健康
戸外に出て走ることに興味をもち、保育者と数人で体を動かしていった。走る楽しさや、体を動かす心地良さを保育者や友だちと共有する姿を見て、他児も次から積極的に参加する姿があった。就学に向けた体力づくりや、健康に生活できる身体作りを心がけ運動と衛生面に留意したことで健康に過ごすことができた。引き続き健康に過ごせるようにしていく。
人間関係
友だちとの関わりが深まり、トラブルも少なくなってきた。また、友だちと意見や考えを出し合い折り合いをつけながら遊びを進めていた。一方で、言葉の伝え方や語気が強くなりトラブルになる場面もある。互いに解決に向けて話ができるようになってきているが、仲立ちが必要な場面があるため引き続き見守っていく。
環境
手紙のやりとりや将棋などを通して、文字や数字に興味関心をもつ子が増えてきた。特に将棋の遊び方を理解するために、将棋の本を読んだり友だちに教えてもらったりして自主的に行動する姿が増えている。また、文字を書いたり読んだり時計の数字を気にしたりするなど身近な環境から吸収する姿があるため、環境の構成を工夫していく。
言葉
書き初めをしたり、しりとりゲームをしたりして言葉や文字に触れる機会を意図的に作っていった。また遊びを通して、数字や文字に興味関心をもつ子が増えている。一方で、言葉の伝え方からトラブルになる場面がある。言葉の伝え方について保育者が代弁し丁寧に伝えることで友だちへの声かけの仕方や関わり方について伝えていった。
表現
「世界に一つだけの花」や「ありがとうこころをこめて」を歌い、少しずつ卒園を意識し始める子がいた。歌詞を書いて掲示すると歌詞を見ながら口ずさんだり、曲を流してとリクエストしたりするなど喜んで歌を歌っていた。保育者も一緒に歌を歌い、表現する楽しさを一緒に共有できるようにしていった。
食育
おせち料理や七草粥の意味、雑煮が住む地域によって違うことなどを伝え日本の伝統的な料理に興味関心がもてるようにしていった。また、食事の姿勢やマナーについては保育者が手本を見せたり、子どもの姿を褒めたりしながら繰り返し伝えるようにしていく。