健康
日中気温の高い日も多く、園庭で鬼ごっこやかけっこ、虫探しなどを気の合う友だちを誘って楽しむ姿が多く見られた。遊びに夢中になり、水分補給を忘れてしまう子どももいたため、水分が摂れるよう促したり、気温などに合わせて衣服を調節するよう声をかけたりすることで、自分で意識して行動しようとする姿が見られるようになってきた。また、給食やおやつの後に部屋に置いてあるミニほうきを手に取り掃除をする姿もあった。身の回りがきれいになる喜びや嬉しさを共有できるよう声をかけていった。
人間関係
表現遊びや運動会ごっこを楽しむ中で、友だちと一緒に一つのものを作り上げる楽しさや、身体をのびのびと動かす心地よさを味わえるよう関わっていった。「○○くん一緒にダンスしよう」と友だちを誘ったり、「旗はこうやって持つんだよ」と教え合ったりしながら関わっていく姿が多く見られたため、子ども同士でやり取りや関りを楽しむ姿を見守り、必要に応じて援助や声掛けを行っていった。
環境
朝顔や向日葵に種ができていることに気が付き、友だちや保育者に知らせる姿があった。子どもたちと一緒に種の収穫をする中で、「いっぱいできてるね」「前に植えた時と同じやつだね」と友だちと会話を楽しむ姿が見られたため、子どもたちの気づきや思いに寄り添いながら関わっていった。
言葉
保育者に自分の書きたい文字を尋ね、一文字ずつ手寧に書いたり、絵本を見ながら文字を読んだりする姿が多く見られるようになった。また、友だちと手紙を交換したり、お店屋さんごっこの中で使うメニュー表を作ったりと、子どもたちで遊びを発展させていく姿もある。いつでも書いたり読んだりすることが楽しめるよう、単語表や紙などを充実させ、より文字に関心が深まるよう環境を整えていきたい。
表現
「今日バルーンしたい」「ホールでたんぽぽ団する?」など、意欲的に表現活動に取り組む姿が増えてきた。バルーンでは技が成功すると、「できたね」「大きい風船だった」など友だちや保育者に嬉しそうに知らせる姿もある。また、年長児や年少児の踊りや競技を見たことで刺激を受け、「もっと頑張る」「かっこいいの見てもらいたい」と話す姿もあるため、子どもたちの意欲をしっかりと受け止め、関わっていった。
食育
「今日の給食○○だって」と事前に伝えることで「今日は何の給食かな?」「○○がいいな」など友だちと会話を楽しむ姿が見られるようになってきた。また、給食に使われている食材に興味を示し、「これは何」と尋ねる姿もある。子どもたちがさまざまな食材に興味を持ちながら食事を楽しんでいるので、より食材や食事に興味がわくような声掛けをしていきたい。