5歳ぞう組2023年度9月のまとめ

健康

運動会に向けて身体を動かして遊ぶ機会をつくり、いろいろな運動遊びを楽しんだ。繰り返し、友だちと誘い合い、組体操の動きを確認し合ったり、教え合ったりする姿が見られ、どの子も意欲的に参加していた。広いスペースを確保し、安全面には十分配慮しながら、子どもたちの意欲的な姿や楽しんでする姿を認め、自信に繋がるよう関わっていった。

人間関係

運動会を目標にし、組体操の技を繰り返し子どもたち同士でも楽しんでいた。2人組のペアの子ともさらに仲が深まり、一緒に遊び、困ったときは助け合う姿が増えてきたように思う。また、ペアの子でなくても、積極的に「一緒に組体操しよう」と誘い合い、友だちと協力して楽しむ姿がよく見られた。今後も様々な友だちとの関わりが広がるよう、遊びを提供していきたい。

環境

「英語であそぼう」で自分の名前をアルファベットで書いたことから、アルファベットに興味を持ち、お絵描きや塗り絵をした際に自分の名前をアルファベットで書く子が増えてきた。アルファベット表を用意すると、保育者に確認しながら、様々なアルファベットをかいたり、自分の名前を書いたりし繰り返し楽しんでいた。英語の歌にも興味があり、繰り返し歌うことを楽しんでいる。子どもたちと一緒に歌詞カードを作り、興味・関心につなげていった。

言葉

気の合う友だちと遊ぶ中で、思いがぶつかり「○○ちゃんが、~してくれん」「○○ちゃんが、話を聞いてくれない」などと訴える子がいた。自分の思いと違うと、言葉を返さず聞こえないふりをする姿もあるため、お互いの思いを受け止めながら、相手の思いにも耳を傾けることを意識できるよう、くりかえし仲立ちとなっていった。

表現

人前で表現することが好きな子が多く、保育参加に来られた保護者を観客にし、ダンスや組体操、歌を披露する子がたくさんいた。以前は人前に立つことに躊躇する子もいたが、回数を重ねる度に自信をつけ、堂々と表現する姿が見られるようになった。子どもたちの意欲を大切にし、繰り返し言葉かけをし、自信につなげていった。

食育

食べる時の姿勢を意識できるよう声をかけていった。箸の持ち方や、食器を持って食事をすること、背筋を伸ばして前を向いて食べるとおかずがこぼれにくいことを伝えると意識して食べるようになっていた。友だちとの会話に夢中になって食事が進まなかったり、姿勢が悪くなったりすることが度々あるため、楽しい食事の雰囲気を大切にしながら、これからも繰り返し伝えていきたい。

育児あれこれ