3歳ぱんだ組2024年度5月のまとめ

健康

生活の流れが分かるようになり、登園すると自分でノートを出したり、衣服がよごれたら着替えたりと、身の回りのことを進んで行おうとする姿が見られる。一方で手洗いや歯磨きの際は、水遊びになることも多いので、その都度歯磨きや手の洗い方を丁寧に伝えたり、自分でしようとする姿を認めたりしながら、意欲に繋がるようかかわっていった。
フルーツバスケットや椅子取りゲーム、鬼ごっこなど、ルールのある遊びを少しずつ取り入れ、子どもたちと楽しんでいった。最初はルールを守れず、遊びが止まってしまうこともあったが、回数を重ねることで、ルールを守って遊ぶ楽しさを共有できるようになってきた。巧技台やマット運動などはあまり機会を設けることができなかったため、今後の遊びに工夫して取り入れていきたい。

人間関係

友だちと一緒の遊びを共有して楽しむ中で、思い通りにならないと、叩いたり、口調が強くなったりしてトラブルへと発展してしまう姿があった。必要に応じて保育者が仲立ちとなり、自分の思いを言葉で相手に伝えられるよう援助していった。

環境

園庭に出ると虫探しを楽しむ子が多く、見つけた虫を友だちと見せ合ったり、触ったりして楽しんでいる。また、ぞう組が育てている野菜や、きりん組が植えた朝顔に興味を示し観察する姿もあったため、ぱんだ組も向日葵を植えると、嬉しそうに水やりをしたり、生長を観察したりしていた。今後も子どもたちとお世話をする中で、観察を楽しみ、より植物への関心が高まるようにしていきたい。

言葉

友だちと会話を楽しむ姿が多くあるが、その中で、言葉が足りなかったり、上手く思いを言葉で表現できなかったりして、トラブルに発展してしまうことがある。その都度、保育者が思いを代弁したり、簡単な言葉で表現したりと、仲立ちしながら、思いが相手に伝えられるよう援助していった。
数字に興味を示し、自分の年齢を言ったり「今日は何日?」と曜日を尋ねたりする姿もあるので、朝子どもたちと確認する時間を設け、より数字にも関心が高まるように関わっている。

表現

糊を使った製作では、感触を嫌がる子がおらず、喜んで取り組んでいた。また、塗り絵やお絵描きを楽しむ姿が多くある。絵を描く中で、人物や形があるものを自分で描くよりは、保育者に、「○○描いて」とお願いし、それに色を付けて楽しむことの方が多いので、製作中に季節のものなどを描く時間を設け、描くことをより楽しめるようにしていきたい。

食育

ほとんどの子が箸を使って食事をしているが、箸で遊んでしまったり、上手く持てず苦戦したりする様子があるため、その都度丁寧に持ち方を伝えていった。また、友だちとの会話が弾み、食事が進まないこともあるため、友だちとの会話を楽しみながらも食べ進められるよう、声をかけていった。

育児あれこれ