4歳きりん組2022年度12月のまとめ

健康

室内外の気温差が大きい時期であったため、室温などに合わせて衣服が調節できるようにこまめに声をかけていった。また、園庭から帰って来た際や、食事も前などの消毒を忘れて、遊びや食事に入ってしまう姿もあったため、「消毒してから○○しようね」「消毒できた?」などその都度声をかけ、子どもたちが自ら進んで消毒ができるように促していった。

人間関係

ごっこ遊びなど、友だちとやりとりを楽しみながら遊ぶ姿が増えてきた。役割を決める中で、「お母さんは一人だけだから〇〇ちゃんはダメ」「私が○○になりたい」など言い合いになり、そこからトラブルへと発展することも多く、遊びが中断してしまうことがあった。様子を見守りながら、必要に応じて仲立ちとなり、「〇〇ちゃんはどうしたい?」と気持ちを表現できるよう声をかけて、解決できるように関わっていった。

環境

戸外で遊ぶ中で、風の冷たさや、木に葉っぱがなくなっていく様子、大山の雪などを子どもたちと一緒に観察したり感じたりして、この時期ならではの変化を楽しんでいった。また、園庭に雪が積もった日には、雪遊びを楽しむことができた。「また雪あそびしたい」と次回を楽しみにする子も多いので、絵本などを見ながら、次回に向けて気持ちを高めていきたい。

言葉

絵本を読むことを楽しむ子が増え「絵本コーナー行ってきます」と自分の好きな絵本を探しに行く姿が多く見られる。絵本を見る中で、文章を一文字ずつ読み上げたり、友だちに読み聞かせたりして楽しんでいる。また、平仮名を描けるようになった子が多く、手紙のやり取りを楽しむ子が多くなった。「“な”ってどうやってかくの?」と自分の書きたい文字を保育者に尋ねることも多いので、その都度丁寧に伝えていったり、平仮名表などを用意し、より文字に親しみが持てるようにしたりして環境を整えていきたい。

表現

クリスマスに向けて、製作やクリスマスの歌などを楽しんでいった。製作では、クリスマスツリーやリースなどを作ったが、毛糸、画用紙、どんぐり、絵の具など様々な素材を使って作ることを楽しんでいった。製作をする中で、「お家に持って帰って飾るやつ作りたい」という声も多かったため、素材を用意し自分たちで好きに作れるようにもしていった。また、完成したものを保育室に展示し、自分のだけでなく、友だちの作品にも興味関心が持てるようにしていった。

食育

友だちと会話を楽しみながらも、食器を持ったり、前を向いて食べたりできるように声をかけていった。また、苦手な食材を、少しだけ食べてみようとする子が増えてきたため、苦手な食材を小さくして食べやすくしたり、食べられた姿を十分に褒めたりして、子どもたちの自信へと繋がるように関わっていった。バイキング給食では、マスクと消毒を徹底したうえで、自分たちで盛り付け、配膳を行っていった。久しぶりで戸惑う姿もあったので、「こうやってすくってみたら?」などやり方を実際に見せるなどして、確認していった。

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