4歳きりん組2019年度12月のまとめ

健康

例年に比べ、天気が良く、暖かい日が続いたので、戸外で遊ぶ機会を多く持つことができた。インフルエンザに感染する子がいたが、広まることはなかった。健康に過ごすことへの意識を高めながら、水分補給や手洗い、うがい、衣服の調節が身につくよう声をかけていったので習慣になってきた。園庭ではサッカー、縄跳びや鬼ごっこ、ぽっくりなどで積極的に体を動かして楽しんでいた。保育者も一緒に遊び、体を動かして遊ぶ楽しさを伝えていきたい。

人間関係

鬼ごっこやサッカー、トランプやオセロなどルールのある遊びを繰り返し楽しむ姿が増えていった。中には、ルールを守れずトラブルになることがあったので、子ども同士で話し合う姿を見守りながら、仲立ちをし、遊びが楽しめるように関わっていった。発表会では、普段関わりが少なかった友だちと同じ役になったことがきっかけとなり、一緒に遊ぶ姿が増えるなど、友だち関係が広がった子もいた。

環境

お店屋さんごっこを繰り返し楽しむ姿が多く見られたので、ごっこ遊びに必要な物は手に取りやすい所におき、いつでも遊びが楽しめるようにしていった。遊びに必要な物があった時には一緒に考え、作るなどして遊びが盛り上がるようにしていった。また、クリスマスや年末に向けて、飾りを作ったり、絵本などを通して年末年始の過ごし方や遊びなどを伝えたりしていった。大掃除をしたり、正月遊びをしたりし、年末ならではの雰囲気を味わい、新年を迎えることに期待が持てるようにしていった。

言葉

友だちとの関わりの中で、自分の思いを伝え合いながら遊びをすすめようとすることが増えている。中には、相手の話を最後まで聞けず、思いがすれ違いトラブルになることもあったので、相手の話を最後まで聞くことや、自分の思いが相手に伝わる嬉しさ、楽しさが味わえるよう、言葉を補ったり、代弁したりしながら関わることに努めていった。

表現

発表会に向けて、日々ホールで活動をしていたので、当日は恥ずかしそうにする子もいたが、友だちと一緒に色々な表現活動に楽しんで参加することができた。また年長児が合奏で使った楽器に興味を示し、楽器に触れる楽しさを味わう子もあった。製作では、クリスマスの飾り作りに興味を持ったり、お店屋さんごっこに必要な物を作ったりするなどイメージを膨らませて製作を楽しむ子が多くいた。今後も季節にちなんだ製作や子どもたちの興味に合わせ製作を楽しんでいきたい。

食育

食器を持って食べることや、時計を使って食べ終わりの時間などを伝えながら、意識できるようにしているが、友だちとの会話に夢中になり食事が進まない子がいた。楽しい雰囲気の中、食事中のマナーも繰り返し伝えていきたい。クッキー作りでは、生地を作る様子を興味深く見たり、生地を形成する時は丁寧に丸めたりしていた。普段、手作りおやつを食べない子も「おいしい」と喜んで食べる姿がみられ良かった。

育児あれこれ