4歳きりん組2019年度5月のまとめ

健康

天候の良い日には、園庭で遊んだり、散歩に出掛けたりし戸外遊びを楽しんでいった。サッカーや氷鬼、鉄棒、木登りなど積極的に体を動かしたり、裸足で遊ぶことを喜び、砂や泥、水の感触を楽しみ開放感を味わったりしていた。晴天が続き、園庭の砂が乾ききって滑りやすくなり、走って遊んでいた子がよく転んでいたので、安全に遊べるように見守っていった。また、気温が高い日が続いたので水分補給や気候に合わせて衣服の調節をすることができるように個別に声かけをしたり、戸外での活動時間を配慮したりしていった。

人間関係

友だちと誘い合い、虫探しやさら粉作り、ごっこ遊びなど楽しむ姿も多く見られるようになり、誘い合う喜びや、同じ遊びをする楽しさを共有する喜びを味わえるようにしていった。また、グループで給食当番をして、机拭きや口拭きを用意するように促すと声をかけ合いながら取り組む姿も見られた。しかし、友だちとの関わりの中で自分の思いを通そうとして叩く、押す、友だちの使っている玩具を黙って取るなどしてトラブルになることも多かった。引き続き、子どもたちが遊んでいる姿を見守り、仲立ちしながら、友だちとの関わり方を伝えていった。

環境

自然物への興味が広がり、見つけた虫を飼育ケースに入れて観察する子が多くいた。継続して観察が楽しめるようにしたり、図鑑も手に取りやすい所に置くようにしたりしていった。また、クラス全体で絵本や紙芝居など見る時間を作っていくことで、集中して話が聞けるようになってきたので、続けていきたい。

言葉

登園時や食事の挨拶、遊びに加わる時の声かけなど、保育者が意識的に行うことですすんでする子どもも増えてきたので認めていった。また、友だちとの関わりの中で「かして」「いいよ」「入れて」などうまく言えず、トラブルにつながることがあったので、保育者も一緒に言葉を添えながらやりとりを丁寧に伝えていった。

表現

季節の曲を取り入れながら、友だちや保育者と一緒に歌ったり、リズム遊びや模倣遊びなどを取り入れたりすることで、色々な音楽に触れ、体全体で表現する楽しさ感じられるようにしていった。また、折り紙で遊ぶことも喜んでいたので、保育者も一緒に折って、折り方を伝え楽しめるようにしていった。

食育

食事を食べる時の姿勢や食器を持って食べるなど食事中のマナーを意識できるように声かけをしていった。肘をついて食べる子や箸を握って持つ子が多くいるので個別に伝えていった。また食事中、友だちとの会話が弾み、食事が進まない子がいたので食べ終わりの時間を伝えていくことで意識できるようにしていきたい。

育児あれこれ