4歳きりん組2020年度12月のまとめ

健康

天気が良い日が続いたので、戸外で遊ぶ機会を多く持つことができた。中には、溶連菌感染症や胃腸炎など、体調を崩す子が多かったので、クラス内で手洗い、うがいなどの大切さを伝えていった。健康に過ごすことへの意識を高めながら、水分補給や手洗い、うがい、衣服の調節が身につくよう声をかけていったので習慣になってきた。園庭ではサッカー、縄跳びや鬼ごっこ、ぽっくりなどで積極的に体を動かして楽しんでいた。保育者も一緒に遊び、体を動かして遊ぶ楽しさを伝えていきたい。

人間関係

鬼ごっこや大縄跳び、トランプやオセロなどルールのある遊びを繰り返し楽しむ姿が増えていった。中には、ルールを守れずトラブルになることがあったので、子ども同士で話し合う姿を見守りながら、仲立ちをし、遊びが楽しめるように関わっていった。発表会では、普段関わりが少なかった友だちと同じ役になったことがきっかけとなり、一緒に遊ぶ姿が増えるなど、友だち関係が広がった子もいた。

環境

ままごとや劇遊びを繰り返し楽しむ姿が多く見られたので、遊びに必要な物は手に取りやすい所におき、いつでも遊びが楽しめるようにしていった。遊びに必要な物があった時には一緒に考え、作るなどして遊びが盛り上がるようにしていった。また、クリスマスや年末に向けて、飾りを作ったり、絵本などを通して年末年始の過ごし方や遊びなどを伝えたりしていった。大掃除をするなど、年末ならではの雰囲気を味わい、新年を迎えることに期待が持てるようにしていった。

言葉

友だちとの関わりの中で、自分の思いを伝え合いながら遊びをすすめようとすることが増えている。中には、自分の思いを強く通そうとしてトラブルになることもあった。その都度、相手の話を最後まで聞くことや、自分の思いが相手に伝わる嬉しさが味わえるよう、言葉を補ったり、代弁したりしながら関わることに努めていった。

表現

発表会に向けて、日々ホールで活動をしていたので、当日は恥ずかしそうにする子もいたが、友だちと一緒に色々な表現活動に楽しんで参加することができた。また、歌を歌ったり、劇のセリフを言ったりするなど、遊びの中に取り入れて楽しむ姿もあった。製作では、クリスマスの飾り作りに興味を示し、自分のイメージを膨らませて製作を楽しむ子が多くいた。今後も、季節にちなんだ製作や子どもたちの興味に合わせ製作を楽しんでいきたい。

食育

食器を持って食べることや、時計を使って食べ終わりの目安などを伝えながら、意識できるようにしていった。友だちとの会話に夢中になり、姿勢が崩れたり、食事が進まなかったりする子がいたので、引き続き食事中の姿勢や箸の持ち方なども繰り返し伝えていきたい。また、おかずや汁物など、苦手なものに挑戦しようとする子が増えてきている。少しずつ食べ進める姿などを認め、次の意欲につなげていきたい。

育児あれこれ