健康
ほとんどの子が自分のタイミングでトイレに行くことができうるようになった。友だちが「トイレに行く」と言うと「私も行く」と一緒に行く姿も見られた。排便も自分でしようとする姿も見られるようになってきた。トイレで排便ができたことを一緒に喜び、自信に繋げていった。午睡時に眠れない姿が見られた。子どもたちが安心して眠れるよう思いを受け止めたり、甘えさせたりして関わっていった。
人間関係
友だちを誘ってごっこ遊びを楽しむ姿がある。遊びの中で友だちに玩具を譲ったり、「貸して」と思いを伝えたりしている。中には自分の思いを押し通す様子もあり、トラブルになることもあったので思いを受け止め代弁したり、保育者と一緒に伝えたりして関わった。「○○ちゃんはどうだったかな」と声をかけ、友だちにも思いがあることも合わせて伝えていった。
環境
天候が良い日には園庭に出て遊んだ。春らしくなってきた温かい日差しを受けると「あったかいね」「ジャンパー脱ぐ」と上着を脱ぐ子どもたちだった。「見て、てんとう虫」と指差して保育者や友だちに知らせたり、触ろうとしたりする様子も見られた。子どもたちの気付きや発見に共感し季節の移り変わりを感じられるように関わっていった。
言葉
家庭での出来事や経験したことを保育者に「昨日お買い物行ったよ」「朝バナナ食べてきた」など積極的に話しかけて、聞いてもらうことを喜んでいた。子どもたちの伝えたい気持ちをしっかりと受け止め、気持ちが伝わる喜びが感じられるように、一人一人丁寧に応えていった。
表現
楽器遊びを楽しんだ。ジャンベやウッドドラムなど楽器を紹介すると興味津々で見つめる子どもたちだった。楽器に触れると「大きい音がするね」と思いを保育者や友だちに伝えたり、共感したりする様子が見られた。音楽に合わせて鈴やカスタネットを鳴らしたり、ダンスしたりして演奏する楽しさや体を動かして表現する面白さを感じられるように保育者も一緒に楽しみ関わっていった。
食育
食べこぼす子がほとんどなく、最後まで自分で食べられる子が多くいた。下手持ちや三点持ちで食具を使い食べたり、食器を持ってこぼさずに食べようとしたりする姿を見て日々の成長を感じた。意欲的に食べようとする姿を認め、自信に繋げていった。