5歳ぞう組2022年度9月のまとめ

健康

運動会に向けて身体を動かして遊ぶ機会をつくり、いろいろな運動遊びを楽しんだ。友だちとダンスや組体操の動きを確認し合ったり、教え合ったりする姿が見られ、どの子も意欲的に参加していた。「今日は何するの?」「リレーしたい。」と運動会に向けて張り切っていた。夕方は室内用の鉄棒で遊ぶことを喜び、前回りや逆上がりなどいろいろな技に挑戦する姿があった。初めは怖がって回れなかった子も諦めず、繰り返し挑戦して、できるようになると自信を持って保育者や友だちに見せていた。安全面には十分に気をつけながら、子どもたちの意欲的な姿や楽しんでする姿を認め、自信に繋がるよう関わっていった。

人間関係

友だちとLaQでコマを作ってテーブルの上で回し、どちらが長く回っているのか勝負したり、人形を作ってごっこ遊びをしたりと、友だちと一緒に遊ぶことを楽しんでいた。その中で「ズルした。」「〇〇したらダメって言われた。」などトラブルになることも多く、言い合いになって涙が出る場面もあった。子どもたちで解決しようと話し合いをしている時は見守るようにし、保育者に言いに来た時には思いを受け止めながら、どうしたら良いのか一緒に考えていった。

環境

「〇分になったら片付けをしよう。」など、時計に興味を持てるように声をかけるようにしていった。子どもたちに“〇分”で声をかけた後に“長い針が〇”と付け加えて繰り返し伝えていくと、月末には“〇分”を覚えてきた子がいた。また、「〇分に〇〇をするためには、何分に片付けたらいいかな?」など、子どもたちが時間を考える場も作っていった。これからも子どもたちが時間に興味を持てるよう関わっていきたい。

言葉

組体操やダンスをして遊ぶ中で、友だちと教え合ったり、「○○ちゃん上手。」「○○くんかっこいいよね。」と友だちの姿を褒めたりする姿があった。「上手。」「合ってる合ってる。」と優しい言葉かけで教える姿が多くあり、感心した。また、リレーのチーム名や走順決めでは、それぞれが意見を出し合って決める姿があった。できるだけ子ども同士でやりとりができるようにし、意見がまとまらない時には声をかけるようにしていった。

表現

運動会に向けて、絵の具を使ったり、ちぎり絵をしたりして子どもたちのアイディアを活かして製作する機会をつくった。グループの中で「これがいいんじゃない?」「こうしてみよう。」と自分のイメージを伝えて作品にしていた。

ダンスでは、笑顔で楽しく踊る姿が多かった。子どもたちの好きな音楽を流し、自然と歌を口ずさんだり、自由に身体を動かしたりできる雰囲気を作るようにしていった。保育者も楽しさを共有し、一緒に踊って表現する楽しさを感じられるようにしていった。

食育

食べる時の姿勢を意識できるよう声をかけていった。箸の持ち方や、食器を持って食事をすること、背筋を伸ばして前を向いて食べるとおかずがこぼれにくいことを伝えると意識して食べるようになっていた。友だちとの会話に夢中になって食事が進まなかったり、姿勢が悪くなったりすることが度々あるため、楽しい食事の雰囲気を大切にしながら、これからも繰り返し伝えていきたい。

育児あれこれ