3歳ぱんだ組2022年度7月のまとめ

健康

RSウィルス感染症や胃腸炎、急性咽頭炎等が流行し、体調を崩す子が多かった。いつもより食欲がなかったり、咳や鼻水が出たりする時は、こまめに検温し、保護者に様子を伝え、体調の変化に早く気づけるようにしていった。また、こまめに換気をし、感染対策に努めていった。

人間関係

友だちと関わって遊ぶ中で、「○○ちゃんが入れてくれん」と泣いて訴える姿があった。“今は一人で集中して遊びたい”という思いから、友だちが遊びに加わると嫌がったり、怒ったりする場面が見られる。双方の思いを受けとめ、「一緒に~しようか」と保育者も一緒に遊びに加わったり、「今は○○ちゃん、~したいみたいだから、~して遊ばない?」と違う遊びに誘ったりし、繰り返し仲立ちとなっていった。保育者が間に入ることで、お互いが納得して遊べる姿があった。

環境

早くに梅雨明けとなったが、天気が変わりやすく、晴れていても急に外が暗くなり、大雨が降る日があった。外が薄暗くなると「先生、雨降るんじゃない?」と話したり「おへそ隠さなきゃ!」と雷が鳴ることを予測したりする姿があった。子どもたちと雲の色や動きを観察して楽しんだり、大雨が降ったらどうなるかを紙芝居で伝えたりし、この時期ならではの自然事象に目を向けていった。

言葉

保育者や友だちと保育園ごっこ遊びを楽しむ姿があった。人形を保育者に預け、「この子、ちょっと咳が出るので、お薬飲ませてください」「今日は病院に連れていくので、早く迎えに行きます」など、実際にあったやりとりを真似て、ごっこ遊びをする子がいた。やりとりがさらに広がるよう、保育者も積極的に言葉を交わし、やりとりを楽しんでいった。

表現

音楽に合わせてダンスを踊って楽しんだ。保育者が踊るダンスを真似たり、タブレットを用いて様々なダンスの動画を見ながら踊ったりした。振り付けを覚え「せんせい、○○しよう」と保育者を積極的に誘い、繰り返し楽しんでいた。保育者も身振りを大きくしたり、「次は○○のポーズだよ」と動作を伝えたりしながら一緒に踊り、楽しさを共有していった。

食育

給食室で使う野菜を提供してもらい、野菜スタンプを楽しんだ。玉ねぎやオクラは、花の形のようになり、「オクラってかわいい形だね」「バラみたいな形だ!(玉ねぎ」など、出来上がった形に大喜びの子どもたちだった。普段は「これいらない」と言って残す野菜も、「可愛いお花(スタンプ)ができたよね」と話すと「食べてみるけん、見てて」と進んで食べてみる姿があった。野菜スタンプを通して、野菜への興味・関心が深まった。

育児あれこれ