食事
家でも使っている子には箸とスプーンの両方を付けて食べるようにしていった。箸を使って食べようとする姿を認めたり、箸でつかみにくい時は皿を持って口元に近づけたりすることも伝えていった。箸を使っている子の姿に触発されて他の子も箸に興味を持つ姿や家で箸を要求する姿があった。箸への移行を目指して、まずはスプーンの正しい持ち方が身に付くように関わっていきたい。
排泄
トレパンを使い始めた子は、濡れたことを感じると保育者の所に寄ってきて知らせる姿が見られた。教えてくれた姿を認めていき、おしっこが出そうになる感覚を少しずつ掴めるように関わったり、遊びの合間にもトイレに誘ったりしていった。
健康
食後に歯磨きを始めていった。家でしている子は援助が無くても自分で磨くことができていたが、使い慣れていない子にはブラシの使い方を伝えたり援助したりしていった。いつまでも磨いていたりブラシで遊んだりしてしまう姿も出てきたので一人一人の様子を見守り、声をかけて次の行動を促していった。
睡眠
寒い時期なので午睡時におねしょする子の姿があった。布団に入る前にトイレに行っているが、寝付くのに時間が必要な時には再度トイレを促していった。
身体発達
高い所から飛び下りた時に両足で着地ができるようになった子や隙間を開けて並べてある積木では渡るだけでなく、積木から積木へと跳び移っての移動ができる姿があり、足やひざの筋力や瞬発力がしっかりとしてきたように感じた。また、「見とってよ」と言いスキップをイメージした動作をしてみせてくれる子の思いを受け止めて認めていき、その子の自信になるように声をかけていった。
情緒
病気で一週間と長く休み、久しぶりに登園した子が以前のように遊び出せない様子が見られることがあった。その子の好きな遊びを日中の活動に取り入れたり遊びに誘いかけたりして楽しく過ごせるように関わっていった。
言葉
保育者との会話の中で、「○○ちゃん嫌い」「バカ」などの発言が聞かれることがあった。過剰な反応はしないようにするが、「そんなこと言われたらどうかな。お友だちは嬉しいかな。」などと問いかけていき、嫌な気持ちになることを感じられるように伝えていった。