1歳りす組2021年度12月のまとめ

食事

好きな食材があると、おかわりもしてよく食べる姿が増えてきている。野菜が苦手な子は見た目で残すこともある。スプーンを握り持って食べ進める姿がみられるが、うまくすくえないと手づかみで食べることもある。一人一人のペースや様子を見ながら、スプーンを使って食べていけるように声をかけて伝えていった。

排泄

トイレに誘うと便座に座って排泄ができる子も増えてきた。トイレでできた時には、他の職員にもできたことを伝え、しっかりと褒めたり、認めたりしながら自信につながるようにしていった。紙パンツやズボンの着脱を自分でしようとする姿があり、できるところは自分で取り組めるようにしながら、難しいところはさり気なく手伝って自分でできた満足感につながるようにしていった。

健康

朝晩の寒暖差から咳や鼻水の出る子が多かった。午睡の時は、室温や湿度、寝方などに気を付け落ち着いて眠れる環境を整えていった。また、鼻水が出た時にはこまめに拭き取りながら、清潔に過ごせるようにしていった。

睡眠

なかなか寝つけない子がいたので、子どもの様子に合わせて思いを受け止めながら、体をさすったり、子守唄を歌ったりして落ち着いた雰囲気の中で安心して眠れるようにしていった。また、咳が出る子もいたので、咳で寝苦しくない様に頭を高くして寝やすいように配慮していった。

身体発達

マットやソフト積木を組み合わせて山やシーソーを作るなど、子どもの興味に合わせて活動を工夫し、一人一人が安全に遊べるように配慮していった。マットの山の斜面を使って、でんぐり返しをやってみる子どもの姿が見られた。ソフト積木のシーソーでは、中央に足を広げて立ち乗りをする子もあり、左右に傾く感覚を喜びバランスをとって楽しんでいた。危険がないよう保育者が側に付き、必要に応じて援助しながら満足できるまで遊べるようにしていった。

情緒

友だちへの関心が深まり、一緒に遊ぼうとする姿がみられるようになってきた。自分の思いを言葉や仕草で伝えようとするが、思いが伝わらず押したり、叩いたりと自分の気持ちをコントロールできない姿や相手の思いを受け入れられない場面があった。トラブルになりそうな時には、お互いの気持ちを代弁したり、相手の思いを伝えたりしながら仲立ちをしていった。

言葉

保育者の声かけに対して短い言葉でのやりとりができる姿が見られている。子ども同士での言葉のやりとりも十分ではないが伝え合う楽しさを味わう場面も見られる。子どもたちの「これ、なに?」「これは?」などの問いかけに丁寧に言葉を返しながら、応答的に関わっていった。

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