4歳きりん組2022年度2月のまとめ

健康

活動が切り替わる際や戸外から帰った際に、自ら進んで手洗い、うがいができるように、こまめに声をかけていった。気温が低い日が多かったため、衣服の調節ができるよう促していった。子どもたちも自ら手洗いうがい、衣服の調節などを行う姿が増えたので、その姿を十分に褒め、快適に過ごせるよう関わっていった。

人間関係

鬼ごっこやかるたなど、ルールのある遊びを友だちと楽しむ姿が多く見られた。「○○しよ」と子ども同士で声を掛け合い、遊びを進めていく姿が増えた一方で、意見の食い違いや自分の思い通りに遊びを進めようとしてトラブルに発展してしまうこともあった。その都度間に入り、お互いの思いを聞いたうえで、解決策を一緒に考え、ルールを守りながら遊びを進めていく楽しさが味わえるよう関わっていった。

環境

天候の良い日には園庭で遊んだり、ホールで過ごした日には、思う存分身体を動かして遊んだりすることができた。また、園庭に出た際は、風が冷たくて、「さむい」と身体を縮ませる子もいたが、保育者や友だちと一緒に走ったり、縄跳びを楽しんだりする中で、身体が温まる感覚を一緒に味わいながら楽しむことが増えた。今後は更に暖かくなっていくので、戸外活動の機会を大切にして季節の変化を感じていきたい。

言葉

友だちと遊びを進める中で、「○○がいい」「○○だよ」など、自分の思いを言葉で表現し、やりとりしていく姿が増えた。一方で、言葉が強く出てしまったり、自分の思いが通らなかったりすると、トラブルに発展することもあった。中には相手を叩く姿もあったので、どのような伝え方がよいのか、丁寧に知らせていきながら、子ども同士のやりとりを見守っていった。

表現

節分やひな祭りの製作をする前に、絵本や紙芝居で由来の説明などをすることで、伝統行事への興味関心が高まり、製作を心待ちにする姿があった。製作も一回だけでなく、その後も自分でパーツを切り、何度も楽しむなど、行事に親しみを持ち、楽しんでいるように感じた。その結果、集会でも積極的に参加したり、自分の考えや思いを伝えたりしようとする姿が多く見られた。

食育

月の後半では、ホールに出てバイキング給食を楽しむことができた。年長児が準備や片づけをする姿を見て、「やってみたい」と興味を示す子も多くいた。今後は年長児に準備方法を教えてもらう機会などを設けていきたい。また、盛り付けを自分で行えるようにしていったことで、より給食に関心を持ったり、友だちと一緒に準備したりする楽しさを味わっていけたように感じた。

育児あれこれ