3歳ぱんだ組2022年度10月のまとめ

健康

天候の良い日が多かったため、園庭で遊んだり、散歩に出掛けたりする機会を多く作ることができた。かけっこ遊びが好きな子が多く、思いきり走って、友だちと一緒に楽しむ姿があった。朝夕は日中と比べて寒くなる日も増え、鼻水や咳が出る子もいたため、こまめに検温したり、手洗いや消毒の声かけを行ったりして、子どもたちの体調を見守っていった。子どもたちも、「咳が出る」と自分の体の変化を伝えたり、鼻水を自分で拭いたりする姿が多く見られるようになってきた。

人間関係

気の合う友だち同士で同じ遊びを楽しむ姿があった。一緒に遊ぶ中で、「それ、かっこいいね!」「○○ちゃんすごいね!」と友だちの姿を認める言葉かけをする子の姿が増えていた。一方で、思いがぶつかって、友だちに対して、強い口調になる子もいたため、双方の思いを受けとめ、話を聞いた上で、「優しく伝えてみようか」「○○ちゃんも~って思ってるよ」など、お互いが納得して仲直りできるように、状況に応じた言葉かけをしていった。

環境

園外保育でネイチャーゲームを楽しんでから、日々の散歩の中でも五感を使い、秋の自然を感じて楽しむ姿があった。「あっ、何の音?」と耳に手を当てて、虫の鳴き声や飛行機の音を聞いたり、花や葉っぱに鼻を近づけ、「良い匂い!」と匂いを嗅いだりしながら、友だちや保育者に自分の発見を伝え、一緒に感覚を共有して、喜ぶ姿があった。

言葉

ごっこ遊びを楽しむ姿があり、仮面ライダーごっこやお店屋さんごっこをする中で友だちとのやりとりも弾む様子があった。自分の思いを言葉で伝えるだけでなく、相手の言葉をしっかりと聞いて、「そうなんだね!」「僕もおなじだよ!」など、気持ちを共有する姿に子どもたちの成長を感じた。一方で、上手く思いが伝わらず、トラブルになることもあったため、必要に応じて、双方の思いを代弁して伝えるなど、仲立ちとなっていった。

表現

折り紙でリボンや動物を作ったり、自分なりの折り方で好きなものをイメージして作ったりする子の姿が増えてきた。保育者に作ったものをプレゼントする子もいたため、保育者もお礼を伝えたり、「かわいいのがつくれたね~」「すごい!かっこいい!」など、子どもたちが作ったものを十分に認めたりして、喜びを共有したり、自信に繋げたりしていった。

食育

散歩に出掛けた時に、柿畑がある道を通り、観察を楽しむことで、秋の果物を知る機会を作っていった。給食で柿が出ると、「さっき見たよね!」「オレンジ色だね!」「あっ、甘いよ~」など、興味を示して、食べ物の話で盛り上がったり、美味しそうに食べたりする子どもたちだった。また、「これ、食べられるよ!」と苦手だった野菜を食べられるようになった姿を嬉しそうに見せてくれる子がおり、成長を感じた。

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