4歳きりん組2020年度4月のまとめ

健康

戸外では、登り棒や鉄棒、木登り、鬼ごっこなど体を動かしたり、虫探しなどをして自然物に触れたりしながら、好きな遊びが楽しめるようにしていった。繰り返し遊ぶ姿や挑戦する姿を認めながら、保育者も一緒に遊び、一人一人の楽しさに共感していった。気温が高い日は、自分で気がついて、水分補給や衣服の調節をすることができるよう声かけをしていった。また、新型コロナウイルスの感染症予防の為、こまめに換気を行い、保育室内の消毒などを行っていった。

人間関係

友だちと過ごす楽しさや心地よさが味わえるように手遊びやエプロンシアターなど、クラス全体で楽しむ時間を作っていった。遊びでは、友だちと過ごすことを喜んでいるが、自分の思いを通そうとして強い口調で話したり、友だちの使っている玩具を黙って取ったりしてトラブルになることも多かった。子どもたちが遊んでいる姿を見守り、必要に応じて仲立ちしながら、友だちとの関わり方を伝えていった。また、保育者も一人一人とじっくり関わり、やりとりを楽しむ中で信頼関係に繋げられるようにしていった。

環境

子どもたちの興味関心、好きな遊びに合わせて玩具の配置や数を増やしたことで、自分の好きな場所で、好きな玩具で遊び、友だちとやりとりを楽しみながら遊んでいた。また、虫探しをする子が多く、虫を発見したり、観察したりすることに喜びを持つ姿が増えていった。子どもたちの楽しさを共有したり、小さいサイズの図鑑を用意したりしていくと、調べて楽しむなど興味関心が深まっていった。

言葉

発見したことや経験したことなどを言葉で伝えたいという気持ちを大切にし、やりとりする楽しさを味わえるように関わっていった。また、絵本や紙芝居に親しみ、物語や言葉のリズムなどを楽しめるようにしていった。保育者や友だちとのやりとりを楽しんでいるが、中には自分の思いを言葉でうまく表現できない子もいるので、思いが通い合う嬉しさや心地よさが味わえるように関わっていきたい。

表現

季節の曲や手遊びなどに触れ、友だちや保育者と一緒に歌ったり表現したりする楽しさ感じられるようにしていった。また、クレパスを使って好きな絵を描く機会を作っていくと、「〇〇ちゃんの見て」と友だち同士で見せ合いながら楽しむ姿も見られた。「もう1回やりたい」と言う子もいたので、今後も様々な用具を用意して製作が楽しめるようにしていきたい。

食育

子どもたちと食事をする中で、食べる量や苦手な物、食べる時間などを把握するようにしていった。箸を使って食べているが、握り持ちになる子もいたので、丁寧に持ち方を伝えていった。また食事中、友だちとの会話が弾み、食事が進まない子や姿勢が悪くなる子もいたので個別に声をかけたり、椅子の座り方を伝えたりするなど、意識できるようにしていった。

育児あれこれ