5歳ぞう組2022年度5月のまとめ

健康

新型コロナウイルス感染症が流行し、一週間休みになった。新型コロナウイルス感染症対策のため、アルコール消毒の仕方や食事の時のパーテーションの仕方など変更したことを伝えると、それぞれが意識して行っていた。また、友だち同士で伝え合う姿もあった。保育者も気を付け、こまめな消毒を意識していった。

天候の良い日は積極的に散歩に出掛けたり、園庭で遊んだりした。子どもたちも思いきり身体を動かして戸外遊びを楽しんでいた。雨の日でも室内で転がしドッヂボールや巧技台などをして身体を動かす遊びを楽しめるようにしていった。

人間関係

友だちが困っていたり、泣いたりしていることに気づくと優しく声をかけて思いを聞いていた。トラブルになった時は相手の思いをなかなか受け入れられないこともあったが、落ち着くと相手の思いを受け入れ自分たちで話をしていた。保育者も仲立ちをするが、子ども同士のやりとりを大切にし、見守るようにしていった。

環境

園庭や散歩先で生き物を見つけると捕まえてじっくり観察を楽しんでいた。子どもの気付きに共感したり、一緒に図鑑で調べたりして興味を広げられるよう関わっていった。見つけた生き物を強く持ったり、引っ張ったりする姿があったため、優しく持つことや命の大切さを伝えていった。

言葉

友だちと一緒に遊ぶ中で「○○された。」「○○って言ってきた。」などと嫌だったことを保育者に伝える事が多かった。どうしたいのか思いを聞き、自分の思いを相手に伝えるように話したり、保育者も一緒に話をしたりして、友だち同士で言葉のやりとりができるようにしていった。

表現

好きなアニメやアーティストの歌を口ずさんだり、友だちと歌って楽しんだりしていた。活動中にBGMで流すと喜んで活動する姿もあった。歌うことが楽しめるよう、保育者のピアノの伴奏に合わせて歌う機会を作るが、大きな声で歌う姿が少なかった。歌のあそびを取り入れたり、子どもたちの好きな歌を皆で歌うようにしたりして、皆で一緒に歌う楽しさや気持ち良さを感じられるようにしていきたい。

こいのぼりの製作で切り紙をすると、自分なりの形を考えて作って楽しんでいた。自分で工夫したことを保育者に嬉しそうに話していたため、その姿を認めたり、他の子に紹介したりして自信に繋がるようにしていった。

食育

畑に植えた野菜に自分から進んで水やりをしたり、生長を喜んだりしていた。「もう少しで食べられそう。」と食べることを楽しみにする姿もあった。芽が出たり、小さな実ができたりした時は写真を撮って保育室に掲示し、クラス全体で生長を楽しみにできるようにしていった。

育児あれこれ