5歳ぞう組2021年度5月のまとめ

健康

梅雨入りが早く、雨が続く日や気温が高くなる日があり、気温差もあったので、子どもたちと服装について話をし、快適に過ごせるように心がけていった。気温が高くなる日には、子どもたちも進んで半袖や半ズボンなど、衣服を調節する姿が見られるようになってきている。また、戸外で遊ぶ時にはルールのある遊びや全身を使った遊びを積極的に取り入れ、様々な体の動きを楽しんでいった。

人間関係

縦割りグループでの活動やお昼寝のお手伝いなどで年下の子と関わる機会が増え、年下の子に親しみを持ち、関わろうとしたり、喜んで世話をしたりする姿が見られる。関わろうとする姿を見守ったり、関わり方を知らせたりしながら安心して関われるようにしていった。
月の後半からドッヂボールを盛んにするようになり、友だち同士でルールを伝え合いながら楽しむ姿があった。一方で口調が強くなったり、負けたくない気持ちからルールを守らなかったりすることがあった。みんなが楽しめるようにするにはどうしたらいいか、どのように伝えたらよいかをその都度話し合っていった。

環境

夢中で虫探しをする姿が多く見られた。図鑑をすぐ見られるように用意して、観察を楽しめるようにしていき、興味が広がるようにしていった。また、ひらがなや数字に関する塗り絵などを用意するとなぞったり、真似をして書いたりして、繰り返し楽しむ姿があった。文字や数字を読んだり、書いたりすることへの関心が深まっているので、子どもたちの興味、関心に合わせて環境を整え、親しんでいきたい。

言葉

友だちとの関わりの中で、思いを伝え合いながら、やりとりを楽しんでいる。しかし、自分の思いを通そうとして言葉がきつくなったり、友だちが嫌がる言葉を言ってトラブルになったりすることもあった。相手の思いを代弁したり、自分が言われて嫌な言葉やどんな風に言ったらいいかを一緒に考えたりしていった。

表現

こいのぼり製作では、手先を使った遊びを好んでいたため画用紙の編み込みを行った。保育者の見本を見ると、「やってみたい」と挑戦する子が多くいた。なかには、上下を交互に編むことが難しい子もいたが、友だち同士で「こうやってするんだよ」と側で手を添えて教える姿が見られた。作品ができた喜びに共感し、達成感を感じられるようにしていった。

食育

野菜を植えたことで、毎日畑を見に行ったり、水やりしたりして野菜の生長を楽しんでいる。花が咲いたことや実がなったことを知らせる姿が多かったため、クラス全体で野菜の生長を楽しめるように、野菜の写真を掲示したり、気付きや発見を伝え合う場を作ったりして興味関心が広がるようにしていった。

育児あれこれ