4歳きりん組2022年度8月のまとめ

健康

汗をかいた際は、タオルで汗を拭いたり、シャワーをしたりして、清潔感が味わえるようにしていった。また、水分補給もこまめに行えるよう声をかけていき、自分から進んで行えた際は、その姿をしっかりと褒め、自信へとつながるようにしていった。天候の関係で、戸外での水遊びはあまりできなかったが、保育室内で、色水遊びや泡遊びなどができるよう環境を整え、夏らしい遊びを楽しめるよう保育を進めていった。

人間関係

水遊びでは、友だちを誘い合ってジュース屋さんごっこを楽しんだり、巧技台では「赤いマットの下は暑い海だよ」「海に落ちないようにわたろうね」など、友だちと世界観を共有しながら遊びを楽しんだりする姿が見られた。友だちと関わる中で、思いが上手く伝わる、涙を流したり、友だちを叩いてしまったりすることもあった。そのため、その都度保育者が仲立ちとなり、自分の気持ちを言葉で相手に伝えられるよう、気持ちを代弁したり、簡単な言葉で表現したりして援助していった。

環境

園庭に出ると、虫探しを楽しんだり、保育室内では、カブトムシのふれあいを楽しんだりする姿が多く見られた。初めはカブトムシの触り方が分からず、戸惑う姿もあったが、「角を持つんだよ」と声をかけたり、実際に持ち方を見せたりすることで、月の後半には、ほとんどの子が触れるようになり、ふれあいを楽しんでいた。一方で、カブトムシをゼリー入れでつついたり、強く握ったりと、触り方が雑になってしまう姿もあったため、カブトムシはどう触ってほしいか丁寧に伝え、命の大切さを感じられるように関わっていった。

言葉

8月はお祭りごっこや水遊びの中でのジュース屋さんごっこなど、全体的にごっこ遊びをよく楽しんでいた。その中で、友だちとやり取りする姿も多く、「一緒に○○しよう」と遊びに誘ったり「私は○○したい」など、自分の気持ちを言葉で上手に表現したりしていた。保育者も会話のやり取りに加わり、やり取りがより広がるように声をかけていった。

表現

バルーンやダンスなど、身体をしっかりと動かしながら、表現活動を楽しんでいった。バルーンでは技の名前を子どもたちと一緒に考え、イメージを共有しながら取り組むことができた。ダンスも、子どもたちの方から「○○踊りたい」とリクエストすることが多く、様々な曲に保育者も一緒に親しみながら、身体を動かす楽しさや面白さを共有していった。

食育

食に関する絵本や紙芝居を読み、子どもたちが食により興味が持てるようにしていった。また、食べる前に、苦手なものを減らすタイミングを作ることで、普段より苦手な食材を食べてみようとする姿がたくさん見られた。皿が空っぽになったことを嬉しそうに保育者に伝える子やおかわりをする子もぐっと増えたため、今後もこの調子で、食事を楽しみながらも、しっかりと食べられるようにしていきたい。

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