ慣れてきて、ストローやコップで十分に飲めるようになってきた。

排泄

月齢の大きい子(1歳7か月)は活動の節目にトイレに行って座り、排尿の感覚を少しずつ経験していけるように関わっていった。水を流すことが遊びにならないように見守り、トイレの使い方を丁寧に知らせていった。

健康

寒さや慣れない新生活からの疲れから体調を崩す子が多かった。機嫌や食欲の様子など気に掛けながら関わっていった。

睡眠

月齢の小さい子(7か月)は30~45分くらいで目が覚めやすく、寝が少ないためしばらくは機嫌が悪いことが多かった。寝付くのにも時間がかかり、おんぶや抱っこで安心して入眠できるように接していった。月齢の大きい子1歳7か月)はぐっすりとよく眠れる。体力がついてきて寝付くのに時間がかかることもあるが、それぞれのペースに合わせて入眠へと誘っていった。

身体発達

月齢の小さい子(7か月)はずり這いからハイハイになったり、お座りも安定してきた。伝い歩きやトコトコ歩きの子も行動範囲が広がり、探索活動を楽しむ姿が見られた。月齢の大きい子(1歳7か月)は体を動かす遊びを好み、マットの山や積木の段差などの遊具で遊んだり、持ち手のついた型合わせパズルで遊ぶと、ピースがはまる場所を自分で見つけて合わせられるようになってきた。レゴブロックも同じサイズのブロックをどんどんとはめてつなぎ合わせられるなど手先の動きが上達してきた。

情緒

月齢の小さい子(7か月)は人見知りはほとんどなく、抱っこやおんぶで過ごすと涙も少なくなってきた。特定の保育者を求める姿が少し見られたが、色々な保育者と接するうちに不安も和らぎ、笑顔が見られたり、玩具に興味を示し遊び出せるようになってきた。

言葉

月齢の小さい子(7か月・11か月)は「あー、うー」など盛んに声を発する時があり、保育者は喃語や笑顔で応えていった。月齢の大きい子(1歳7か月)は一語文を話すことが増えてきて、したいことや要求していることが分かりやすくなってきた。発する言葉に対して、「そうだね、○○だね」など共感したり、子どもたちの言葉を受け止めて応えていった。…

0歳ひよこ組2016年度12月のまとめ

食事

野菜など苦手な食材も一度は口にしてみる姿はある。食べたがらない時は無理せずに、楽しく食べられるように関わっていた。体調を崩して食欲がない姿もあったので、子どもの様子を見守りながら食べたいものを食べるようにしていった。

排泄

寝起きに紙パンツが濡れていないことがあったので便器に座ってみるが、タイミングは合わず排尿はなかった。トイレの行くことに興味はあるようなので、少しずつ便器に座ることに慣れるように気長に関わっていきたい。

健康

午前中は普段と変わらず元気に過ごしていたのに、午睡後に発熱したり機嫌が悪くなったりと様子が一変することもあった。体調を崩すとすぐには回復せず、2~3日してから再び体調を崩してしまい病状が長引くことが多かった。

睡眠

食後に布団に入るとスムーズに寝入る子もいれば、掛け布団を足で蹴り上げて動き回る子もいる。一人ひとりの生活リズムを大切にしながら心地良い休息をとれるように接していった。

身体発達

色々なクリスマスソングに合わせて小道具のポンポンを用意して踊ったり、楽器の鈴を鳴らしたりと、友だちと一緒になって体を動かす楽しさを共有して楽しんだ。

情緒

クリスマス会ではサンタさんの登場に驚き、怖がって保育者の方に助けを求めたり涙する姿があった。不安な思いを受け止めて安心できるように関わり、サンタさんとのやりとりや触れ合いを体験していった。

言葉

友だちのことを順に指差しながら、「こー(これは誰)」と名前を尋ねるような姿が出てきた。「○○くんだよ」など答えると嬉しそうにし、次々と色々な人や物に対して指差しが見られた。子どもの思いに丁寧に答えてやりとりを一緒に楽しんでいった。…

0歳ひよこ組2016年度11月のまとめ

食事

スプーンを使って食べることに慣れてきて意欲的に食べている。時々はスプーンを保育者の方に差し出して食べさせて欲しそうな姿も見られる。甘えてくる時は思いを受け止めていった。汁椀やコップなど両手で持って飲めるように促していった。

排泄

午睡後すぐは紙パンツに出ていないことがあるので、そんな時は便座に座ってみるようにし、少しずつトイレに慣れるようにしていきたい。

健康

咳や鼻水が出ているが機嫌は良く、動きも活発で元気に遊ぶ姿が多かった。手洗いをする時には保育者が手を添えてこすり合わせて洗うことを知らせていき、少しずつ身に付くように関わっていきたい。

睡眠

夜中に目覚めることが多い子は、午前中に眠気から不機嫌になる姿が見られたので先に睡眠をとり、起きてから給食を食べるようにし、それぞれの生活リズムを大切にしていった。

身体発達

体を動かして遊ぶことが好きで、積木の段差やマットの山などに手足を使って上がり下りしたり、狭いスペースを歩いて渡ることなど楽しむ姿が多く見られる。遊具の配置を工夫しながら色々な遊び方ができるようにしたり、側について動きを見守り安全面にも配慮していった。

情緒

11月入所の子は園生活にスムーズに慣れ、泣くことはほとんどなく過ごせていた。遊んでいる時には座っている保育者のひざに座りに来るなど触れ合いを求めてくるような姿を感じた。他の子も保育者の背中や足にくっついてきて甘える姿が見られたので、声を掛けて抱きしめたり抱っこしたりして子どもたちの欲求に応えていった。

言葉

保育者が話す言葉をすぐに言おうとするので、子どもが発する言葉を同じように繰り返してみたり、分かりやすくはっきりとした口調で話すように心掛けていった。…

0歳ひよこ組2016年度10月のまとめ

食事

好き嫌いなく何でも食べていたが、軟らかい柿や甘いクッキーなどは口から出したり、もう食べようとしなかったりと食感や味覚に好みを示す姿が見られるようになった。嫌がるものは無理には勧めず、おやつなどは代替品を用意して楽しく食べられるように配慮していった。

排泄

パンツを替えようと声を掛けると、交換マットの上に寝転んで替えてもらおうとする姿が見られた。手早く交換し、気持ち良さを味わえるようにしていった。

健康

咳や鼻水が出ていたり中耳炎になったりしたが発熱することはなく、動きも活発で機嫌も良く過ごせることが多かった。

睡眠

食後は自らの布団を見つけて横になり、眠る体勢に入っている。保育者の服の袖を触ったり指吸いしながら静かに入眠している。

身体発達

園庭では砂山の上り下りを喜び、下りの勢いもついて足早に下りていたりと楽しげに体を動かしながら遊んでいる。マットの山を腹這いで滑り降りてみたり高い所に立ち上がって両手を上げたり、目線が少し高くなることを楽しみながら遊んでいる。

情緒

保育者や友だちの動作や遊び方を真似してみたり、友だちが集まっている所に交じっていき、楽しさを共有しようとする姿が増えてきた。思うように玩具をつなげられなかったりすると苛立ちを見せるので、援助したりつなげ方をやってみせると、少しずつ分かってきてつなげられることもあった。出来た物を嬉しそうに見せるのでその思いに共感していった。ままごとのスプーンを保育者に差し出して「食べて」とアピールし、やりとりすることを喜ぶ姿がある。

言葉

保育者の言っていることが分かって、玩具を探しに行ったり持ってきたりすることが出来るようになってきた。遊び中に声を発することは少なかったが、少しずつ自分の思いを喃語で伝えようとする姿が見られたり、おやつの牛乳を飲みながら「おいしー」と単語を発するようになってきた。また、猫の絵本を指差して「にゃーにゃー」、犬の絵本は「わんわん」と絵と結び付いた単語も聞かれるようになってきた。…