食事
保育者に励まされて苦手な食材を食べようとする姿が見られ、「ネギ食べれたよ」と後から言いに来るので、その姿を認めて褒めていった。食欲が落ちていた子は回復してきて食欲が出てきたり、以前は食べなかった果物なども食べる姿が見られるようになった。
排泄
トレパンを濡らすことが多かった子にはこまめに声を掛けてトイレに誘ったり、おしっこはトイレでするということが習慣付くように接していったことで失敗が無くなってきた。また、尿意を訴えて自らトイレに行って排泄しようとする意欲も出てきた。一日紙パンツを使用している子の中には履いていたパンツが濡れていないこともあり、少しずつトイレで排泄することが上手になってきた。
健康
保育中に嘔吐があり、その翌日から嘔吐や下痢などの症状が急増しノロウイルスや胃腸炎に罹って休む子が多かった。うさぎぐみだけでなく園全体に流行してしまったので園内の壁や床、机や椅子、玩具などの消毒拭きを行い、沐浴室の使用法やお尻洗いの手順を徹底し、二次感染の予防を職員間で共通理解していった。
睡眠
午前中に体を動かして遊び、心地良い疲労感から布団に入ると一人寝ができる子や寝付きも良く、十分に休息を取ることができた。日中は気温も高いので室内の温度や湿度に気を配り、環境を整えていった。
身体発達
運動会に向けて、走る、飛び下りる、飛び越える、投げるなど色々な体の動きを楽しめるように遊具や小道具も使いながら遊びの中に取り入れていった。初めはぎこちなかった動作も練習を重ねることによって流れが分かり、スムーズにできるようになった。早さよりも一つずつの動きをクリアしていくことを楽しみながら体を動かす姿が見られた。
情緒
運動会の練習に興味を持てない子がいるかと思ったが自分の出番を心待ちにする姿があり、走ったり踊ったりなど楽しみながら参加する姿が見られた。本番では大勢の観客に緊張した様子が見られ、踊りなどできないかと思っていた子が少しだけでも体を動かし参加する姿が見られて嬉しく思った。
言葉
友だちや保育者に向かって乱暴な言い方をしたり、「下手くそ」と相手を傷付けるような言葉を発する姿があった。言葉の意味をよく分からずに友だちが言う言葉を面白半分で真似て言ったりする子も見られたので、その都度乱暴な言葉遣いは訂正していき、丁寧な言葉や優しい言い方ができるように知らせていった。