5歳ぞう組2019年度10月のまとめ

健康

運動会にむけて取り組んできたことが自信や意欲となり、行事後も積極的に縄跳びやリレーを取り入れて楽しんでいた。特に大縄跳びが人気となり、上達する喜びを友だちと味わっていた。今後も、遊びが上達する喜びを味わいながら色々な体の動きを楽しめるようにしていきたい。

人間関係

友だちが縄跳びや逆上がりが上達すると、「すごい」「できた」と一緒に喜んだり、保育者に知らせたりしていた。喜びを共有し、友だちへの関心を深めるとともに、自信や意欲につながるよう関わっていった。

リレーやボール遊びの中でチーム分けや順番を巡り、自分本位な姿が見られ、話し合いがうまく進まないことがあった。必要に応じて保育者が仲立ちしていくことで、周りの思いも受け入れる姿に繋げていった。

環境

園外保育や芋ほりなど積極的に戸外で遊び、秋の自然物との関わる機会を作っていった。葉の色や芋の形を観察し、大きさや色を比べたり、形を何かに見立てたりして楽しめるようにしていった。今後も季節の自然物に触れる機会を大切にして砂遊びに取り入れるなど遊びを広げられるようにしていく。

言葉

活動の中で、積極的に自分の思いを周囲に伝える姿が見られる一方で、相手への口調が強くなったり、些細なことでトラブルになったりすることもあった。思いを伝える姿を認めながら、言葉や伝え方をどのようにしたらよかったか考えられるように関わっていった。

運動会にむけて取り組んだ司会の挨拶では、友だちの台詞も覚え、必要に応じて声をかけて友だちを援助する姿が見られた。

表現

日頃親しんでいた遊びや踊りを運動会や秋祭りへとつなげていくことで、自信や意欲をもって活動に取り組めていた。今後も日々の遊びや活動を大切にして、意欲的に活動に参加できるよう工夫配慮していく。

行事の中で楽しかったこと、嬉しかったことを絵画で表現する際、写真を使ったり、その時の様子を一緒に思い出したりして、イメージを広げて描けるように関わっていった。友だちの絵を参考にする姿も認めながら、自分で気づいたことも描けるように声をかけていった。

食育

食事中に、横を向く、食器を持たないなどの姿が多く見られた。楽しく食事をする雰囲気を大切にしながら、意識するポイントを伝えていくことで、マナーを意識する姿が増えていった。

サツマイモの収穫では、土の感触や香り、芋の重さなど五感で楽しみ、自分たちで植えたものを収穫する喜びを味わえることができて良かった。

育児あれこれ