健康
戸外でバナナ鬼やサッカー、鉄棒など、たっぷりと体を動かして遊んでいた。体を動かすと体が温まってくる心地良さを知り、自分たちで衣服調節しながら遊ぶ姿があった。また、ヤクルト健康教室を通して、野菜が丈夫な体作りに必要だと学び、進んで野菜を食べることが増えてきた。引き続き、健康な体作りを意識できるような絵本や紙芝居の読み聞かせもしていきたいと思う。
人間関係
製作遊びの際、困っている友だちに進んで作り方を教えたり、手伝ったりする姿があった。また、ラキューでは同じテーマを持ち、一緒に一つの作品を作り上げることを楽しみ、子ども同士、得意なことでお互いを助け合っていた。子ども同士で助け合う姿を認め、必要に応じて言葉を重ねていった。
環境
水たまりの氷に気づき、「氷があるよ!」「みんな見て!」と水たまりの氷を発見した喜びを保育者や友だちに知らせて喜んでいた。氷を手に握り、氷が解けて水に変化することに気づき、友だちや保育者に氷が解ける様子を見せていた。子どもの気づきを一緒に喜び、カップに水を入れて凍らせる提案をしながら自然事象に興味関心が深まるようにしていった。
言葉
卒園式に向けて、「ありがとうこころをこめて」の歌をうたっていった。歌に込められた意味や、どのような思いを込めて歌うのかを話し合った。園に送り迎えをしてくれた保護者への感謝の気持ち、友だちと遊んで楽しかったことなど、子どもたちは様々な思いを伝え合っていた。来月のお別れ会に向けて、子どもたちの思いを形にし、感謝の気持ちを伝える機会を設けていきたいと思う。
表現
ひなまつりに向けて、着物の部分ににじみ絵を取り入れて、お雛さまの製作を楽しんだ。水をふくませたときに、絵がどのように変化するのか想像しながら、それぞれの色や模様を変えて、浮かび上がる模様を楽しんでいた。一人一人の表現力を十分に認め、自信につなげていった。
食育
ヤクルト健康教育を受けてから、給食に使われている食材にも興味をもち、身体の調子を整えるものなどを探して食べる姿があった。食材への関心や理解を深められるように関わっていった。また、食べ終わる時間を子どもたちに知らせ、就学に向けて時間を意識して食事をするようにしていった。