1歳りす組2016年度4月のまとめ

食事

手づかみやスプーンを使って好きな物から食べる姿が多く見られる。手つかずになっている食べ物にも関心がいくよう、「○○が入っているよ。」などと声掛けを工夫し、無理せず進めていくようにした。食器を引っくり返してしまう姿や食べたい物を指差してアピールし、食べさせてもらおうとする姿などあるので、子どもたちの様子を見守りながら適切に対応していった。

排泄

おむつ交換に誘うと嫌がり泣く子や、素直に交換マットの所に来てズボンを脱ごうとする子など様々だった。嫌がる子は寝転ばずに立っちのままで手早く替えたり、「すぐに替えっこするからね」など安心するような声を掛けていき、おむつ交換に対する不快な思いを与えないようにしていった。

健康

鼻水や咳の出る子が多かった。鼻水が出ている時には「きれいにしようね」と声を掛けて拭き取ったり、気持ち良く過ごせるようにしていった。緊張や疲れから体調が崩れ発熱する子もいた。一人ひとりの体調の変化に気を配り、検温や水分補給をしていった。

睡眠

新入園児は布団で寝付くことが難しく、それぞれ抱っこやおんぶで安心感を感じられるように関わっていった。慣れてくると布団に入れるようになったが、泣きながら目を覚ます姿が多かった。再眠できるように側についたり、「○○くん、目が覚めたね。おはよう」など声を掛けて抱きしめたりし、安心するように丁寧に関わっていった。進級児の中には体力がついてきて、すぐに布団に入ろうとしない子もいた。一人ひとりの睡眠に合わせて対応していくように心掛けた。

身体発達

マットの山や積木の段差などによじ登ったり、上がり下りしながら体を動かすことを楽しんだ。遊具の高い所に上がって真っすぐ立てると、少し高くなる感覚や広がる視界を喜び笑顔が見られた。その子たちの得意な思いに共感して声を掛けたり、遊具の組み合わせも工夫して遊びに変化を持たせていった。

情緒

新入園児は涙が出ることが多かったので、保育者との一対一での関わりを通して安心感を得られるように丁寧に関わっていった。保育者が側にいると涙も減ってきて遊び始めたり、椅子に座って食事に向かう姿など少しずつ園の生活に慣れてきて笑顔も見られるようになってきた。

言葉

知っている物を指差して一語文を発したり、はっきりとは分からないが長めの喃語で語り掛けてくる姿があった。子どもたちの言葉に耳を傾けて丁寧に言葉を返し、楽しい気持ちを共有していくようにしていった。

育児あれこれ