5歳ぞう組2022年度6月のまとめ

健康

天候が良い日が続き、戸外で体を動かして遊べるようにしていった。また、気温も高い日が多くなってきたため、こまめに水分補給をしたりマスクを外したりして活動するなど熱中症対策をしながら過ごせるようにしていった。暑い日には、シャワーをして汗を流すことで、汗をかいたら自発的にタオルで拭こうとする姿も見られるようになってきた。

人間関係

だるまさんが転んだ、椅子取りゲームなど簡単なルールのある遊びを楽しむ姿があった。特にだるまさんが転んだでは、クラス全員が参加し子ども同士でゲームを進めて楽しんでいた。鬼役になりたい子が多く、「タッチして」と呼び合っていた。しかし、“タッチしてもらえなかった“とトラブルになることもあったため、必要に応じて仲立ちしながら遊びが盛り上がるようにしていった。

環境

園庭のプランターで、ツマグロヒョウモンの幼虫を見つけ触ったり観察したりする子が増えてきたため、虫かごを用意して保育室で飼育できるようにした。また、子どもたちと図鑑を見て調べたり、成虫になった姿の写真を印刷して虫かごに張ったりして成長を見守っていった。さなぎや蝶になる様子を観察した後は、子どもたちと一緒に外に逃がすようにし、生き物の命の大切さにも気づけるようにしていった。

言葉

気の合う友だちと誘い合って、好きな遊びや好きな番組の話をして楽しんでいる。「先生○○ちゃんが泣いてる。」「○○ちゃんがぶつかってきた。」など、保育者に知らせたり、「もう仲直りした」と子ども同士でやり取りしたりする姿もあった。必要に応じて仲立ちをしたり見守ったりしながら言葉でやり取りができるようにしていった。

表現

片付けの時に流す曲が特に好きで、片づけながら歌詞を口ずさんだり振り付けを踊ったりして楽しんでいる。「先生“サチアレ“踊りたい」という子が多く、タブレットで振り付けを見られるようにすると、子どもたちが集まって踊りを真似て表現している。場所の取り合いになることもあるため、必要に応じて広いスペースを確保したり一緒に踊ったりして表現する楽しさを共有していった。

食育

歯磨き集会で虫歯の原因を知り、「甘いものは虫歯になるけんなー」と話しながら自分なりに歯磨きを丁寧にしようとする姿が見られた。また、夏野菜の収穫ができるようになり、毎朝「先生きゅうりがでかくなった」「トマトが真っ赤になっとる」と生長に期待して知らせる子もいた。一緒に収穫した野菜を給食室へ届け、給食の中の野菜を見て、「これ畑の野菜?」と期待したり、畑の野菜が入った給食を食べると「畑の野菜はおいしい」といつもよりも喜んで食べる姿多く見られた。

育児あれこれ