5歳ぞう組2020年度5月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に戸外に出て、体を動かして遊んだ。気温が高い日はたくさん汗をかいて遊ぶ姿があり、遊びに夢中になって水分補給を忘れる子がいるのでこまめに声をかけ、活動の合間にも水分を摂るようにしていった。また、子どもたちが自分で暑いと感じた時は保育室で過ごすなど、自分でも考えて選べるようにしていった。

人間関係

園庭や保育室で異年齢との交流が増えた。ごっこ遊びに入れてあげたり、捕まえた虫を見せてあげたりするなどやさしさを持って関わろうとする姿が見られた。可愛いために顔を触ろうとしたり、手を強く引っ張ってしまうこともあったので、子どもたちの気持ちを汲み取り、どんな風に接していけばいいかなど関わり方を伝えていくようにした。

環境

園庭で色々な虫が見つかり、虫を捕まえては自分の図鑑で調べて、友だちに虫の名前を伝える姿が見られた。また、捕まえた虫に葉っぱを食べさせようとするなど虫の世話にも興味を持っていた。虫の世話を通して命の大切さを伝えていくようにしたい。園外保育では色探しを通して、園の周りにある自然に興味を持ち、水や土の色など普段は気づかなかったような変化に気づくことができ、疑問をもつことができた。子どもたちの発見に共感し、疑問に具体的な言葉で答えていくようにした。

言葉

ごっこ遊びでテレビで聞いた言葉を使い、やりとりを楽しむ姿が見られた。友だちの使っている言葉に関心を持ち、遊びに活かすことで遊びが盛り上がり、広がっていった。友だちとの関わりの中で、友だちに言われた嫌な言葉をそのまま返してトラブルになることもあり、言葉の意味や言われた相手の気持ちを伝えていくようにした。

表現

好きな歌を流すと気持ちよさそうに歌い、何度も繰り返し歌って楽しむ姿があった。保育者も一緒に子どもたちが好きな歌を歌い、楽しんでいった。遠足やいちご収穫体験などで楽しかったこと発見したものをクレパスや絵の具を使って表現した。二つの画材を使ったことで色の変化やクレパスが絵の具をはじく様子など次に起こる変化に期待しながら製作を楽しませることができよかった。

食育

いちごの収穫体験、さつまいもの苗植えを通して野菜に触れたり、自分で摘んだものを味わったりして食材への関心が高まっている。自分で収穫した喜びや新鮮ないちごの味に感動していたので、絵を描いて楽しかった思い出が残るようにしていった。園庭の畑でも夏野菜の世話を通し、生長や収穫の喜びを感じながら食材への興味・関心を高めていきたい。

育児あれこれ